ウエストランド河本太の“夢を叶える秘訣”に井口浩之ツッコミ「M-1」優勝後も変わらない理由とは<モデルプレスインタビュー>
2024.04.22 19:00
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お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之(いぐち・ひろゆき/40)と河本太(こうもと・ふとし/40)が、4月13日にグランメッセ熊本で開催された「麻生専門学校グループ presents TGC KUMAMOTO 2024 by TOKYOGIRLS COLLECTION」(以下、TGC熊本2024)に出演。バックステージでモデルプレスのインタビューに応じ、「TGC」初出演の感想や夢を叶える秘訣について語った。
ウエストランド「TGC」初出演は「どう緊張していいかも分からなかった」
― 「TGC」初出演となりましたが、ステージはいかがでしたか?井口:やっぱり規模もすごいですし、とにかく華やかなステージで、普段のお仕事と全く違うお仕事だったので「本当に我々なんかがいていいのかな」という感じでした。ステージ上でも言わせてもらったんですが「M-1」優勝以降、一言も喋らない仕事が初めてだったので貴重でした。
河本:喋れればもっと楽だったんですけど…。
井口:どっちにしろ、お前喋らないだろ(笑)。それすら甘噛みで言っていたし。
― (笑)。普段のお仕事とは全く違うとおっしゃっていましたが、緊張もされましたか?
井口:正確にはどう緊張していいかも分からなかったです。1番びっくりしたのは「歩いて真ん中でポーズをして戻ってきて座って写真を撮って終わりです」と聞いていたので、そのイメージだけで出たら、向こうから人が来たことです。「それを教えといてくれよ」と思いました(笑)。
河本:右側通行なのか、左側通行なのか、どっちですれ違えばいいかも分からなくて。並んで歩けばいいのかも分からず、井口の後ろではぐれないように歩いていました。
井口:ランウェイでは常識的なことも僕たちは何も知らないので、そういう難しさがありましたね。
― 「TGC」の公式Instagramで投稿されていた動画では、井口さんが「黄色い声援を送ってほしい」とおっしゃっていましたが、実際のステージでの歓声はいかがでしたか?
井口:もっと「シーン」となる最悪のイメージを想定して出たのですが「ヒャー!」と言ってくれて。
河本:優しいお客さんでしたね。
井口:あとはもう他の人に言っているであろう声援にも一応答えておきました。「キャー!」って言っている人に手を振ったりしてみました。
ウエストランド、みちょぱに「この姿を誰にも言うなよ」
― 舞台裏では様々なタレントさんやモデルさんとお会いしたかと思いますが、どなたか印象的な方はいらっしゃいましたか?井口:本番直前に、近くにみちょぱがいて「やばい、笑われる」と思ったら「ウケる」と言われました(笑)。
河本:もう笑ってましたよ。
井口:だから「この姿を誰にも言うなよ。有吉さんとかにチクりそうだから、僕がサングラスかけて歩いていたことを言うなよ」と言っておきました(笑)。でも、バラエティでご一緒する人がいると安心します。
河本:別に普段そんなに会わないんですけど、ウエンツさん(ウエンツ瑛士)ともお話しして安心しました。
井口:仲間だと思いましたね。
ウエストランド「M-1」優勝前後で変わらない理由
― 「M-1グランプリ 2022」で優勝されてから約1年半が経ちました。これまでの活動の中で苦労したことや大変だったことはありますか?河本:いやー、でもそうですねー。(考え込む表情)
井口:お前が喋り出すな。知らねえだろ、何にも。
― (笑)。
井口:「1番大変だった時期は?」というのは本当によく聞かれますけど、その時はその時で楽しく生きていたので「本当に呑気に生きてきたんだな」と思うぐらい、何もないんです。もちろん優勝して生活も変わりましたし、こんなステージに立たせていただくのは「M-1グランプリ」に優勝したからこそですけど、売れていなくてお金がない時期も芸人って楽しいんですよ。「TGC」のステージでも中野の地下ライブでも、のほほんと生きているんです。芸人ってそんなものです。だから「あの時本当に地獄だった」とかがないから盛り上がらないですね(笑)。
― 1度「M-1グランプリ優勝」という頂点を経験されているからこそ感じるプレッシャーはありませんでしたか?
井口:むしろ知ってくれている人が増えて、やりやすくなったことの方が多いです。優勝前の方がSNSで悪口を書かれることも多かったですし、知らないやつが悪口を言ったら怒られると思いますけど、今は多少悪口を言っても「また言ってるな」みたいな感じで許されるので、助かっています。「『M-1』優勝した後、大変なんじゃない?」と心配してくださる方もいますけど、街で声を掛けられて「うるせえ」と言っても「ネタやってくれてる!」みたいな感じで喜ばれるので楽です。
河本:それはあなたの役得ですよね。
井口:これを、僕らの前にチャンピオンだった錦鯉の雅紀さん(長谷川雅紀)が言っていたら怖いじゃないですか。「あんなに『こんにちはー!』って言っている人が『うるせえ』とか言うんだ」ってなるけど。
河本:「『こんにちはー!』って言っている人」ってなんだよ(笑)。僕は舞台の大小に関わらず、どこに行ってもちぎれるぐらい緊張するので変わらないです。
井口:誰からも気づかれないから変わっていないというのもありますよ。さっきも、高校生のモデルの方に「河本さんいないんですか?」と目の前にいるのに聞かれていました。
河本:綺麗な服着させてもらったのにね。
井口:出演者で「ウエストランドさんだ!」とステージで言っている人が気づかないんだから、もう誰も気づかないよ。
河本:会場の外に喫煙所があって1回1回出るんですけど、セキュリティの方に止められてしまうから、スタッフ用のバンドを着けていました(笑)。
井口:それぐらい気づかれない(笑)。あとは(河本が)こんなに小さいと思われていないと思います。180cmくらいあると思われるじゃないですか。「まさかウエストランドの大きい方も小さいとは」っていう(笑)。モデルさんとすれ違う時にちんちくりんなのが目立ってしまったと思います。
河本:(気づかれないのは)身長のせいだと信じたいです。
ウエストランドの夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を追うモデルプレス読者に向けて、ウエストランドのお2人が思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。井口:「続けること」です。とにかく辞めたら終わりですから楽しんで続ける。その仕事の種類によりますけど、僕たちは「どうなってもいいや」と思ってやっていたからずっと続けられましたし、続けていたらいつかは何とかなるので「続けること」それだけじゃないかなと思います。
河本:成功された方は「辞めないこと」って言いますよね。
井口:そうそう。「売れる秘訣は辞めないこと」って言う人が多いので、とにかく続けることじゃないですかね。
― 河本さんも頷いていらっしゃいますが、同じご意見ですか?
河本:そうですね。
井口:いや、楽すんな(笑)。僕の時にちょこちょこ入ってくるなとは思ったけど!意志がないんですわ。
河本:ひとまとめにしてもらって(笑)。
井口:そもそもこいつの意見聞きたくないし。「なんでウエストランド河本に夢のこと言われなきゃいけないんだよ」って。
― でも是非お伺いしてみたいです!(笑)
河本:良い相方を見つけること。
井口:全部が相方とかいる仕事じゃないから。でも上司でもなんでもってことね。
河本:そう。良い仲間を見つけることです。
井口:それは大事かもしれないね。
― 素敵なご回答ありがとうございました!
(modelpress編集部)
ウエストランドプロフィール
井口は1983年5月6日生まれ、河本は1984年1月25日生まれ。ともに岡山県津山市出身で、中学・高校の同級生。2008年にコンビを結成した。井口の痛快な毒舌が光る漫才が人気を博し、2020年には「M-1グランプリ」で決勝に進出。2022年には同大会で優勝を果たした。現在は、TBS系「ラヴィット!」(毎週月曜~金曜あさ8時)、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」(毎週火曜よる11時15分~)などのバラエティ番組で活躍するほか、ライブ活動も精力的に行っている。
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