ひろゆき、DJ社長の戦略に言及 コムドットが支持される理由は?<モデルプレスインタビュー>
2023.02.21 18:00
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実業家の“ひろゆき”こと西村博之(46)がランキングニュース番組「モデルプレスカウントダウン」(毎週月曜ABEMA SPECIALにて21時30分~/モデルプレスYouTube・TikTokにて毎週火曜配信)に13日・20日と2週にわたりゲスト出演。インタビュー後編では、コムドットやRepezen Foxx(レペゼン フォックス)のDJ社長などを中心にYouTube界の現状と今後について語った。
ひろゆき、コムドットが支持される理由
― 2022年末にモデルプレスが発表した「YouTube影響力トレンドランキング」の年間ランキングで、コムドットさんが1位に輝きました。地上波の冠番組に出演したり、チャンネル登録者数400万人を達成したりと飛躍しているコムドットさんは2023年どうなっていくと思われますか?ひろゆき:今みたいなペースで伸び続けて「トップランカーだよね」っていうところに行って落ち着くんじゃないかなという感じです。
― 2022年上半期に同様のランキングを発表した際は、コムドットさんが1位になったことについて「抜く人が出てくるとは思えない」と言っていましたが、今後1位が変わる可能性はあると思いますか?
ひろゆき:(チャンネル登録者数が)伸びているのは全部グループで、1人で伸びる人が全然いない状態がわりと長く続いているんです。グループでそれなりに企画が出来てイケメンな人達が出てきちゃうと、新しい人達がそれを乗り越える材料がないんですよね。多少ちょこちょこ出てくるとは思うんですけど、トップランク入りするような手段がないというか。
少し前だとTikTokでバズった人達がYouTubeに行くことでいきなりスタートダッシュをかけるというのがあったんですけど、TikTok勢もそれなりに力のある人はもうYouTubeをやっていて、TikTokで新しくバーンって伸びる人っていうのもそんなに出てきてない気がするので、ランキングが大きく動くことはないんじゃないかなと思います。
ひろゆき、DJ社長の戦略は「面白い」
― ランキング2位がヒカルさんなのですが、炎上やスキャンダル発覚後も人気や影響力が衰えない理由はなぜだと思いますか?ひろゆき:ファンは炎上とかスキャンダルだと思っていなくて「ヒカルさんってこういう人だよね」って(人柄を)知っているので、影響がないんだと思います。
― 15位にはRepezen Foxxさんがランクインしました。YouTube引退発言をしたDJ社長さんの戦略についてどう思われますか?
ひろゆき:引退と言っても「どうせまたやるだろう」って、みんなDJ社長が約束を守る人だと思ってないと思うんですよね。とはいえ、一生懸命頑張っている姿をみんなは応援していると思うので、相変わらず色々巻き起こしていて面白いなと思って見ています。
― 去年DJ社長さんがコムドットさんに登録者数が低迷しているという指摘や、宣戦布告する動画を出していましたが、2組のやり取りをどのように見ていましたか?
ひろゆき:コムドットさんはそんなに絡みたくないんじゃないんですかね(笑)。炎上系の人は有名な人に絡んで行って、そっちのファンに見てもらうっていう戦略をやるので、今回も定番の行動パターンだと思います。
― DJ社長さんも饒舌にお話するタイプだと思いますが、もしDJ社長さんとディベート対決をしたら、どのような結果になると思いますか?
ひろゆき: DJ社長が面白いことを言って「わぁ面白い」っていう感じになるんじゃないかなと思います(笑)。
ひろゆき、朝倉未来との共通点
― 以前、同番組の対談でDJ社長さんとわかり合える部分があると言っていましたが、DJ社長さん以外で考え方が似ている方はいますか?ひろゆき:朝倉未来さんはすごく合理的な人なので、そこら辺は似ているかなと思います。
― 朝倉未来さんとは「BreakingDown」で共演されていましたよね。印象はいかがでしたか?
ひろゆき:他のYouTuberの人達はあくまでYouTuberなんですけど、朝倉未来さんの場合はビジネスマンなんですよね。ビジネスマンとしてYouTubeというメディアも使っている立ち位置なので、そういう意味では僕がやってることに近いかなって。「YouTuberとして生きて行くぜ!」っていう感じでもないところが似てるかなって思いました。
― 「BreakingDown」で面白かった場面はありますか?
ひろゆき:僕が審査員を務めた回のオーディションはみんな狂っていて面白かったですね。(撮影が)すごい長かったので端折ったシーンしか流されてないんですけど、みんなが「これどうしよう」って困っている長い時間があって、僕の中ではすごく面白かったです。
― ひろゆきさんが推している選手や、注目している選手はいますか?
ひろゆき:個人的に強い人を見たかったら、ちゃんと鍛えたプロの格闘技大会を見ればいいと思ってるので、僕は面白い優先で見ているんですけど、醤油ニキ(大山田涼太郎)が醤油をかけて視力が悪くなったエピソードがすごい好きです(笑)。
― もし出場するなら、戦ってみたい選手はいますか?
ひろゆき:若い人達と戦ってもなかなか勝てないと思うので、お金を払ったら転んでくれそうなタイプの人とやると思います。
ひろゆき、今年注目のクリエイターは?
― 今年、天下を取る勢いで伸びそうだなと思うクリエイターはいますか?ひろゆき:結局HIKAKINさんとはじめしゃちょーが強いと思っています。他の人達は彼らに追いつくために何か変わったこととか飛び道具とかをやり続けなきゃいけないと思うんですけど、ずっと面白いことをやり続けられないので。HIKAKINさんとはじめしゃちょーは淡々と同じことをやっていて横綱相撲ができるので、彼らに勝てるような構造が作れる気がしないんですよね。
― では、10年後も生き残ると思うYouTuberはそのお2人以外にいますか?
ひろゆき:10年経つとグループってだいたい揉めるんですよね。いつも一緒にいて楽しかったよねっていう人達もやっぱり10年経つと、彼女ができて、奥さんができて、子どもができてって…。「こんな生活ずっとしてらんないよね」とか、「お金溜まったから別のことやりたいね」とかだんだん(意見が)別れてきちゃうので、グループ系ってそんなに長持ちしないんですよ。結局長期で残るのは1人で活動しているタイプなので、そうするとHIKAKINさん、はじめしゃちょー、ヒカルさんとか昔からいる王道の人がずっと残ってしまう気がします。
― 今年10周年を迎える東海オンエアさんは、ご結婚されてお子さんもいるメンバーもいらっしゃいますが、なぜ人気で居続けられていると思いますか?
ひろゆき:てつやさんの特殊性だと思います。特に変装もせずに普通に歩くしデートもする人なので、自分を変える必要がないんですよね。他の人達ってプライベートではなるべく目立たないようにしようとか、彼氏彼女ができたら隠そうとか、プライベートとYouTuberとしての生活の乖離をちょっとずつ作って、色々漏れたりスキャンダルになったりするんです。てつやさんの「そういうの一切ないっす!」っていう強さは他の人にはないので、東海オンエアすげぇなって思います。
YouTube界の「構造的に難しい」現状
― 今後HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんのようになるためには、どのようなことをしていけばいいと思いますか?ひろゆき:少し前までの子ども向けの企画をやるほうが登録数が伸びやすいっていう時代にHIKAKINさんとはじめしゃちょーさんは結構(登録者数を)伸ばしたんですよね。でも今は企画系であっても子どもが見てもらえる構造にアルゴリズム上なっていないので、子ども向け動画をコムドットさん、ヒカルさんがこれからやったとしても多分今いるファンが離れちゃうと思うので、かなり難しいと思うんです。
子ども向け動画をやって幅広い年齢から支持を得られるかというと、尖った企画を面白いと感じる人って20代30代の男女とかだったりするので、幅広い支持を得て登録者数1000万人達成するのは構造的に難しいのかなと思います。
― ありがとうございました。
★なお、ひろゆきは20日放送のランキングニュース番組「モデルプレスカウントダウン」(毎週月曜ABEMA SPECIALにて21時30分~/モデルプレスYouTube・TikTokにて毎週火曜配信)にゲスト出演。注目しているクリエイターや、ヒカルの飲食店経営についてなどたっぷりと語っている。(modelpress編集部)
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ひろゆきプロフィール
1976年、神奈川県出身。中央大学在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設。2005年に株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し動画配信サービス「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表し、2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人になった。現在はYouTubeでの生配信を中心に、テレビ番組や雑誌など多くのメディアで活躍している。
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