(左から)シャオティン、ダヨン、ユジン、ヨンウン、ヒカル、マシロ、イェソ、チェヒョン、ヒュニンバヒエ/Kep1er(提供写真)

Kep1erのターニングポイント・メンバー愛に迫る 過去から学んだヒカル&ヨンウンの「夢を叶える秘訣」<モデルプレスインタビュー後編>

2022.09.21 19:00

2021年、韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」から誕生した9人組グローバルガールズグループ・Kep1er(ケプラー)が9月7日、Japan 1st Single<FLY-UP>(※<>は正式には半角表記)で待望の日本デビューを迎えた。「Girls Planet 999:少女祭典」時代より見守ってきたモデルプレスにとっては、念願となるKep1er9人のインタビューが実現。後編では、メンバーのターニングポイントや夢を叶える秘訣について聞いた。一人の女性として、そしてアイドルとしての顔が垣間見られた。

ヒカル「語学力のスキルを伸ばしたい」

ユジン/Kep1er(提供写真)
ユジン/Kep1er(提供写真)
― 日本デビューシングルのタイトル<FLY-UP>には「鳥のように両翼を広げて力強く舞い上がり、Kep1erの弾けるエネルギーと魅力で上昇する」という意味が込められていますが、皆さんがこれから一番上昇させたいスキルはなんですか?

ヒカル:私はもっとたくさんの世界中の皆さんと近くで会話をしたいので語学力です。自分の言葉でたくさんの方とコミュニケーションを取れればと思うので、語学力のスキルを伸ばしたいです。

― 韓国語以外もですか?

ヒカル:韓国語は今も日々勉強中ですが、英語も中国語もできるようになりたいです。ファンの皆さんに伝えたいことはいっぱいあるのですが、それが上手く伝えられないととても悔しいです。

ヨンウン:私たちは毎回色んなステージに立って、私たちのエネルギー、そして魅力を多くの人に向けて発散しています。そのためにも体力が非常に大切になってくると思います。なので、今よりももっとたくさん体力を付けて、よりエナジティックなカッコいいステージをたくさんのファンの人に見せられるといいなと思います。

ダヨン&マシロのターニングポイント

シャオティン/Kep1er(提供写真)
シャオティン/Kep1er(提供写真)
― デビューからこれまでを振り返ってご自身の一番のターニングポイントはいつだと思いますか?

ダヨン:私は「Up!」(韓国2ndミニアルバム「DOUBLAST」のタイトル曲)の活動をしていた時だと思います。というのも、デビュー曲「WA DA DA」の活動中は、まだファンの皆さんと直接会うことができない時期だったので、オンラインでのサイン会などしかできませんでした。ステージを務める時もカメラしかなかった状況だったのですが、「Up!」の活動時は、皆さんにも直接会えてコミュニケーションを取れるようになったので、もっと頑張ろうと思えるきっかけになりました。

マシロ:私は、自分の人生の中でデビューの瞬間がやっぱり一番大きなターニングポイントです。デビューする前は、ここまでたくさんの方に応援していただけると思ってもいなかったので、自分にとって一度しかない人生の中で本当に大きな機会になったと思っています。

マシロ、イェソは「一番信じられるメンバー」

マシロ/Kep1er(提供写真)
マシロ/Kep1er(提供写真)
― 普段の感謝を伝えたいメンバーとその理由を教えてください。

シャオティン:私はリーダーのユジンさんです。普段から感謝したいと思っています。私より年上のお姉さんでもあるし、私が少し元気がなかったり気分が落ちている時があったら、一番に気付いてくれるお姉さんなんです。何かをするのではなく、ただ横で手をぎゅっと握ってくれて、それが私にとってはとても頼もしく、頼りになる存在です。

マシロ:私は、イェソちゃんです。一番長く一緒にいるのでその分、私のことを分かってくれます。言葉にしなくても私の顔や表情を見ただけで、「今日は聞かないでおこう」「今日は聞いて慰めてあげよう」など全部のバランスを見てくれるので自分の感情をコントロールをする必要がない相手というか、隠さずに何でも言える存在なので、何を言っても聞いてくれますし、一番信じられるメンバーです。

イェソ:(手で顔を覆いながら日本語で)恥ずかしい(笑)。

ヒュニンバヒエが語るシャオティンの素顔

チェヒョン/Kep1er(提供写真)
チェヒョン/Kep1er(提供写真)
― 自分だけが知っているメンバーの一面はありますか?

ヒュニンバヒエ:私だけが知っていることではないと思いますが、シャオティンさんは一見クールに見えるかもしれませんが、実はとても愛嬌がたっぷりあるし、情にも厚い人です。

― どういう時に情に厚いと思われたのですか?

ヒュニンバヒエ:ただ普通に一緒にいるだけでも、すごく頼もしい感じがしますし、先程シャオティンさんは「元気がない時、ユジンさんがすぐ気付いて来てくれる」と言っていましたが、それと同じことを私に対してシャオティンさんがしてくれるんです。自分の気分がイマイチの時、いち早く気付いて傍に来てくれる。そういうところからすごく信頼できますし、情が厚いと思います。

イェソ:私はシロ(マシロ)さんです。多分、メンバーもファンの方もマシロさんはしっかりしていて頼りになる存在という風に思っているかと思うのですが、実は、普段は少し気弱なところがあったり、涙もろかったりします。またよく笑うし、とても可愛らしいところがあるのですが、「しっかりしてる」「頼りになる」という普段の姿の陰に隠れているんじゃないかと思って、今私が紹介しました(笑)。

ダヨン/Kep1er(提供写真)
ダヨン/Kep1er(提供写真)
― どういう時に涙もろくなりますか?

イェソ:自分のことというよりもメンバーに何かがあった時。例えば、メンバーが何かしたことにすごく感動して涙を流しています。逆に、体調を崩したメンバーをすごく心配したり、気分がイマイチな時も顔に出ています。

チェヒョンシャオティンお姉さんが社交ダンス(アユクデ/K-POPアイドルたちによる運動会)ですごく活躍していた時は感動してウルっと涙を見せていました。「ドリームコンサート2022」(6月18日、韓国・蚕室オリンピックメインスタジアムにて開催)の時もそうでしたが、メンバーが素晴らしい姿を見せた時に、「ああうちの子が」とまるでお母さんかのように感動して涙を見せたりします。

“チェヒョン推薦”ヒカルの注目パート

ヒカル/Kep1er(提供写真)
ヒカル/Kep1er(提供写真)
― <FLY-UP>での注目パートを教えてください。

チェヒョン:(日本語で)私は「Wing Wing」のヒカルちゃんのパートの、「光追いかけるChaser」が好きです。ヒカルちゃんのジェスチャーはめっちゃすごい!だから注目してください。

― そのパートはご自分でアレンジした部分もありますか?

ヒカル:そうです。最初にダンスの先生に教えていただいた振りから、自分なりに自分に合うジェスチャーに変えてやってみました。

ユジン:(日本語で)「Wing Wing」のサビは皆で歌うのでエナジーが感じられると思います。(チェヒョンに教えてもらいながら)注目してください!

メンバー:可愛い(笑)。

ユジン:皆で一緒に歌うパートでもあるので、皆が本当に一つになると感じられるパートだと思います。リズムやそこから受けるフィーリングで、一番力を感じられるパートだと思います。

ヒカル&ヨンウンの夢を叶える秘訣

ヒュニンバヒエ/Kep1er(提供写真)
ヒュニンバヒエ/Kep1er(提供写真)
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、ヒカルさん・ヨンウンさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

ヒカル:まず私は、夢を追いかけていること自体がすごくカッコいいと思います。秘訣は、とにかく自分のことを信じて最後までやり切ることなのかなと思っていて、周囲の人が自分に対して何か言ってきたりしても、とにかく自分のことを信じる。自分の可能性を信じられるのは自分しかいないと思っているので、諦めるかそのまま可能性を信じるか決めるのも自分ですし、その自分の選択が全部夢に繋がっていくと思うので最後まで信じて頑張ってほしいと思います。

ヨンウン/Kep1er(提供写真)
ヨンウン/Kep1er(提供写真)
― 最初からそのようなマインドや考えを持っていましたか?

ヒカル:私は元々自分に自信がなかったのですが、やっていて「このままじゃ駄目だな」と気付いてから、自分のことを信じてどれだけ失敗しても「自分はできる」と毎回自分に言い聞かせて、倒れそうな時も精神を保って頑張ってきました。それがこうして結果に出たので、間違っていなかったんだなと確信を持てた気がします。

ヨンウン:私もやっぱり自信を持つこと。あとは、チャレンジをする自信をまず持つことだと思います。「Girls Planet 999:少女祭典」に出演し、その時もいつもできるだけ自信を持つように心掛けていました。もちろん自分の周りには、自分よりも上手い人もたくさんいるのですが、自分自身がまずは自分を愛すること。そして「これをやりたい」という強い意志を持って自信を持つこと。(自信を)持ち続けて頑張ることじゃないかなと思うので、ぜひモデルプレスの読者の皆さんも、まずはご自身を信じて頑張ってほしいと思います。

― ありがとうございました。

イェソ/Kep1er(提供写真)
イェソ/Kep1er(提供写真)

Kep1erインタビューこぼれ話

インタビューを控え、部屋で待っていると、日本語で元気いっぱいに「よろしくお願いします」「こんにちは」「お疲れ様です」と挨拶してくれたKep1er。インタビュー中は隣にいるメンバー同士でコソコソ話しながら笑い声を漏らしたり、メンバーの発言にツッコミを入れるなど仲睦まじい姿が見られ、終始和気あいあいとした雰囲気に。また、イェソは目が合うとコロコロと表情を変え愛嬌が溢れていた。そして、インタビュー後に「日本デビューおめでとうございます」と伝えると、近くにいたヨンウンが「わぁー!ありがとうございますー!」と満開の笑顔で答えてくれた。メンバー全員がキュートな魅力と人々を幸せにする笑顔を持ちつつ、回答からはグループ愛がひしひしと伝わり、彼女たちが世界中のKep1ian(ファンネーム)から愛される理由がわかった。(modelpress編集部)

Kep1er 、Japan 1st Single<FLY-UP>

日本デビューシングルのタイトル<FLY-UP>は、「鳥のように両翼を広げて力強く舞い上がり、Kep1erの弾けるエネルギーと魅力で上昇する」という意味が込められている。そしてタイトル曲となる日本オリジナル楽曲「Wing Wing」(読み:ウィンウィン)は、まさに力強く飛び立つKep1erの最初の羽ばたきをイメージした曲となっており、華やかでキャッチーなサビのメロディーラインや活気溢れる掛け声など、Kep1erならではの魅力に溢れた楽曲となっている。

Kep1erプロフィール

2021年、応募総数1万3千名のあった韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」から誕生した、日中韓の9人組グローバルガールズグループ。

グローバル視聴者投票によって、ユジンシャオティンマシロチェヒョンダヨンヒカルヒュニンバヒエヨンウンイェソの9名が選ばれ結成した。

グループ名のKep1erは「夢をつかんだ」ことを意味する“Kep”と、9人の少女が1つになって「最高のガールズグループ」になるという意味の “ 1”を組み合わせている。

2022年1月3日に韓国の1stミニアルバム「FIRST IMPACT」でデビューし、初動20万枚を突破し、K-POPガールズグループデビューアルバムの歴代初動の中で1位を記録(当時)するなど次々とK-POP界の歴代記録を塗り替え、世界から熱い注目を集める。

10日と11日には日本デビューを記念し、幕張メッセ 幕張イベントホールで「Kep1er Japan Debut Showcase Live <FLY-UP>」を開催。全3公演計2万人を動員し盛況のうちに幕を閉じた。
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