<安斉かれん インタビュー>7作連続リリースに込めた想いとは「イメージを変えていければ」(C)モデルプレス

<安斉かれん インタビュー>7作連続リリースに込めた想いとは「イメージを変えていければ」

2022.01.19 21:00

7作品連続シングルの4作目となる「一周目の冬」を1月19日に配信リリースしたアーティストの安斉かれん。歌詞に込めた実体験や、連続リリースへの想いとは。20歳を機に変化したことも明かしてくれた。

7作連続配信リリース

2021年9月より7作連続配信リリースを行っている安斉。第1作の「18の東京」は、18才という節目に多くに人々が行き交う都会で『新たな自由』を見出そうとする主人公の『屈折』と『野望』を描いた楽曲。第2作の「夜は未完成」は、満たされない感情を描いた切なさ溢れるラブソングとなっている。

毎回新しい顔を見せ驚かせてくれる安斉。今回モデルプレスでは第3作の「現実カメラ」と、最新作「一周目の冬」について聞いた。

安斉かれん「イメージを変えていければ」

安斉かれん(C)モデルプレス
安斉かれん(C)モデルプレス
― 2021年9月から連続7作リリースを行っておりますが、最初にお話がきた時はどのような心境でしたか?

安斉:「7作連続で出すよ」と聞いた時は、驚きもありましたけど、「まじ!?楽しみ!」って感じでした。

― 不安よりも楽しみな気持ちに?

安斉:そうですね、楽しみな気持ちしかなかったです。実際にリリースが始まってからも、毎回違う楽曲をリリースすることができて、新たな発見を楽しんでいます。

― 色々な安斉さんを見ることができそうですね。

安斉:今回の7作連続リリースは安斉かれんの第二章という意味もあって、皆さんが持っている安斉かれんのイメージを変えていければと思っています。

― 確かにドラマのイメージを持っている方も多いと思います。

安斉:そうなんです。でも「こんなこともするんだ」と見てもらってイメージが変わっていけばいいなって。

― 3作目の「現実カメラ」は昨年MVも公開されました。改めてどういった楽曲か教えていただけますか?

安斉:今はみんなデフォルトで加工アプリを使って写真を撮りますよね。それが普通になってきていると思うんですけど、何も加工されていない写真とのギャップに戸惑う女の子をイメージして歌詞を書きました。「“あなた”のシャッターだけ押しておいてよ」という歌詞があるんですが、シャッターは対面した時の一番リアルな目を意味しているんです。SNSのフェイクなキラキラではなくて、直接対面した時のリアルな姿をあたなだけ知って欲しいという楽曲になっています。

― 安斉さんの想いも込められている感じですか?

安斉:それもありますが、他の女の子も同じことを思っているんじゃないかなって。今は加工しないでSNSに写真を上げている人ってほとんどいないんじゃないかな。本当の現実の私をあなただけは見ていてねというメッセージを込めました。

― 作詞はどのように考えているんですか?

安斉:毎回違うんですが、普段から思っていることをスマホのメモに書き残しておくようにしています。今回は「メイクしたし」とか「フィルターだし」みたいに語尾を変えて可愛い歌詞になるよう工夫しました。他にも歌詞を見てみないと分からないんですが、リアルも歌詞では「りある」とひらがなにして歌い方も工夫しました。

― タイトルの「現実カメラ」も安斉さんが考えて?

安斉:そうですね。でも調べてみると使っている方も結構いました。実はタイトルが初めに決まったんです。私をフィルターの付いていないカメラで撮るスタッフさんがいるんですけど、「それ現実カメラでしょ?」って言ったら「現実カメラって何?」というのがきっかけで。いつか「現実カメラ」という曲を作りたいと話していたのが1年前でした。

― そんなに前なんですね。反響はいかがでしたか?

安斉:「今回もすごく新しくてかわいい曲だね」って、歌詞も女の子は共感してくれる方が多くて。今回MVでは初めてツインテールに挑戦したんですけど、「可愛い」ってコメントくれる方が多くて嬉しかったです!

最新作は実体験も歌詞に

― 第4作目となる「一周目の冬」も1月19日にリリースされます。こちらはどのような楽曲になっていますか?

安斉:「一週目の冬」はカップルが付き合って初めて迎える冬をイメージしています。「冷蔵庫のステッカー」など日常を切り取ったような歌詞にしていて、日常の愛おしさに気付いていくという楽曲です。全体的に優しい曲にしたいと思い作りました。

― 前作ともだいぶ印象が変わりましたね。

安斉:私は冬が一番好きで、窓を開けたときに感じた冬のツンとした寒さだったり、ステッカーだからけの私の冷蔵庫など、日常に感じたことや情景を描きました。ステッカーって一枚一枚に思い出があって、「これはあそこでもらったやつだ」とか、思い出が蘇ってくる実体験も歌詞にしています。

― 実体験ということもあり歌詞はすらすらと書けましたか?

安斉:そうですね。ただ私は歌詞をストックして、一気に集中して書くことはあまりしないんです。歌詞を貯めておいて、形にするときは秒でやります(笑)。

安斉かれん(C)モデルプレス
安斉かれん(C)モデルプレス
― すごい(笑)!特にこだわったポイントなどはありますか?

安斉:今回は私の好きなストリングス(弦楽器の演奏)が入っていて、とっても優しくて心地よいバラードになっているので、ぜひ大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたら嬉しいです。

― 確かに冬にピッタリのサウンドですね。すでにMVの撮影もされましたか?(12月某日インタビュー)

安斉:撮影は終わったのですが、まだMVは完成していなくて。1作目から4作目まではイラストレーターさんとコラボしていてアニメーションになっているのでどんなMVになっているか楽しみです!今までで一番優しくて温かいMVになっていると思います。

― 「一周目の冬」のMVも楽しみですが、5作目からどんなテイストになるのかも楽しみですね。

安斉:そうですね。4作品とは異なるテイストになると思います。ファンの方よりも私が一番楽しみにしていると思います(笑)!

安斉かれん、コロナ禍で意外な変化も?

安斉かれん(C)モデルプレス
安斉かれん(C)モデルプレス
― コロナ禍でお家にいる時間も長くなっているかと思いますが、新たに始めたことなどはありますか?

安斉:家にいる時はオンラインゲームすることが多いですね。あと自炊もするようになりました。スムージーを作ったり。

― 得意料理はありますか?

安斉:卵焼きです。簡単なように思うかもしれないんですけど、卵焼きって奥が深いんですよ。ハンバーグより作るのが難しいです。

― そうなんですね!

安斉:ふわふわに作るテクニックもあって、卵2個割ったらマヨネーズを1cmくらい加えるんです。それだけで全然違います。あとは砂糖を入れすぎると焦げやすくなるとか。いろんな卵焼きを作るのが好きで、お餅を入れた卵焼きだったり、チーズを入れた卵焼きを作ったりしています。

― すごい!自炊を始めて食生活も変わりました?

安斉:私はハマったらそれしか食べなくなるんです。ラーメンにハマったらラーメンだけを毎日食べるとか。でも自炊だと飽きるから毎日同じものを作りたくないんです。彩りも考えるようになるので、ヘルシーにもなっていると思います。

安斉かれん(C)モデルプレス
安斉かれん(C)モデルプレス
― 健康的になってきているんですね。

安斉:そうだと思います。20歳を超えたくらいから味覚もめっちゃ変わりました。前まで「肉か魚どっちがいい?」と聞かれたら絶対に「肉!」って答えていました。ずっと牛タンとサーモンが好きと言ってきたんですが、今は焼き魚とかサラダが好きで。

スタッフ:プロフィールをアップデートしなきゃ!

安斉:そう、アップデート!今は本当に魚が好きで、魚派になりました。コハダとかサバが好きです。お酒を毎日飲むんですけど、おつまみにしめ鯖を食べてます。

― 渋いですね(笑)。ちなみに聴く音楽の変化などもありましたか?

安斉:昔は父の影響で洋楽ばっかり聴いていたんです。でも最近はJ-POPもよく聴くようになりました。ジャンルは幅広く聴いています。今は時期的にクリスマスソングばかり聴いていますが(笑)。

― 先ほど冬が一番好きだとも仰っていましたね。

安斉:そうなんです。クリスマスの雰囲気が好きで。いつか自分のリスマスソングも作りたいです。

ライブへの想いを語る

安斉かれん(C)モデルプレス
安斉かれん(C)モデルプレス
― アーティストとしての活動も多くなっていくと思いますが、2022年はどのような年にしていきたいですか?

安斉:やっぱり一番は音楽に力を入れたいです。7作連続はまだ続いていくので、それを全力で楽しみつつ、色んなことに挑戦していきたいです。もっと自分を出していければなって。あとはコロナ禍が落ち着いたら、ライブをやりたいですね。全然ライブはできていないので。

― ライブ以外でファンの方と直接会える機会ってあまり無いですよね。

安斉:そうなんです。全然ないんです。なのでファンの方と会える企画ができればと考えています。

― それでは最後にファンの方へメッセージをお願いします。

安斉:新しい安斉かれんをもっともっと皆さんに届けていくので見逃さないようにしてください!2022年もよろしくお願いします!続きはWEBで!

― ありがとうございました(笑)。

(modelpress編集部)[PR]提供元:avex

安斉かれん(あんざい・かれん)プロフィール

生年月日:1999年
出身地:神奈川県藤沢市

『ポス(ポストミレニアル)ギャル』と呼ばれる次世代型の一人。令和元日の5月1日に avexよりデビュー。これまでに90代を意識した8cmSGで作品をリリースしていた。5th「僕らは強くなれる。」は音楽関連ランキングにチャートインしGoogleトレンド急上昇ワードで1位を2度獲得。ファッション・アイコンとして、コスメティックブランドの「M·A·C」の店頭ビジュアルの連続採用やティーンから絶大な支持を受けるカラコンイメージキャラクターを飾るなど、そのルックスにも注目が集まっている。

7作連続配信シングル

<第4作「一周目の冬」1月19日配信>

<第3作「現実カメラ」配信中>

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