モデルプレスのインタビューに応じた手越祐也(C)モデルプレス

手越祐也、この半年で乗り越えられた“壁”と“新しい自分”「今はアーティストとして評価してもらえている」<インタビュー連載Vol.5>

2021.12.15 20:00
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第6弾デジタルシングル「モガケ!」を12月15日にリリースする手越祐也(34)。モデルプレスが“ソロアーティスト・手越祐也”の魅力に様々な角度から迫る連載も今回がラストということで、半年間に渡るこのプロジェクトについて振り返ってもらった。

手越祐也、この半年で乗り越えられた“壁”と“新しい自分”

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
― 6ヶ月連続デジタルシングルリリースをやってみて、いかがでしたか?

手越:ミュージックビデオも含めて、すごく大変でしたけど、僕も周りのスタッフも6ヶ月連続だからといって手を抜くことなく、全力し続けたつもりです。音楽漬けで、とにかく楽しい6ヶ月間でした。

― 大変なことはありましたか?

手越:MVの納期が間に合わないとか、常に期限に追われていましたね(笑)。毎月毎月発売日があって、MV配信日もあると、期限がある。そこに間に合わせることがすっごい大変でした。

― (このインタビュー取材を)周りで見ているスタッフさんが頷いています(笑)

手越:(笑)いい意味で何度言い合いになったか…。でも人間生きてればどうにかなるので、やりきることができました。

― 手越さんらしい言葉ですね。

手越:死んだら終わりですけど、生きていればどうにでもなるって思うんです。この2年のコロナウイルスも、みんなすごい焦っていたけど、乗り越えられないものは基本ないと思っているので。ただ一つ条件があって、人と人が潰し合わなければ、絶対に乗り越えられると思います。

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
― この6ヶ月間を通して、“新しい手越祐也”を見ることができましたが、手越さんも自分自身でそう感じることができましたか?

手越:シングルリリースだけでなく、9月に開催したライブツアーも含め、1曲をAメロからエンディングまで一人で歌い続けることって僕はほぼ経験したことがなかったので、一人で1曲を育て上げて、全部の責任を担わなくちゃいけないという大変さと心地よさがありました。プレッシャーが高いほど、それを乗り越えられたとき今までにない達成感がありましたね。

― 6ヶ月連続リリースの最初のインタビューで、「今までの自分と比べる人はいると思う」と葛藤を語られていた姿が印象的でしたが、それらも乗り越えられましたか?

手越:ずっとグループで活動してきた約20年の過去の自分は、あれはあれで最高の人生でした。でも今は違う路線に乗っているので、全く別物と思うようになりました。グループで歌割りがあったとき、そこまでスタミナを溜めて思いっきり歌えたけど、今は一人で長距離ランをしているので、いい意味でグループのときのバランスを考えなくていい。自分自身で1曲を始めから終わりまで物語を紡いでいるので、やっぱり違う種目だなと感じました。必要な能力も気持ちも全然違います。なので、グループでやっていたときの気持ちを引きずることなく、今は完全に一人でやりきるというモードになっています。

― 新たに生まれ変わった感じがあるんですね!

手越:そうですね!やっぱり必要なボーカリストの養分と要素も全然違うんですよね。

― この半年を振り返ると、満足のいく音楽活動ができたと?

手越:はい!満足のいく作品が出来上がらなかったら、リリースしていなかったと思います。

手越祐也、新たなファン獲得に手応え「今はアーティストとして評価してもらえている」

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
― 一人で走りきった半年間だったと思いますが、ほかのアーティストの方から学んだことはありますか?

手越:この半年間平行して「スペプラ手越」(スペースシャワーTVプラス)という番組をさせてもらって、本当に音楽畑で一からファンを増やしていったんですけど、音楽と正面から向き合っているバンドのボーカルの方とかと何ヶ月も連続でトークをしたり、歌ったりしたことが勉強になりました。今までもテレビ番組でたくさんのアーティストの方とコラボさせていただくことはあったんですけど、あそこまでトークして、コラボして、ガチンコで歌うということはあまりなかったんですよね。今まではアイドルとして、いろんな活動の中に音楽があったけど、音楽で戦うには、音楽一本でやっている方と接したりすることって大事なんだなと思いました。フェスに出演したとき、やっぱりほかのアーティストのファンのピリピリを感じるんですよ。自分のファンだらけのライブってやっぱり温かいので、そういう違いも感じたし、ほかのアーティストの方と交流も増えたので、今までにない経験をさせてもらって、自分の中で糧となって栄養となってまた成長できたなと思いました。

― 今までと違う音楽のフィールドで活動をしてみて、新たなファンを得られたという手応えはありますか?

手越:わかっていたことなんですけど、アイドルという肩書きって強いんですけど、逆にその肩書きがあると聴いてくれない方たちもたくさんいて…。「ジャニーズの手越でしょ?」というきっかけで聴いてくれるのは、今までの自分に対しても感謝しているんですけど、それがあるから最初から蚊帳の外にされちゃうこともあるんです。特にバンド系のファンって、本当に音楽好きで、自分の推しのバンドが紡ぐ言葉とメロディライン、ボーカルの力に付いていく人が多いと思うんです。そういう人たちには今まで僕は聴いてもらえなかったのですが、スペプラやフェスに出ると、そういう人たちが一回聴いてくれて、「イッテQ!の手越くん」から、「手越くんってこういう歌を歌う人なんだって」って思ってもらうことができました。そのくらい手越祐也は知っていたけど、歌っている手越祐也を知らない人がいたんだということも知ることができました。

― 新たな発見も出来たと。

手越:そうですね!だから嬉しいんですよ。今までは総合値で評価してもらっていて、それはそれで嬉しかったのですが、今はアーティストとして評価してもらえているので。

― 改めてですが、手越さんの音楽好きがすごく伝わってきます!

手越:好きですね!やっぱり音楽をやっているときが1番楽しいなって改めて思うことができました。

手越祐也「モガケ!」は「自分が伝えたいメッセージであり…」

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
― 今年3月に行われた「関西コレクション」で披露した曲でもありますが、この「モガケ!」を6ヶ月連続シングルリリースの最後に選んだ理由を教えてください。

手越:独立して再び音楽活動をスタートする前からあった曲なんですけど、自分的には思い入れもすごく強い曲で、いい意味でのサプライズと6ヶ月間のバランス、そして自分が伝えたいメッセージであり、この6ヶ月間音楽とともにもがいていた自分自身へのメッセージであり、この6ヶ月間の集大成として伝えたいメッセージでもあるので、楽曲自体はありましたが、MVもジャケット写真もなかったので、「モガケ!」を6ヶ月連続リリースの中に入れました。それに、アルバム「NEW FRONTIER」(12月22日発売)は「モガケ!」の歌詞から付けたんですよ。

― 「モガケ!」は最初から、連続リリースの最後にしようと決めていたんですか?

手越:全然決まっていませんでした。6ヶ月連続リリースをやっている中で、決めました。

手越祐也 第6弾デジタルシングル「モガケ!」(12月15日リリース)(提供写真)
手越祐也 第6弾デジタルシングル「モガケ!」(12月15日リリース)(提供写真)
― 改めてになりますが、「モガケ!」を通して伝えたい気持ちを教えてください。

手越:コロナ禍でこの2年間いろんなことができなかった人が多いと思います。学校行事がなくなってしまった人もいるだろうし、会社が倒産しちゃった人もいると思います。ストレスで、恋人と別れてしまったり、距離ができてしまったり、親子喧嘩をしてしまった人もたくさんいると思うんです。でも、なにがあっても前に進んでいかないといけない。今、コロナによっていろんなことがストップされてしまっても、ちょっとずつ動き出しているじゃないですか。なので、“今後なにがあってももがいていくぞ!”という気持ちを伝えられたらいいなと思いました。

― 1stアルバム「NEW FRONTIER」もリリースされ、手越さんの音楽活動の一つの区切りになると思います。

手越:今このアルバムを自分が1番愛していますね。レコーディングはすべて終わりました。来年ツアーがあるので、聴き込んで体にどんどん浸透させている段階です。当たり前なのですが、全部自信があるし、全部大好きな曲ばかりです。

手越祐也、2022年の目標は?プロデュース業に意欲も

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
― 2022年もツアーから始まり、音楽漬けの日々になると思うのですが、どんな1年にしたいですか?

手越:2020年に独立して、2021年の上半期はやりたい音楽の軸が自分的にすごくしっかり作ることができ、2021年の下半期はこうやってリリースを続けてこられたので、来年も音楽とツアー両方ともできるのは自分自身すごく幸せなスタートになれるなと思っています。アルバムも早くみんなに聴いてもらいたいし、早くみんなの前で披露したいです。2020年と2021年は、自信と手応えを掴めたので、2022年はそれをさらに最大化して、音楽だけでなく、僕が昔から興味があるチャリティーだったり、困っている地域を助ける地方創生だったりをしていきたいです。僕らアーティストとか人前に立つ人は、やっぱり一人でも多くの人を笑顔にするという使命があるし、そのために存在していると言っても過言ではないと思うので、そういうところで最大化していきたいです。あと、自分的に音楽の軸がしっかりしたので、頃合いを見て、下をそろそろ育て始めたいなと思います。

― それはプロデュースするということですか?

手越:そうですね。やっぱり今の日本の芸能界のやり方だと、絶対に世界はおろか韓国にも勝てないと思っていて、もっと差が開いていく未来しか見えないので、歌と踊りの基礎的な実力はもちろんだけど、メンタルの部分も。やっぱりメンタルが強くないと海外では勝てないと思うので、そういうところも育てて、誹謗中傷とか世界と戦う最低限のメンタルを持つ必要があると思うんです。よく後輩から相談されることが多いのですが、まずはメンタルを強くしなって言うんですよ。有名になってスターになればなるほど、味方も増えるけど、敵も増えるし、(スターになる前と)同じことをやっても100倍叩かれるよって。売れるってそういうことだよって。そういうメンタルを持てないんだったら、今より売れない方がいいよって必ず言うんですよ。売れるってすごくキツイことでもあるので…。

そこに耐えるメンタルにプラスして、日本って歌と踊りが最重要化されず、歌と踊りの上手さより、素行の良さ・悪さが優先されちゃうので、そこもきちんと育てたい。スポーツ選手って得点を取っていたらなにも言われないと思うので、本来アーティストもそうするべきだと思うんですけどね。僕はやっぱりエッジが立ってて人より優れているものが突き抜けている人が成功できると思っているので、そういう子を育てたいなと思っています。

― 手越さん自身、アーティストとしての目標はありますか?

手越:今年はさまざまなところで、今まで触れてくれなかったジャンルの方々が僕のボーカルとか、歌とかに触れてくれました。独立してすぐは今まで応援してくださったファン一人でも多くの人を楽しませようと思っていたんですけど、途中からは今まで応援してくれたファンの方はもちろん、新しい手越祐也の歌が好き、音楽が好きっていう人を増やそうというふうにシフトチェンジしたので、昔から応援してくれているファンは宝物として一番大事にしつつ、仲間が増えればいいなと思っています。「スペプラ手越」やいろんなフェスでアピールしていって、手越のファンクラブに入ってみようかなと思ってもらえたり、手越のライブに1回行ってみようかなと思ってもらえるようにしたいです。

― 6ヶ月間、ありがとうございました!

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
音楽活動への思い、人生に影響を与えた音楽、MV撮影の裏側、読者の悩み相談、愛用の私物紹介…モデルプレスでは、様々な角度から“アーティスト手越祐也”の魅力に迫り、今までにはなかった“新しい手越祐也”を発信してきた。最後にモデルプレス連載の感想も聞いてみると、「僕らは気にされなくなったら終わり。どんな活動をするにしても周りのサポートって絶対必要不可欠なんです。その中でモデルプレスさんは、必ずポジティブに活動内容を記事化してくれたり、SNSもチェックしてくれたりして、いつもありがたいなと思っていました。なので、6ヶ月連続で取材に来てくださるって決まったときは嬉しかったし、毎回楽しみながらやらせてもらいました!」―――最後まで飾らない言葉と、素敵な笑顔で締めてくれた。(modelpress編集部)

手越祐也(てごしゆうや)プロフィール

手越祐也(C)モデルプレス
手越祐也(C)モデルプレス
1987年11月11日生まれ、神奈川県横浜市出身。

15歳でジャニーズ事務所に入所し、2003年9月のデビューから2020年6月独立までの約17年間男性アイドルグループのメンバーとして活動。在籍期間中、歌手活動だけでなく、「FIFA クラブワールドカップ」「FIFA ワールドカップ」でメインキャスターを務め、人気バラエティー番組へのレギュラー出演、俳優など幅広く活動。

フリー転身後は、自身のTwitter、Instagram、YouTubeチャンネルなどのSNSを開設。2021年5月、富士スピードウェイで行われた「SUPER GT 第二戦」にて初の国歌独唱、地元横浜スタジアムで行われた「横浜DeNAベイスターズ」対「中日ドラゴンズ」戦では始球式を務めた。

2021年7月からは6ヶ月連続新曲配信及びアルバムリリースを予定し、アーティストとして精力的に活動。2021年9月にソロとして初の東名阪ツアー、2022年1月には全国ツアーが控える。


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