美容系YouTuber・ちゅる、性転換経て気づけたこと 総額350万整形の内容も明かす
2021.08.14 17:00
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“多様性”が東京五輪開会式のテーマとなるなど、個人個人の生き方への自由が唱えられている現在。モデルプレスでは、性転換手術を経て男性から女性へと生まれ変わり、現在美容系YouTuberとして注目を集めるちゅる(29)にインタビューを実施し、手術に至るまでの思い、そこからの心境の変化などに迫った。
ちゅるは人中短縮技や面長解消技がSNS上でバズる美容系YouTuber。真似したくなるような技の数々や、赤裸々な整形レビューなどが視聴者の関心を集め、2018年に行ったという性転換手術の裏側に迫る様子を記録した動画は多くの反響を呼んだ。
ちゅる:物心ついた時からずっと違和感はありました。でも田舎で生まれたので、あんまりそういう人が周りにいることもなく、テレビで見るおすぎとピーコさんくらいで(笑)。そもそも性転換や性別を変えることができると思っていなかったんです。だから何にも知らないまま生きてきちゃって。そこから初体験もしたんですけど…。
― 初体験は男性ですか?
ちゅる:男性です。その時に「これゲイって言うんだよね?」と言われたのをきっかけにゲイだと勘違いして生きていました。
― 周りの方はどういった反応を?
ちゅる:歩き方とか、人との話し方とかが、なよっとしているとかは言われましたね。でも「そうなんだ」という感じで、それが悪いことだと思ったことはないです。
― ご両親はいかがでしたか?
ちゅる:最初はあまり良い反応をされなかったのですが、時間が解決してくれるんじゃないかと思っていて、特に説得もせず放置しました。自分の人生だし、1回しかないんだし、好きなように生きないと自分がしんどいなと思ったんです。
ちゅる:高校を卒業してから専門学校に行ったんですけど、中退して東京に出てきてから数年後です。初めてニューハーフの人から色々話を聞いて「性転換できるんだ、性別変えられるんだ」と知りました。
― 実際に性転換手術を決意されたのはいつ頃ですか?
ちゅる:手術の半年か1年くらい前から予約して海外でやりました。やっとできるという気持ちが大きくて、タイミングを失ったら次にできるのかわからないので、今だと思った時に予約しました。
― 決意されるまでに時間はかかりましたか?
ちゅる:かかりましたね。でもやらなきゃ終わらないじゃないですか。受けないとゴールにも行けないし…と思ったら、進むしかないという気持ちになりました。周りは応援してくれる人ばかりで反対もあまり無かったので良かったと思っています。
― 手術をしてから心境の変化などはありましたか?
ちゅる:幸せの価値観がすごく変わりました。以前までは個人の幸せが1番だと思っていたんですけど、手術が終わった後は「目標を達成した」という気持ちでいっぱいで燃え尽き症候群になって1年位家にずっといたんですね。それから自分のためにどう頑張れば良いのかわからない日々が続いたのですが、その分人に与える幸せに気づけました。
― 余裕ができたという感じでしょうか?
ちゅる:そうですね。やっぱり性転換手術が通過点のつもりが最大の目標になっていたんだと思います。
ちゅる:周りにしている人が多くて。最初に涙袋を入れた時は怖かったんですが、それからは可愛くなりたいとか、もっと女性らしくなりたいとか、そういう気持ちの方が強くなりました。
― これまでの整形にかけた総額は一体いくらくらいなのでしょうか?
ちゅる:整形は350万円くらいで、性転換手術と合わせると600万円くらいですかね。
― すごいです。1番やって良かったと感じる箇所はどこですか?
ちゅる:額ですかね。男性の額って眉骨がボコっと前に出ているんですが、女性は眉毛の骨から丸くなっているんですよ。女性らしい額にしたかったので、眉毛と額の段差を無くすために頭を切って、入れ物を入れました。
― 痛そうですね…。
ちゅる:性転換手術が終わった後にやったので大丈夫かなと思っていたら、性転換よりもきつくて、今までで1番痛かったですね。同時に喉仏も削ったのですが、口から切っていたので血反吐も吐いてひどかったです。頭痛がすごくずっと気持ち悪かったのを覚えています。
― 「もうこんな痛みは味わいたくない」と思うことは無いのですか?
ちゅる:どうなんですかね。例えば自分に1個コンプレックスがあった場合、それに対して悩んでいる時間がすごく無駄だと考えてしまうんですよ。解消できる可能性が1%でもあるんだったらやったほうが良いと考えるタイプなんですよね。
― 今1番整形したい箇所はどこですか?
ちゅる:人中短縮をしたいと思っています。ただ、すごく傷が残りやすい体質で、性転換手術の傷とか豊胸の傷が未だに消えなくて…。それを考えるとあまり顔にメスは入れたくないので、人中ボトックスだけ打ちました(笑)。
ちゅる:最終的には主婦をしながらYouTuberをやりたいです。まだ予定はないのですが、いつか結婚したいので家庭にいながらできればいいなと思っています。せっかく女になったんだから、女の子っぽい幸せが欲しいと考え始めましたね。
― 性転換手術を受ける前はどのような幸せを考えていましたか?
ちゅる:前は1人で生きていく覚悟というか、老後とか死ぬことばかりを考えていて。でもその前の過程がずっとしんどかったらどうなんだろうと思い始めて、今の幸せも大事だと考え始めました。
― では、最後にちゅるさんの考える夢を叶える秘訣を教えてください。
ちゅる:逆算が大事だと思います。人生計画表です。YouTubeで暮らしていきたいと思った時も、どうやったら伸ばしていけるかなと計算した時にまずTikTokでバズることが大事だと思って、最初はTikTokを初めて、そこからYouTubeに来てくれる人を増やしました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:静岡
身長:175cm
チャンネル登録者数16万人(8月14日現在)の美容系YouTuber。ちょっとした工夫で整形無しでも変われる”自然”なメイク方法で人気に。親しみやすい話し方とキャラクターを持つ彼女はメイクの技術面だけでなく、モッパンなど他分野の動画でも絶大な人気を得ている。
ちゅる、性には「物心ついた時からずっと違和感」
― ご自身のジェンダーについて意識し始めたのはいつ頃ですか?ちゅる:物心ついた時からずっと違和感はありました。でも田舎で生まれたので、あんまりそういう人が周りにいることもなく、テレビで見るおすぎとピーコさんくらいで(笑)。そもそも性転換や性別を変えることができると思っていなかったんです。だから何にも知らないまま生きてきちゃって。そこから初体験もしたんですけど…。
― 初体験は男性ですか?
ちゅる:男性です。その時に「これゲイって言うんだよね?」と言われたのをきっかけにゲイだと勘違いして生きていました。
― 周りの方はどういった反応を?
ちゅる:歩き方とか、人との話し方とかが、なよっとしているとかは言われましたね。でも「そうなんだ」という感じで、それが悪いことだと思ったことはないです。
― ご両親はいかがでしたか?
ちゅる:最初はあまり良い反応をされなかったのですが、時間が解決してくれるんじゃないかと思っていて、特に説得もせず放置しました。自分の人生だし、1回しかないんだし、好きなように生きないと自分がしんどいなと思ったんです。
ちゅる、性転換手術に踏み出すまでの決意 術後には心境の変化も
― 性転換手術の存在はいつ頃知りましたか?ちゅる:高校を卒業してから専門学校に行ったんですけど、中退して東京に出てきてから数年後です。初めてニューハーフの人から色々話を聞いて「性転換できるんだ、性別変えられるんだ」と知りました。
― 実際に性転換手術を決意されたのはいつ頃ですか?
ちゅる:手術の半年か1年くらい前から予約して海外でやりました。やっとできるという気持ちが大きくて、タイミングを失ったら次にできるのかわからないので、今だと思った時に予約しました。
― 決意されるまでに時間はかかりましたか?
ちゅる:かかりましたね。でもやらなきゃ終わらないじゃないですか。受けないとゴールにも行けないし…と思ったら、進むしかないという気持ちになりました。周りは応援してくれる人ばかりで反対もあまり無かったので良かったと思っています。
― 手術をしてから心境の変化などはありましたか?
ちゅる:幸せの価値観がすごく変わりました。以前までは個人の幸せが1番だと思っていたんですけど、手術が終わった後は「目標を達成した」という気持ちでいっぱいで燃え尽き症候群になって1年位家にずっといたんですね。それから自分のためにどう頑張れば良いのかわからない日々が続いたのですが、その分人に与える幸せに気づけました。
― 余裕ができたという感じでしょうか?
ちゅる:そうですね。やっぱり性転換手術が通過点のつもりが最大の目標になっていたんだと思います。
ちゅる、総額350万で整形・1番やって良かった箇所は?
― 整形を始めたきっかけを教えてください。ちゅる:周りにしている人が多くて。最初に涙袋を入れた時は怖かったんですが、それからは可愛くなりたいとか、もっと女性らしくなりたいとか、そういう気持ちの方が強くなりました。
― これまでの整形にかけた総額は一体いくらくらいなのでしょうか?
ちゅる:整形は350万円くらいで、性転換手術と合わせると600万円くらいですかね。
― すごいです。1番やって良かったと感じる箇所はどこですか?
ちゅる:額ですかね。男性の額って眉骨がボコっと前に出ているんですが、女性は眉毛の骨から丸くなっているんですよ。女性らしい額にしたかったので、眉毛と額の段差を無くすために頭を切って、入れ物を入れました。
― 痛そうですね…。
ちゅる:性転換手術が終わった後にやったので大丈夫かなと思っていたら、性転換よりもきつくて、今までで1番痛かったですね。同時に喉仏も削ったのですが、口から切っていたので血反吐も吐いてひどかったです。頭痛がすごくずっと気持ち悪かったのを覚えています。
― 「もうこんな痛みは味わいたくない」と思うことは無いのですか?
ちゅる:どうなんですかね。例えば自分に1個コンプレックスがあった場合、それに対して悩んでいる時間がすごく無駄だと考えてしまうんですよ。解消できる可能性が1%でもあるんだったらやったほうが良いと考えるタイプなんですよね。
― 今1番整形したい箇所はどこですか?
ちゅる:人中短縮をしたいと思っています。ただ、すごく傷が残りやすい体質で、性転換手術の傷とか豊胸の傷が未だに消えなくて…。それを考えるとあまり顔にメスは入れたくないので、人中ボトックスだけ打ちました(笑)。
ちゅるの夢を叶える秘訣
― 今、ちゅるさんはYouTuberをメインにやられていると思うのですが、これからの夢や目標はありますか?ちゅる:最終的には主婦をしながらYouTuberをやりたいです。まだ予定はないのですが、いつか結婚したいので家庭にいながらできればいいなと思っています。せっかく女になったんだから、女の子っぽい幸せが欲しいと考え始めましたね。
― 性転換手術を受ける前はどのような幸せを考えていましたか?
ちゅる:前は1人で生きていく覚悟というか、老後とか死ぬことばかりを考えていて。でもその前の過程がずっとしんどかったらどうなんだろうと思い始めて、今の幸せも大事だと考え始めました。
― では、最後にちゅるさんの考える夢を叶える秘訣を教えてください。
ちゅる:逆算が大事だと思います。人生計画表です。YouTubeで暮らしていきたいと思った時も、どうやったら伸ばしていけるかなと計算した時にまずTikTokでバズることが大事だと思って、最初はTikTokを初めて、そこからYouTubeに来てくれる人を増やしました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ちゅるプロフィール
生年月日:1991年 11月 30日出身地:静岡
身長:175cm
チャンネル登録者数16万人(8月14日現在)の美容系YouTuber。ちょっとした工夫で整形無しでも変われる”自然”なメイク方法で人気に。親しみやすい話し方とキャラクターを持つ彼女はメイクの技術面だけでなく、モッパンなど他分野の動画でも絶大な人気を得ている。
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