豊田裕大(C)モデルプレス

初オーディションで「メンズノンノ」合格の逸材・豊田裕大、トップコート所属で俳優業進出 決意と夢を語る<インタビュー>

2021.06.08 16:00

2019年に開催された第34回の「MEN'S NON-NO」モデルオーディションにて専属モデルとなり、今年春より芸能事務所「トップコート」に所属することとなった豊田裕大(とよだ・ゆうだい/22)。モデルプレスでは豊田にインタビューを行い、芸能界に入るまでのこと・これからの夢などについて聞いた。

1999年生まれ、神奈川県出身。現在22歳の豊田は2019年に開催された「MEN'S NON-NO」モデルオーディションで「ラボ シリーズ賞」を獲得し、専属モデルに加入。力強い眼差しと179cmのスラリとした佇まいが魅力だ。

今年の春からは松坂桃李や菅田将暉らが所属する事務所「トップコート」に所属。今後俳優業にも力を入れていくという。ますます広く活動していくだろう豊田に芸能界を目指したきっかけ、これからの夢などについてインタビューを行った。

豊田裕大、プロを目指しバスケに熱中した学生時代

豊田裕大(C)モデルプレス
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― 「MEN'S NON-NO」のモデルになりたいと思ったきっかけから教えてください。

豊田:3歳の頃から大学まではプロの選手になるのを夢見てバスケットボールをずっと続けていました。でも大学に入ってたくさんの将来の選択肢がある中で「役者をやってみたい」と思いました。でも役者を目指す年齢にしては少し遅いと感じたので、自分が業界に通用するための“武器”が欲しくて、オーディションに応募しました。

― 役者以外には、どんな候補が?

豊田:普通の会社員は向いていなさそうだなと思っていて、職人系の仕事や、友人と一緒に絵を描いてみたいと考えていました。

― バスケットボール選手の道を諦めたのはなぜですか?

豊田:高校時代に全国からバスケットボールをやっている学生が集まる機会があって、その時に「上には上がいるな」と実感して燃え尽きてしまいました。たくさんすごい人がいるというのをしみじみ感じて…。違うところを目指そうかなと思うようになりました。

豊田裕大11kg減し挑んだ初オーディションで「MEN’S NON-NO」モデル合格

― 「MEN'S NON-NO」が初めてのオーディションだったんですか?

豊田:はい。

― すごいスター性ですね!今までスカウトされたことは?

豊田:無いです。美容院のカットモデルを1回やったくらいですかね。

― そして、大学入学後にオーディションを経て「MEN’S NON-NO」に加入。役者の夢に向かって順調なキャリアのスタートですね。

豊田:周りからも「トントン行っているね」と言われることがあります。でも、自分は常に目の前のことに一生懸命だったので、そういう感覚はないんです。「MEN'S NON-NO」のオーディションの時もそれ以外考えられなくなってしまったくらい。

― オーディションに向けて、1番頑張ったことはどんなことですか?

豊田:体重を減らすことを頑張りました。バスケットボールで筋肉がついていて、当時73kg位あったのですが、オーディションに向けて2~3ヶ月で64kgまで落としました。今は62kg位かな。ランニングや食事制限…とにかく食べませんでした(笑)。

― ストイックですね!

― 事務所に所属することが決まり、ファンの方からの反応はいかがですか?

豊田:喜んでくれましたね。「頑張ってください!」というメッセージが嬉しくて。「頑張ります」と思いながらいいねを押していました(笑)。感謝の気持ちを返したくて。

豊田裕大、目標の俳優は?

豊田裕大(C)モデルプレス
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― モデルになって約1年半。これまでを振り返って印象的だったことはありますか?

豊田:初めてのことだらけで、全部が記憶に残っているくらい本当にフレッシュな気持ちで毎回ワクワクしていました。

― 先輩モデルの中にも俳優として活躍されていらっしゃる方がたくさんいますが、刺激を受けた先輩はいらっしゃいますか?

豊田:事務所に入るにあたって、同じ事務所の先輩の若林(拓也)さんが「とにかく頑張れよ」と声をかけてくれました。加入したばかりの頃、成田凌さんと撮影が一緒になったのですが、その3日前にちょうど成田さんの出演されている「愛がなんだ」を観ていたので「芸能人がいる!」と思いました(笑)。オーラがすごかったです。僕もあんなふうになれるように頑張りたいと思いました。

― 役者には小さい頃から憧れが?

豊田:小さい頃に子役のレッスンに通っていたんですが、発声練習が恥ずかしくてできなかったので辞めました(笑)。バスケットボールが1番楽しかったです(笑)。

― そんな思い出がありつつ、再び役者の道に?

豊田:表現すること自体は好きなので、楽しそうだなと。

― 先ほど絵も描かれると話していましたよね。幼い頃から、アートに触れたり、映画をたくさん観ていたんですか?

豊田:絵は本当に好きで、上手いわけではないのですが、学校の授業で風景画をこだわって描くような子でした。映画はこれまで全然観て無くて、最近面白さに気づきました。

― 最近何かビビッと来た作品は?

豊田:最近観たものでいうと「渇き」です。すごく面白かったです。あとは「湯を沸かすほどの熱い愛」。普段作品を観て泣くことは少ないのですが、ボロボロ涙が出てきて自分でも驚きました。

―今後どんな作品に挑戦してみたいですか?

豊田:何年後も残る“名作”と呼ばれる作品に出られたら、役者になった実感を得られる気がするので、多くの方の記憶に残る作品に出ることが目標です。

― どういった俳優の方に憧れますか?

豊田:かっこいいなと思う役者さんは、役所広司さんと菅田将暉さんと山田孝之さんと池松壮亮さんです。少しでも近づけるよう頑張ります。

豊田裕大が語る夢、夢を叶える秘訣

豊田裕大(C)モデルプレス
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― 今の夢とそれに向かって努力していることがあれば教えて下さい。

豊田:今は事務所に入って新しい環境になったので、まずはそれに慣れることが最優先だと思っています。あまり大きい目標は立てていないのですが、やっぱり何年後も記憶に残る“名作”に出るということが役者を目指す上での目標です。まだまだこれから、という感じです。

― では最後に、豊田さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。

豊田:その夢を強くイメージして必要な行動を取ることです。

― 夢までの道のりで挫折してしまいそうになることもあると思います。これまで壁にぶつかった時はどうやって乗り越えてきましたか?

豊田:泣きながら頑張っていました。陰で練習をして、途中で投げ出すことはあまり無いです。

― 何事も集中したら一直線なタイプですね。

豊田:そうですね。1つのことに集中するタイプです。

― ありがとうございました。応援しています!

豊田裕大に一問一答

豊田裕大(C)モデルプレス
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Q1.好きな食べ物/嫌いな食べ物

好きな食べ物は鮨と蕎麦で基本的に和食が好きです。嫌いな食べ物はシジミです。

Q2. (恋愛対象の)好きなタイプ
尊敬でき、よく笑ってくれて思いやりがある人。後は健康美に溢れている人がタイプです。

Q3.好きな言葉(座右の銘)

不動心

Q4.これだけは他の人に負けない!

1日の中でボッーとしている時間!

Q5.自分にキャッチコピーをつけるとしたら?その理由は?

マイペース人間です。家族や親しい友人には本当にマイペースだねぇと言われているので…でも自分では分からない。

Q6.スタイルキープ(体作り/健康維持)のためにやっていること

ランニング、水をたくさん飲む。あとは野菜とか栄養がありそうな物を積極的にたくさん摂る。

Q7.最近ハマっていることは?

「岡田を追え!!」というお笑い芸人さんがやっているYouTubeです。

Q8.最近した初体験な出来事

芸能事務所に入った事ということです!

豊田裕大、今1番会いたい人は?

Q9.今、1番会いたい人(憧れ・尊敬している人)

会いたい人は沢山いますが前々から思っていたのは宮本浩次さんです。どういう方なのか直接会ってお話したいし、生で歌を聞きたいです!

Q10.今、最も情熱を注いでいること

今はとにかく映画を見るようにしています。自分が知らない作品が沢山あって映画ってこんなに面白いのか!と驚いています。

Q11.今、悩んでいること

この間、有線のイヤホンが壊れてしまって同じ機種を買おうとしたのですが無かったので次はどんなイヤホンにするべきか悩んでいます!

Q12.最近泣いたこと

映画「NANA」を見て「ENDLESS STORY」が劇中で流れてきた瞬間、涙が流れました。

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Q13.今の夢(今後チャレンジしたいこと)

メンズノンノの表紙を飾る事。多くの方の記憶にいい意味で残るような映画に出ること。

(modelpress編集部)

豊田裕大(とよだ・ゆうだい)プロフィール

生年月日:1999年4月10日
出身地:神奈川県
身長:179cm
特技:バスケットボール
趣味:美味しいものを食べること・美術観賞
長所:やると決めたことはとことんやる
短所:時間の使い方が下手なところ
好きな本:「嫌われる勇気」「SHOE DOG」
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