<なえなのインタビュー>“SNSだけが居場所だった”過去「家族との関係に悩んでいた」
2020.07.01 09:00
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5月27日に初のスタイルブック「なえなののほん。」(KADOKAWA)を発売した“いま日本の女の子が一番なりたい顔”として話題のインフルエンサー“なえなの”(19)にインタビュー。スタイルブック刊行を経て変化した思いとは──“他撮りでも盛れる”メイクテクも紹介。
初スタイルブック「なえなののほん。」
自撮りでも他撮りでも盛れる「エモ顔」が人気のなえなの。同作では、メイクテクや愛用コスメ、ヘアアレンジ、私服紹介などを公開する。さらに、100の質問やヒストリー、SNSテクニックや名言&迷言集など、あまり知られていないパーソナルな部分も収録。なえなのの魅力を神ショット満載で360度余すことなく詰め込んだ。
モデルプレスのインタビューでは、“SNSだけが居場所だった”過去やYouTubeのこだわり、そして“他撮りでも盛れる”方法などを聞いた。
なえなの“SNSだけが居場所だった”過去
― 初のスタイルブック、おめでとうございます!どんなこだわりを込めましたか?なえなの:YouTubeで自分の生活や部屋を公開しているのですが、さらに深堀りして、YouTubeを全部見ている子でも知らない部分とかもたくさん詰め込みました。スタイルブックを読んだら、なえなのを知り尽くせるような本になっています。
― スタイルブックの発売が決定した時「1年前には考えられない世界」とコメントしていましたが、改めて今の状況を振り返っていかがですか?
なえなの:1年前に高校を卒業した後、アパレル店員として働いていたんです。その時は、SNSのフォロワーの人数も今と比べて少なかったので、もちろん自分が頑張ってきたということもありますが、信じてついてきてくれた方々のおかげで今があるなぁと噛み締めています。
― それだけの変化があったのですね。
なえなの:めちゃくちゃ変わりました。1年前は、自分が本当にやりたい仕事ではないことをしていて、精神的にもキツかったのですが、今は自分のやりたいことを仕事にできているし、こうして本を出して形にできたりしていて、すごく嬉しいです。今も辛い時はあるけど、好きなことだから頑張れます。
― 辛い時もあるのですね…。
なえなの:はい。アンチコメントが結構来ていた時期があって…。めちゃくちゃメンタルが弱いので、誉め言葉が100個あっても、アンチコメント1個が目に付いてしまっていたんです。
― 注目されることが増えると、マイナスなコメントも多くなるのですね…。「辛いな」と思った時はどのようにして乗り越えているのですか?
なえなの:すごくメンタルをやられてしまうのですが、好きなことだからどれだけ辛くても頑張ろうと思えます。SNSは、当時居場所がないと思っていた中学3年生の終わりくらいからずっと続けてきたものだから、SNSへの思いは簡単に崩れないです。そのくらい自分の中でSNSは大きい存在なので、SNSのおかげで今ここまで楽しめているから、辛いこともあるけど頑張ろうと思えますね。あとどうしても辛い時は、友だちとご飯に行って気分転換をしています。
― 「居場所がないと思っていた」というのは、プライベートで辛いことがあったのですか?
なえなの:あまり詳しくは言えないのですが、家族との関係に悩んで、SNSを始めました。でも、通っていた学校が「あまりSNSをやるな。もうやめてくれ」という感じで厳しかったので、事務所にも所属したいけどなかなかできなかったんです。…懐かしい(笑)!
― SNSが自分を出せる場所だったのですね。
なえなの:そうですね。最初は承認欲求が満たされるという思いから始めました。
なえなの、YouTubeのこだわり
@naenano きゅんです!!!!!🤍ください!!!
♬ きゅんです - ひらめ
なえなの:TikTokは音楽に乗ってダンスをする、インスタは写真という風に、自分が声を出して発信するコンテンツが今までなくて、内面を知ってもらえる機会がなかったんです。そこでYouTubeを使えば、喋っている姿も見せられるし、自分のことをもっと深く知ってもらうことができるなと思って始めました。高校でイラストレーターなども学んでいたので、編集もできるしちょうど良いとなって!
― すごいですね!学校で学んだことが活かせている。
なえなの:そうなんですよ!学んでおいて良かったなと思います。
― YouTubeでは、脱力系な感じがすごく人気ですね。撮影の際に心がけていることや、ほかの人より抜きんでるために頑張っていることはありますか?
なえなの:視聴者さんのコメントを全部読むようにしています。
― え!すごい。
なえなの:初めの頃は、まだカメラにも慣れていなかったし、「喋り方が遅い」「ずっとモニターを見ている」など指摘をたくさんもらっていたので、視聴者さんにとっていかに見やすい動画にできるかを研究しながら、動画を作っています。
話し方がゆっくりなので、一単語ずつの間があいてしまうのですが、そこを細かくカットして聞き取りやすいようにもしていますね。こだわりすぎて、同じYouTuberの人にもよくびっくりされます(笑)。あとは、電車の中やドライヤー中など、音が聞こえない環境の中でも映像だけで伝わるように、テロップをたくさん入れるようにして頑張っています。
― すごいですね。完成までに時間かかりますよね…?
なえなの:そうですね。編集はすごく時間がかかります。
― その時間を割いてでも、見やすさとかや視聴者の視点を大事にしているんですね。
なえなの:そうですね。なので、コメントを読んでより良くなるように改善しています。
“他撮りでも可愛くなる”方法
― “いま日本の女の子が一番なりたい顔”というキャッチフレーズについて、どう思いますか?なえなの:元々自分の顔に全然自信がないんですよ…。今でも本当に自信がないので、スタイルブックを出すことが決まった時も「え、大丈夫かな?こんな自分の本、手に取ってもらえるのかな…」と不安でした。
でも今では、スタイルブックを出したことで自信に変わったんです。実際にスタイルブックを読んでいただいた方に「全部可愛かった」と言っていただいて、それがちょっと自信に繋がりました。「いま日本の女の子が一番なりたい顔らしいですね。別に私はなりたくない」と煽りのようなコメントも来たのですが、逆に「私を見て『こうなりたい』と思ってもらえるようになろう」という気持ちにもなりました。
― スタイルブックがきっかけで心境に変化があったのですね。なえなのさんは“他撮りでも可愛い”とバズりましたが、“他撮りでも可愛くなる”方法を教えてください。
なえなの:自分のコンプレックスを見つけて、メイクでカバーすることが大事だなと思います。トレンドのメイクやこの色が可愛いとかあると思うんですけど、まずは自分の顔について研究をする!
― メイクにもポイントはありますか?
なえなの:メイクのポイントは、私は二重幅があまり広くないので、重く見えないように上瞼にあまりアイシャドウを塗らないようにしています。元々めっちゃつり目なので、目尻を下げるようにアイシャドウで影を入れたり、アイラインを目尻だけ長く引いたりして、たれ目に見えるようにしています。
鼻はできれば整形したいくらいなのですが、痛いの苦手なのでやらないです(笑)。鼻先が高く見えるように、目頭と鼻の間あたりにノーズシャドウで影を作って、鼻筋にハイライトを入れます。鼻先には丸くハイライトを入れると、鼻先が尖って見えて高く見えるようになるんです。
― 目元と鼻がポイントなのですね。
なえなの:あとは角度。私は左が利き顔で、左側から撮影した方が可愛く見えるので、写真を撮る時に利き顔を見極めて撮ると結構変わると思います。
― なえなのさんのメイクはナチュラルですが、ナチュラルメイクだと盛れないという人もいますよね。ナチュラルメイクでも盛れる秘訣はあるんですか?
なえなの:コンプレックスをカバーしつつ、最低限に濃さは抑えるというのが、1番可愛く見えると思います。やっぱり、生まれつきすっぴんが可愛い子が勝ちじゃないですか?なので、なるべくナチュラルメイクにして「生まれつきこういう可愛い顔なんだよ」と思われるようにしています(笑)。コンプレックスをメイクでカバーすることが可愛く見えるコツかなと思いますね。
― コスメの使い方にもこだわりはありますか?
なえなの:くすみ系のカラーが好きです。くすみ系のチークがなかなか見つからないので、マットなリップをチーク代わりに塗っているんです!マスカラの下地もくすみピンクで抜け感を出すようにしていて、その上からロングタイプのマスカラで長さを足しています。マスカラは塗るというよりも、長さを出すために使っていますね。
なえなの、夢を叶える秘訣
― なえなのさんの夢を叶える秘訣を教えていただきたいです。なえなの:夢を叶えるためには、努力が1番大事だと思います。手を抜けば抜いただけ落ちるけど、頑張れば頑張っただけ成果が出るので、頑張っている人には結果がついてくると思うんです。自分が頑張らなきゃ何も始まらないから、自分がやりたいことなら、嫌なことがあっても手を抜かずに努力し続けています。
― 今後の目標を教えてください。
なえなの:年内にYouTube登録者70万達成が、今1番の目標です。あとは、テレビとかも出てみたい、バラエティ番組!逃走中に出たいです!隠れて、逃げまくる。捕まらない自信が無駄にあります(笑)!
― 最後に、ファンにメッセージをお願いします。
なえなの:コロナの期間で色々困っている方だらけだと思うんですけど、自分がしっかり息抜きできるものを見つけてください。それが私だと良いなと思っているんですけど、無理しないようにちゃんと休みを取りつつ、いつか会えると信じて私も頑張るので、皆さんもカラダに気を付けて頑張ってください。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
“いま日本の女の子が一番なりたい顔”なえなのさんからモデルプレス読者にメッセージ🌙💗
— モデルプレス (@modelpress) 2020年7月1日
“SNSだけが居場所だった”過去…YouTubeのこだわり、“他撮りでも盛れる”方法は?#なえなののほん @naenano78
🔻記事&撮り下ろし写真(アプリ限定あり)https://t.co/g7F0nar678https://t.co/MZZdq2F2Hj pic.twitter.com/1hFR9UDKh9
なえなのプロフィール
名前:なえなの生年月日:2001年1月14日
出身地:静岡県
血液型:O
趣味:可愛い子と遊ぶこと、プリクラ、カビゴンが好き
特技:動画撮影/編集、イラスト、デザイン、メイク
【Not Sponsored 記事】
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