乃木坂46秋元真夏、白石麻衣と号泣しながら交わした言葉・一番の思い出<「しあわせの保護色」インタビュー>
【白石麻衣 卒業シングル/乃木坂46・25thシングル「しあわせの保護色」(3月25日発売)モデルプレスインタビュー連載】
第1回:秋元真夏
「まいやんは、仕事にすごく真面目。多分誰よりも『乃木坂ってこうだよね』という信念を強く持っていて、後輩たちにも“乃木坂らしさ”をちゃんと伝えようとしている人」
秋元:まいやんの卒業は大きな節目だと思っていたので、そのタイミングで数は少なくなっていますけど1期生全員が選抜に入るというのは今までになかったことなので、学校の卒業と同じで「思い出づくりとして最後に協力して作品を残したい」という思いが1期生全員にあって特別な曲になりました。「カメラの前だから笑顔になろう」というのではなくて滲み出る笑顔が見れる曲になっていると思います。
― ミュージックビデオ(以下MV)の撮影はいかがでしたか?
秋元:待ち時間も2列分が全部1期生なので、いつの昔の話をしても全部通じるから楽しかったです。ずっと笑い合っていましたね。
― 撮影中は泣き出すメンバーが続出したと聞きました。
秋元:最後に1期生だけのシーンがあってその後集合写真を撮ったんです。そのときにまいやんを挟んで両端が確か松村(沙友理)と私だったんですけど、その3人は結構すぐ泣いちゃうので号泣(笑)。その後楽屋に帰っても収まらないくらい泣いていました。
― 何か白石さんと言葉は交わしましたか?
秋元:この撮影でMVを一緒に撮るのが本当に最後になるということを実感してしまって卒業は決まっているのに「やめないで、嫌だ」ということを言いました。そしたらまいやんも普段だったらバッて突っ込んで来るんですけど、結構感情が高まっていて「泣かないでよ、つられて泣いちゃうよ」と返してくれましたね。
― 1期生だけで踊っているシーンの撮影中の心境は?
秋元:30人以上いた1期生メンバーがこれだけ少なくなっちゃっていることも実感したんですけど、最近は1期生だけの空間がそんなになかったので同窓会みたいな懐かしい気分でした。
秋元:1個1個の経験がこれから最後になるじゃないですか?まいやんとの楽曲の初披露も今日が最後、もしかしたらナゴヤドームにまいやんと立つのも最後になるかも、とどれが最後になるか分からないという思いを毎回噛み締めなきゃいけない。最後にまいやんが真ん中に立って1期生で囲むところがあるんですけど、囲んでいると1期生全員の顔とまいやんの顔がよく見えるんですよ。それを見ていると昔を思い出して懐かしくなったし、そこで1人泣いている子を見ると伝染して泣いちゃいました。
― 秋元さんも泣かれていましたね。
秋元:泣いたんですけど、歌い終わったらすぐ(キャプテンとしてMCで)「ありがとうございました、『しあわせの保護色』どうでしたか?」って絶対言わなきゃいけないので、「泣いている場合じゃない、すぐ立て直そう」と思って途中でまいやんと松村が喋っている瞬間に必死に涙を拭いて「普通に戻れ戻れ」と頭を切り替えようと全然関係ないことを考えていました。
秋元:ざっくり考えているということは結構前から聞いていて皆の中でも「いつぐらいだろうな」というのは考えていたんですけど、ちゃんと知ったのは発表のときからそんなに遠くはなかったです。
― 卒業を知ってから他のメンバーとグループの方向性について何か話しましたか?
秋元:ナゴヤドームのリハーサル中は1期生が集まる機会があったので、まいやん含め「私達1期生の先輩が少なくなっていくから後輩たちにも色々なことを伝えていきたいよね、伝えられることは伝えていこう」ということを話しました。
― 具体的にはどんなことですか?
秋元:個々メンバーになんですけど、直した方が良い部分とかこうしたらもっと良くなるという部分ですね。
― 白石さんの卒業を受けて、後輩の皆さんの意識の変化を感じることは?
秋元:特に3期生の梅澤美波は「お姉さんメンバーと絡んでいきたい」ということを言ってくれて、まいやんと最近喋っているのも見かけたので交流って良いなと思いました。まいやんも自分から行くより後輩から話しかけられるのがすごく好きなタイプなんですよ。なので、その瞬間嬉しかったんだろうなと思って見ていました。
秋元:まいやん本人は「卒業は悲しいけど、気持ち的には明るい方に持って行きたい」といつも言っていて、今までもマイナスよりは常にポジティブに考える人だったから、私もそれに乗っかって悲しいけど明るさを前面に出して送り出せたらなと思っています。
― 今、白石さんにメッセージを伝えるとすると、どんなことを伝えたいですか?
秋元:私より年は一個上なんですけどポジティブ思考なところが似ていると思っていて、私にとって本当にお姉ちゃんみたいな存在で、小さい子がお姉ちゃんの真似を全部するみたいにまいやんの後をついていけば正しいと思っていたので、拠り所がなくなっちゃう気がして寂しいです。でも卒業してからも同じ関係性でいたいなと思っています。
秋元:仕事にすごく真面目なので、多分誰よりも「乃木坂ってこうだよね」という信念を強く持っていて「これは乃木坂っぽい・ぽくない」を自分の中で振り分けて、それをちゃんと守っていて後輩たちにも“乃木坂らしさ”をちゃんと伝えようとしている人。グループのことがすごく大好きなんだろうなと思います。
― 実際に秋元さんとそういう話をしますか?
秋元:2択あったら「乃木坂ってこっち選ぶよね」ということはよく話しますね。
― 一緒に過ごした時間が長いので難しいと思うんですが、白石さんとの一番の思い出と言えば?
秋元:何だろうなぁ…ありすぎちゃうんですけど、特に印象深いのは「まあいいか?」という2人のユニット曲のMVを撮影したときですね(19thシングル「いつかできるから今日できる」のカップリング)。「誰とユニット組みたい?」という話になったときにまいやんが「真夏と組んでみたい」と言ってくれて私もすごくやってみたかったし、2人のユニットで私の名前を出してくれるのは嬉しかったです。そのときは卒業の話はなかったですけど、いざ撮影になると気心も知れているし、仲も良いのでずっと喋ってふざけながら写真も沢山撮って。自然と思い出作りを沢山したのですごく思い出に残っています。
秋元:割合として今は完全に後輩メンバーの方が多いので、初期の1期生だけで作ってきた乃木坂みたいに、新しい子たちでも定着して欲しいというのをずっと言っています。「あの子めっちゃ出てるよね」とか「乃木坂といったらこの子でしょ」というのが後輩たちからも沢山出るようにしていかなきゃいけない。誰がいるか分からない状況じゃなくて、「乃木坂のこの子が好き」というのが明確に出てくることが大事だと思うので、グループ名だけじゃなくてちゃんと個人個人を知ってもらわなきゃいけないと思います。


第1回:秋元真夏
「まいやんは、仕事にすごく真面目。多分誰よりも『乃木坂ってこうだよね』という信念を強く持っていて、後輩たちにも“乃木坂らしさ”をちゃんと伝えようとしている人」
白石麻衣の卒業シングル「しあわせの保護色」
白石がセンターを務める「しあわせの保護色」は、1期生全員が選抜入り、且つ前2列に位置する“十一福神”を担う楽曲。あまりにも身近すぎて、自分自身も気づけなかった保護色のような「しあわせ」と心地よい温かみあるサウンドで、白石をはじめ同シングルをもってグループを卒業するメンバーの背中を後押しする。「しあわせの保護色」号泣のMV撮影…白石麻衣と交わした言葉とは
― 「しあわせの保護色」は1期生全員福神を務めることで話題ですが、選抜とフォーメーションを最初に知ったときはどんな心境でしたか?秋元:まいやんの卒業は大きな節目だと思っていたので、そのタイミングで数は少なくなっていますけど1期生全員が選抜に入るというのは今までになかったことなので、学校の卒業と同じで「思い出づくりとして最後に協力して作品を残したい」という思いが1期生全員にあって特別な曲になりました。「カメラの前だから笑顔になろう」というのではなくて滲み出る笑顔が見れる曲になっていると思います。
― ミュージックビデオ(以下MV)の撮影はいかがでしたか?
秋元:待ち時間も2列分が全部1期生なので、いつの昔の話をしても全部通じるから楽しかったです。ずっと笑い合っていましたね。
― 撮影中は泣き出すメンバーが続出したと聞きました。
秋元:最後に1期生だけのシーンがあってその後集合写真を撮ったんです。そのときにまいやんを挟んで両端が確か松村(沙友理)と私だったんですけど、その3人は結構すぐ泣いちゃうので号泣(笑)。その後楽屋に帰っても収まらないくらい泣いていました。
― 何か白石さんと言葉は交わしましたか?
秋元:この撮影でMVを一緒に撮るのが本当に最後になるということを実感してしまって卒業は決まっているのに「やめないで、嫌だ」ということを言いました。そしたらまいやんも普段だったらバッて突っ込んで来るんですけど、結構感情が高まっていて「泣かないでよ、つられて泣いちゃうよ」と返してくれましたね。
― 1期生だけで踊っているシーンの撮影中の心境は?
秋元:30人以上いた1期生メンバーがこれだけ少なくなっちゃっていることも実感したんですけど、最近は1期生だけの空間がそんなになかったので同窓会みたいな懐かしい気分でした。
バースデーライブでの初披露…陰で涙を必死に拭いていた
― デビュー8周年記念ライブ「乃木坂46 8th YEAR BIRTHDAY LIVE」での楽曲初披露では白石さん含め泣いているメンバーも沢山いました。秋元:1個1個の経験がこれから最後になるじゃないですか?まいやんとの楽曲の初披露も今日が最後、もしかしたらナゴヤドームにまいやんと立つのも最後になるかも、とどれが最後になるか分からないという思いを毎回噛み締めなきゃいけない。最後にまいやんが真ん中に立って1期生で囲むところがあるんですけど、囲んでいると1期生全員の顔とまいやんの顔がよく見えるんですよ。それを見ていると昔を思い出して懐かしくなったし、そこで1人泣いている子を見ると伝染して泣いちゃいました。
― 秋元さんも泣かれていましたね。
秋元:泣いたんですけど、歌い終わったらすぐ(キャプテンとしてMCで)「ありがとうございました、『しあわせの保護色』どうでしたか?」って絶対言わなきゃいけないので、「泣いている場合じゃない、すぐ立て直そう」と思って途中でまいやんと松村が喋っている瞬間に必死に涙を拭いて「普通に戻れ戻れ」と頭を切り替えようと全然関係ないことを考えていました。
秋元真夏、白石麻衣の卒業を知って…
― 秋元さんが、白石さんの卒業を知ったのはいつだったんですか?秋元:ざっくり考えているということは結構前から聞いていて皆の中でも「いつぐらいだろうな」というのは考えていたんですけど、ちゃんと知ったのは発表のときからそんなに遠くはなかったです。
― 卒業を知ってから他のメンバーとグループの方向性について何か話しましたか?
秋元:ナゴヤドームのリハーサル中は1期生が集まる機会があったので、まいやん含め「私達1期生の先輩が少なくなっていくから後輩たちにも色々なことを伝えていきたいよね、伝えられることは伝えていこう」ということを話しました。
― 具体的にはどんなことですか?
秋元:個々メンバーになんですけど、直した方が良い部分とかこうしたらもっと良くなるという部分ですね。
― 白石さんの卒業を受けて、後輩の皆さんの意識の変化を感じることは?
秋元:特に3期生の梅澤美波は「お姉さんメンバーと絡んでいきたい」ということを言ってくれて、まいやんと最近喋っているのも見かけたので交流って良いなと思いました。まいやんも自分から行くより後輩から話しかけられるのがすごく好きなタイプなんですよ。なので、その瞬間嬉しかったんだろうなと思って見ていました。
秋元真夏、白石麻衣は「お姉ちゃんみたいな存在」
― この曲で白石さんを送り出すことになります。曲にかける思いを教えて下さい。秋元:まいやん本人は「卒業は悲しいけど、気持ち的には明るい方に持って行きたい」といつも言っていて、今までもマイナスよりは常にポジティブに考える人だったから、私もそれに乗っかって悲しいけど明るさを前面に出して送り出せたらなと思っています。
― 今、白石さんにメッセージを伝えるとすると、どんなことを伝えたいですか?
秋元:私より年は一個上なんですけどポジティブ思考なところが似ていると思っていて、私にとって本当にお姉ちゃんみたいな存在で、小さい子がお姉ちゃんの真似を全部するみたいにまいやんの後をついていけば正しいと思っていたので、拠り所がなくなっちゃう気がして寂しいです。でも卒業してからも同じ関係性でいたいなと思っています。
白石麻衣は「“乃木坂らしさ”をちゃんと伝えようとしている人」
― グループ全体として、1期生の中で白石さんはどんな存在でしょうか?秋元:仕事にすごく真面目なので、多分誰よりも「乃木坂ってこうだよね」という信念を強く持っていて「これは乃木坂っぽい・ぽくない」を自分の中で振り分けて、それをちゃんと守っていて後輩たちにも“乃木坂らしさ”をちゃんと伝えようとしている人。グループのことがすごく大好きなんだろうなと思います。
― 実際に秋元さんとそういう話をしますか?
秋元:2択あったら「乃木坂ってこっち選ぶよね」ということはよく話しますね。
― 一緒に過ごした時間が長いので難しいと思うんですが、白石さんとの一番の思い出と言えば?
秋元:何だろうなぁ…ありすぎちゃうんですけど、特に印象深いのは「まあいいか?」という2人のユニット曲のMVを撮影したときですね(19thシングル「いつかできるから今日できる」のカップリング)。「誰とユニット組みたい?」という話になったときにまいやんが「真夏と組んでみたい」と言ってくれて私もすごくやってみたかったし、2人のユニットで私の名前を出してくれるのは嬉しかったです。そのときは卒業の話はなかったですけど、いざ撮影になると気心も知れているし、仲も良いのでずっと喋ってふざけながら写真も沢山撮って。自然と思い出作りを沢山したのですごく思い出に残っています。
秋元真夏が作っていきたいこれからの乃木坂46とは
― では、最後に今回の曲を経て、キャプテンとしてこれからどんなグループにしていきたいかを教えて下さい。秋元:割合として今は完全に後輩メンバーの方が多いので、初期の1期生だけで作ってきた乃木坂みたいに、新しい子たちでも定着して欲しいというのをずっと言っています。「あの子めっちゃ出てるよね」とか「乃木坂といったらこの子でしょ」というのが後輩たちからも沢山出るようにしていかなきゃいけない。誰がいるか分からない状況じゃなくて、「乃木坂のこの子が好き」というのが明確に出てくることが大事だと思うので、グループ名だけじゃなくてちゃんと個人個人を知ってもらわなきゃいけないと思います。
白石麻衣 卒業シングル/乃木坂46・25thシングル「しあわせの保護色」(3月25日発売)モデルプレスインタビュー連載
「第1回~第3回」は秋元真夏、星野みなみ、和田まあやが「しあわせの保護色」について語り、「第4回~第6回」は同じ3人がモデルプレス読者から寄せられた質問に回答。白石麻衣との思い出や、1期生全員で福神を務める心境、気になる後輩、美の秘訣などが明かされる。(modelpress編集部)秋元真夏(あきもと・まなつ)プロフィール
1993年8月20日生まれ/血液型:B型/星座:しし座/身長:156cm/乃木坂46の1期生。2019年8月に2代目キャプテンに就任。【Not Sponsored 記事】
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