Little Glee Monster(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス

<Little Glee Monsterインタビュー>大号泣したこと、刺激受けあったソロパフォーマンス、レコ大に向けて…飛躍の1年振り返る

2019.12.13 22:00

12月11日に5周年記念EP「I Feel The Light」をリリースしたボーカルグループLittle Glee Monster(通称:リトグリ)がモデルプレスのインタビューに応じた。

リトグリ、激動の2019年

リトグリはメジャーデビュー5周年を迎えた2019年、4thアルバム「FLAVA」(1月16日発売)から始まり、2月には2年ぶり2度目の日本武道館でのコンサート「Little Glee Monster Live in BUDOKAN 2019~Calling Over!!!!!」、夏にはリトグリ史上最大規模の全国ツアーにして、ファイナル公演が国立代々木競技場第一体育館改修後のこけら落としとなった「Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~」。シングルも「君に届くまで」「ECHO」を発表しており、「ECHO」は「第61回 輝く!日本レコード大賞」にて優秀作品賞を受賞、年末には「第70回 NHK紅白歌合戦」(NHK)への出演も決まっている。

そんな大活躍の1年を締めくくるEP「I Feel The Light」は、5周年を迎えたリトグリの過去と未来を感じることが出来る作品。「I Feel The Light featuring Earth, Wind &Fire」は、Earth, Wind & Fireとのコラボ曲となっており、LAでレコーディングを行い、フィリップ・ベイリーが作詞するなど全面的にプロデュースされた楽曲となっている。

今回のインタビューでは、「I Feel The Light」や全国ツアーについて語るとともに大活躍の2019年を振り返った。

Little Glee Monster(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
Little Glee Monster(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス

リトグリ、初の海外レコーディング

― まずは「I Feel The Light」について教えて下さい。

manaka:「I Feel The Light」は、Earth, Wind & Fireとのコラボ曲で、実際に私たちがL.A.に行ってレコーディングしてきました。「愛しさにリボンをかけて」はクリスマスソングで、ほかにもライブ音源も収録されていて、色がバラバラな5曲を詰め込んだ、私たちらしさが凝縮されたEPになったかなと思います。

― 「I Feel The Light」はツアーで披露したり、MVも公開されたりしてますが、反響はいかがですか?

manaka:ホールツアーの1曲目が「I Feel The Light」だったんですけど、ファンの方には何の情報もないので「何の曲これ?カバー?オリジナル?」って“?”だったと思いますし、私たちもL.A.でレコーディングしたことや、すごいコラボだったことを言いたかったけど言えなかったんです。それでやっと情報が解禁になって伝えられるようになって、色々反響を頂けて嬉しいです。

― Earth, Wind & Fireとのレコーディングはいかがでしたか?海外でのレコーディングも初めてですよね?

かれん:はい、自分たちが歌入れする前に、Earth, Wind & Fireの皆さんが録音している姿を間近で見せて頂けましたし、フィリップの奥さんに歌唱指導してもらいながらのレコーディングだったので、新しいことだらけですごくいい刺激になりました。

― レコーディングはどれくらい行ってたんですか?

アサヒ:1週間です。

― お仕事以外の時間もあったんですか?

かれん:ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユを観たり、(クリスティーナ・)アギレラのライブを観に行ったり。

― レコーディング以外でも吸収する時間になったんですね。

芹奈(C)モデルプレス
芹奈(C)モデルプレス
芹奈:アギレラのライブが観れたのは、すごく自分的に刺激になりました。中学生の頃からずっとアギレラのことが好きでめっちゃ聴いてましたし、本当に心から大好きって思う音楽が日本でなかなか見れなかったりするので、今回こういった自分の本当に大好きなものを生で観れたことがすごく嬉しくて、初めてライブで大号泣しました。

― すごくいい経験ですね。他に思い出に残ってることはありますか?

アサヒ:グランド・キャニオンを見に行って…。

manaka:寝てたけどね。

アサヒ:起きてた!死にながら(笑)。

かれん・MAYU・芹奈・manaka:(笑)。

アサヒ:初めてみんなでセスナに乗って、すごい地層の歴史を感じました。

MAYU:ほんまかい!?

リトグリ、好評だったソロパフォーマンスを振り返る

― 今年モデルプレスでリトグリさんにインタビューさせて頂くのは4回目なのですが、アルバム・シングル・ツアー・EPなど毎回大きなトピックスがあり、かなり活発な1年だったと思います。なので、お1人ずつ今年を振り返ってもらいたいです。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ:代々木のこけら落としが出来たのはすごく嬉しかったです。3日間ライブするっていうのも初めてでしたし、誰よりも最初にキレイな何にも染まってない代々木をリトグリで埋められたっていうのはすごい嬉しかったです。

manaka(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
manaka:ツアーでは心の底から楽しいなと思う瞬間がどの公演にもたくさんありました。自分たちが楽しめたから、お客さんたちも楽しんでくれたのかなと思いますし、MCが少ない分、純粋に音楽を楽しめたっていう感想やお手紙も頂いています。なので、自分たちも楽しむことが1番大事なんだなとより濃く感じられた1年、ツアーだったと思います。

芹奈:今年は本当にあっという間すぎて「何したっけ?」って思い出せないぐらいのスピードで駆け抜けてきました。来年も、あっという間やったって思えるような充実した1年にしたいです。

MAYU:プライベートの話なんですけど、地元の友だちと初めて遠出したのがすごい楽しくて、それが楽しかったのでお仕事も楽しく出来た1年です。

― どこに行ったんですか?

MAYU:三重県、伊勢の方に車で日帰り旅行的なことをしてきました。私、地元の友だちがすごい好きで、地元の友だちが自分の力になっているのでお仕事も楽しみながら頑張ることができたなって思います。

かれん:私は代々木のソロパフォーマンスでピアノの弾き語りをしたことが挑戦でしたし、やれてよかったなぁと思います。

― ソロパフォーマンスは、5人それぞれの個性が光っていて感動しました!皆さんとしては、いかがでしたか?

かれん:すごく刺激を受けて、素直にみんなのことを「カッコいいな」って思いました。お客さんからの評判もよかったし、関係者の人たちも「みんなそれぞれ良かったよ」って言ってもらえることが多かったので、本当にやってよかったなって思います。

芹奈:改めて本当に5人全員バラバラなんだなって感じました。こんなにもキャラが違うのに、よく5年もやってこれたなって素直に思いましたね(笑)。

リトグリ:(笑)。

― (笑)。お互いどんなことをやるか話したりしていたんですか?

manaka(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
manaka:何やるかも知らないし、他のメンバーがいつ練習してるのか分からず、通しリハでやっと見れました。

― 「何やるの?」って聞かなかった?

芹奈:気にはなってたけど…。

MAYU:なんか聞かん方がええかなって(笑)。

― リハで初めて観て驚きもあった?

かれん:リハはスタッフさんがいっぱいいる中で1人でやるので緊張するんです。そんな中、manakaがルーパーをやってるのを初めて観て「この空気感の中で完璧にやりきるのはすごいな。単純にカッコいいな」って思いました。

― 確かに、シーンとしてる中でちょっとずつ音を積み上げていかなきゃいけないですもんね。

かれん (C)モデルプレス
かれん (C)モデルプレス
かれん:そうなんですよ。

芹奈:超怖い…。

manaka:私はみんなを通しリハで観たときに、それぞれを応援してくれるファンの方が1番喜んでくれるようなパフォーマンスを自発的に出来たのかなって感じました。ファンの方が観たい姿を自ら選んでやれたのはすごいよかったです。

2020年、ついにリトグリの夢が実現

― そして、代々木では2020年のツアーも発表。「全国47都道府県に歌声を届ける」いう夢がついに実現します!ファンの方も喜んでくれてましたね。

かれん:喜んでくれたのはすごく嬉しいですが、初めて行く場所も多いので少し不安もあります。地域によって盛り上がり方も違いますし、人も違うし、あと人が集まるのかっていう不安も。でも、期待してくれてる方がいるんだって信じて、このツアーを完走したいです。

― 年末の音楽番組も多くファンの方が楽しみにしてると思います。レコード大賞は「ECHO」での優秀作品賞受賞ということで大賞の可能性も!

manaka:もしかしたらっていう立ち位置に自分たちの作品を選んでもらえたことだけでも嬉しいですし、もしも名前を呼んでいただけたら大事件ですね。

芹奈:本当にそうです。

アサヒ:想像できないです。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス

リトグリにとってレア?贅沢?な作品に

― 最後に、モデルプレス読者にむけて改めて「I Feel The Light」についてメッセージをお願いします。

MAYU (C)モデルプレス
MAYU (C)モデルプレス
MAYU:今日インタビューを受けながら思ったんですけど、今回のEPはリトグリにとってレアな1枚になったなと思います。新しい挑戦の曲があって、リトグリらしい冬の曲があって、カバーも音源化するとは思ってなかったけど皆さんに聞いてもらいたい曲でした。すごく贅沢というか……なんて言うんですかね…レアっていう言葉で合ってるのかな?…なんか分かんないですけど(笑)。

リトグリ:(大笑)。

アサヒ:よかったのに!

芹奈:良いこと言ってた。

MAYU:どうまとめればいいか分かんなくなった(笑)。とにかくすごいレア感。自分たちでも贅沢だなと思えるものができたので、皆さんに届いてほしいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

Little Glee Monster「I Feel The Light」(12月11日発売)概要

・初回生産限定盤(CD+DVD)
・通常盤(CD)

【CD共通】

1,I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire
2,愛しさにリボンをかけて
3,YOU'VE GOT A FRIEND-Live on 2018.02.03-
4,Monster Groove Medley-Live on 2019.09.18-
5,You Don't Know Nothin'

【DVD】

I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire Music Video
LA Documentary Film

Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)プロフィール

研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」。力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年10月29日「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。

2017・2018年2年連続でNHK紅白歌合戦にも出演。2018年には自身初の東京・大阪アリーナツアーを開催し、夏には自身初のアジア2都市での海外単独ツアーも成功させた。

2019年は、1月にアルバム「FLAVA」をリリースし、2月には日本武道館公演2Days公演にて2万5千人を動員。夏より自身最多動員となる全国ツアー「Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~」を開催、9月リリースのシングル「ECHO」で「NHKラグビーテーマソング」を担当。12月にはミニアルバム「I Feel The Light」をリリース。さらに、3年連続でNHK「紅白歌合戦」への出場が決定している。
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