山田杏奈&大友花恋「新米姉妹のふたりごはん」で“ドキドキする関係”挑戦も「楽しんで」<モデルプレスインタビュー>
2019.10.14 08:00
views
テレビ東京新ドラマ「新米姉妹のふたりごはん」(毎週木曜深夜1時~)で主演を務める女優の山田杏奈(やまだ・あんな/18)&大友花恋(おおとも・かれん/20)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
ドラマ「新米姉妹のふたりごはん」
同作は、月刊コミック電撃大王にて連載中の人気同名漫画を実写化。親の再婚を機に突然姉妹になった女子高生のサチとあやりが、“料理”を通して心を通わせ、絆を深めていく物語。料理をすることは苦手だが美味しいものを食べることが好きな外交的な姉・サチを山田が、内向的だが料理が絡むと目を輝かせる一面を持つ妹・あやりを大友が演じる。生ハムの原木やラクレットチーズなど「こんなの家で食べられるの!?」と驚く料理が続々と登場する“飯テロ”ドラマでもある同作。ほっこりするご飯のシーンとともに、姉妹が心を通わせていく中で垣間見える、女子同士の少し「ドキッ」とするような描写も魅力の1つとなっている。
山田杏奈&大友花恋、お互いに“逆のイメージ”の役柄に驚きも
― 今回の役が決まった時の心境はいかがでしたか?山田:原作を読ませていただいて、本当にご飯が魅力的に描かれていますし、ご飯を通じて2人が仲良くなっていく様子とか、一緒にご飯を食べることの温かさとか、幸せを改めて感じました。それを映像という形で表現できることがすごく嬉しかったです。
大友:最初に「飯テロドラマです」という説明を受けて、私自身、SNSで食べる動画、料理をする動画、咀嚼音の動画などが流行っていてよく見ていたので、自分がそれを作る側になれるということがとても楽しみでした。お話を聞いたときから、これはたくさんの人が見てくれる素敵なドラマになるだろうとワクワクしました。
山田:あとは、私は普段あやりのようなクールな役を演じることが多いのですが、今回は明るくて天真爛漫なサチをやらせていただくので、そこは挑戦だなと思いつつ、すごくわくわくした気持ちになりました。
大友:私も杏奈ちゃんと一緒で、私は逆に明るい役が多いので「私があやりなんだ」とびっくりしました。
山田:「そっちなんだ」ってなったよね。
大友:驚きました。でもいつもと違う私達だからこそ見せられる新しいドラマにしたいという思いもあって。今まで若い女の子2人が主軸になっている飯テロドラマというのもあまりなかったと思うので、そういった意味でもこれまでにないドラマになればいいなと思います。
初共演の2人はすでに大の仲良し
― 今回お2人は初共演とのことですが、お互いの印象はどうでしたか?山田:明るい役をやっていらっしゃるイメージが大きかったので、そういう方なんだろうなって思って会ったのですが、もちろんすごく明るい方なんですけど、それ以上に周りを見ているし、大人だし、とても尊敬できるところがいっぱいあって…ほんとだよ(笑)?ほんとにいつも素敵な人だなと思っています。
大友:恥ずかしい。嬉しいです(笑)。
山田:スタッフさんに対しての気の配り方だったりもすぐ気づくし、精神年齢が高いなというか、すごく大人だなと思います。私の方が1つ年下なんですけど、それなのに気を遣ってくれたり、逆にすごくフランクに接してくださったり…ものすごく大好きです。
大友:ちょっとこの録音したのいただいていいですか(笑)?これを子守唄に寝ます!
― とっても仲がいいですね(笑)。
2人:すごく仲良くなりました!
― 大友さんは山田さんの印象はどうでしたか?
大友:クールで格好良くて凛としているイメージだったのですが、自分の軸はしっかり持ったまま、色んな所に柔軟に対応している様子が見ていて憧れます。あとは、パッと見た時の印象は「妖精」。この世のものじゃない。
山田:なにそれ(笑)。
大友:初めてお会いしたのは会議室だったのですが、肌の色が透き通るように白くて、その日着ていたTシャツと肌の色が一緒だったんですよ。
山田:そんなわけないよ~。
大友:目元の色素の薄さとかも、「こんな人がこの世にいるのか」と目を奪われてしまって。帰り道にマネージャーさんとずっと「Tシャツと肌の色が一緒だった」と話してたんですよ。儚くて、可愛らしくて「あ、サチだ」と思いました。
山田:嬉しい。
― プライベートで一緒にどこかに行かれたりはしたのですか?
山田:まだ撮影期間中なので、プライベートでどこかに行ったことは今のところないんです。
大友:でもそういう感覚を超えて、サチとあやりとしてずっと一緒にいられていると思います。
山田:気を遣わないでいられるから、ものすごく楽です。休憩中も花恋ちゃんと話しているとリラックスできます。
大友:ご飯の話を2人でよくするので、これから時間ができたら一緒にご飯に行けたら良いねって話しているところです。
― 撮影以外の休憩時間などは、役が抜けて別の関係になるんですか?役のままですか?
山田:別じゃない?
大友:うんうん。
山田:サチとあやりの間には、本当の姉妹ともちょっと違う何かがあるじゃないですか。だから、そういうのとは違う関係かな。
大友:杏奈ちゃんも言うように、サチとあやりの関係は独特で、お互いに距離の詰め方を考えあぐねているからこそ、遠すぎたり近すぎたりするんですよね。そこが見どころの1つにはなると思うのですが、だからこそカットがかかった瞬間は素の私達の状態になって、一回フラットに戻して、次のシーンをまた新しく頑張るという感じですね。そういうリズムが2人で築けている気がします。
姉妹同士の“ドキドキする関係”も「楽しんで」
― 確かに2人の関係は少し独特というか、ドキドキする関係でもありますよね。そういう作品は挑戦という感じですか?2人:挑戦です……!
大友:挑戦ですが、楽しんでやっています。こうしたらいいんじゃない?こうしたらいいんじゃない?きゃっきゃっきゃ。みたいな(笑)。
山田:そうそう。楽しんでますし、こういう風にやったら観てる人も楽しんでいただけるんじゃないかなっていうのも2人で考えながら。
大友:本当に枠にとらわれない新しいドラマだと思います。今話題と言うか、令和の時代に新しい風が吹くようなジャンルがたくさん詰め込まれているので、世代問わず、男性も女性も、いろんな方々に刺さるドラマだと思います。
― 2人のシーンでどういう空気感を伝えたいですか?
大友:お料理と2人の温度、ぬくもりみたいなものが伝わったら良いなと思います。本当にずっと温かいので、深夜、疲れて帰ってきた後の癒やしになると思います。
山田:各話のラストが、“2人の関係がこうなりました”とまとまるシーンなんです。話数を重ねていくごとにどんどん2人が仲良くなっていくのですが、ラストシーンを見ていただければよりほっこりしてもらえると思います。
大友:そうだね。各話でラストがポイントになっているので注目してほしいです。
大友花恋&山田杏奈の“料理事情”は?
― ちなみにお2人は料理はされるのですか?大友:私は…しなくはないくらいです(笑)。なので、あやりの職人のような手さばきや豊富な知識を話すシーンは、緊張しながら撮影しています。
― 役作りのために練習されたのですか?
大友:はい。クランクインする前に色々と自分で料理を作って、挑戦するようにしました。あとは撮影中も先生に「ここはこれをこれくらい入れるのがいいですか?」「こうやるのがポイントですか?」等教えていただいています。新しい料理の知識もたくさん得られて、日々勉強になりますね。
― 難かった技とかはありますか?
2人:フランベがすごかったです!
山田:怖かったね。でもできてたね。
大友:初フランベでした。お家では練習できないので緊張しました。
山田:確かに家じゃ練習できないもんね。
― 山田さんはお料理されるのですか?
山田:私はします。
― 得意料理はありますか?
山田:和食はよく作りますね。昔からだし巻き卵を極めたいと思っていて、得意と言えるかもしれないです。
大友:作ってきてほしい!食べたい、だし巻き卵。
山田:作りたい。だし巻き卵はふわふわに、きれいな形でできます。基礎の基礎ができれば、“できる人”っぽいので練習しました(笑)。
大友:確かにだし巻き卵作れる人は、絶対料理上手だよね。
“飯テロドラマ”の対策法は…?
― ちなみにお2人は撮影で沢山食べますよね?太りやすい時期でもありますが、対策とかはしているのですか?大友:対策はしていないのですが、衣装合わせのときに、制服のサイズ感を自分にぴったりに揃えていただきました。なのでそれをバロメーターにしています。
山田:私もそう!制服着たときのスカートのウエストが「まだ大丈夫」みたいな。
大友:そうそう。「今日はきつい、食べ過ぎた」とか。
山田:そうそうそう!
大友:けっこう目安になっています。型から変わらないように、みたいな。
― 撮影では何が一番おいしかったですか?
山田:私はフォアグラです。
大友:フォアグラよかったよね~美味しかったね~!
山田:贅沢な食べ方しちゃいました。
大友:フォアグラのソテーを作ったんです。
山田:おいしかったー!
大友:私は印象に残っているのはラクレットですね。チーズがかけ放題の。あんなにチーズ食べることってないので。一日中チーズを食べた幸せな日でした。
大友:一軒家みたいなところをまるまるセットにしているんですけど、その家中がチーズの匂いに包まれるぐらい。一日中おなかぐぅぐぅなってました(笑)。
― 視聴者にとってもすごく“飯テロ”になると思うのですが、対策法はありますか…?
大友:私もオンエアをどうやって対策して見ようかなと思っているのですが、これは防ぎようがないです(笑)。対策というよりも、自分を認めてあげてほしいです。
山田:夜中にリアタイしてほしいもんね。一週間に一度のご褒美で、食べながら見るしかないです(笑)。
大友:それか我慢しながら見て「明日何食べよう…」って幸せな想像をするのもいいと思います!
― 確かにそうですね。では最後に、改めて見どころと視聴者の方にメッセージをお願いします。
山田:ご飯の撮り方ひとつにしても、スタッフの方がものすごくこだわって撮ってくださっているんです。ご飯がとても魅力的に映っているドラマですし、私たちもいかに味や匂いが伝わるように食べるかというのを意識しながら演じています。なので実際に食べているような感覚になったり、食べたいと思ったり、改めてご飯のことを考える時間になればうれしいです。
あとは、サチとあやりという姉妹が、食べることで仲を深めていくという今までにない形の作品なので、そこも楽しんでいただけたらなと思います。
大友:深夜のドラマってひとりで見ることが多いと思うんです。私自身一人暮らしで、帰って夜見るってことが多いので。だからこそサチとあやりが、食べ物を通して距離を縮めていく空気感のようなものを感じて、心が温かくなってもらえたら嬉しいです。疲れた心、疲れた体へのお薬、栄養となるようなドラマなので、見て癒やされて、次の日なに食べようかワクワクしながら眠ってもらえたらなと思います。
― ありがとうございました!
「新米姉妹のふたりごはん」第2話あらすじ
親の再婚により、突然姉妹となったサチ(山田杏奈)とあやり(大友花恋)。サチの誕生日当日、サチは自分が誕生日であることをあやりに言えないでいた。元気のないサチを幼馴染みで同級生の絵梨(田中芽衣)が元気づけようとするが…。その夜、ある事がきっかけでサチの誕生日が今日だと知ったあやり。次の日の朝、怖い顔をしながらスマホを睨むあやりの姿を見て戸惑うサチは、学校から重い足取りで家に帰ると、既にあやりが帰宅していて…?(modelpress編集部)【衣装協力】
大友花恋
AULAAILA(アウラアイラ)/コードナイン
O’RIC(HAYASHIGO)
ACCOMMODE
Lana Swans
Jelma
山田杏奈
RANDEBOO
muller of yoshiokubo
HIMIKO
ReFaire
Losau
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス