川栄李奈「仕事がなくなる日も来ると思っている」“ブレイク女優”と呼ばれることへの本音…困難に立ち向かう方法は?<モデルプレスインタビュー>
2019.05.03 20:00
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テレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(毎週金曜よる11時15分~※一部地域を除く)に出演する川栄李奈(かわえい・りな/24)。ドラマシリーズ“パート3”の今回から新加入した彼女が、撮影現場の様子や、女優への本音、今後について語った。
川栄李奈「家政夫のミタゾノ」撮影現場は「和気あいあい」
同作は、TOKIOの松岡昌宏が演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。パート2のラストで「I’ll be back」の言葉を残し走り去った三田園が、宣言通り1年ぶりに降臨する。川栄が演じるのは、勝ち気で疑り深い性格の持ち主であり「若いけれども優秀」というお墨付きの若き家政婦・恩田萌。「1人で推理を始めることが多いのですが、早口の探偵口調で一気に話すのは、大変です」と役作りには少し苦戦した部分もあったようだ。
パート3から、川栄とともに、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧がシリーズに加入。「『家政夫のミタゾノ』パート1とパート2では、三田園さんとタッグを組む家政婦は2人でしたが、今回は3人体制に。私が演じる恩田萌は、伊野尾さんの役とは正反対の性格なので、見ている方が分かりやすく差を感じられるのではないかと思います」と前作との違いを明かした。
共演者らとは、撮影の合間も良い関係が築けているようで、現場での様子を笑顔で話す。「本当に和気あいあいとしています。撮影の日は、朝ご飯におにぎりが出るのですが、その具材を前日にみんなで話し合って決めています(笑)。『明日は何が良い?』と他愛の無い話で盛り上がっているんです」。
川栄李奈、“ブレイク女優”と呼ばれることへの本音
AKB48在籍中からドラマ『ごめんね青春!』(2014年/TBS系)への出演など女優として活躍していた川栄は、2015年8月にグループ卒業後、舞台やドラマ、映画で幅広い役柄に挑戦してきた。女優業を本格化させてからは、次々と話題作に抜てき。どの役でも“ハマり役”と演技力が絶賛され、“ブレイク女優”と呼ばれることも多くあるが、周囲からの反響については「自分ではあまりわからない。台本を読んで感じたことをお芝居に出して、監督さんの意見を取り入れているだけです」と謙虚。
「AKB48では大人数で活動をしていたので、女優業を始める時、1人になるのはすごく大変だなと感じていました」と当時を思い返したが、“女優・川栄李奈”という存在が確立した現在でも、仕事に対する姿勢は変わらない――「今後もコツコツとやっていこうと思っています」。
川栄李奈「仕事がなくなる日も来ると思っている」
“平成”と“令和”、時代の区切りを迎えるにあたり、女優として新たに掲げる目標を問うと、「一時期ドラマや映画に出演させていただけても、そのあとにしばらく出演がないと『あの人いなくなったな』と思われてしまうとか、すごく考えてしまう。今はいろんな作品に出演させてもらっていますが、仕事がなくなる日も来ると思っているので、いろいろな役を幅広く演じさせてもらって、ご縁が続けば良いなと思います」。そんな川栄が、困難にぶつかった時に乗り越える方法は――?「私は、普段からあまり落ち込まないタイプなので、壁にぶつかった時も『違う方法を考えればいいや』と気楽に考えています。こういう考え方をするのは難しいかもしれないですが、気楽に考えたほうが、絶対に楽しいので、『これがダメなら、別の方でいいや』とあまり重く捉えすぎずに、楽しんでいます」。
真剣な表情で語っていたかと思えば、「ご飯を食べるのがすごく好きなので、友だちとご飯を食べに行くだけでも、リフレッシュになります。1時間でも空いている時間があれば、自分から食事に誘いますね。最近はAKB48の横山由依さんと会いました」と無邪気に笑う川栄。目を合わせる度に変わる印象が、私たちの心を捉えて離さないのだろう。新たな“令和”時代ではどんな姿を見せてくれるのか、楽しみでならない。(modelpress編集部)
川栄李奈(かわえい・りな)プロフィール
1995年2月12日生まれ、神奈川県出身。女優。2018年は11本のCM(ニホンモニター調べ)をはじめ、ドラマ・映画で活躍。2019年は、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)のほか、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」、ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ)、「デザイナー 渋井直人の休日」(テレビ東京)に出演。映画「九月の恋と出会うまで」(3月1日公開)、「泣くな赤鬼」(6月14日公開)の公開が控えている。「家政夫のミタゾノ」第3話あらすじ
発足以来「クリーンすぎる内閣」として高い支持率を維持してきた矢那内閣が、初めて支持率50%割れを記録。原因は50億円の使途不明金問題だった。そんな中、三田園(松岡昌宏)と光(伊野尾慧)が矢那内閣の官房長官・内部忠(小堺一機)の自宅に派遣される。到着早々、風呂場の掃除をしていた三田園たちは、内部が電話で誰かに「“ハワイ”の一件が明るみに出たらまずい。どんな手を使っても、手を汚してでも闇に葬るんだ」と指示しているのを耳にする! 三田園が電話の会話を聞いていたのではないかと訝しんだ内部は「今日ここで聞いたことを外でしゃべったらどうなるかわかってるな」と、脅しも込めて念を押す。
実は先だって、新薬で総理大臣医薬化学賞を受賞した落合康介(大堀こういち)の研究データが、偽物だったという記事が出ることが判明。内部は秘書官の岡本(東根作寿英)や落合と対応策の協議に追われていたのだ。内部は、落合の研究データの真偽よりも、総理のスキャンダルの隠蔽中であった…。
さらに内部の自宅には週刊誌が放ったスパイも潜り込んでいた! 内部と岡本らとのやりとりはすべて外部へと筒抜けになっている状況の中、内閣のスキャンダルに興味津々の萌(川栄李奈)までもが光に探りを入れる電話をかけてきて…?
やがて落合の研究データが改ざんされていたことが明らかに。総理への影響を懸念する内部だったが、矢那総理から「落合は私の古い友人なんだ」と打ち明けられ、さらに「いろいろ頼むよ」という言葉をかけられ、これまでのように1を聞いて10を悟る“忖度”をするべく、動き始める! そんな内部の動きは、週刊誌からのスパイによって筒抜けに。しかもデータが改ざんされた新薬にはとんでもない秘密が隠されていた!三田園と内閣が総理の秘密を巡る“忖度”バトルに発展!?内部が隠す“ハワイ”の秘密とは…!?
【Not Sponsored 記事】
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