「中学聖日記」で“気になるあの子”小野莉奈の素顔とは?先輩・有村架純からのメッセージに「ホッとした」<モデルプレスインタビュー>
2018.10.30 21:00
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有村架純が主演を務めるTBS系連続ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜よる10時~)に出演中の新人女優・小野莉奈、18歳。女性向けマンガ雑誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の漫画家・かわかみじゅんこ氏による同名漫画が原作の同作は、女教師・末永聖(有村)と勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)との“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー。小野は、晶のクラスメイトで彼に恋心を抱く岩崎るな役を演じており、「あの子は誰?」とネクストブレイク枠として注目を集めている。今回、モデルプレスではそんな彼女にインタビューを実施。『中学聖日記』の撮影の感想、事務所の先輩でもある有村とのエピソード、さらにはデビューのきっかけなど、たっぷりと話しを聞いた。
『中学聖日記』で“気になるあの子”小野莉奈を直撃 有村架純とのエピソードも
― 『中学聖日記』は、小野さんにとって初の連続ドラマレギュラードラマ。放送が始まっていかがですか?小野:ここまで台詞がある役も初めてですし、自分がテレビに映っているのがすごく不思議です。撮影自体は少し前なので「懐かしいな」って思いながらオンエアを観ています。「ここはこんな気持だったな」「ここ撮影場所遠かったな」とか。
― 今回が連続ドラマ初レギュラーということですが、撮影現場での発見などはありましたか?
小野:画面上だと、同じお家とか学校に見えるけど、実際はセットになってたり、違う場所で撮影してたり、すごく不思議だなって思いました。「本当は違うけど、皆にとってはこことここは同じ場所に見えるんだー」って。あとは、夏に撮影したから暑かったけど、画面上だと涼しく見えるんだな、とか。バレてないかな?とか(笑)。ほかのドラマに対しても、裏の状況とか撮影の仕方とか、そういうことを気にして観るようになりました。
― 反響も大きな作品ですよね。
小野:周りの人は「観たよ」とか「今日も観るよ」とか言ってくれます。家族とは毎回一緒に観ているんですけど、展開的にこれから先は一緒に観られなくなるかもしれないって(笑)。
― るなは晶へ積極的にアプローチをしていますが、4話5話とまた動きが…。聖、晶、聖の婚約者の勝太郎(町田啓太)、そしてるなの四角関係も見どころです。
小野:はい、これからは結構色々と…(笑)。私は普段あまり積極的なタイプではないし、自分とは違う部分があるので、演じていて楽しいです。
― 特に岡田健史さん演じる晶らクラスメイト役の皆さんとの撮影が多いかと思いますが、現場の雰囲気は?
小野:岡田さんもですし、同世代が多いので、休憩中は普通に同級生と話しているような感覚で楽しいです。岡田さんは役に真剣に取り組んでいる姿を見ると素敵だなと思いますし、人間的に晶と似ている部分があるなと思います。
― 主演の有村架純さんは事務所の先輩ですが、お話はされましたか?
小野:お芝居のこととか美容法とか。色々とお話させていただいています。
― 特に印象に残っているエピソードを教えてください。
小野:有村さんのCM撮影の現場に見学に行かせていただいたときに、「頑張り方は人それぞれだし、人に合わせなくていいよ。皆と合わせてもつまらないから、自分のやり方でやったほうがいいよ」ってアドバイスをもらったことがあったんです。もうすぐドラマの撮影が始まるときだったので、それを聞いてすごくホッとしました。
― リラックスして現場に臨めそうな素敵なメッセージですね。
小野:嬉しかったです。いい意味で力が抜けました。
デビューのきっかけは?小野莉奈の素顔に迫る
― 小野さんはデビューが2017年。現在所属するFLaMmeのオーディションを受け、この世界に入ったということですが、女優を目指したきっかけは?小野:小学校6年生の頃にお遊戯会で『ライオンキング』をやったんですけど、それでシンバ役をやって、「お芝居って楽しいな」って思ったことがきっかけです。シンバ役を決めるのに、学校内でオーディションがあって、最初は友達が受けるからって一緒に受けたんですけど、やっていくうちにやりたいって気持ちが芽生えて、オーディション前もすごく練習して選んでもらえたので、お芝居に対して自信が持てたんです。一緒に受けた友達は、頭も良くて何でもできるタイプの子だったので、「自分にもできることがあるんだ」って思えて。それは初めて感じた気持ちでした。
― それが小学校6年生の頃。実際にオーディションを受けたのはいつ頃ですか?
小野:高校2年生のときです。それまで周りにやりたいって言えなくて…でも、高校に入って、歌手を目指している女の子と仲良くなって、その子に初めて「女優さんになりたいんだ」って話をしたんです。歌手を目指している子だったので、オーディションの書類の書き方とか写真の選び方とか、色々教えてもらいました。「ここはこうした方がいいよ」ってアドバイスをもらって、FLaMmeに出す書類も5回くらい見直してもらったんです。その子に背中を押してもらいました。
― FLaMmeを受けたきっかけは何だったのでしょうか?
小野:所属している女優さんを見たときに直感で「合ってるかもしれない」って思ったことが大きかったです。具体的な理由はないんですけど、勘でそう思いました。
― デビュー直後には、オーディションで「LINE」のWEB動画に出演が決定。その再生回数がYou Tubeで190万回を超えとなり、演技力でも話題を集めました。
小野:事務所に入ってから、オーディションを少しずつ受けるようになって、本当に運が良かったなと思います。タイミングもあるだろうし、選んでいただけて嬉しかったです。
― お芝居を本格的に始めたのは、デビュー後ですか?
小野:はい。ワークショップにも何度か参加させていただきました。
― ワークショップは刺激が多いとおっしゃる方も多いですが、いかがでしたか?
小野:…苦しかったです。お芝居のレッスンもあまりしたことがないので、力が入ってしまう部分もあって。同世代の子も多いし、最初は“学びたい”とかそういうことよりも、たくさん人がいる中で“いい演技を見せたい”ってことばかり考えてしまっていたんです。せっかく学べる場なのに、そういう風に考えてしまっていたから、苦しいって気持ちが強かったんだと思います。でも、回を重ねる度にだんだん冷静になれました。
― それは何か気持ちに変化をもたらす出来事が?
小野:「ハナレイ・ベイ」の松永大司監督のワークショップに参加したんですけど、すごくアツい指導をしてくださる方なので周りに泣いている人もいて、私も台詞を一言も言わないでお芝居を止められたことがあったんです。最初は正直「まだ続けるのか…」って思ってたんですけど、自分のお芝居ができるようになったなって瞬間があって。手応えとまでは言えないかもしれないですけど、変化を実感したときに冷静になれて、最後の回では少しだけ褒めてもらえたんです。最後まで頑張って良かったなと思いました。
― そういった経験を経て、今『中学聖日記』で注目を浴びている小野さん。今後はさらに活躍されていくと思いますが、目標を教えてください。
小野:何に出てみたい、こういう役がやりたいってことよりも、『中学聖日記』よりもさらに成長した自分を見せられる自分になりたいです。どんな機会でもいいから、自信を持って今よりいいものを届けられるように頑張りたいです。
― 小野さんが実感する“夢を叶える秘訣”は何ですか?
小野:何かを言えるほどの自分じゃないんですけど…今の事務所に入れたことが自分にとってすごく価値があることで、とにかく運がよかったと思っています。でも、そのために行動したのは自分だし、夢のためには、何年後かの自分が後悔しないように動くことが大事なのかなと。親や周りの人に夢を話すのは、すごく勇気のいることだと思うんですけど、言わなかったら絶対後悔しちゃう。色々考えてしまうけど、最終的に後悔しないようにって思いで行動してきました。それが今に繋がっているのかなと思います。
― デビュー後、「後悔しないように」という思いから何か行動に移したことはありますか?
小野:この間マネージャーさんをカフェに呼んで、「自分はこうなりたいです」って目標を伝えました。私は気持ちの波が激しいので、やるって気持ちが強いとすぐ行動できるんですけど、落ちちゃうととことん沈むので、最高潮の自分の中にある気持ちを自分だけの中にしまっておくのはちょっと怖くなってマネージャーさんにお話しました(笑)。どんなに落ち込んでも、夢があるってだけで救われることってあると思うんです。希望があれば立て直せるかもしれないから、その軸を人の共有しようって。「あのとき伝えておけばよかった」って後悔をしないように、そんな気持ちで動きました。
― その目標が実現される日を楽しみにしています!インタビューは以上になります。ありがとうございました。
『中学聖日記』怒涛の中盤戦幕開け
晶を想うあまり、聖への嫉妬心が爆発していくるな。るなの行動が2人の関係をどう動かしていくのか…「もしかしたらるなに対して、『図々しい子だな』とか『嫌な子だな』とか思う方もいらっしゃるかもしれないですが、どんな気持ちでもるなのことを観ていただけたら嬉しいです」と小野は思いを明かす。30日放送の第4話では、花火大会で聖、晶、聖、勝太郎、るなの四角関係が進展。「るなは今までボーイッシュな雰囲気だったんですけど、4話では浴衣を着たり髪型を変えたり、女の子らしい部分を見せています」と小野が語るように、るなの新たな一面も見どころに。
波乱の夜の幕開けをきっかけに怒涛の展開が待ち受ける『中学聖日記』。聖らの恋の行方とともに、小野の瑞々しい演技と今後の活躍にも注目だ。(modelpress編集部)
「#中学聖日記」岩崎るな役 #小野莉奈 さんからモデルプレス読者にメッセージ💕インタビューでは撮影裏話、先輩・有村架純さんとのエピソード、デビュー秘話…などたっぷり語っていただきました🎤
— モデルプレス (@modelpress) 2018年10月30日
▼記事をチェックhttps://t.co/7SGrSxalfm@chugakusei_tbs pic.twitter.com/DhomIISrIK
小野莉奈(おの・りな)プロフィール
2000年5月8日生まれ、東京都出身。2017年デビュー。デビュー直後のオーディションで決まった出演作品「LINE」のWEB動画の再生回数がYou Tubeで190万回を超え話題となるなど注目を集める。2018年には短編映画 「アンナとアンリの影送り(仮)」(主演)、短編映画 「テロルンとルンルン」(ヒロイン)などに出演。
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