モデルプレスのインタビューに応じた佐藤健(C)モデルプレス

“律ロス”も解消?佐藤健の「彼氏感」溢れる公式LINEについて本人とトーク プライベートのLINE事情、返信は読まれているか問題も聞いた

2018.06.29 09:00

NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)に出演中の俳優・佐藤健(29)。萩尾律という役を通して日本中に爽やかな朝を届けている。ところが第13週では、鈴愛(永野芽郁)のもとに律が結婚したという知らせが届く衝撃的な展開を迎え、鈴愛と律の恋を応援してきた視聴者からは早くも“律ロス”の声が広がっている。そんな律ロス、健ロス現象に陥る女性たちにとって「癒やしの供給源」と話題となっているのが佐藤の公式LINEアカウントだ。

ほのぼのとしたスタンプとともにゆるい口調で送られてくるメッセージは、リアリティがあり、まるで友達や彼氏と会話をしているかのよう。「彼氏感がすごい」「癒やされる」と話題を呼び、友だち登録数46万人(29日現在)を突破する人気ぶり。 「律ロスだけど健くんからのLINEで癒やされる」と世の女性たちの心のオアシスとなっているLINEについて、モデルプレスは佐藤本人に話を聞いてみた。

佐藤健、LINEは「僕とファンの方を繋ぐ場所」ファンの返信もチェック

― 公式LINEの反響について佐藤さんにも届いていますか?

佐藤:届いてます。友達も登録してくれていたりして、シンプルに『あれ、いいよ』って言ってくれています(笑)。アイコンの写真を募集したときもすごくたくさんの方が写真を送ってくれたのでありがたいなと。

― プロフィール画像変更計画ですね。あれはどんな意図で開催されたんですか?

佐藤:アイコンって個性のアピールの場でもあるし、すごくパーソナリティが出る重要なものだと思うんです。プライベートでも結構定期的に友達のアイコンを見たりするくらい好きで。本当は自分の写真にはしたくないんですよ、恥ずかしいので(笑)。だからプライベートでは、今は珍しい猫の写真にしていて。でもさすがに公式アカウントなので、自分の写真じゃなきゃいけないなと。

― それで選ばれたのが、かまきりのポーズ。

佐藤:限界まで遊びがあるものにできないかと思ってあれになりました。

「プロフィール画像変更計画」で選ばれた“かまきりのポーズ”/佐藤健公式LINEより
「プロフィール画像変更計画」で選ばれた“かまきりのポーズ”/佐藤健公式LINEより
― たくさん候補写真が送られてきたのでは?

佐藤:結構多かったですね。僕の写真とか、意外に同じ写真を送ってくる方が多くて、「この写真が評判いいんだな」と勉強にもなりました。

― ファンの方との交流も楽しめた機会になったのでは?

佐藤:そうですね、もともとファンの方との交流のために始めたLINEなので。デビューしたての頃は、アメブロを通してコメントをいただいて、というのが最初にファンの方と繋がれた場所だったんです。そこから「たけてれ」でLINEライブも始まって。Twitterやインスタはやっていないので、最新の僕とファンの方を繋ぐ場所としていま大活躍しているのがLINEというわけです(笑)。

― 佐藤さんからのメッセージに返信して会話気分を楽しんでいる方も多いと思うんですが、メッセージもチェックされているんですか?

佐藤:返信見てますよ!みなさんくれるんですよ。登録者の半分くらいの方が返信したことがあるそうで。楽しんでいただけているみたいで嬉しいです。

佐藤健、“無意識”に溢れ出る彼氏感 メッセージは「僕の素」

― 「おはよ」「起きてる?」だったり、「元気か」「なにしとん」のようなメッセージなど、本当に返信したくなるというか。すごくリアルで、彼氏感があると女性の間では話題になっています。

佐藤:それは予想外でした(笑)。でも、なるほどなとも思いました。LINEって日常に組み込まれているものなので、友達と、それこそ彼氏と会話するのと同じツールでやりとりできるというのがいわゆる彼氏感につながっているのかな、と。ファンのみなさんの日常にスッと入れたことが大きいんじゃないかなと思います。

リアル彼氏感が溢れる佐藤健公式LINE
リアル彼氏感が溢れる佐藤健公式LINE
― 佐藤さんの口調だったり、メッセージの送り方だったりと絶妙にツボをついているのも彼氏感につながる大きな要因なんじゃないかなと。

佐藤:そうですかね(笑)。全く意識してないんですけど、そう言ってもらえるのは嬉しいです。彼氏感を出そうと思ってやっているわけじゃないですよ(笑)。逆に言うと、本当に意識していないのに彼氏感というのは出るものなんだなと。

― 無意識に出てしまう。

佐藤:出るというか、感じてもらえるものなんだなと。僕は普通にしているだけなんですけど「彼氏感が強いと受け取ってもらえている」っていうのが真実なんじゃないですかね(笑)。

「LINEのコメントは僕の素です」(C)モデルプレス
「LINEのコメントは僕の素です」(C)モデルプレス
― 「半分、青い。」で演じている律が一文節しゃべるような感覚にも近いのかなと思ったりもしました。

佐藤:なるほど。でも律っぽくという意識も全くなくて、LINEのコメントは僕の素です。プライベートでやっているのと何も変わらないです。役に影響されることはあるので、プライベートでも岐阜弁になることはよくありますし、無意識に律っぽい言葉使いになっているのかもしれないですね。

― 朝ドラ前に佐藤さんのメッセージをチェックして、そのままドラマを楽しむ方も多いと思います。

佐藤:そうですね。学校や仕事に行く人だったら平日のあの時間は起きていると思うので、毎日はできないですけど「おはよ」は送れたらいいなと。

― どんなシチュエーションでLINEを送っているんですか?

佐藤:家でも、現場でも本当に普通にLINEをする感覚です。人に迷惑のかからない程度にというのは気をつけて、タイムリーに送っているので、「仕事終わった」「どこに行った」というのに嘘はなく、全部リアルです。

佐藤健のスタンプ事情&写真フォルダの中は…?

― ゆるくて可愛いスタンプ使いも普段からあの感じですか?

佐藤:あんな感じです。まさに。

― 佐藤さんを真似して、自分の名字スタンプを使い始めるという現象も起きていました。

佐藤:人生で1回も思ったことがなかったんですけど、初めて「佐藤でよかったな」と思いました(笑)。珍しい名前だとないじゃないですか。普段使ってるスタンプも公式で使っているものだけです。

たびたび登場する“佐藤さんスタンプ”/佐藤健公式LINEより
たびたび登場する“佐藤さんスタンプ”/佐藤健公式LINEより
― 写真を投稿されることもありますが、普段から写真はよく撮るタイプですか?

佐藤:撮らないタイプです。写真の撮り癖がないんですよね。写真フォルダに自分の写真はほとんどないし、現場で誰かが撮っていても僕は撮ることはほぼない。年に2、3回くらいです(笑)。

― そうなんですか。ではかなりレアな写真を見せてもらえているってことですね。

佐藤:さすがにアップしなきゃっていう強い意思のもと撮ってますよ(笑)。

― 使命感が(笑)。何か自分のなかでルールを決めていたりするんですか?

佐藤:ルールは決めてないです。でも、いろんな方が見てくれているので、たくさんメッセージが来たら嬉しい方もいれば、多いと感じる方もいるでしょうし、バランスが難しいなというのはあります。本当はもっと送りたいけどやめておこうってときもあります。

― でもそのバランスがすごく絶妙だと思います。

佐藤:そうですかね(笑)。そうだったらいいんですけど。

― 今後LINEを通してファンの方とやってみたいことなどありますか?

佐藤:ありますよ!それはお楽しみにしていただけると。同じことをひたすらやるのもつまらないので、何か面白いことをしたいと思うんですよね。いろいろと考え中なので、こういうのをやって!というのがあればぜひみなさんに教えてもらいたいです。

佐藤健のプライベートは?

― ドラマの撮影などお忙しいかと思いますが、普段のリフレッシュ法などはありますか?

佐藤:家に置けるトレーニングバイクみたいなものを買って、1時間~1時間半くらい映画や朝ドラを見ながら漕いでます。そろそろ動きだそうと思って、運動不足解消のために何かないかなと始めたんですけど、やっぱり汗をかくのは気持ちいいですね。

― オフの日はどんな過ごし方を?

佐藤:何やってるかな。家で本を読んだり映画を観たりすることが多いですね。相変わらず時間がある時に脱出ゲームは行ってますけど、ほとんど家にいます。あ、YouTubeを観てることも多いですね。最近は千鳥さんをずっと観てる!プライベートではそのくらいで、最近は結構仕事してます。シンプル忙しいです(笑)。

― では夏に向けてやりたいことは?

佐藤:やりたいことはたくさんあります。祭りに行きたい、花火を見たい、マリンスポーツをしたい…たくさんありますけど、現実的に考えると全部無理なんだろうな(笑)。

― 実現したらぜひLINEで写真とともにアップしていただけると。

佐藤:そうですね。予定はないけどな~。またご報告します(笑)。

― 楽しみにしています。ありがとうございました。

(modelpress編集部)

佐藤健(さとう・たける)プロフィール

1989年3月21日生まれ、埼玉県出身、A型。主な近年の出演作に映画「バクマン。」(2015)、「世界から猫が消えたなら」「何者」(2016)、「亜人」(2017)、ドラマ「とんび」(2013)、「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」(2014)、「天皇の料理番」(2015)など。2017年公開の映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」では第41回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞を受賞。2018年は映画「いぬやしき」が公開。「ハード・コア」「億男」の公開を控える。現在、NHK 連続テレビ小説「半分、青い。」に出演中。7月よりTBS「義母と娘のブルース」に出演予定。
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