「恋んトス」で話題・杉本美穂、天然小悪魔キャラに自覚は?批判への本音・絹成への本当の思い<モデルプレスインタビュー>
2018.03.31 02:10
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恋愛バラエティ番組「恋んトス」シーズン7(TBS系/毎週金曜深夜1時25分~)の最終回が30日深夜、放送された。恋愛をしたいと望む、見知らぬ男女が出会い、運命を握る1枚のコインの指令に翻弄されながら、本物の恋を見つけていく同番組。一時は男子メンバー4人中3人の矢印が同時に集中するほどのモテっぷりが話題を呼んだ女子メンバーで、雑誌「S Cawaii!」専属モデルの杉本美穂(すぎもと・みほ/20)が、モデルプレスのインタビューに応じ、番組での恋を振り返った。
コインの指令で恋の運命が決まる「恋んトス」
杉本は富山県出身、現在も地元在住。地元・富山でショップ店員をしているときにモデルオーディションに応募し、見事合格。2016年12月号より同誌専属モデルとして活躍中で、番組でさらに注目を集めるように。モデルプレスによる「2018年ヒット予想/モデル部門」にも選出されている。メンバーは美穂のほか、元歌手の重本ことり(21)、ギャルモデルで番組史上最年少の現役高校生のちなみ(18)、俳優で中国人ハーフのサトシ(23)、よしもと所属のイケメン芸人・リョータ(29)、プロキックボクサーのカメ吉(23)、役者を目指す現役大学生・絹成(22)。
美穂はサトシ、カメ吉からアプローチを受けるも、ことりに思いを寄せる絹成に惹かれるように。指令が当たることも多く、コインによって最も翻弄されたメンバーといえる。
最終回で美穂は絹成に「一番気になっている人だった」と思いを告白、ことりと絹成は結局付き合わず、シーズン1以来初のカップル成立ゼロという結果に終わった。
「恋んトス」美穂、恋に落ちることは「絶対ないと思っていた」
― 最初に「恋んトス」出演が決まったときはどう思いましたか?すごくドキドキしました。知らない人、男女で生活して恋が生まれるのかな?と思って。
― あんな短い期間で恋に落ちることはできるかな?と。
絶対ないと思っていたんです。そんな何日間か一緒にいただけじゃ恋は生まれないと思っていたんですけど、やっぱり一緒に生活しているとその人だけしか見ないので…ドキドキしますよね(笑)。
― 指令に対しては、始まるまではどういう思いでいましたか?
実際始まってみると嫌だなという指令はありました。キスの指令とかは想像以上のものだったので、「キスしなきゃいけないんだ…」と。
― 美穂さんといえば初回からコイントスで指令に当たることが、本当に多かったですよね。
当たっていました(笑)。あまりにも当たるのでスタッフさんも最初はすごくびっくりしていて。段々女子だけのコイントスの時間に「誰が当たるだろうね」みたいな話になると「どうせ美穂でしょ」「絶対美穂だから」って他の女の子たちにも言われるようになってきて、その度に「絶対ないから!」って返すんですけど、当たっちゃうんです(笑)。
― 昔から引き運が強かったんですか?
全然そんなことないんです。おみくじでも全然大吉とか引かないのに、コイントスだけはなぜか当たっていました(笑)。表を出したいからコイントスの練習をしているメンバーもいたんですけど、1回も練習してない私が当たっていて。本当に運が強くてびっくりしました。
― 練習していたメンバーもいるんですね(笑)。
そうなんです。当たりたいから練習しているメンバーもいました。
― ちなみにどのメンバーですか?
私がよく見たのはリョータ。でも男子メンバーは皆やっていましたね。
― コイントスに練習(笑)。
いらないですよね(笑)。それだけ当たりを出したかったんだろうなと。
美穂、絹成への気持ち
― 全部振り返って一番印象的だったことはなんですか?…やっぱり絹成との金沢での人力車のデートかな。デートっぽいデートで、その日1日絹成といることが多かったので、一番幸せなひとときでした(笑)。
― 絹成から人力車で手を繋がれたんですよね(表を出し続けた男性メンバーはデートをする女性メンバーに手を繋ぐという指令があった)。
絹成がことりを好きなのは知っていたので、「ことりのこと好きなのに美穂に手つないできたぞ」と心がざわついて、女たらしなんじゃないか、と疑問に思った部分はありました。だからこそ、それを後からコイントスの指令だったと知って(23日放送回)、内心ショックでしたけど、逆に良かったと思いましたね。腑に落ちたというか、絹成がそういう人じゃなくてよかったです。
― では、知るまでは全く指令だとは疑わなかったですか?
全く考えてなかったんです。ファンの子たちから「絹成のあれ指令だから、1人で舞い上がらないで」みたいなリプライが沢山来ました(笑)。「メンバーの人たち、絹成の指令だって教えてあげなよ」とかも来たんですけど、全く気づいてなかったです(笑)。
― 確かに、そうですよね。あのときが一番絹成さんへの気持ちもピークでしたか?
そうですね、人力車の時が一番。
― 手を繋がれたときはどんな気持ちでしたか?
ドキッとしましたね。「え?手繋いできた」みたいな(笑)。
― 美穂さんは他の男子メンバーともデートしていましたけど、他の人のときはそこまで…?
自分で放送を観て思ったんですけど、私、結構顔に出るタイプですよね。サトシとかに対する態度がひどいなと自分でも思いましたもん(笑)。無意識で出ちゃうんだろうなと。
― 確かにそういう瞬間もありましたが(笑)。でも、東京でサトシさんから呼び出されてデートしていたとき、お土産にペアのブレスレットを渡されていたじゃないですか?あのときの反応はすごく優しいなと思いました。
(笑)。本当ですか?
― 「これはモテるな」と。好きじゃない人にお揃いのものを渡されたらあんなに喜べない女子も多いんじゃないかと思います。
ただただ遊園地が楽しかったので、その勢いで感謝していましたね。
二夜連続お泊り&四角関係に
― 一時は、男子メンバー3人からアプローチを受けていました。サトシは1日目、2日目と連続で過ごしていたので(※男女1組がメンバーと離れ、1つのベッドで一夜を過ごすという指令に、二夜連続美穂とサトシが的中。これをきっかけにサトシも美穂に惹かれ始める)ちょっと(好意を)感じていました。カメ吉とリョータは分からなくて、カメ吉が一番びっくりしましたね。
― 3人から同時にデートに誘われて美穂さんの取り合いみたいになったときに初めて気がつきましたか?
そうです。そこから結構カメ吉も分かりやすくアプローチしてきたので気づき始めました。
― そのときはどんなお気持ちでしたか?
「何が起きているの?」と本当に分からなかったです。びっくりしましたね。
― ルックスでいうと誰が一番タイプでしたか?
ルックスは初日からリョータが一番カッコいいなと思っていました。面白い人が好きなので、中身も第一印象は一番良かったです。でも、2人で話したときにリョータがすごく束縛をするっていう話をして、そこが唯一合わなくて、それがなければリョータが良かったかもしれないですね。
美穂、 小悪魔キャラに自覚は?
― 「天然の小悪魔」キャラクターとも言われていますが、自覚はありますか?ないです!どこが小悪魔なんですかね(笑)。
― でも無邪気な感じというか、さっき話したサトシさんにお揃いのもの渡されて喜んだり、そういう反応は確かに男性側が勘違いしちゃうかもしれないです。
そういうところか~。それってダメなんですかね?ボディタッチって意識してないんですけど自然と叩いたり触ったりしちゃうんですよね。きっとそういうところですよね(笑)?
― ダメではないと思いますよ!「モテるんだろうな」と。個人的になんですが、「リアクションが大きい女性はモテる」という持論があるんです。そういう子の方が絶対一緒にいて楽しいじゃないですか?美穂さんはよく笑うしそういうところかなと思って。
ありがとうございます(笑)。自分では全く意識してないので、「小悪魔なんだ…!」という感じですね。
― 放送を観てどう思いましたか?
自分は恋するとこんな顔になるんだなというのは、視聴者側として思いました。これまでは自分は感情を表に出さないクールなタイプだとずっと思っていたんですよ。全然違いました(笑)。絹成といるときと他のメンバーといる時の自分が全然違かったので、「好きな人とか気になる人の前だとこうなるんだ」と新しい自分を発見しました(笑)。
― 絹成さんのどういうところが他の人と比べて良かったですか?
なんだろう…ツンデレというか、そっけないんです、だから追いかけたくなるような人。私は結構グイグイ追われるより自分から追いたいタイプなんです。あの見た目ですごくクールで、自分に全く来なかったのでそこが一番惹かれたところかな。
― 振り返ってみて一番きつかった指令は何ですか?
良い意味で絹成とのおでこコッツンが一番キツかったです。あれは本当にドキドキしました。カメ吉とのキスの指令も結構動揺したんですけど、それは本当に一瞬で顔も別に分からないのでまだ大丈夫で。でもおでこコッツンは本当に近い距離でしかも絹成が「下を向くな、目を見ていろ」とか言うから。90秒間ですよ?きつい、きつい(笑)。
― あのときの振る舞いがモテる男なのかなと思いました。
やっぱりそう思いますよね(笑)?おでこコッツンしているときに、絹成は首に手を回してきたんですよ。そのときに、「あ、この人女慣れしているな」って確信しました。手を回せっていう指令はないじゃないですか?なのに、自然とあれが出ちゃうってことは「なんなの?」と思って。
― サトシさんとの指令のときはそういうことは思わなかったですか?
サトシの指令ありましたっけ?
― (笑)。最初のお泊りです。
あれはもう「なんで2回連続サトシなんだ」と(笑)。でも初日で全然皆のことは知らなかったんで、誰とでも話す良い機会だなと思って、サトシとも結構話が合うなと思ったんですけど…のちのちにすごい「俺は俺は」というか、自我が強いと言いますか、そういうところがちょっと苦手なタイプでした(笑)。
美穂、突然の涙の真相を語る…女子メンバーの関係性は?
― その頃二夜連続コイントスで指令を受けて、女子部屋で涙を流したことがありましたよね。あれはやっぱり女子の中で置いていかれちゃう、とか、自分ばっかり当たるのが嫌だなという感情からだったんでしょうか?そうですね。自分ばっかり当たっているし、やっぱり他の女の子2人もコイントスに当たりたいじゃないですか?だから悪気はないけど自然とそういうのが態度に出ちゃっているのを察知しちゃって、思わず…。
― 結構ちなみさんもはっきり言われますよね。
ちなみのあのキャラクターは嫌いではないんです。
― じゃあ女子メンバー同士は結構仲良くなられましたか?
そうですね、最後のツアーとかは3人で部屋で音楽かけてビデオ回して、ずっと踊っていました。
― パリピですね(笑)。
ちなみがパリピなので。それにことりが乗っかって。私は座って見ているとか動画撮り役とかだったんですけど、最終的に一緒に踊っていました(笑)。
― 皆で恋バナはしましたか?
たまーにしていましたね。「今誰が気になっているの?」とか。
― ことりさんと絹成さんの話をすることも?
ことりとは全然話す機会がなかったんですけど、最後のツアーのときに2人になる夜があったので話をしました。でもことりに「誰か気になっているの?」と聞いたら「今はリョータかな?」と言っていて「絹成じゃないの?」と思って。最終ツアーで一気に話せるようになりましたね。
― ことりさんから絹成さんを「奪いたい」みたいな感情はなかったんですか?
「奪いたい」とまでは行かなかったですけど、手を繋がれたことが最後の最後まで本当に指令ということを知らなかったので、「ちょっと美穂に気あるんじゃないの?だって手繋いで来るし、可愛いな、とか言ってくるし。え、ちょっとチャンスある?」とは思っていました。でも、絹成がことりに告白したときに、ことりがOKするんだったらそれは祝福するぐらいの感じの心でいたんですよね。
美穂「恋んトス」を終えて心境は?
― 最終的にカップルはゼロ、という結末になりましたが、終えてみていかがでしたか?皆それぞれ綺麗な終わり方をして、スッキリしていると思います。私も一応絹成に、答えがどうとかではなくて「ツアーで一番気になっている人物はあなたでしたよ」と気持ちだけを伝えられて、悔いはないです。思い残すことがあるまま、ツアーを終えたくなかったので、気持ちは言おうと思って伝えました。でも絹成が、全然気づいてなかったんですよ!「全然分からなかった、美穂の好きな人はリョータだと思っていた」と言われて、「鈍感か!これだけ分かりやすく出しているのに」とは思いました(笑)。私が逆の立場だったら絶対分かりましたけど、多分絹成も自分のことで、いっぱいいっぱいだったんじゃないかなという気はしますね。
― 最後まで絹成さんに気持ちが向いていた?
絹成がことりに告白したときに嫉妬しなかったので自分の気持ちが一瞬分からなくなったんですけど、やっぱり最後まで一番気になる存在でしたね。
「恋んトス」で反響
― 放送が始まってからはすごく反響があったと思います。杉本:応援してくれる方が増えて本当にありがたかったし、もちろん応援してくれる言葉の方が多かったんですけど、やっぱり批判の声もありますよね(笑)。「絹成とことりの邪魔をするな」「絹成とことりの間に入るな」というのが多かったです。
― そういった声は最初の頃はショックでしたか?
杉本:そうですね、1話目は応援の声が多かったんですけど、私が絹成のことを気になり始めるって言い出したあたりから、「ことりと絹成なんだぞ」という意見が多くなってきて。でもそれは受けとめて、そんな凹むことはなかったですね。
― フォロワーはどのくらい増えましたか?
放送の度に1000人ずつくらい増えていって、始まる前と比べたら最終的に1万人くらい増えて、びっくりしました。女性の方は「放送で着ていた服はどこのものですか?」とかすごく服とかメイク、ヘアアレンジについてのコメントが多くて、モデルやらせて頂いているので、そういう質問を頂けるのがすごく嬉しいです。
インタビュー後編では、過去の恋愛経験や、恋愛観に迫る。(modelpress編集部)
杉本美穂(すぎもと・みほ)プロフィール
生年月日: 1997年5月20日出身地:富山県
身長:162cm
特技:サックス・剣道
趣味:カラオケ・料理
「東京ガールズオーディション2015」ではセミファイナリストまで進んだものの落選、地元でショップ店員として働くことを決めたが、モデルになるという夢を諦めきれず女性ファッション誌「S Cawaii!」のオーディションに挑戦、見事に専属モデルを勝ち取った。2017年は「週刊ヤングジャンプ」でグラビア掲載、韓国の人気バラエティ番組「校則違反修学旅行」に出演するなど活動の幅を広げる。
【Not Sponsored 記事】
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