山本美月の“主演力”現場がハッとさせられた神対応とは
2018.03.20 20:00
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NHK名古屋放送局が制作する愛知発地域ドラマ『真夜中のスーパーカー』(NHK BSプレミアム/2018年3月28日よる10時放送)でヒロインを演じる女優の山本美月(やまもとみづき/26)が、同作の演出を手がけた大橋守チーフ・ディレクターと共に、モデルプレスなどの取材に応じた。意外にも初のTVドラマ主演となったが、現場ではその円満な人柄や、映画などで場数を踏んできた彼女の“主演力”が随所に見られたようだ。
今作は、愛知県長久手市、古今東西の世界の名車が並ぶ自動車博物館を舞台に、自動車開発に命をかける人々の葛藤と軌跡を描いた、自動車をめぐる夢と興奮のファンタジードラマ。山本のほか、唐沢寿明、上遠野太洸、大森博史、MEGUMI、深沢敦、水木一郎、団時朗らが出演する。
「何度か主役をやらせて頂いたことで、周りが見えるようになってきたと思います。特に今回は、みんなと一緒に作っている感じがすごく実感できた撮影でした。撮影・照明・録音・俳優さん、スタッフみんながそれぞれこだわりを持って、みんなが作品のために同じ目線でやっていたんです」。
大橋氏はそれを裏付けるエピソードとして、撮影初日について明かした。「大きな荷物を持った美月さんが、駐車場で『ドテーン!』と勢いよく転ぶシーンを初日に撮影したんです。でも、みんな緊張していたのか、カメラとのタイミングがなかなか合わず、美月さんに20回以上も全力で転んでもらうことになってしまって。さすがに僕も『もうこれ以上、美月さんに頼めない』と言ったんです。すると、美月さんから『とんでもないです!良いものにしましょ』とまっすぐに返されましてね」。
「そんなことを言いました?」と首をかしげる山本だったが、大橋氏は「とてもまっすぐでしてね。初日、現場の緊張感を最初にブレイクしてくれた。僕もハッとさせられましたね。ありがとうこざいました」と感謝していた。
今回、挑むヒロイン・白雪はナゴヤ自動車に入社して3年、まだまだ修業中の女性カーデザイナー。大橋氏は、台本が完成する前から、ヒロインは山本と決め、出演交渉を行っていたそう。
「とても素敵なキャラクターだったので『私のことをイメージして、こういう役柄のお話をくださるんだ』『こんな風に思ってもらえてるんだ』と思うと、とても嬉しかったです。私、本当は元気がある子ではないので(笑)。こんなにハツラツと元気な子だと思って頂けて嬉しいです。この作品では、とびきり元気な山本美月が見られます(笑)。2週間名古屋にずっと泊まってやっていたので役に入り込めましたし、現場の空気もとても良くて、ずっとテンションが高かった気がします」。
山本が同局ドラマに初めて参加した作品は『64(ロクヨン)』(2015)。重厚な警察ドラマである『64』から一転、「台本を読んだ時、とても新しくてファンタジックな作品だと感じました。リアルを追求するお芝居ではなく、漫画のようなコミカルな演技が求められましたが、私自身、アニメなどが好きなので、そこはすんなりと役に入ることができました。『ここでこんなことが起こるわけない』という疑問はなしにして『この子はこう思ったからこうなんだ』と割り切り、120%アクセル全開で振り切りました(笑)」と笑顔を見せた。
同作はアニメ『鋼の錬金術師』(ハガレン)を手がけた會川昇氏のオリジナル作。“ハガレン”大ファンである山本は「白雪は車オタクで、私もオタクの気持ちがわかるので、気持ちは入りやすかったです。役作りではハガレンの中のオタクキャラクターであるウィンリィ・ロックベルを少しイメージしました。完全にその子というわけではありませんが、似た部分もあると感じたので」と役へのアプローチも“ならでは”。そんな山本に大橋氏は「アニメなどをふだんから見ていない人は、この世界観が分からないと思う。それを美月さんは説明しなくても分かってくれたんです」と信頼した様子を見せた。
「60分の作品ですが、台本の厚さから2時間くらいあるのかなと思いました」と山本も驚いたようで「“ダブルオーバーヘッドカムシャフト(エンジンにおける吸排気弁機構の形式)”なんてよく自分でも覚えられたなって感じです(笑)。“リトラクタブルライト(前照灯の一種)”とか“ノーズ(車体前方全体)”とか馴染みのない単語が出てきて…。発音も分からないし、画も浮かばないし(苦笑い)。全部ネットで調べて、ふせんに書いて貼って勉強しました。単語だけでなく、例えば『この流線型のラインを…』と野崎ライン(2000GTのボディーライン)を説明するシーンでは、違うところを触ってしまったら失礼になるので、きちんと細かく質問しながらやりましたね。説明シーンは長回しで撮ったので、本当に緊張したし、ドキドキだったんです」と“車のプロ”を演じた苦労を明かした。
「車が欲しくなりました(笑)。博物館の中にはたくさんの車があったんですけど、フジキャビンが1番好き。1つ目でボケ~っとした顔が可愛いくて、メロメロになってしまいました。ちょっとキラキラとしたメッキ感や少しレトロな感じもお気に入りです」とにっこり。
また、ドラマではレーシングスーツを着用する場面もある。167センチの美スタイルを誇る山本のため、番組ではスーツをオーダーメイド。製作者からは「こんなに長いレーシングスーツは作ったことがない」という声があがったそうだが「やっぱり自分に合わせて作ってくださったので、しっくりきました。通気性も良く、着心地が良いんです。現場でもみなさんが褒めてくれて、嬉しかったです。それに白雪にとって戦闘モードになる服、ということで少しコスプレ気分も味わえました。ただヘルメットとラバーマスクは本当に息苦しくて!大変でしたね」と意外な苦労も教えてくれた。
最後に見どころを問うと「今回のドラマはファンタジーで、誰が見ても楽しめるおもちゃ箱のようなドラマになっています。同時に、白雪という女性が成長していく物語でもあるので、私自身も一緒に成長できていれば、と思います」とアピール。「とにかく、みんなで楽しく頑張った素敵なドラマになりました」と出来栄えに胸を張った。
幼少の頃から妄想が大好きで、ファンタジーの世界を夢見ていたという山本だからこそ演じられた今回の役なのかもしれない。存在感のある華やかなルックスと安定した演技。そして周りを気遣い現場の空気を作る“主演力”。「何度か主役をやらせて頂いたことで、周りが見えるようになってきた」と語る彼女のこれからの挑戦も楽しみにしたい。
― 名古屋でのロケはいかがでしたか?
山本:名古屋は楽しかったです。オフには名古屋港水族館にも行きました。シャチがとても可愛くて!寄ってきて、ぱくぱくぱくって話しかけてくるんです(笑)。シャチはアザラシの子どもを追いかけまわすところなどが怖くて、本当はあんまり好きではなかったのですが、今回、優しい面が見られて好きになりました。
― 水族館は好きですか?
山本:私、地方ロケで時間がある時は、近くの水族館に行くんです。愛知県だと竹島水族館(蒲郡市)が好き。『少女』(2016)の時に行ったのですが、オオグソクムシが触れるんですよ。オオグソクムシの繁殖に成功した水族館らしく、なかなか他では触れないオオグソクムシに触れたのに感動しました!それだけじゃなくて、展示の仕方も独特なんです。ウツボだけの水槽があったり、クラゲの空間がきちんとあったり、なぜかカピバラが1匹だけいたり…飼育員さんの熱意を感じます。
― 気になりますね(笑)。名古屋の食はいかがでしたか?
山本:料理の味が濃い(笑)。でも、味噌煮込み料理が大好きなんです!味噌煮込みうどんが一番美味しかったかな。あと名古屋コーチンの焼き鳥も美味しかったです。
― なるほど。ご飯はご自分で探すんですか?
山本:ネットの評判や口コミを見て行きます。せっかくなので、失敗したくないんです(笑)。
― 撮影は2週間ということでしたが、他には名古屋を満喫できましたか?
山本:はい、とても楽しむことができました。大須商店街も楽しかったですし、名古屋港水族館の近くにあったガチャガチャミュージアムが面白くて!ガチャガチャがとても好きなので、長い間滞在してしまいました。
― 旅に必ず持参するものは何かありますか?
山本:私、何でも持って行くんです。ホテルのものは使わないんですよ。いつもと違う風になると、変わってしまいそうで怖くて。長期ロケの時にはドライヤーも持って行きます。もし、備え付けのドライヤーの風力が弱かったら、2週間それに耐えなきゃいけないのは大変じゃないですか。だから私の荷物は重いと思います(笑)。今回もすごく大きなスーツケースで行きました。
― なるほど。ロケ中は家族の方が愛犬・こつめちゃんを見ていたんですか?
山本:はい。2週間、実家に預けて。甘やかされてましたよ(笑)。家族から「今日のこつめ」と報告が毎日送られてきました。最初は勝手に送られてきたのですが、1回来なかったことがあって。その時は「今日のこつめはまだ?」って聞いてしまいました。
― 今回は車がテーマですが、免許は持っていますか?
山本:免許は持っています。
― ドライブには行きますか?
山本:東京の道が怖いんです!でも運転したい気持ちはありますよ。
― 最近、プライベートで旅行に行かれましたか?
山本:去年、友達と金沢に行きました。あと年末にマネージャーさんと韓国に行きました!今度はせっかくなので、私が運転して、こつめと海に行きたいですね。
― 楽しそうですね。ありがとうございました。
(modelpress編集部)
そんな2人の前に白いレーシングスーツの男(唐沢寿明)が突然姿を現す。そして、展示されていた自動車に次々と「命」を吹き込み、自動車博物館全体が魔法をかけられた不思議な空間に変貌し、白雪とリカルドはその中に閉じ込められてしまう。果たして2人の運命は?
山本美月の“主演力”
映画『東京PRウーマン』(2015)、『貞子vs伽椰子』(2016)、『少女』(2016)、『ピーチガール』(2017)などで主演を張り、人気女優として勢いを増している山本だが、意外にもTVドラマ主演は今回が初。「主役ということに対して特別感はなかったですが、とても新鮮な現場でした。遅い時間まで撮影が続くこともあり、現場のテンションが上がっていて面白かったです」と充実した様子で振り返った。「何度か主役をやらせて頂いたことで、周りが見えるようになってきたと思います。特に今回は、みんなと一緒に作っている感じがすごく実感できた撮影でした。撮影・照明・録音・俳優さん、スタッフみんながそれぞれこだわりを持って、みんなが作品のために同じ目線でやっていたんです」。
大橋氏はそれを裏付けるエピソードとして、撮影初日について明かした。「大きな荷物を持った美月さんが、駐車場で『ドテーン!』と勢いよく転ぶシーンを初日に撮影したんです。でも、みんな緊張していたのか、カメラとのタイミングがなかなか合わず、美月さんに20回以上も全力で転んでもらうことになってしまって。さすがに僕も『もうこれ以上、美月さんに頼めない』と言ったんです。すると、美月さんから『とんでもないです!良いものにしましょ』とまっすぐに返されましてね」。
「そんなことを言いました?」と首をかしげる山本だったが、大橋氏は「とてもまっすぐでしてね。初日、現場の緊張感を最初にブレイクしてくれた。僕もハッとさせられましたね。ありがとうこざいました」と感謝していた。
とびきり元気な山本美月が見られる!
印象深いシーンについて山本は「唐沢さんが登場するシーン!音と光がとても印象に残っています。あの撮影は、特にみんなで作っている感じが強くて、文化祭のようなテンションでした(笑)。ミラーボールが出てくるところも、音楽が聞こえてきそうなくらいの雰囲気で見どころです。本当に時間をかけて、“みんなで一緒に頑張った感”があります」と瞳を輝かせた。今回、挑むヒロイン・白雪はナゴヤ自動車に入社して3年、まだまだ修業中の女性カーデザイナー。大橋氏は、台本が完成する前から、ヒロインは山本と決め、出演交渉を行っていたそう。
「とても素敵なキャラクターだったので『私のことをイメージして、こういう役柄のお話をくださるんだ』『こんな風に思ってもらえてるんだ』と思うと、とても嬉しかったです。私、本当は元気がある子ではないので(笑)。こんなにハツラツと元気な子だと思って頂けて嬉しいです。この作品では、とびきり元気な山本美月が見られます(笑)。2週間名古屋にずっと泊まってやっていたので役に入り込めましたし、現場の空気もとても良くて、ずっとテンションが高かった気がします」。
山本が同局ドラマに初めて参加した作品は『64(ロクヨン)』(2015)。重厚な警察ドラマである『64』から一転、「台本を読んだ時、とても新しくてファンタジックな作品だと感じました。リアルを追求するお芝居ではなく、漫画のようなコミカルな演技が求められましたが、私自身、アニメなどが好きなので、そこはすんなりと役に入ることができました。『ここでこんなことが起こるわけない』という疑問はなしにして『この子はこう思ったからこうなんだ』と割り切り、120%アクセル全開で振り切りました(笑)」と笑顔を見せた。
同作はアニメ『鋼の錬金術師』(ハガレン)を手がけた會川昇氏のオリジナル作。“ハガレン”大ファンである山本は「白雪は車オタクで、私もオタクの気持ちがわかるので、気持ちは入りやすかったです。役作りではハガレンの中のオタクキャラクターであるウィンリィ・ロックベルを少しイメージしました。完全にその子というわけではありませんが、似た部分もあると感じたので」と役へのアプローチも“ならでは”。そんな山本に大橋氏は「アニメなどをふだんから見ていない人は、この世界観が分からないと思う。それを美月さんは説明しなくても分かってくれたんです」と信頼した様子を見せた。
山本美月、難セリフに苦戦
本作は、1960年代に一世を風靡した国産スポーツカーの名車を仮定した『ナゴヤ2000GT』をめぐる物語。そのため、難しい自動車用語や説明的なセリフも多く、なんと台本は100ページ以上にわたる。「60分の作品ですが、台本の厚さから2時間くらいあるのかなと思いました」と山本も驚いたようで「“ダブルオーバーヘッドカムシャフト(エンジンにおける吸排気弁機構の形式)”なんてよく自分でも覚えられたなって感じです(笑)。“リトラクタブルライト(前照灯の一種)”とか“ノーズ(車体前方全体)”とか馴染みのない単語が出てきて…。発音も分からないし、画も浮かばないし(苦笑い)。全部ネットで調べて、ふせんに書いて貼って勉強しました。単語だけでなく、例えば『この流線型のラインを…』と野崎ライン(2000GTのボディーライン)を説明するシーンでは、違うところを触ってしまったら失礼になるので、きちんと細かく質問しながらやりましたね。説明シーンは長回しで撮ったので、本当に緊張したし、ドキドキだったんです」と“車のプロ”を演じた苦労を明かした。
山本美月、お気に入りの車は?「メロメロになった」
撮影前には、車について何も知らなかったという山本だが、作品を通して魅力も発見した。
「車が欲しくなりました(笑)。博物館の中にはたくさんの車があったんですけど、フジキャビンが1番好き。1つ目でボケ~っとした顔が可愛いくて、メロメロになってしまいました。ちょっとキラキラとしたメッキ感や少しレトロな感じもお気に入りです」とにっこり。
また、ドラマではレーシングスーツを着用する場面もある。167センチの美スタイルを誇る山本のため、番組ではスーツをオーダーメイド。製作者からは「こんなに長いレーシングスーツは作ったことがない」という声があがったそうだが「やっぱり自分に合わせて作ってくださったので、しっくりきました。通気性も良く、着心地が良いんです。現場でもみなさんが褒めてくれて、嬉しかったです。それに白雪にとって戦闘モードになる服、ということで少しコスプレ気分も味わえました。ただヘルメットとラバーマスクは本当に息苦しくて!大変でしたね」と意外な苦労も教えてくれた。
最後に見どころを問うと「今回のドラマはファンタジーで、誰が見ても楽しめるおもちゃ箱のようなドラマになっています。同時に、白雪という女性が成長していく物語でもあるので、私自身も一緒に成長できていれば、と思います」とアピール。「とにかく、みんなで楽しく頑張った素敵なドラマになりました」と出来栄えに胸を張った。
ファンタジーの世界と山本美月
「美月さんにしかできないと思って頼んだ」と今回の起用を振り返った大橋氏。「今回の作品においては、生身の役者さんが演じると、どうしてもリアルではない瞬間もあるんです。でもアニメやイラストが得意で知識もあって良く咀嚼(そしゃく)している美月さんは『これはこういう世界なんだ』とこの世界観を飲み込んでくれるだろうと期待してました。そしてその通りに期待に応えてくれたんです」。幼少の頃から妄想が大好きで、ファンタジーの世界を夢見ていたという山本だからこそ演じられた今回の役なのかもしれない。存在感のある華やかなルックスと安定した演技。そして周りを気遣い現場の空気を作る“主演力”。「何度か主役をやらせて頂いたことで、周りが見えるようになってきた」と語る彼女のこれからの挑戦も楽しみにしたい。
山本美月とプライベートトーク<おまけ>
また取材の後にはこんなお話も。山本のプライベートに迫った。― 名古屋でのロケはいかがでしたか?
山本:名古屋は楽しかったです。オフには名古屋港水族館にも行きました。シャチがとても可愛くて!寄ってきて、ぱくぱくぱくって話しかけてくるんです(笑)。シャチはアザラシの子どもを追いかけまわすところなどが怖くて、本当はあんまり好きではなかったのですが、今回、優しい面が見られて好きになりました。
― 水族館は好きですか?
山本:私、地方ロケで時間がある時は、近くの水族館に行くんです。愛知県だと竹島水族館(蒲郡市)が好き。『少女』(2016)の時に行ったのですが、オオグソクムシが触れるんですよ。オオグソクムシの繁殖に成功した水族館らしく、なかなか他では触れないオオグソクムシに触れたのに感動しました!それだけじゃなくて、展示の仕方も独特なんです。ウツボだけの水槽があったり、クラゲの空間がきちんとあったり、なぜかカピバラが1匹だけいたり…飼育員さんの熱意を感じます。
― 気になりますね(笑)。名古屋の食はいかがでしたか?
山本:料理の味が濃い(笑)。でも、味噌煮込み料理が大好きなんです!味噌煮込みうどんが一番美味しかったかな。あと名古屋コーチンの焼き鳥も美味しかったです。
― なるほど。ご飯はご自分で探すんですか?
山本:ネットの評判や口コミを見て行きます。せっかくなので、失敗したくないんです(笑)。
― 撮影は2週間ということでしたが、他には名古屋を満喫できましたか?
山本:はい、とても楽しむことができました。大須商店街も楽しかったですし、名古屋港水族館の近くにあったガチャガチャミュージアムが面白くて!ガチャガチャがとても好きなので、長い間滞在してしまいました。
― 旅に必ず持参するものは何かありますか?
山本:私、何でも持って行くんです。ホテルのものは使わないんですよ。いつもと違う風になると、変わってしまいそうで怖くて。長期ロケの時にはドライヤーも持って行きます。もし、備え付けのドライヤーの風力が弱かったら、2週間それに耐えなきゃいけないのは大変じゃないですか。だから私の荷物は重いと思います(笑)。今回もすごく大きなスーツケースで行きました。
― なるほど。ロケ中は家族の方が愛犬・こつめちゃんを見ていたんですか?
山本:はい。2週間、実家に預けて。甘やかされてましたよ(笑)。家族から「今日のこつめ」と報告が毎日送られてきました。最初は勝手に送られてきたのですが、1回来なかったことがあって。その時は「今日のこつめはまだ?」って聞いてしまいました。
― 今回は車がテーマですが、免許は持っていますか?
山本:免許は持っています。
― ドライブには行きますか?
山本:東京の道が怖いんです!でも運転したい気持ちはありますよ。
― 最近、プライベートで旅行に行かれましたか?
山本:去年、友達と金沢に行きました。あと年末にマネージャーさんと韓国に行きました!今度はせっかくなので、私が運転して、こつめと海に行きたいですね。
― 楽しそうですね。ありがとうございました。
(modelpress編集部)
山本美月(やまもと・みづき)プロフィール
1991年7月18日、福岡県出身。09年、女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとしてデビュー。11年より女優としても活動を開始。12年には映画『桐島、部活やめるってよ』でスクリーンデビューを飾る。主な出演作に『女子―ズ』(14)、『東京PRウーマン』(主演、15)、『貞子VS伽椰子』(主演、16)、『少女』(主演、16)、『嘘の戦争』(17)、『ピーチガール』(主演、17)、『東京アリス』(主演、17)、『刑事ゆがみ』(17)など。公開中の映画『去年の冬、きみと別れ』や、4月期ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(4月19日フジテレビ系)も控えている。「真夜中のスーパーカー」あらすじ
女性カーデザイナー、白雪(山本美月)はナゴヤ2000GTを国産車史上の最高傑作として憧れて、自分も2000GTのようなスポーツカーを作りたいと夢見ていた。ところがある日、自動運転の開発チームに異動を命じられ、ショックを受けた白雪は、2000GTに会うために、ナゴヤ自動車博物館に行く。そして白雪は日系ブラジル人4世のリカルド(上遠野太洸)と出会う。実はリカルドは博物館から2000GTを盗み出そうとしていた。そんな2人の前に白いレーシングスーツの男(唐沢寿明)が突然姿を現す。そして、展示されていた自動車に次々と「命」を吹き込み、自動車博物館全体が魔法をかけられた不思議な空間に変貌し、白雪とリカルドはその中に閉じ込められてしまう。果たして2人の運命は?
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