【2018ヒット予測・俳優部門】杉野遥亮、“人生で最も衝撃的な一年”に感じていたこと “3つの公約”も発表<インタビュー>
2018.01.01 12:00
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モデルプレスは毎年恒例で発表する<モデルプレス2018ヒット予測>の俳優部門に、“全女子がひとめ惚れする”圧倒的透明感を放ち、今年役者としてさらなる飛躍が期待される杉野遥亮(すぎの・ようすけ/22)を選出した。映画『キセキ -あの日のソビト-』『兄に愛されすぎて困ってます』『覆面系ノイズ』などで知名度を急上昇させ、その勢いのまま走り出した2018年。インタビューで“激動の一年”を振り返ってもらうとともに、2018年の抱負、そしてファン必見の“3つの公約”も発表する。
杉野遥亮、“人生で一番衝撃的な年”に感じていたこと
― <モデルプレス2018ヒット予測>俳優部門に選出させていただきました。モデルプレスだけでなく“ブレイク注目俳優”として各所で名前が挙がっていますね。杉野:ありがとうございます。期待して見てくださる方が増えたということは少し実感しています。純粋に嬉しいですし、その期待に応えたい気持ちが大きいので、何かしらの形で成果を見せられる年にしなければいけないと思っているんですけど、自分としては着実に一歩一歩という姿勢は変わりなく、また一年経った時に結果がついてくればいいなと願っています。
― 2017年も続々と映画やドラマが公開されましたが、周囲の反応も変化してきたのでは?
杉野:やっぱり一年前よりも声をかけていただくことが増えましたし、なかなか実家に帰ることもできなくなったり、そういう環境の変化はあります。目に見えるもので言うとTwitterのフォロワーが増えたこと。ちょうど一年前にTwitterを開設したんですよ。(※インタビューは2017年12月23日に実施)今日、記念日なんです(笑)。
― 一周年おめでとうございます!今や20万フォロワーに迫る勢いですね。
杉野:フォロワーがこんなに増えるなんて、以前の僕では想像もつきませんでした。これも周りの方々を信じて一つ一つ着実にやってきたことの表れだと思うので、今後も自分に素直でいることを一番大切にしたいです。
― ファンの皆さんも杉野さんのひとクセあるツイートを楽しみにしていますね。
杉野:結構考えますよ。「やばい、今日何も無いな…」って思う日もあります(笑)。
― 2017年は杉野さんにとってどんな一年でしたか?
杉野:世の中が流れていくスピード感というものがちょっとわからなくなった一年でした。自分を取り巻く環境が180度ガラリと変わったことで、一年がすごく短く感じて。今までの人生で過ごしてきたスピード感とは圧倒的に違う一年だったので、方向感覚を失いかけたというか、色々考えて戸惑うこともありました。想像もしていなかったことがたくさん起こって、そういった意味では奇跡の連続だったなという風に思います。今まで生きてきた中で一番衝撃的な年でしたね。
― 戸惑ったことも多かったんですね。
杉野:はい。追いつけないことが多すぎて、追いつこうと必死になっていたから、流れていく時間のスピードが早く感じたのかな。
― 追いつけないというのは、作品の現場に入った時に強く実感したんですか?
杉野:そうですね。まだピヨピヨの素人が現場に現れたという感じで。仕事をする身としてもまだ備わっていないことがたくさんあったので、何度も怒られて、そこにしがみつくのがやっとな感じでした。
― 怒られた時はすごく落ち込みますか?
杉野:落ち込みます。考えるし、「次は怒られないようにこうしよう」と考えたりもして。必死に落ちないように落ちないように、何かにしがみついている感じでしたね。
― そういう時はポジティブに変えようと努力をしたんですか?
杉野:変えるというよりは、信じることがマストでした。「ここにしがみついておけば、この一年はちゃんと形になって表れていくはずだ」とずっと考えていたので。
― 誰かにアドバイスを求めることも?
杉野:現場でプロデューサーさんや監督と話す機会は月日を追うごとにどんどん増えていきました。マネージャーさんにもしょっちゅう電話をかけます。「迷惑かな?」と思いつつも(笑)。周りの方には頼ってしまいます。悩んだ時はあまり溜め込まないタイプかもしれないです。
― 周りの方に言われて、特に印象的だった言葉はありますか?
杉野:マネージャーさんに都度言われるのは、怒られたり周りとの差を感じたとしても「焦る必要はない」ということです。その言葉を聞くたびに安心して、自分の気持ちを持ち直すことができました。
― 2015年の「FINE BOYS」専属モデルオーディショングランプリ獲得で芸能界入りしてから、まだ2年ほどしか経っていないですもんね。
杉野:そうですね。それが悔しく感じることもありつつ。
“役者・杉野遥亮”の武器は?
― 2017年、杉野さんにとって特に大きかった出来事は?杉野:やっぱり映画『キセキ -あの日のソビト-』のグリーンボーイズとして「ミュージックステーション」に出たことと、さいたまスーパーアリーナでのライブです。(※2017年1月7日、GReeeeNのライブ「あっ、リーナ、ども。はじめまして。『クリビツテンギョウ!?ル~デル~デ♪』」にオープニングアクトとして出演)
― 劇中ユニットがリアルに飛び出して、本当に大きな反響でしたね。
杉野:ライブに出るってことを初めて聞いた時は正直、どう考えていいかわからないくらい反応ができなかったですね。その事実を自分に落とし込めない。「出るよ」って言われても、「え…?」みたいな。怖いほうが勝っちゃう。
― そうですよね。いざステージに立ってみると、また想像をはるかに超える景色があったのでは?
杉野:そうですね。それこそ「生きててよかった」と思いました。「もう一回やりたい」と思ったりもして。
― 新しい欲が出てくる。素敵なことですね。
杉野:プロ意識を持つきっかけの一つだったと思います。
― 一年間、あらゆるタイプの男子を演じられていたなと。ヘタレからけだものまで!
杉野:確かに(笑)。キラキラした世界の作品で高校生を演じることが多かったんですけど、「高校生なのに自分よりしっかりしてるなぁ」と思ったり、その役の生き様を見て考え方を改めることも結構ありました。
― 2017年の現場で特に刺激を受けた役者さんは?
杉野:『きらきら眼鏡』(2018年公開予定)で池脇千鶴さんと、少しですがお芝居をした時にすごく引き込まれて。その経験がすごく新鮮で、自分も誰かを引き込めるくらいの力をつけなきゃと感じました。その部分では完璧に引っ張っていただいたので、一つの目標として定まりました。すごく僕のお芝居を見てくれていたと思うんです。
― 現場での人間関係づくりも、出演を重ねるごとに変化していきそうですね。
杉野:そうですね。用心深いタイプなので、クランクインの前日は「監督と話して解決の糸口を見つけなきゃ!」とか考えられることを考えて準備しようとして、いつも眠れないんです。そのうえ元々人見知りなのもあるんですけど、現場での関係は演技の中に絶対に表れてくるものなので、2018年も丁寧にやっていけたらと思います。
― 現時点で“役者・杉野遥亮”の武器だと思う部分は?
杉野:Twitterでの反応を見ていても、「髪型で顔が変わって見える」と言われることが多いので、そこはある程度武器だなと思っています。これから結構イメージを変えることもできるのかなと思うし、それは塩顔の特権かな(笑)。それと身長が高いこと。あとは何だろう…悩みつつ楽観的な部分もあるので、一つ一つの現場をフランクに楽しめていることかな。
杉野遥亮、2018年は「失敗を恐れない」
― 2018年はどんな一年にしたいですか?杉野:失敗を恐れない年にしたいです。2017年は先程も言ったように何かにしがみつくことが多くて。「次はこう怒られないように」とか「こういう失敗したら色んな人に迷惑かけちゃう」とか、その考えが先行してしまうことで、後々振り返った時に「あそこはもう少しああしとけばよかったな」と思うことも結構あったんです。だから2018年はもうちょっと「自分がこう思った」っていうことを提示してもいいのかなと。愛があるからこそ怒ってもらえるので、そこに甘えつつも、自分の考えを持ってもうちょっと上を目指していければなと思います。
― 最近のツイートを見ると、ご家族からの応援も熱く。
杉野:家族みんな僕のツイート通知をONにしているので、実家に帰った時にツイートすると一斉にピコピコって携帯が鳴る。僕は知らないふりします(笑)。夜にまだツイートしてないと催促してきたりもして。母はネットドラマも全部チェックしてくれています。父は自分ではあんまり見ないくせに、友達の父親に薦めたりしているみたいです(笑)。
― 温かいですね。今ものすごくお忙しい中、プライベートでハマっていることはありますか?
杉野:今はちょっと筋トレにハマっていて。バーンマシンっていうのを買って家でやっています。食事も炭水化物を抜いたり、気を使うようにしたら前より顔がシュッとしました。
― 腹筋が割れてきたり?
杉野:ストイックにやるのは意外と苦じゃないんですけど、バキバキになるのはいつだろうな…。結構先かもしれない(笑)。
― 腹筋披露も楽しみにしています!では最後に、ファンの方々にメッセージを。
杉野:まず2017年、僕のことを見つけてくれて、知ってくれてありがとうございました。2018年、年を重ねた分飛躍していけるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。ついてきていただけたら嬉しいです。
杉野遥亮、2018年“3つの公約”を発表!
【1】ファンの皆さんと沢山コミュニケーションを取る!杉野:Twitterや舞台挨拶などでのコミュニケーションに加えて今までにない形でコミュニケーションを取れる機会を作れたらいいなと思っています。
【2】仕事で地方に行く!
杉野:仕事で地方に行ったことが数えられるくらいしかなくて。2018年は撮影でも舞台挨拶でも、何かしらの仕事で地方に行きたいです。
【3】こまめに部屋の掃除をする!
杉野:とにかく部屋を片付けなきゃ…。休みの日にしなきゃいけないんですけど、ひたすら寝ちゃうんですよ。まず適材適所に物を置くことが大切なんだろうな…。あと、電子レンジをゲットしたいです(笑)。
(modelpress編集部)
杉野遥亮(すぎの・ようすけ)プロフィール
1995年9月18日生まれ。千葉県出身。15年「FINE BOYS」専属モデルオーディションでグランプリを獲得し芸能界入り。ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(NTV)や「嘘の戦争」(CX)をはじめ、映画『キセキ -あの日のソビト-』『兄に愛されすぎて困ってます』『覆面系ノイズ』、ドラマ「花にけだもの」(dTV・FOD)などに出演。2018年は映画『あのコの、トリコ。』『きらきら眼鏡』などの公開が控える。
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