インタビューに応じたおかずクラブゆいP(提供写真)

おかずクラブゆいP「すごいモテました」過去の恋愛を告白 最近「キュンキュンした」先輩芸人は…<インタビュー>

2017.10.24 11:00

AbemaTVにて17日より放送開始した恋愛リアリティーショー『恋する◆週末ホームステイ』(◆はハートマーク、毎週火曜よる11時)。MCを務めるお笑いコンビ・おかずクラブゆいPが、インタビューに応じた。

「恋する◆週末ホームステイ」

夏休み特別企画として放送された番組をレギュラー化。東京に住む高校生と地方に住む高校生が週末ごとにお互いの街でデートし、1泊2日の「週末ホームステイ」でピュアな恋を育むリアリティーショー。ゆいPとダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝が「ピュア恋見届け人」として彼らの等身大の恋の行方を見守る。

今回は北海道の男子高生3人と東京下町の女子高生2人、そして大阪の女子高生3人と東京の男子高生2人の2グループが参加。北海道・富良野、美瑛の大自然や、大阪の人情味あふれる街、神戸の異国情緒漂う港。出会うはずもなかった遠く離れた町に住む高校生たちが週末だけのデートで心を通わせる。タイムリミットは東京行き最終便。果たしてピュア恋は生まれるのか?

17日の「♯0」では、「『恋ステ』が100倍楽しめる『旅のしおり』な1時間!」と題し、番組の見どころを紹介。24日よりついに「♯1」が放送されるが、収録を終えたゆいPに番組の感想や、自身の恋愛エピソードなどを語ってもらった。

高校生の恋愛は…男子高生のカッコつけ方に注目

おかずクラブゆいP(提供写真)
おかずクラブゆいP(提供写真)
― まず、MCに抜擢された心境をお聞かせ下さい。

ゆいP:夏休みのときはずっとドッキリだと思っていて半信半疑でやっていたので、今回は素直に嬉しかったです(笑)。MCを今までしたことがほとんどなくて、これまでも相方と他のお笑いコンビさんと一緒で、今回は私1人で好き勝手に喋る感じだったので、新鮮でした。

― 工藤さんとの共演はいかがですか?

ゆいP:工藤さんは、女性のファンも沢山いらっしゃると思うんですけど、昔の恋のエピソードとか、結構ご自身のことも全部話して下さるので、とてもやりやすいなと特番のときから思っていて、今回またご一緒できて良かったです。

― ♯1を見た感想を教えてください。高校生の恋愛はいかがでしたか?

ゆいP:男の子の「カッコつけたい」という気持ちがすごく出ているのが、面白かったです(笑)。意地でもポケットから手を出さない子とかいて、逆に不自然なんですよね。でもそれぐらいカッコつけたいんだなと(笑)。学ランのボタンも皆2,3個開いていて、着ている途中くらいのレベル。でもそれが彼らの中ではカッコいいんですよね。やけに髪を気にしてずっと触っていたり…それって女の子からしたらちょっとダサいじゃないですか?大人ではそこまでカッコつける人ってなかなかいないと思うので、高校生ではそれが当たり前なんだなと思って驚きました。

― 女の子はいかがでしたか?

ゆいP:女の子はこぞって髪を巻いていますよね。「何時間かけたの?」ってくらい綺麗に巻いていました。でも色んな髪型の子がいて、制服で出来る精一杯のオシャレを楽しんでいるという印象です。北海道に行くのに足丸出しにしていたり(笑)。やっぱり私たちになると寒そうだなと思ってしまうので、若い頃だから出来るオシャレだなと思って面白かったです。

自身の高校時代は?制服から私服に変わる瞬間に注目

おかずクラブゆいP(提供写真)
おかずクラブゆいP(提供写真)
― ご自身の高校時代はいかがでしたか?

ゆいP:ルーズソックスが一番流行っている時期で本当は私も履きたかったんですけど、「ギャルがやるものだ」と思っていたので、恥ずかしくて履けなくて、紺のハイソックスをソックタッチでとめて履いていました。合唱コンクールのときだけ女子は靴下を全員揃えなきゃいけなくて、そのときだけルーズソックスを履けて嬉しかったです。制服も上下ねずみ色で地獄のようにダサかったので、有名なデザイナーがデザインした制服の女子校とかにすごく憧れていましたね…。

― ゆいPさんも、「寒いけど肌は露出したい」といった、そういう意地はありましたか?

ゆいP:いやいや、私服はめちゃくちゃダサかったので。修学旅行が怖かったですね。全然何着たらいいか分からなくて家にある服をかき集めてギャルの妹が持っているネックレス合わせたりしていました。一番わけが分からないのが、バンダナ。当時はカッコいいと思ってTシャツの上にチェックシャツ羽織って履いてバンダナ巻いて…、その頃の写真を今見ると「うわー」となります(笑)。

― 男子の目は意識されなかったんですか?

ゆいP:意識していましたけど、それが精一杯のオシャレだったからわからなくて。あとは単純に入る服がなかった。今は渡辺直美さんがブランドやっていたり、オーバーサイズのものが流行っていたりしますけど、その当時は全然無かったので、太っている人は通販で買う時代だったんです。それが面倒くさくて届いたら生地が不良品でまた問い合わせたり…大変でした。

― 番組の中でも高校生が制服から私服に衣装チェンジする瞬間がありますね。

ゆいP:ありますね。前回の特番のときも制服と私服は全然印象が違いました。沖縄の子は半袖半パンとか。でもTシャツの文字にどういう意味があるのかとか気になりませんか?私昔、書かれていた文字を通りすがりの米兵に笑われたことがあったんです(笑)。それがなんかアメリカでいうところの、SATみたいなめちゃくちゃ特殊な訓練を積むような人たちのことを指す言葉だったみたいで、「この体型で何着ているんだ」って笑っていたんでしょうね。だから前回沖縄の子が「POW」って書いてあるアメコミのTシャツを着ていたのが、女の子からしたらどうなんだろうと、すごく気になっちゃいました。東京の女子はすごく垢抜けていて、サングラスも当たり前だし、夜寝る前なのに化粧していることもすごく大人だと思いました。

“デブ専合コン”では「すごいモテました」

― 恋愛リアリティーショーにご自身も参加してみたいと思われますか?

ゆいP:私はカメラが回っていたら「どう見えているのんだろうか?」と気にして自分を捨てることが出来ないと思います。この子たちはまだそんなふうには思えないかもしれないけど、私は「親も見るな」とかいろいろ考えて踏み出せなさそうなので、こうやって外野で見ているくらいがちょうどいいですね。

― では、もしカメラが回ってないとしたら?

ゆいP:それも難しいですよね、一応テレビ出ちゃっているので、本気で私と向き合ってくれる人がいるんだったら良いんですけど、お金目当てとか面白半分とか…そんな大してお金持ってないですけど(笑)。顔バレしていなかったらデブ専合コンとかガンガン行きたいですからね。1回行ったことあるんですけど、テレビに沢山出させて頂く前だったので、すごいモテました(笑)。アイドル扱いで、皆こっち見ていました!

好きなタイプを熱く語る

― 理想の男性のタイプを教えて下さい

ゆいP:やっぱり笑うところが一緒の人がいいですね。かつ怒らない人。1回ちょっと怒られちゃうと「うわっ」と引いちゃうんです。例えば私がすごく愚痴を吐き出しても笑って話を聞いてくれる人がいいです。女の人の愚痴を聞きたくないって最初に言う男の人はすごく嫌ですね。愚痴を言わない女の人なんて多分いないと思うので、「毎日するわけじゃないんだからちょっとは聞くスタンスとってくれよ」と。

あとは、ゴミをちゃんと分別して捨てられる人。例えば駅のホームで買った紙コップの野菜ジュースを電車に乗って降りた先の自販機のペットボトルと缶しか捨てられないゴミ箱に捨てる人が嫌なんです。男の人って入れがちですよね?私1回イオンモールで分別している人たちを見たことがあって、おじさんおばさんがしゃがんで一生懸命分別している姿をみたときに許せないなと思って、後で分別する人たちの気持ちを考えるとやっぱり良くないですね。マナーがちゃんと守れる人は大事です。

― 好きなタイプは、年齢を経て変わることも多いと思うんですが、ゆいPさんはいかがですか?

ゆいP:昔は面白い人が良かったけど、今はやっぱり優しさが大事かなって思うようになってきたかもしれません。あとは女性も男性の外見の見るところが年齢を経て段々下がってくると聞いたことがあって、若い内は腕とか指を見るんですけど、その次はお腹を見るらしいです。お腹見ちゃいませんか?どれだけかっこよくてもお腹が出ていると、生活が見えるというか嫌だなと思っちゃう。「私が言うか」って感じなんですけど、ごめんなさい(笑)。おじさん化していないというか出来れば凹んでいる方がいいです。

「キュンキュンした」先輩を明かす

― 最近キュンキュンした出来事は?

ゆいP:何もなくて…インコがティッシュで遊んでいる動画をTwitterで見て、それにキュンキュンしました(笑)。バービーさんも動物の動画をかなり見ているらしくて、女芸人は癒やしを求めているんです(笑)。

― お笑いの方は優しそうな方がすごく多いイメージがあります。

ゆいP:そうですね。元々芸人の友だちが欲しいから芸人になったわけじゃないんですけど、この世界に入って本当に周りの芸人仲間が面白くて温かくて、芸人になって良かったなって最近すごく思っています。

― 先輩の優しさにドキッとしたりすることはありますか?

ゆいP:この間思ったのはFUJIWARAの原西(孝幸)さん。本当に素敵な旦那さんで、「絶対浮気せえへん」ってはっきりおっしゃっていたり、質問したこと全部面倒臭がらずに答えてくれたりとか、めちゃくちゃ良い人なので、キュンキュンしました。

どんなアプローチで落ちる?

― もしゆいPさんが女子高生だったとしたら、男子高校生にどんなアプローチをされたら恋に落ちちゃうと思いますか?

ゆいP:難しいなあ~。番組の中で女の子たちが来たときに男の子たちが「スーツケース持つよ」って荷物持ってあげるシーンがあるんですけど、今されたら嬉しいんですけど、女子高生のときにされたら引いちゃっていたかもしれません。「自分で持てるし」って強がっちゃう。「自分でできることは自分でしますけど」みたいなそんな女子高生でした。どんなアプローチをされたら…写真を撮るときに常に近くにいてそのときに急に寄ってこられたら、ちょっと意識し始めるかもしれないです。あとはやけに名前を呼んでくれたり話しかけてくれたり。

― 確かに名前呼んでくれたらドキドキしますよね。なんて呼ばれるのが嬉しいですか?

ゆいP:呼ばれたことない呼び方がいいですよね。そしたら下の名前になるのか…それは恥ずかしいな。じゃあ下の名前にちゃん付けでお願いします。多分彼氏くらいにしか呼ばれないんで。あとは特別なあだ名も良いですよね。ドラクエを「ゆいぴょー」っていう名前でやっているので、「ゆいぴょー」で(笑)。横澤夏子も旦那のダイキくんのこと、「ダイキャン」って呼んでいますし、夏子は「なっきゃん」って呼ばれているんですよ(笑)。

― 馬鹿馬鹿しい名前で呼びあったほうが良いと、壇蜜さんもおっしゃっていました。

ゆいP:やったー!じゃあ「ゆいぴょー」でお願いします。

元彼との出会いは「非日常」だった

― ゆいPさんは、番組のように非日常な空間で恋に落ちたことはありますか?

ゆいP:それこそ私は番組で「彼氏を作ろう」という企画で出会った人に告白して付き合うことが出来たので、非日常でしたね。この仕事をやっていたからこそ出来たことだったので、ありがたかったです。(※ゆいPは、今年3月放送のバラエティ番組にて、長身イケメンの会社員に告白し交際に発展。10年ぶりの彼氏に喜ぶ姿を見せていたが、7月に恋人との破局を報告した)

― 前の彼氏さんのことは完全に吹っ切れましたか?

ゆいP:いや、うーん(悩)。すごく好きな人が早く出てきてほしい。そうじゃないとデータが結局そこで止まっちゃっているという感じなので。

― 最後に、視聴者と特に高校生の視聴者にメッセージあればお願いします。

ゆいP:高校の修学旅行で沖縄に行ったときに、好きな人にメールで告白したことがあって、振られてしまったんですけど、卒業した後にその人から「やっぱり好きかも」みたいな感じのメールが来たんです。そのときは「別の子好きって言っていたじゃん」と冷静になってしまったんですけど、やっぱり1回告白するっていうのは相手を意識させるという意味ではすごく大事なことだと思ったので、何かアプローチはやれるだけやった方が良いと思います。おばあちゃんになったときに、「こんな人生だったな」って笑えるほうが良いじゃないですか?振り返る思い出は沢山あるに越したことはないと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)
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