土屋太鳳&片寄涼太“憧れ兄妹”の仲良しトーク!2人が今「困ってます」なことって?モデルプレスインタビュー
2017.05.09 12:00
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女優の土屋太鳳(22)とGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太(22)が、ドラマ&映画『兄に愛されすぎて困ってます』(通称:兄こま)を引っさげて「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」に参加した。沖縄でドラマの特別編集版が上映され、300人を前に舞台あいさつを行ったほか、レッドカーペットではドレス&タキシード姿を披露し「お姫様と王子様みたい!」と話題に。モデルプレスは現地で2ショットインタビューを実施。これから6月30日の映画公開へ向けて、ますます同世代の憧れとして注目を浴びそうな2人のトークを和やかな空気そのままにお届けする。
沖縄グルメで一番おいしかったのは…
― お2人とも、とても素敵な衣装ですね…!(※)土屋さんはとびきりガーリーなピンク色のドレスで。※インタビューはレッドカーペットの直前に実施
土屋:今日はお兄(片寄)と歩けるということで、私が演じるせとかちゃんをイメージして選びました。花かんむりもポイントです。
― 片寄さんはビシッとタキシードで。
片寄:今日はせとかをエスコートしようと思います。
土屋:ありがとうございます!なかなかこういう格好を見る機会はないですよね。
片寄:あえてシンプルにしてみました!
― 昨夜の舞台あいさつは大歓声でしたね!沖縄という地はどこか特別な雰囲気があると思いますが、いかがでしょうか?
片寄:映画館の空気からして特別な感じがしました。「ミハマ7プレックス」のエリアは行ったことがなかったのですごく新鮮でしたし、観客の皆様も温かく迎えてくれた印象でした。
土屋:すごく「あぁ、沖縄だぁ~!」って思いました(笑)。昨日、舞台あいさつをさせていただいたときに感じたのですが、観てくださった方々がとても温かかったです。やっぱり沖縄は空気だけじゃなくて、人々の温かさ、懐の深さを感じられる場所です。
― 沖縄のグルメを楽しむお時間もありましたか?
片寄:昨日いただきました。
土屋:えっと…マ、マー…。
片寄:言ってみて(笑)。
土屋:「マ」と「ミ」は入ってる。ジ……ジーマミー豆腐!
片寄:そう。さっき「マーミー豆腐」って言ってて(笑)。
― 惜しいですね(笑)。
土屋:ジーマミー豆腐とてもおいしかったです。
片寄:他には何を食べたんだっけ。
土屋:お肉!石垣牛を食べました。こちらもおいしかったです。
― 土屋さんの瞳がキラキラと輝いて、おいしさが伝わってきます(笑)。
片寄:ゴーヤチャンプルーやソーメンチャンプルー、海ぶどう、もずく酢、もずくの天ぷら…。たくさん食べましたけど、今の太鳳ちゃんの素直な反応を見たところ、一番おいしかったのはやっぱりお肉だったみたいですね(笑)。
憧れの兄妹になれたらいいね
― 兄系イケメンズに愛されすぎ!?な主人公・せとかと、そんな妹を一番に想うお兄・はるかを演じられたお2人。胸キュンが盛りだくさんですが、せとかとお兄が庭でスイカを取り合うシーンは、何気ないやり取りながらも可愛らしかったです。
片寄:あそこは一番、動きとかを細かく決めずにやったシーンだと思います。割と自由な感じで、スイカの種を口から飛ばしたり。
土屋:そうですね、片寄さんは種を飛ばすのがとても上手でした。
片寄:太鳳ちゃんはめちゃくちゃ下手なんですよ!口からこぼすみたいな飛ばし方しかできない(笑)。
― 日常ではなかなか飛ばさないですもんね(笑)。
土屋:これから練習します!(笑)
― スイカ取り合って…からの机ドン!はタイミングが難しかったんじゃないのかなと。
土屋:難しかったです、もはやアクションでした。
片寄:一種の(笑)。
土屋:お互い腹筋を使って。
― 割と体育会系な(笑)。
土屋:はい。あのお家のシーンはロケーションでの撮影だったんですけど、すごく素敵なところで。
― 海辺のお家、憧れますよね…!
土屋:本当に海も空もきれいで。
片寄:沖縄に負けてない。
土屋:負けてなかった!
― せとかが腕をけがしたお兄をお風呂に入れるシーンがありましたが、お風呂も素敵でした!
片寄:そうなんですよ。お風呂からも海が見えるんです。
土屋:「こんなところに家があったらいいよね~」って話しました。お風呂ではせとかがお兄にシャンプーをするんですけど、あまり人の髪の毛を洗うことってないじゃないですか。やるとしても弟くらいかなって(笑)。だからとにかくお水が目に入らないことを願ってやっていました。
― 撮影の中で、お互い相談をすることもありましたか?
土屋:コミュニケーションはとても多い現場だなと思いました。役を生きる上で、お兄は今までどういう風に生きていたのか?と話し合ったり。皆さん仲がいいんですけど、それぞれがストイックでもあったので、とてもバランスのとれた良い現場だったなと思います。
片寄:初めて撮影でお会いした時、「憧れられるような兄妹になれたらいいよね」って話をしたのがすごく印象的です。お互いそういうところを目指して取り組んでいました。
― 夏祭りで、はるかと高嶺(千葉雄大)、千秋(草川拓弥)の3人がそれぞれせとかにアプローチするシーンは見どころですが、片寄さんがもし同じ状況になったら、ご自身のどんな部分をアピールしますか?
片寄:なんだろう…一緒にいて楽だと思ってくれたらいいですね。気を張る存在だったら、長い時間一緒にいられないと思うし。だから少しおちゃらけてみたり、何気ない話ができたらいいなと思います。
― 土屋さんはいかがでしょうか?例えば「女子3:男子1」で…
片寄:女子が3!?そのパターン、怖い(笑)。
土屋:片寄さんと同じかもしれないです。一緒にいて、お互いにその人らしくいられることが大切。楽しいのが一番です。
― 夏祭りデートで、どんなことをしたいですか?
土屋:射的!
片寄:射的、いいね!
土屋:それと、ヨーヨー釣り。金魚すくいも好きなんですけど、ヨーヨーの方が、輪ゴムがこう…ヒョイッと動いてしまうところが好きなんです。
片寄:へぇ~!
土屋:金魚だと生き物なので、すくおうとして当たったりしたら「ごめんね…」って思うんですけど、輪ゴムだったら攻めの姿勢でいけるので。
片寄:攻めの姿勢(笑)。
せとかが休まなすぎて困ってます!?
― タイトルにちなみまして、現場で「困ったこと」ってありましたか?土屋:スケジュールが大変で…
片寄:壮絶な時がありましたね。
土屋:台風の影響で撮影が押してしまったんです。
― 天候はどうしようもないですもんね。
土屋:そうですね。でも、それもすごくいい思い出です。
片寄:それでいて、太鳳ちゃんは全然休まないんです。お兄目線で「少しは休めよ!」って思ったりして。
土屋:いえいえ、お兄も。
片寄:せとかが休まなすぎて困ってました(笑)。
― 休まないというのは…
片寄:例えば自分の時間ができても、睡眠が相当後回しになっているんです。自分の部屋に戻ってからも何かの準備をしたり。自分だったら寝てしまうなっていう時間も、撮影の準備にあてるような姿勢は素晴らしいなと思いつつ、「頼むから体壊すなよ!」って。だから冗談で「どっちが先に体壊すか勝負だ!」って言ったり。
― だいぶストイックな…!
片寄:でもおかげさまで無事に、どちらも体を壊さず。
土屋:元気にクランクアップできました!
― 土屋さんは、片寄さんから心配の声をかけてもらうことが多かったんですね?
土屋:本当に、こんなに気遣いの素晴らしい方がいらっしゃるんだと思いました。現場でのスタッフさん方への接し方も含めて、人に対してとてもちゃんと向き合う方だなと思いました。
― では、撮影以外のところで最近「困ってること」はありますか?
土屋:最近は…セロリが好きすぎて困っています。
― 健康的でいいじゃないですか!
土屋:でも最近、親知らずを抜いたので、セロリを食べられなかったんです。
― そのままポリポリ食べるんですか?
土屋:そうです!
片寄:えっ、セロリをそのまま!?
土屋:実は親知らずを抜いた後も、我慢できずにセロリを食べてしまったんですけど、抜糸するために病院に行ったら「あれ?糸ないですよ!」と言われて。多分、セロリが何かのタイミングで当たって、糸がなくなったのかと…(笑)。
片寄:結局、何に困ってるんですか?(笑)
土屋:セロリが好きすぎて!(笑)一気に2~3本食べてしまうこともあります。
― そんなに…!片寄さんは「困ってること」ありますか?
片寄:お仕事の関係でたくさん本をいただきまして、今読みたい本が多すぎて困ってます。
― 素敵な悩みですね!土屋さんにおすすめしたい1冊は?
片寄:僕が今読んでいる「蜜蜂と遠雷」(著:恩田陸)は是非読んでいただきたいです。ただめちゃくちゃ分厚くて、全然進まない(笑)。
土屋:重い?
片寄:重い。昨日も空港で読んでいたんですけど、ページを広げたら文字が2段になっているんですよ。
土屋:読み応えありそうですね!
片寄:どんどん本が溜まっていくから困っていますね。
土屋:でもすごく本を読みそうなイメージですよね。文字や言葉が好きなのかなと。
― 撮影の空き時間にも本を読んだり?
片寄:現場で読んでいたのは、どちらかというと太鳳ちゃんのほう。“セロトニン”の本、読んでいたよね?
土屋:そうです!例えば何かを「おいしい」って思った時には、腸から“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンという物質が出るそうなんですけど…。それがどうやったら出るかって言うと……ふふふ(笑)。
片寄:叩くと分泌されるっていうので、現場のみんなでこうやって、頭をトントンと叩いて…(笑)。
土屋:今、ちょっとやってみますね(笑)。まずはこうやって前を叩いて…次は横にいって…そしたら後ろからこうやって…
(インタビュアー含め、3人で土屋の動きを真似してみる)
片寄:…………ちょっと、これ動画じゃないから!記事だから!(笑)
― 片寄さんツッコミありがとうございます(笑)。そうやって本で得た知識を皆さんに教えてあげたりしたんですね。
土屋:そうですね。あとは、“げんし物語”。
片寄:“源氏(げんじ)物語”ね!?原始人みたいになっちゃった(笑)。
土屋:本当だ、なんで「原始物語」…!
(ツボに入って笑い出す土屋)
片寄:ツボに入るなー!帰ってこーい!(笑)
― 楽しそう(笑)。
片寄:ちょっとセロトニンが溢れてるみたいです(笑)。
土屋:すみません(笑)。なぜ「源氏物語」を読んでいたかというと、一見『兄こま』って非日常のお話のように思えるんですけど、意外に古典文学に通ずる部分があるんじゃないのかなって思ったんです。歌舞伎や伊勢物語などもそうですが、昔から親しまれていた設定なのかなと感じて「源氏物語」を読んでいました。
片寄:でも、“原始物語”ですから(笑)。
土屋:もう…本当に恥ずかしい言い間違い(汗)。
― こんな何気ないやりとりからも、本当に「せとか」と「お兄」だなぁと。
土屋:本当に完璧なお兄でいてくださったので、すごく助かりました。
もし再共演するとしたら…
― 最後になりますが、もし別の作品で再共演するとしたら、どんな役をやってみたいですか?土屋:お兄と妹ではなくなる!?
片寄:なんか不思議な感じですね。そうだな…一緒に事件を解決する刑事と、その相棒とか?
土屋:いいですね。…あっ!今、片寄さんのイメージを思い出しました。ちょっと「コナン」風に言うと、「外側から見るとGENERATIONSさん、中身は池上彰さん」。
片寄:(笑)。
― そうなんですか!?池上さんのように色々なことを解説してくれるとか?
土屋:すごく色んなことを知っていらっしゃいますし、柔らかさがありながら、攻めるところはガーッといくところです。
片寄:あれっ、なんでこんな話になったんだろう(笑)。
土屋:もし刑事でバディを組むことになったら、頭脳と動きが必要だ!って考えた時に、思い出しました。
片寄:なるほど。「動き」の部分はGENERATIONSね。了解しました!(笑)
― ありがとうございました!
“妹”が自由でいられるのは、それを微笑ましく見守る“お兄”が隣にいるから。そんな2人の信頼関係こそが『兄こま』においてかけがえのないものであり、女の子のハッピーを詰め込んだプレゼントのような作品に仕上がっている。(modelpress編集部)
『兄に愛されすぎて困ってます』
映画:6月30日(金)全国ロードショードラマ:毎週水曜24:59~ 日本テレビにて放送
<作品概要>
監督:河合勇人(「黒崎くんの言いなりになんてならない」「俺物語!!」)
脚本:松田裕子(「黒崎くんの言いなりになんてならない」「花咲舞が黙ってない」)
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大 、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮 ほか
主題歌:空/GENERATIONS from EXILE TRIBE
<ストーリー>
告白12連敗中で全くモテない女子高生・橘せとか(土屋太鳳)は、恋に恋するちょっと恋愛体質な女の子。 そんなせとかをずっと見守ってきたのは、ヤンキー系でクールだけど実は誰より妹想いなイケメン兄・橘はるか(片寄涼太)。2人は血がつながっていない兄妹だけど、その事実を知っているのは兄のはるかだけ。 そんな中、せとかの同級生で癒し系ヘタレ男子な国光(杉野遥亮)の兄であり初恋の相手、超毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺(千葉雄大)が数年ぶりに現れて、せとかに急接近!さらにいつも甘い言葉でせとかをお姫様扱いしてくれる年上の先輩・美丘千秋(草川拓弥)まで現れ、突如訪れた人生初のモテキにせとかは戸惑いを隠せず…!?
【Not Sponsored 記事】
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