モデルプレスのインタビューに応じたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(前列左から)与那嶺瑠唯、川村壱馬 (後列左から)武知海青、長谷川慎、山本彰吾(C)モデルプレス

<THE RAMPAGEデビューインタビューVol.3>川村壱馬・与那嶺瑠唯・山本彰吾・武知海青・長谷川慎が語る“2年半の軌跡”

2017.01.24 12:00

EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEなどの弟分にあたるLDH所属の16人グループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、2017年1月25日にシングル「Lightning」にて、メジャーデビューを果たす。結成から約2年半、先輩たちのツアーにサポートメンバーとして参加、2度の武者修行…数々の経験を重ね、力を蓄えてきた彼らにとってデビューは念願。モデルプレスでは、そんなTHE RAMPAGEにインタビューを実施。4回に渡りお届けする。

16人グループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
ボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人、パフォーマーのLIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨の16人からなるTHE RAMPAGEは、2014年にEXILEの新メンバーを決めるために行った「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」など、3つのオーディションから選ばれたメンバーで結成。

2014年7月~9月、1度目の「武者修行」は正式メンバーの座をかけ実施し、ファイナル公演で16人全員がメンバーに決定したことを発表。2016年3月~8月、2度目(「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE武者修行2016 Get Ready to RAMPAGE」)は、デビューへ向けスキルアップを目指すため、3グループに分かれ全国47都市全116公演開催。渋谷・代々木公園野外ステージにて行われたファイナル公演は、約7000人のファンが集結する盛り上がりを見せ、勢いそのままに同年9月デビューが決定した。

今回のインタビューでは、2度目の「武者修行」である「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE武者修行2016 Get Ready to RAMPAGE」の3グループに分かれ、2年半の歴史、デビュー決定時の心境、これからのこと…“リアル”な胸の内を語ってもらった。

インタビューVol.3

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
Vol.3は、ボーカルのーカルの川村壱馬、パフォーマーの与那嶺瑠唯山本彰吾武知海青長谷川慎の5人。

2年半を振り返って

川村壱馬(C)モデルプレス
川村壱馬(C)モデルプレス
川村壱馬(C)モデルプレス
川村壱馬(C)モデルプレス
― デビュー決定おめでとうございます。2年半を振り返ってみると、長かったですか?短かったですか?

山本彰吾:時差があります。何も変わらない日々が続いてたときは「長いな」って感じることもあったけど、武者修行をしている間は、1日が早く感じて。多分、経験値の獲得数で1日1日の感じ方が違ったんだと思います。遅いと感じてるときには、「この状況、早く終わらないかな」って悩むこともありました。

― 1回目と2回目の武者修行は、全く違いましたか?

山本:全然違いました。

武知海青:2回目のことが最近なので、すごく残っています。自覚と覚悟を常に持ってパフォーマンスをするっていうのを、ボーカルの(川村)壱馬さんが言っていて、それを聞く度に気が引き締まっていました。武者修行では、5人しかいないステージだったので、1人でも気を抜くとそれがお客さんにもより伝わるし、16人でもそれをやらなきゃいけないんだなって感じました。その想いを、ほかの4人に教えていただいたなと思います。

与那嶺瑠唯:2回目の武者修行を経験していく中で、みんなの熱量が同じ方向を向いた瞬間が、16人で出演したファイナルだったのかなって思います。どちらかと言うと、最初の武者修行は個人の戦いだったので、2回目で同じ方向に、同じ熱量を爆発できたのかなって。色々クリエイティブなことをさせていただく中で、THE RAMPAGEってものがより濃くなった気がしてます。

一番印象深いエピソード

与那嶺瑠唯(C)モデルプレス
与那嶺瑠唯(C)モデルプレス
与那嶺瑠唯(C)モデルプレス
与那嶺瑠唯(C)モデルプレス
― 振り返ってみて、一番印象深いエピソードをぜひ教えてください。

与那嶺:(武者修行で行った)広島がすごく印象に残ってます。広島は自分たちのことを知らない世代の方が多かったこともあって、どうやって興味を持ってもらえるかっていうことをすごく考えました。パフォーマンスで伝えるということを、意識しました。あのときのダンストラックとか、やばかったもんね。

長谷川慎:やばかった!おかしかった(笑)。

与那嶺瑠:みんな、はちきれてた(笑)。

山本彰吾(C)モデルプレス
山本彰吾(C)モデルプレス
山本彰吾(C)モデルプレス
山本彰吾(C)モデルプレス
― 広島は大きな転機に?

川村壱馬:僕もすごい印象に残ってます。すごく濃かったので、自分の中でもいい思い出になってます。もちろん、パフォーマンス面では、5人でディスカッションして、色々壁にぶつかることもありましたけど、毎日人間性を5人がそれぞれ自問自答していたというか…。人間ってまずどうあるべきか、アーティストとしてどうあるべきか。関係は良かったんですけど、年齢関係なく、年下メンバーも「MCはこういう風にしたい」って意見も出てきて、しっかり言い合える環境にありました。

― その関係性は徐々にできあがったものですか?

川村:そうですね。ただ、元々好きな音楽のジャンルも似ていたので、はまりがよかったんです。武者修行までの準備期間、リハーサルも早くから初めて、集中して進めることができました。その段階から、上辺だけじゃない関係ができていって、ダメなことはダメって言い合っていましたし、ヤマショー(山下彰吾)さんや(与那嶺)瑠唯さんを筆頭に、人間性を大事にしようって会議をしていました。外だけじゃなく、中から磨いていこう、見つめていこうと。

武知海青(C)モデルプレス
武知海青(C)モデルプレス
武知海青(C)モデルプレス
武知海青(C)モデルプレス
― 「人間性を磨く」という点で言うと、合宿は?

与那嶺:この2年半の中で1番つらい出来事が合宿だったなと思います。でも、ネガティブな意味ではなくて、今のTHE RAMPAGEの基礎を作る合宿だったとすごく感じていて、さっき(川村)壱馬が言ってた人間性っていう部分だったり、アーティストEXILE TRIBEとしての覚悟や自覚だったりっていうものを、より身につけることができたのかなと思います。

山本:ちょうど2年半前くらいに「VBA」(「VOCAL BATTLE AUDITION 4」)と「PBA」(「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」)のそれぞれのチームが合宿をしたんですけど、「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」組の4人も、いつか合宿をした方がいいって話がずっと出ていたんです。武者修行よりも深いところをえぐり返さないと、やっぱりこの先通用しないって、誰もが気づいてたことだったので、そこに対する覚悟はあったんですけど、始まったらまあしんどくて(笑)。外から壊されるわ、中から壊されるわ…(笑)。でも、そこを誰も「嫌だな」って口にしなかったっていうのは、LDHっていうエンブレムだったり、EXILE TRIBEっていうエンブレムだったり、色々な看板や自分たちをまとっている環境が、そうさせてくれたんだなって思います。何も考えずに、ただひたすらがむしゃらにできてたってことなので、それだけみんな、THE RAMPAGE、LDH、待ってくれている皆さんに対する想いっていうのが、大きかったんだって感じてます。本気でぶつかり合うことができて、あの合宿に嘘はなかったなって。しんどかったのは、しんどかったですけど…(笑)。

川村:思い出したくないですね…(笑)。

デビュー決定の心境は?

長谷川慎(C)モデルプレス
長谷川慎(C)モデルプレス
長谷川慎(C)モデルプレス
長谷川慎(C)モデルプレス
― 切磋琢磨しながらここまで来て、メジャーデビュー決定を聞いたときの心境は、いかがでしたか?

与那嶺:最初聞いたときは、正直、不安で率直に喜べなかった自分がいました。でも、たくさんの経験をして、戦う武器じゃないですけど、やっとデビューに向けて準備が整ったのかなと思います。どんどん気持ちができてきて、今は、やってやろうって気持ちがすごくあります。

長谷川:自分はデビューって聞いたとき、嬉しくて普通に大泣きしちゃったんですけど、意外とメンバーは泣いてなくて(笑)。「あれ?」って(笑)。

川村:俺とLIKIYAさんと(長谷川)慎だけだったよね。

長谷川:そうっすよね。その泣いた意味っていうのは、やっぱこの2年半の思いがこみ上げてきたからで。個人的には、「HiGH&LOW THE LIVE」の東京公演に出させていただいた頃、そろそろデビューっていうのを形にしたいなって感じていたんです。なので、デビューって聞いたときは、準備が整ったっていうのを見てくださっていたんだって思ったし、自分たちの想いとリンクした気がしました。メジャーデビューっていうのは、かなり覚悟のいるものだと思うんですけど、こうやって取材をしていただく度に、「メジャーデビューに近づいてるんだな」って実感が湧いてきて、今はとてもワクワクしています。

★次回は、16人全員に聞いた“夢を叶える秘訣”特集をお届け。

(modelpress編集部)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 16人プロフィール

LIKIYA(パフォーマー/リーダー1990年11月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
陣(パフォーマー/リーダー1994年4月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
RIKU(ボーカル/1994年8月10日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
神谷健太(パフォーマー/1995年5月27日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
与那嶺瑠唯(パフォーマー/1995年8月16日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
山本彰吾(パフォーマー/1995年10月6日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
川村壱馬(ボーカル/1997年1月7日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
吉野北人(ボーカル/1997年3月6日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
岩谷翔吾(パフォーマー/1997年3月11日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
浦川翔平(パフォーマー/1997年5月23日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
藤原樹(パフォーマー/1997年10月20日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
武知海青(パフォーマー/1998年2月4日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
長谷川慎(パフォーマー/1998年7月29日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
龍(パフォーマー/1998年9月9日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
鈴木昂秀(パフォーマー/1998年10月3日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
後藤拓磨(パフォーマー/1998年12月4日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEデビューシングル「Lightning」(1月25日発売)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEデビューシングル「Lightning」(1月25日発売)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEデビューシングル「Lightning」(1月25日発売)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEデビューシングル「Lightning」(1月25日発売)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(前列左から)龍、神谷健太(後列左から)LIKIYA、鈴木昂秀、吉野北人、藤原樹のインタビューもチェック(C)モデルプレス
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(前列左から)龍、神谷健太(後列左から)LIKIYA、鈴木昂秀、吉野北人、藤原樹のインタビューもチェック(C)モデルプレス
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(前列左から)浦川翔平、陣(後列左から)後藤拓磨、RIKU、岩谷翔吾のインタビューもチェック(C)モデルプレス
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(前列左から)浦川翔平、陣(後列左から)後藤拓磨、RIKU、岩谷翔吾のインタビューもチェック(C)モデルプレス
16人全員が語った“夢を叶える秘訣”特集もチェック(C)モデルプレス
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