「THE夜会」で話題の女子高校生ラッパー“ちゃんみな”って何者?生い立ち・ラップの原点・将来の夢…半生を語る モデルプレスインタビュー
2016.10.27 22:55
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4月、現役高校生たちがMCバトル(フリースタイルラップ)でしのぎを削る「第9回 BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」に出場して注目を集めた “ちゃんみな”(18)が、モデルプレスのインタビューに応じた。9月に放送されたTBS系バラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」に“日本語・英語・韓国語を話す現役女子高生ラッパー”として出演した際にも話題を呼んだ彼女の生い立ちや、ラップを始めたきっかけ、これからの夢など、人となりに迫った。
ラッパー“ちゃんみな”が生まれるまで…
ちゃんみなは1998年10月14日生まれの18歳。日本人の父と韓国人の母を持ち、3歳まで韓国に住んでいた。その後、3~7歳までは、韓国・日本・アメリカを行き来し、小学校に入学をして以降は日本で暮らす。幼いころから“歌手”になりたかったと言い、そのキッカケは「名前は分からないけど、テレビで歌っていた人がキラキラしていたので『私もこうなりたい』って思ったから」。そして、ラップを始めたのはBIGBANGの影響で、「曲を聴いて歌っていくうちに出来るようになって、歌の延長線上です」と独学でスキルを磨き、“ラッパー”としての現在に至る。
ピアノやヴァイオリン、バレエも習っていたものの、「歌手になりたいってママに言ったらピアノをやらされ、バレエをやらされ、ちょっと遠回りをさせられたんです(笑)。だから私は歌をどうしてもやりたかったので、『早く終わって!』って思っていました」と乗り気ではなかったという。ところが、それらの経験が活き、小学校に入ったときから作詞を、高校のときから本格的に作曲を始め、今では作詞作曲の両方ができる事がラッパーとしての強みになった。
ラッパーとしてのエネルギーに
彼女が生み出す歌詞には、多くの人が心を揺さぶられている。2枚目の配信シングル『Princess』には、「今に見てろと思ってた正直 ひどいイジメにあってた時期」という歌詞があり、それは学生時代の“いじめ”から受けたインスピレーションから来ている。それにもかかわらず、「色んな国を行き来していたのもあって日本語が流暢じゃなかったり、歌手になりたいって言っていたのに、名字が乙茂内(おともない)だから『お前音ねーじゃん!』って言われたりとか、そういうことでいじめにあっていました」と振り返るちゃんみなの表情がクールなままなのは、本人の中で単なる“辛い記憶”ではなく、ラッパーとしての“エネルギー”になっているから。これもまた、今のちゃんみなの基盤になった。
目指す先は?
もともと韓国で活動することを夢に掲げ、韓国語で曲も作っていたちゃんみな。現地へ行く機会と決心もあったようだが、今も日本で活動しているのにはワケがある。「私が韓国に行くってなった時、一緒に音楽をやっていたある親友に『みながいなかったら音楽辞めちゃうかも』って言われて、『やっぱり大切な人を放っておけないな』って。本当だったら、頭で動いて韓国に行っていればよかったんですけど、情で動いてしまいました」と気恥ずかしそうに頬ほころばせながら思い返した。しかし、その選択に後悔はなく「日本に残ってよかったなって胸張って言えます。そのうち韓国と日本を行き来できるようなアーティストになれたらと思っています」と前向きな姿勢だ。
さらに、韓国での活動以外の目標を聞いてみると、「自分自身が作った曲をお届けしたいのはもちろん、将来的にはやっぱりプロデューサー業もやりたいと思っています」と熱く語った。「今まで私には、どうしたらいいのかわからなかった部分を教えてくれる人がいなかったので、自分が教えてあげるじゃないですけど、気づかせる役割に立てたら」と自らが経験したからこそ見えた将来だ。
すでに、自分を日本に留めた親友の曲を作ったり、アドバイスをしたりしているようだが、「まずは自分のことをしなきゃいけない時期でもあるので、年取ってからそういうこと出来たらいいな」と思いを馳せたその瞳は、希望に満ち溢れていた。
激動の1年「大切なものが増えた」
自分の将来を見定め、一歩一歩進むちゃんみなが思う“夢を叶える秘訣”は、「努力」。「私はその言葉を『絶対綺麗事でしょ』って思っていて、ずっと信用していなかったんです。でも、私もともと音痴なので、本当に音とかも全然わからなかったし、外してばっかりだったけど、本当に死ぬほど練習して、自分の体に音を押し付けてきました。お母さんに『音痴だからやめろよ』って言われても負けずに頑張ってきたから、今こうしてみなさんに聴いてもらえるようになりました。自分で成果を体感したからこそこれからも努力しようと思います。本当に努力は嘘をつかないですよ!すごいですよ努力って!」と力を込めた。
最後に“ラッパー”として脚光を浴びたこの1年を振り返ってもらうと、「昔から16歳になったらバイクの免許がとれる、18歳になったら車の免許がとれる、19歳になったらラスト10代、20歳になったらハタチ。『17歳なんもねえじゃん!つまんねえじゃん!』ってことを周りの人から聞いてて、自分も17歳はつまんねえんだなって思って過ごしてきたんです。でも、今になって振り返ると、全然つまんなくなかったし、人生の中で1番色んなことがあった1年。1年前の私と比べて、大切なものが増えたなって感じます」。
その大切なものがちゃんみな自身にも変化を与えたようで、「ちょっと優しくなれたと思ったんです。私『大好きだよ』とか軽く言っているように聞こえるかもしれないですけど、結構真剣に言ってます。だからこれからも、冗談とか綺麗事とかでもなく、ファンを愛してます。守りたいと思っています」と決意に満ちた表情を見せた。(modelpress編集部)
■ちゃんみなプロフィール
1998年10月14日生まれ、日本人の父と韓国人の母を持つハーフ。2016年4月「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」第9回大会に出場し2回戦敗退。同月、親友の客演に迎えたデビュー・シングル『未成年』を配信。8月には、2枚目の配信シングル『Princess』を発表した。
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