中条あやみが学んだこと 池松壮亮&菅田将暉は「オーラがすごく、独特な空気感があった」 モデルプレスインタビュー
2016.07.01 07:00
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モデルで女優の中条あやみ(19)がモデルプレスのインタビューに応じた。俳優の池松壮亮と菅田将暉がW主演をつとめる映画「セトウツミ」(7月2日公開)のヒロインに抜てきされた中条。同作では“ごく一般的な女子高生”を演じ、ナチュラルな魅力を披露。そして、池松&菅田とともにオンオフのメリハリを付けながら、撮影に挑んでいたそうだ。
秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載中の同名コミックを実写映画化。監督は『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣氏。関西のとある河原で、男子高校生・天然なツンツン頭の瀬戸(菅田)とクールなメガネの内海(池松)が、放課後にまったりと“喋るだけ”というシニカルな「会話」の面白さだけで作り上げた。
中条は実家がお寺の女子高生・樫村一期役。学校のマドンナ的存在で瀬戸が想いを寄せ、そして樫村は内海に密かに想いを寄せているというまさに三角関係。さらに、樫村は瀬戸と内海を翻弄する小悪魔的な魅力を振りまいている。
中条:天気の良い日に観たい映画です。ごく普通の男子高校生の二人が会話しているだけですが、どこかクスって笑えるような、気軽な気持ちで観ることのできる作品。すごく面白かったです。
― これまでの作品では、幽霊だったり、水に溺れたり…といった役が多く、ごく一般的な女の子の役を「あまりやったことがない」と言っていましたが、今回は“どこにでもいる女子高生”という印象を受けました。逆に役作りは難しそうだなと思いました。
中条:そうですね。今までの作品と比べると普通の女子高生だったと思います。役作りはあまりしなかったのですが(笑)、大阪出身で関西弁を話していたので、標準語よりスッとセリフを発することができました。ナチュラルに演技ができていると思います。
― 苦戦したシーンもなく?
中条:冬のシーンで監督に「もっと寒そうにして」と指導を受けたときに、自分では思っている以上に演技しないと伝わらないんだなと勉強になりました。
中条:池松さんは標準語しか話せない方なのに、関西弁をきちんと勉強されていて、すごく上手で。そんな短期間で関西弁を話せるようになっていて、すごい!と思いました。菅田さんも関西出身で、気さくに話しかけてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
― お二人とも演技の大先輩ですが、勉強になったことはありますか?
中条:演技派俳優と言われているお二方なので、そこにいるだけでオーラがすごく、独特な空気感がありました。しかも、二人とも違った空気感を持っていたので、それがすごく面白いなと。
瀬戸と内海を漫画のように実写化するのはすごく難しいと思うんですけど、絶妙な空気感で絶妙な間を作り演技していたのですごく勉強になりました。
中条:作品ごとに勉強することはたくさんあります。でも、やっぱり思ったことを実行に移すのは難しいなと。自分が思っている以上に表現しないといけなかったり、逆にやり過ぎもよくない。その加減が難しいなと思いました。
あと、台詞を覚えるときシチュエーションを想像して膨らませていかないといけないということを学びました。これまではただ覚えていただけなのですが、そうではなく、プラスアルファ深読みしなくちゃいけないと思うことがありました。監督によっても撮り方も違うので、合わせられるようにしていきたいです。
― それらを学んで今後やりたい役はありますか?
中条:まだまだ学園が舞台の作品にも出演したい!なにかに熱くなれる役は素敵だなと、学園ものって熱くなれる作品の代表的なものだと思うので、そういう情熱を伝えられるようになりたいです。
中条:そうですね。実家から撮影現場に通っていたんですよ。撮影の合間には、地元の友達と遊ぶこともできたので、実家に帰って来た!というアットホームな感覚で撮影に臨めました。
― 最後にモデルプレス読者にメッセージをお願いします!
中条:今話題のイケメンが二人も出演していて、しかも関西弁(笑)。そのギャップに惹かれるだけでなく、この映画を観たら確実に笑わざるを得ないと思います。幸せになれる作品なので、フラッと映画館に行って「あ~面白かったな」と、気楽な気持ちで観てください!
― ありがとうございました。
作品同様、和やかな撮影現場だったそう。待ち時間には「池松さんはカエルが苦手らしく(笑)、その話をしていた直後に干からびたカエルがいたんですよ。それを見てビックリしていました」と笑い合っていたと教えてくれた。
そして、「笑える作品」と何度も何度も口にしていた中条に、どんなときに笑いますか?と聞いてみると「1番はやっぱり友達と遊んでいるときかな」。モデル、女優にと多忙な日々を過ごしている中条だが、そう笑顔で返してくれると、やっぱりほかの19歳と変わらぬ女の子。「セトウツミ」に出てくる“樫村一期”は等身大の“中条あやみ”なのかもしれない。(modelpress編集部)
監督:大森立嗣『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』
原作:此元和津也(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
出演:池松壮亮、菅田将暉、中条あやみ、鈴木卓爾、成田瑛基、岡山天音、奥村勲、笠久美、牧口元美 /宇野祥平
出身地:大阪府
身長:169cm
血液型:O型
趣味:読書
特技:英会話、ピアノ
「ミスセブンティーン2011」グランプリを受賞し芸能界デビューを果たし、2011年9月より雑誌「Seventeen」(集英社)専属モデルとして活躍。2012年にTBS系7月クールドラマ「黒の女教師」で女優デビュー。2014年9月に公開された映画「劇場版 零~ゼロ~」では映画初出演にして若手女優の登竜門と呼ばれる“ホラー映画”で主演をつとめ、その後は、連続ドラマやスペシャルドラマなど多数出演。2015年には「ポカリスエット」のCMキャラクターに抜てきされ、一躍話題に。2016年は「セトウツミ」のほかヒロインをつとめる映画「ライチ☆光クラブ」が公開された。2017年春には映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」が公開される。
中条は実家がお寺の女子高生・樫村一期役。学校のマドンナ的存在で瀬戸が想いを寄せ、そして樫村は内海に密かに想いを寄せているというまさに三角関係。さらに、樫村は瀬戸と内海を翻弄する小悪魔的な魅力を振りまいている。
「ナチュラルに演技ができた」撮影を振り返る
― 「セトウツミ」をご自身で観た感想を教えてください。中条:天気の良い日に観たい映画です。ごく普通の男子高校生の二人が会話しているだけですが、どこかクスって笑えるような、気軽な気持ちで観ることのできる作品。すごく面白かったです。
― これまでの作品では、幽霊だったり、水に溺れたり…といった役が多く、ごく一般的な女の子の役を「あまりやったことがない」と言っていましたが、今回は“どこにでもいる女子高生”という印象を受けました。逆に役作りは難しそうだなと思いました。
中条:そうですね。今までの作品と比べると普通の女子高生だったと思います。役作りはあまりしなかったのですが(笑)、大阪出身で関西弁を話していたので、標準語よりスッとセリフを発することができました。ナチュラルに演技ができていると思います。
― 苦戦したシーンもなく?
中条:冬のシーンで監督に「もっと寒そうにして」と指導を受けたときに、自分では思っている以上に演技しないと伝わらないんだなと勉強になりました。
池松壮亮&菅田将暉の演技を見て…
― 池松さんと菅田さんの印象を教えてください。中条:池松さんは標準語しか話せない方なのに、関西弁をきちんと勉強されていて、すごく上手で。そんな短期間で関西弁を話せるようになっていて、すごい!と思いました。菅田さんも関西出身で、気さくに話しかけてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
― お二人とも演技の大先輩ですが、勉強になったことはありますか?
中条:演技派俳優と言われているお二方なので、そこにいるだけでオーラがすごく、独特な空気感がありました。しかも、二人とも違った空気感を持っていたので、それがすごく面白いなと。
瀬戸と内海を漫画のように実写化するのはすごく難しいと思うんですけど、絶妙な空気感で絶妙な間を作り演技していたのですごく勉強になりました。
女優としての成長と今後
― 「セトウツミ」での演技を通じて、成長できたと実感することはありますか?中条:作品ごとに勉強することはたくさんあります。でも、やっぱり思ったことを実行に移すのは難しいなと。自分が思っている以上に表現しないといけなかったり、逆にやり過ぎもよくない。その加減が難しいなと思いました。
あと、台詞を覚えるときシチュエーションを想像して膨らませていかないといけないということを学びました。これまではただ覚えていただけなのですが、そうではなく、プラスアルファ深読みしなくちゃいけないと思うことがありました。監督によっても撮り方も違うので、合わせられるようにしていきたいです。
― それらを学んで今後やりたい役はありますか?
中条:まだまだ学園が舞台の作品にも出演したい!なにかに熱くなれる役は素敵だなと、学園ものって熱くなれる作品の代表的なものだと思うので、そういう情熱を伝えられるようになりたいです。
中条あやみからメッセージ
― 大阪出身だからこそ、思い入れが強い作品になったのではないでしょうか?中条:そうですね。実家から撮影現場に通っていたんですよ。撮影の合間には、地元の友達と遊ぶこともできたので、実家に帰って来た!というアットホームな感覚で撮影に臨めました。
― 最後にモデルプレス読者にメッセージをお願いします!
中条:今話題のイケメンが二人も出演していて、しかも関西弁(笑)。そのギャップに惹かれるだけでなく、この映画を観たら確実に笑わざるを得ないと思います。幸せになれる作品なので、フラッと映画館に行って「あ~面白かったな」と、気楽な気持ちで観てください!
― ありがとうございました。
作品同様、和やかな撮影現場だったそう。待ち時間には「池松さんはカエルが苦手らしく(笑)、その話をしていた直後に干からびたカエルがいたんですよ。それを見てビックリしていました」と笑い合っていたと教えてくれた。
そして、「笑える作品」と何度も何度も口にしていた中条に、どんなときに笑いますか?と聞いてみると「1番はやっぱり友達と遊んでいるときかな」。モデル、女優にと多忙な日々を過ごしている中条だが、そう笑顔で返してくれると、やっぱりほかの19歳と変わらぬ女の子。「セトウツミ」に出てくる“樫村一期”は等身大の“中条あやみ”なのかもしれない。(modelpress編集部)
映画「セトウツミ」
公開日:7月2日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:大森立嗣『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』
原作:此元和津也(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
出演:池松壮亮、菅田将暉、中条あやみ、鈴木卓爾、成田瑛基、岡山天音、奥村勲、笠久美、牧口元美 /宇野祥平
中条あやみ(なかじょうあやみ)プロフィール
生年月日:1997年2月4日出身地:大阪府
身長:169cm
血液型:O型
趣味:読書
特技:英会話、ピアノ
「ミスセブンティーン2011」グランプリを受賞し芸能界デビューを果たし、2011年9月より雑誌「Seventeen」(集英社)専属モデルとして活躍。2012年にTBS系7月クールドラマ「黒の女教師」で女優デビュー。2014年9月に公開された映画「劇場版 零~ゼロ~」では映画初出演にして若手女優の登竜門と呼ばれる“ホラー映画”で主演をつとめ、その後は、連続ドラマやスペシャルドラマなど多数出演。2015年には「ポカリスエット」のCMキャラクターに抜てきされ、一躍話題に。2016年は「セトウツミ」のほかヒロインをつとめる映画「ライチ☆光クラブ」が公開された。2017年春には映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」が公開される。
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