欅坂46デビュー曲「サイレントマジョリティー」の振付を担当したTAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス

TAKAHIROが欅坂46の振付に込めた想い&“平手友梨奈”だった理由――欅坂46デビュー曲MV、驚異の1500万再生突破

2016.06.02 12:49

YouTubeでの再生回数が新人としては驚異の1500万回を突破した、欅坂46のメジャーデビュー曲『サイレントマジョリティー』(4月6日発売)ミュージックビデオ(MV)。最年少14歳のセンター・平手友梨奈のカリスマ性、総合プロデューサーの秋元康氏が書き下ろしたメッセージ性の強い歌詞など、ヒットの要因は様々あると思われるが、その一つとして世界的なダンサー・TAKAHIRO(上野隆博)が手がけた振付も挙げられる。モデルプレスはTAKAHIROに反響の大きさや、振付に込めた想いなどを聞いた。

いきなり「先ほども駅で声をかけられました。これまでも反響を実感することはありましたが、やはり今回は特に感じています」と興奮気味に話したTAKAHIRO。『News week Japan』誌の「世界が尊敬する日本人100人」(2007年)に選出され、2009年にはマドンナの世界ツアーやPVに参加、世界中から一目置かれる存在としてその道を歩んできた彼にとっても、欅坂46との出会いはセンセーショナルなことになったようだ。

振付に込めた想い「“欅”の伝説がスタートするんだ!」

MVは再開発中の東京・渋谷駅周辺の工事現場で撮影。振付は「システマチックに作られた社会を象徴するシーン」「若者の力強さと勢いを表したシーン」の2つの情景が取り入れられた。

「振付を考えるにあたり、できる限り歌詞や音楽が伝わるようにしたいと思いました。だから曲を何回も何回も聴いてイメージを沸かせて。例えばこだわったのは最初にメンバーみんながバッと腕を開くポーズです。この時の形が“けやきの葉っぱ”になるようにしました。彼女たちの象徴であるけやきを大切にしました。さらにセンターの平手(友梨奈)さんにはこの動きの中で腕を横一文字に動かしてもらい“欅”の文字の一画目を宙に書き入れてもらいました。この1作目から“欅”の伝説がスタートするんだ!という強い想いを込めたかった。そこにセンターとしての彼女への想いだったり、グループで旋風を巻き起こしてほしいという気持ちを託しました」。

“平手友梨奈”だった理由

平手友梨奈
平手友梨奈
若者が今の世の中を切り拓く――歌詞同様、振付にもそのメッセージは見事に体現された。今でこそ14歳でセンターを務めた平手に絶賛の声が相次いでいるが、TAKAHIROが振付を考えている時は決してそうではなかった。にもかかわらず、振付は平手を中心に構成されている。TAKAHIRO自身、平手と接する中で何かを感じたのだろうか?

「はじめ運営の方から平手さん推しでと言われたわけではありませんでした。ただ、『サイレントマジョリティー』の歌詞を見て、サウンドを聴いた時、この曲はセンターの子が所々で強く発信していく振付になるべきだと思いました。そこに平手さんの存在がバッチリはまったんです。もちろん彼女が振りをやってみて、それに応えられなかったら、動き全体の構成は違う物になっていたと思います。そんな中、彼女はそれに想像以上に応えてくれました」。

メンバーの努力の賜物「これからもっと大きくなる」

TAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス
スケジュールはとてもタイト。振付のオファーから撮影までは少しの限られた時間しかなかった。「練習していくごとに伸びていったので、この子たちはすごいなって素直に思いました。普通の子は、練習を続けていくたびに疲れて少しずつ精神力が落ちていくんですけど、彼女たちは逆だった。『みんなで良いものを作り上げるんだ』っていう強い意志をひしひしと感じて、それがとても良い流れを生み出したと思います。かなり練習した後でも、もう終わろうかって言った時でも、『もう1回やってもいいですか?』ってメンバーから声が上がるんですよね。この子たちはこれからもっと大きくなるとその時に確信しました。見てもらいたい人、そして伝えたい人たちをイメージして、その人たちのために頑張りたいっていう気持ちをこれからも大切にしてほしいです」。

いつか「もっと欲張ったものを作りたい」

インタビューに応じたTAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス
インタビューに応じたTAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス
今回、TAKAHIROは『サイレントマジョリティー』の他、『手を繋いで帰ろうか』『キミガイナイ』の振付も担当。クールで力強く、キュートでポップ、哲学的で妄想的といろんな彼女たちを引き出した。

「もしまた彼女たちと一緒にお仕事をすることがあれば、もっといろんな世界を伝えたいですね。欅の葉が育つように、さらにすくすくと伸びているんだろうなっていう楽しみもあります。謙虚と優しさ、そして絆、それらが彼女たちにはあるので、さらにひと回り成長した彼女たちに会って、さらに欲張ったものを作りたい。その機会があったらいいなと思います(ニッコリ)」。親のような優しい笑みを浮かべていた。(modelpress編集部)

■TAKAHIRO(タカヒロ)プロフィール
本名:上野隆博/生年月日:1981年9月4日/出身地:東京都/身長:170cm

プロダンサー。2006年、アメリカ・ニューヨークのヒップホップの聖地とも呼ばれる劇場、アポロ・シアター全米放送のTVコンテスト「Show Time at the APOLLO」に出場、番組史上最高記録となる9大会連続優勝を果たし、米国プロデビュー。2009年には歌手マドンナのワールドツアーダンサーを務め、アルバム『Celebration』の日本でのプロモーション総合演出も手がける。『News week Japan』誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、NY Times紙では、“驚愕の表現者”と評されるなど、世界で活躍するパフォーマーとして大きな注目を浴びる。最近ではTV、CM、PV振付・出演の他、様々なダンスコンテストの審査員や司会、映画出演、エクササイズの考案など、ダンサーの枠にとどまらず活動の幅を広げている。また、トップフィールドダンスセンター主宰、大阪芸術大学客員准教授、滋慶学園COMグループの名誉教育顧問を務めるなど、教育にも力を入れている。

『Let’s アニソン・エクササイズ ~朝昼夜のダンスサプリ~』/5月31日発売

「Let’s アニソン・エクササイズ ~朝昼夜のダンスサプリ~」(5月31日発売)
【出演・ダンス考案】TAKAHIRO(上野隆博)【監修】柳谷登志雄(順天堂大学スポーツ健康科学部 准教授)/小川悦司(作編曲家、プロデューサー、ギタリスト)【発売元】廣済堂出版
公式HP http://kakifes.net/ax/

<『Let's アニソン・エクササイズ』発売記念イベント>
TAKAHIROによるレクチャー&声優・三ツ矢雄二氏とスペシャルトークショー開催
日時:2016年6月8日(水)12時10分~
会場:八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー
(住所)東京都中央区八重洲2-5-1 JR東京駅 八重洲南口
☆購入特典としてTAKAHIROさんとのチェキ撮影、イベントとして三ツ矢雄二さんとのスペシャル対談も!

<夏は目の前!ステキなカラダを作ろう!TAKAHIROと踊るアニソンエクササイズ・ワークアウト>
日時…6月18日(土)
1.14:00~15:00 2.16:00~17:00
会場:SHIBUYA TOPFIELD DANCE CENTER 渋谷校
(住所)渋谷区桜丘町4-23渋谷桜丘ビル2F

TAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス
TAKAHIRO(上野隆博)/(C)モデルプレス
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 欅坂46、メンバー総出演でドラマ初主演決定 “死体”と過ごす学園ドラマに挑戦<コメント到着>
    欅坂46、メンバー総出演でドラマ初主演決定 “死体”と過ごす学園ドラマに挑戦<コメント到着>
    モデルプレス
  2. 欅坂46のアンダーグループ“けやき坂46”合格者発表<プロフィール>
    欅坂46のアンダーグループ“けやき坂46”合格者発表<プロフィール>
    モデルプレス
  3. 欅坂46「Mステ」初出演“平手ちゃん”がトレンド入り「ファンになりました」「すごい迫力。中学生とは思えない」
    欅坂46「Mステ」初出演“平手ちゃん”がトレンド入り「ファンになりました」「すごい迫力。中学生とは思えない」
    モデルプレス
  4. 欅坂46「Mステ」初出演<全メンバーコメント&ソロショット到着>
    欅坂46「Mステ」初出演<全メンバーコメント&ソロショット到着>
    モデルプレス
  5. 欅坂46、初の全国握手会でファン1万人動員 HKT48の記録更新は「乃木坂46さんのおかげ」
    欅坂46、初の全国握手会でファン1万人動員 HKT48の記録更新は「乃木坂46さんのおかげ」
    モデルプレス
  6. 欅坂46センター平手友梨奈の一問一答「この春に始めたことは?」「今後のヘアスタイルの予定は?」
    欅坂46センター平手友梨奈の一問一答「この春に始めたことは?」「今後のヘアスタイルの予定は?」
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. 中島健人「遊☆戯☆王」に感じる使命「海馬瀬人として生きてきちゃってる」ペンライトにも隠された設計図【「アニメが地球を喰っている」インタビュー】
    中島健人「遊☆戯☆王」に感じる使命「海馬瀬人として生きてきちゃってる」ペンライトにも隠された設計図【「アニメが地球を喰っている」インタビュー】
    モデルプレス
  2. “室三兄弟”龍太・たつき・将也、なにわ男子・藤原丈一郎も目撃した“パワフルオカン”エピソード「家に泊まりに来たことがあり…」【「ムロ家のアカンタレ」インタビュー後編】
    “室三兄弟”龍太・たつき・将也、なにわ男子・藤原丈一郎も目撃した“パワフルオカン”エピソード「家に泊まりに来たことがあり…」【「ムロ家のアカンタレ」インタビュー後編】
    モデルプレス
  3. “室三兄弟”龍太・たつき・将也、約14年ぶりの共演で実感した互いの成長とは “素の距離感”垣間見えるエピソード続々「家族LINEができたのはここ1年」【「ムロ家のアカンタレ」インタビュー前編】
    “室三兄弟”龍太・たつき・将也、約14年ぶりの共演で実感した互いの成長とは “素の距離感”垣間見えるエピソード続々「家族LINEができたのはここ1年」【「ムロ家のアカンタレ」インタビュー前編】
    モデルプレス
  4. 上野凱、庄司浩平らの活躍が刺激に「夢が義務にならないでほしい」俳優再挑戦で見つけた“夢を叶える秘訣”【「マッチモンド」インタビュー】
    上野凱、庄司浩平らの活躍が刺激に「夢が義務にならないでほしい」俳優再挑戦で見つけた“夢を叶える秘訣”【「マッチモンド」インタビュー】
    モデルプレス
  5. なにわ男子・西畑大吾、福本莉子の芝居に感情あふれる「抑えて」監督からまさかの指示【「時給三〇〇円の死神」インタビュー後編】
    なにわ男子・西畑大吾、福本莉子の芝居に感情あふれる「抑えて」監督からまさかの指示【「時給三〇〇円の死神」インタビュー後編】
    モデルプレス
  6. なにわ男子・西畑大吾、福本莉子をメンバーから事前リサーチしていた 初共演で実感「めっちゃいい子」【「時給三〇〇円の死神」インタビュー前編】
    なにわ男子・西畑大吾、福本莉子をメンバーから事前リサーチしていた 初共演で実感「めっちゃいい子」【「時給三〇〇円の死神」インタビュー前編】
    モデルプレス
  7. “次世代アイドル”Toi Toi Toi・山田せいあ、30代でアイドルを続ける覚悟「私にしか成し遂げられないアイドル像がある」【モデルプレスインタビュー】
    “次世代アイドル”Toi Toi Toi・山田せいあ、30代でアイドルを続ける覚悟「私にしか成し遂げられないアイドル像がある」【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  8. 石原さとみ「相手役だと思っている」河合優実を共演前から徹底リサーチ 野木亜紀子氏が紡ぐ世界に「すごくワクワクします」【「ポリティカルパン」インタビュー】
    石原さとみ「相手役だと思っている」河合優実を共演前から徹底リサーチ 野木亜紀子氏が紡ぐ世界に「すごくワクワクします」【「ポリティカルパン」インタビュー】
    モデルプレス
  9. 「GTO」生徒役・梶原叶渚、反町隆史に救われたコンプレックス 演技を褒めなかった母が「すごい良かった」と驚いたシーン<インタビュー>
    「GTO」生徒役・梶原叶渚、反町隆史に救われたコンプレックス 演技を褒めなかった母が「すごい良かった」と驚いたシーン<インタビュー>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事