SKE48佐藤すみれ“人生初”のイメチェン金髪姿が「リアルお人形」と話題 転機経て挑んだ単独初主演<モデルプレスインタビュー>

SKE48の佐藤すみれが、モデルプレスのインタビューに応じた。子役として活動後、2008年にAKB48に第7期生として加入。2014年にSKE48に移籍し、いまや中堅メンバーとしてグループを引っ張る彼女は、アイドル活動の傍ら、女優という夢に向かい、着実にステップを積み重ね続けている。5月28日には、単独初主演を務める映画『燐寸少女 マッチショウジョ』が公開。インタビューでは、映画にかける思いやビジュアルに込めたこだわりを語ってもらった。
インタビューに応じた佐藤すみれ(C)モデルプレス
インタビューに応じた佐藤すみれ(C)モデルプレス
同作は累計10万部を超える人気コミックを実写化。佐藤演じる謎の少女リンが、寿命と引きかえに人間の心に潜む妄想を具現化する「妄想燐寸」を、心に闇(キズ)を持った人に売るというストーリー。

金髪に三つ編み、赤い瞳にロリータ衣装と、ドーリーでありながらもどこかダークさを感じさせるリンのビジュアルが、「ハマっている!」「リアルにお人形さんみたい」と早くも話題を呼んでいる。

映画『燐寸少女 マッチショウジョ』より場面カット(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
映画『燐寸少女 マッチショウジョ』より場面カット(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会

“単独初主演”は「緊張感がある」 オファーのきっかけは?

― 単独初主演ということで、映画が決まったときの心境をお聞かせ下さい。

佐藤: AKB48のコンセプトがグループをステップにして夢を叶える場所ということで、私は女優になりたくてオーディションを受けたんです。なので、自分の夢が着実に叶っていっていると最近感じていて、その第一歩としてすごく嬉しいです。だけど、ファンの方が自分のこと以上に喜んでくれる姿を近くで見ていると、まだここじゃ止まっていられないなと。今回の主演は、ミュージカル『ピーターパン』(2015年)でウェンディ役を演じたことがきっかけで決まったので、毎回毎回ちゃんときっかけになって次に繋がっていくようにまた頑張らないといけないなと思います。

― ミュージカルを観たスタッフの方から、オファーが来たんですね。

佐藤:ウェンディを見て監督さんたちが決めてくださって。そういう繋がりってとっても大事だなと思うので、一つ一つの仕事がオーディションだという気持ちでやらなきゃいけないなと改めて思いました。

― 公開を控えた今のお気持ちはいかがですか?

佐藤:今は早く観てもらいたいなという気持ちと、自分があの大画面大スクリーンに主演として出るということに毎日ドキドキして、心の中でカウントダウンしています。

― 単独初主演ということで、いつもとは違うプレッシャーを感じていると言うことでしょうか?

佐藤:評価が気になるし怖いです。いつもは結構楽しみだなと思うことの方が多いんですけど、「どうなるかな」という緊張感があります。どこにいても名前が大きく出たり、こうやってインタビューを受けるときも「主演どうですか」って聞かれるというのは自分の中で大きいなと思います。

金髪×ロリータファッションのビジュアルが話題

映画『燐寸少女 マッチショウジョ』より場面カット(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
映画『燐寸少女 マッチショウジョ』より場面カット(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
― 寿命と引き換えに“妄想を具現化する”マッチを売る謎の少女・リン役ということで、ダークな部分もある内容ですが、演じる上で難しかった点は?

佐藤:原作を読んだときに、無表情で血の気がないというか、本当に人形みたいな瞬きもしないような子なんだろうなと思って勝手にイメージを固めて持っていったんです。でも、監督と打ち合わせをした結果、もっと感情を出したほうがより怖かったり、リアルになるんじゃないかっていう話が出ました。自分では笑ったりするのもちょっと違うと思っていたんですけど、笑顔によって深みがでたりするということだったので笑ったりとか瞬きもして、最初のイメージとはどんどん変わっていきましたね。「なかなか(イメージが)抜けないね」と言われることもあって、「忘れよう、もっと気持ちを出してもっと感情を出してもいいんだ」って思いながら演じていました。

― 「役柄とハマっている」と絶賛を受けていますが、ビジュアルに対してもかなりこだわりを持って撮影に臨まれたのでしょうか?

佐藤:メイクや衣装にはかなりこだわりました。金髪のウィッグは50種類くらい候補がある中から色々つけてみて選んで、事務所がウィッグだらけになりました(笑)。そのときはまだ色も決まっていなかったので銀髪とか白っぽい色まで、全部被ってその中で一番イメージに合うものを決めていきましたね。メイクも何も決まっていなかったので、濃くしてみたりとか、色んな色のカラーコンタクトを付けてみたりとか、本当に色々と試しました。

― 現在は地毛なんですよね。舞台『AKB49~恋愛禁止条例~ SKE48単独公演』(4月上演)で生まれて初めて髪を染めたということですが、とても綺麗な色ですね!

佐藤:そうなんです。舞台は終わりましたが、そのままにしています。映画撮影のときは色々な事情があってウィッグを被ったんですけど、これから映画のPR期間なので、映画の役に近い色にまた染めようかなと思っています。

― 金髪にしてから、ファンの方々の反響はいかがですか?

佐藤:写真でみると結構明るく写っちゃうので男性の方からは最初反対意見も多かったんですけど、実際見たら賛成9割の反対1割くらいで、「こっちのほうがいいね」って言ってくれました。良い反応をたくさん頂いたので、この機会に皆を楽しませれるように遊んでみようと思っています。

金髪は「女性受けがとにかく良い!」

― Twitterでも、特に女性ファンの反応が良いと呟いていらっしゃいました。

佐藤:女性受けがとにかく良いんですよ! Twitterで、初めましての方からの反応が増えました。最近投稿した写真が、今までにないくらいお気に入りをもらえて、「こんなに反応があるもんなんだ!」ってビックリしています。 女の子に可愛いって言ってもらえるのはやっぱり嬉しいです。

― 赤い目にも驚きました。

佐藤:赤いカラーコンタクトを付けています。ネイルも赤は赤でも、ちょっと血液っぽい赤にしたりとか。打ち合わせのときは男の人ばっかりだったんですけど、そういうところは女の子が良く見ていると思ったので、女子代表として意見を結構強く言いました。付け睫毛一本にもこだわっていて、ここには付けないで下さいとか、細かくお願いしました。

この日は私服で来社/佐藤すみれ(C)モデルプレス
この日は私服で来社/佐藤すみれ(C)モデルプレス
― ご自身のこだわりが詰まっているんですね。衣装のロリータファッションもとても可愛いです。

佐藤:リボンの形とか生地までこだわりました。普段からロリータファッションを着ることが多いんですが、女の子が好きそうな可愛い感じなので、そのつもりで観てたら、ダークな部分があるストーリーなのでちょっと怖いかもしれない。でも心温まるシーンもあります。

― 今日のロリータチックな私服も、とてもお似合いですね。

佐藤:元々恥ずかしながらキャッチフレーズで「誰もが恋するお人形」って言い続けていたんです(照)。やっと本当に人形っぽくなってきたので、そのキャッチフレーズをまた広めていきたいなって思っています!

女優としての転機「違いを見せるのは当たり前」

― 今回の映画は一つの挑戦となると思いますが、これまでに出演した作品の中で、女優としてターニングポイントになった作品はありますか?

佐藤:『AKB49』の舞台は、私以外の子がほぼ初舞台初ミュージカルで、演出家の茅野イサムさんからから「今回の49が大きな壁だぞ」「違いを見せるのは当たり前」と言って頂いたことが印象に残っています。

― 主人公の先輩で、後輩に厳しくあたるという、なかなか難しい役どころでしたね。

佐藤:役的にも棘があったり、内に秘めた熱さは持っているけど素直になれないできつくなってしまうというキャラクターで、それをミュージカルなので歌で表現しないといけないというのが、自分では人生の中でもかなり大きい壁だったなと思います。だからこそ終わったときは涙も出たし達成感もあって役と一緒に自分も強くなれたなと。プレッシャーもあったし、見に来て下さった方やスタッフさんが評価してくださったのはこれからの自信にも繋がりましたし、転機だったと思います。

― ミュージカル経験は、AKB48グループメンバーの中でもかなり多いと思います。

佐藤:期待に100%応えられたかは分からないですが、メンバーを引っ張らないと、という気持ちはありました。役がリーダー気質な子なので、その子につられて一緒に強くなっていった感じです。あの役じゃなかったらここまでいろいろ割りきれて強くなってないだろうし、あの役だったからこそ諦めずに出来たと感じます。

今後の目標を宣言

― グループからの卒業を考える日もいつかは来ると思いますが、今後も女優を目指してお芝居を続けていきたいですか?

佐藤:そうですね、一番は女優さんをやりたいです。でも、声優さんもやりたくて声優のオーディションも受けたりしています。

― 女優としての目標を教えて下さい。

佐藤:最近、帝国劇場でヒロインを演じてみたいという思いが芽生えて、そのために頑張ろうという一つの目標を立てました。ミュージカルも好きなので、やっぱり帝国劇場は特別だなと思っていて。口に出したことでこれまで映画や舞台の目標が叶っていっているのでこれも口に出して言っておこうと思います。

― 憧れている人はいますか?

佐藤:神田沙也加ちゃん。友人でもあるんですけど、モデルも歌手も女優もやっているし、何でも出来る方ですごいと思います。

佐藤すみれの“夢を叶える秘訣”「諦めたことがない」

― 着実に一歩一歩夢が叶っていく手応えを感じている佐藤さんですが、夢を叶える秘訣を教えて下さい。

佐藤:何だろう…でも、私は諦めたことがないです。小さな諦めや挫折、悩みとき落ち込むときももちろんあるけど、プラス思考なので、本当に心からどん底に落ちることがない。向いてないと思うことも、上には上がいると思うことも多いけど、最終的に大きな夢に向かって諦めたことは一度もないし信じ込むことって大切だと感じています。

― 信じこんでいられる原動力は何ですか?

佐藤:今だからこそ言えることかもしれませんが、今までやってきた仕事一つ一つに、「出来たじゃん」「あんなに辛かったのに乗り越えたじゃん」と思えるからですかね。後は先ほども話しましたが、やっぱり口に出すことは大切だと思います。それと、一回しか会わない人もいるけど、一回でも会った人と仲良くすることは大切だなって思うので、周りの人を大切にすることです。

― ありがとうございました。

「アイドルだからできない」と言われるのは悔しい

AKB48グループ在籍7年目。尽きない向上心、プロ意識の高さが、彼女がいつまでもアイドルとしても女優としても色あせない理由だろう。そこには既に一人の“女優・佐藤すみれ”の姿があった。

今年はこのほか、2014年に上演された舞台の再演となる『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016』(6月16日~7月16日)にも出演が決定しており、本郷奏多、神田らと共演。「豪華メンバーの中で、『またアイドルか』とか『アイドルだからできない』と言われるのは悔しいので、頑張ります」とまっすぐな瞳で意気込みを語ってくれた。

キュートなルックスの奥に、秘める闘志は熱い。劇場やコンサートだけではなく、スクリーンの中で彼女が放つ輝きもしっかりと見届けたい。(modelpress編集部)

佐藤すみれ プロフィール

ニックネーム:すーちゃん
7期生(AKB48)
生年月日:1993年11月20日
血液型:O型
出身地:埼玉県
身長:166cm
キャッチフレーズ:誰もが恋するお人形
趣味:読書
特技:エレクトーン、リムリレー
将来の夢:女優
好きな食べ物:納豆・お肉類・アイス・クリームブリュレ
尊敬する人:両親
2008年、AKB48の第7期研究生オーディションに合格。色白のベビーフェイスに黒髪ロングというガーリーなイメージで人気を集め、2012年にはロリータブランド「AngelicPretty」の春夏イメージモデルを務める。チームB、チームAメンバーとして活躍し、2014年SKE48チームEへの移籍が発表。15thシングル「不器用太陽」以降、選抜メンバー常連に。昨年夏にブロードウェイミュージカル『ピーターパン』にウェンディ役として出演。女優としての活動も充実させながら、SKE48移籍以降は中堅メンバーとしてグループを引っ張っている。2015年AKB48選抜総選挙は17,57票を獲得し49位。



映画『燐寸少女 マッチショウジョ』(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
映画『燐寸少女 マッチショウジョ』(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会

映画『燐寸少女 マッチショウジョ』

月刊漫画雑誌「ヤングエース」(KADOKAWA)において連載中の累計10万部を超える鈴木小波氏の人気コミックを実写化。寿命と引きかえに人間の心に潜む妄想を具現化する「妄想燐寸」を持つ、佐藤すみれ演じる謎の少女リンが、心に闇(キズ)を持った人の前に現れるが、“妄想”を具現化した人々は、思わぬ代償を払うはめになる…という残酷でせつないダーク・ファンタジー。

なお、キャストが登壇しトークショーなどを行う先行上映イベント「アエルムービー」イベントを開催予定。14日、15日には東京・虎ノ門ニッショーホールにて、21日、22日には名古屋市立大学さくら講堂にて行われる。

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