読モから飛躍、大倉士門の“本音と本気”「今が勝負の時」「まだまだ見せてない部分ある」 モデルプレスインタビュー
2015.10.28 12:53
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モデル、タレント、俳優とマルチに活躍する大倉士門(22)がモデルプレスのインタビューに応じた。大学進学を機に京都から上京し、読者モデルデビュー。以来、その甘いマスクと人懐っこいキャラクターでティーン層の“理想の彼氏No.1”を独占してきたが、今年は“読モ”の肩書きから何段もステップアップを遂げた。バラエティ番組での飾らない発言は時に賛否両論を呼ぶが、その本音とは?今後への決意を込めて、率直に語ってくれた。
まだまだ見せてない“中身”があります
― 今年は「東京ガールズコレクション」をはじめ、全国各地のファッションイベントに引っ張りだこでしたね。大倉:本当に光栄なことです。でも僕はドラマやバラエティ、舞台、映画などでもっともっと活躍して、イベントで歓声をいっぱい浴びるのが目標なので、出ることだけで満足したらダメだと思っています。イベントに出ると毎回思うんですけど、他の一流芸能人さんに比べたら歓声も全然少ないので。もっと他のジャンルでも頑張って、またこのステージに戻ってきたい。自分を客観的に見つめ直せる場でもあるので、本当に感謝しています。
― 今お話にもあった通り、テレビ番組や舞台など活躍の幅を広げ、新しい挑戦の連続ですよね。
大倉:1つ1つの仕事はマネージャーが汗水たらして頑張って取ってきてくれたものだし、制作スタッフの方々も寝る間を惜しんで働いてくださっているので、キャスティングしていただいた僕は常に120%、150%で返せるように頑張っています。ほんのちょっとでもいいから「大倉士門使ってよかったな、いい子やったな」と思ってもらえるように、何か還元できるようにとは考えていますね。
― バラエティ番組は緊張しませんか?
大倉:最初はいきなり大御所の皆さんの中にポンッて入るところから始まったんで、本当に右も左もわからんままやったんですよ。でも最近やっと自分の出方といいますか、どこでどう喋るかという流れとかがわかってきました。あまり緊張はしないですね。これからもっともっと積極的に色んな番組出たいなと思っています。
― 視聴者の方々からの反響も大きいのではないでしょうか。
大倉:やっぱりそれは賛否両論ありますね。「大倉士門くんの外見が好きやから」っていう人からは、中身を知って「士門くんこんな人やったんや」と言われることもあって。アンチ的な、悪い反響もめちゃくちゃいっぱいあるんですけど、それもすごく真摯に受け止めています。それでも「士門くんがいい」って言ってくれる人を大事にしようと思うし。でも、もっともっと俺の中身は深いから、もっともっとみんなに知らせたいなっていうのもありますね。
― 今後は俳優さんとしての活動にも力を入れていくのでしょうか?
大倉:そうですね。この10月からテレビ東京さんでコント番組「SICKS~みんながみんな、何かの病気~」(毎週金曜、深夜0時52分)も始まりまして。今年は演技を始めた1年やったんですけど、まだまだこれからやらなあかんことがあると思うし、2016年はもっと演技の道も極めていきたいです。まずは自分の中身を知ってもらうために、バラエティも含め、色んな道でやっていきたい。今が本当に自分にとって勝負の時期だと思います。
― 今の大倉さんを「○○系」で表現するとしたら?
大倉:僕はいっぱい!なんでも系男子です(笑)。例えば子犬系男子であり、肉巻きアスパラ系男子であり、逆にロールキャベツ系男子でもあり…もう色んな系男子なんで、もっともっと奥が深い(笑)。まだまだ見せてない部分があるんで、バラエティで見たイメージだけで「大倉士門は常識ない奴!」って簡単に判断するのはまだ早いですよ~(笑)。
― 今、ものすごくお忙しいですよね。
大倉:本当に休みは2ヶ月くらいないんですよ(苦笑)。友達とも最近全然会ってないんです。でも今日はこの後、とにかく明るい安村さんとごはんに行くんです。めちゃめちゃ楽しみです!
― ご活躍と共に、交友関係も広がっていますね!
大倉:そうですね。交友関係が広がるのはとても楽しいんで、未来は明るいなって思います。俺は友達と会わないとやっていけないから、ほんまに1時間、2時間だけでも、色んな人に会ってお互いのことを聞いて、「また頑張ろうな」って話をしたい。それが僕のエネルギーになるんです。
― 今は仕事に熱中する時期で、恋のほうはお休みですか?
大倉:恋のほうはお休みですね(笑)。俺は恋愛するとめちゃくちゃ大事にしちゃうタイプなんですよ。だからこそ今は一緒にいてもたぶん幸せにできないし、お家で1人ぼっちにさせちゃうやろうし…。例えば「Popteen」の子とかは、仕事帰りにみんなでご飯行こ~とか、ロケバス内でしゃべったりとかはあるので、女の子の話は色々聞きますけど。恋愛は本当にないですね。
大倉士門の“脳内キーワード”BEST3
今、大倉士門の頭の中を占めるキーワードをランキングでご紹介。【3位】旅
石垣島に行きたいです。毎年9月に石垣島に行ってたんですけど、今年行けなかったんですよ。仕事には感謝しているんですけど、ちょっと心残りでもあるので、これから海に入れない時期でも石垣島の旅に行ける時間ができればいいなって思います。
【2位】挑戦の<挑>
今年は演技にバラエティに、めちゃめちゃ挑んできたので。スタジオに初めて呼んでいただけたのも今年なんですよ。演技の面では本当に右も左もわからないまま、「モデル上がりがなんで演技やんねん」って言われることもあるけど、それでも挑むのは自由やと思うし。僕自身、そんな中途半端にやるつもりもないですし、精一杯120%頑張って挑んでやろうかなと思います。バラエティも演技も。
【1位】感謝の<謝>
今、初心を忘れたらあかんなと思うんです。何事に対しても謙虚に、どんなに小さい撮影でも感謝して。これまでたった1個の撮影のために上京して、日帰りで京都に帰るっていう生活を送ってきたし、毎回「この仕事が最後や」という気持ちでやってきたんですよ。忙しくなるにつれてそれを忘れそうになる時もあるけど、やっぱりもう一度日々に感謝しながら、気を引き締めて取り組んでいければと思います。
夢を叶える秘訣を語る
― 今、様々な目標にチャレンジしている大倉さんから、モデルプレス読者へ向けて“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。大倉:高校3年生の頃、ふと「テレビに出たいな」と思って、それだけを目標にしながら大学受験して。4年以上かかっちゃったけど、こんな俺でもテレビに出ることができました。高3からでも遅くなかったし、夢を追っかけるのに“遅すぎる”なんてないんやで!と伝えたいです。みんなまだまだ若いから、がむしゃらに夢を追っかければいいと思うし、ほんまどうあがいてもあかんから諦めよう!ってなるまでは、ずっと追っかけていいと思う。一緒に頑張りましょう!
― ありがとうございました。
インタビューは東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッションフェスタ「第21回 東京ガールズコレクション2015 AUTUMN/WINTER」(通称:TGC)のバックステージで実施。「おかんも『東京ガールズコレクション出るやん、あんたすごいな!』って喜んでくれました」とはにかむ彼は、これからも周囲の人々を大切にしつつ、自分の中に秘められた可能性に挑み続ける。(modelpress編集部)
大倉士門(おおくら・しもん)プロフィール
生年月日:1993年3月16日身長:175cm
体重:55kg
血液型:A型
出身地:京都府
大学進学を機に京都から上京し、表参道でのスカウトをきっかけに読者モデルとしてデビュー。各ファッション誌で活躍し、ティーン誌「Popteen」では「好きな男の子モデル1位」に輝くなど、男女問わず絶大な人気を誇っている。Twitterのフォロワー数は30万人を突破し、2014年は「話題になったTwitterアカウントTOP10」にも選ばれた。バラエティ番組やドラマ、舞台など活躍の幅を広げている。
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