福士蒼汰、初の月9主演は“挑戦”「苦手な部分も隠さずに」―成長を実感した4年半
2015.06.22 10:00
views
俳優の福士蒼汰(21)が、7月スタートのフジテレビ系新月9ドラマ「恋仲」(毎週月曜よる9時~)でゴールデン帯の連続ドラマ初主演を果たす。同作は、近年の月9では久々となる王道のラブストーリー。これまで、ラブストーリーのヒーローを数多く演じてきた彼だが、今回は気弱で優柔不断というこれまでにない役どころで新境地に挑戦。モデルプレスでは、そんな福士にインタビューを実施し、“初の月9主演”にかける想いを語ってもらった。
初の月9主演でみせた覚悟「すべては自分との戦い」
月9「恋仲」では、富山の高校時代の別れから7年後、東京での再会からまた始まる恋模様を描いていく。福士演じる主人公・三浦葵(みうら・あおい)は、高校時代こそ水泳部の主力選手として青春を謳歌していたが、その後はなんとなく大人になり、建築家になるというかつての目標も曖昧なまま、東京の小さな建築事務所のアシスタントとしてうだつのあがらない日々を過ごしている青年。そんな葵が恋い焦がれるヒロインの芹沢あかり(せりざわ・あかり)を本田翼、性格も境遇も立ち位置も全く正反対の恋のライバル・蒼井翔太(あおい・しょうた)を野村周平が演じる。福士の俳優デビューは2011年。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年前期)でのブレイク以降、その活躍ぶりは誰もが知るところだが、そんな彼だからこそ“初の月9主演”には大きな期待が寄せられる。
その声はもちろん本人の耳にも届いているだろう。しかし、「プレッシャーはあまり感じていないんです。このキャストでどんな作品ができるかなというワクワク感が大きいです。それは、何をするにもすべてのことは自分との戦いだと思っているからです。その中身とか枠とか、そういうのは自分にとってはあまり関係なくて、だからこそ驚くということはなかったです」と、大役にも物怖じない姿勢は冷静な彼らしい。
今年は“挑戦”「怖い部分や苦手な部分も隠さずに」
福士が今年、自身に掲げたテーマは「挑戦」だという。「いつまでも挑戦し続けることは僕の抱負でもあるんです。今年は特にこれまで以上に挑戦していきたいです。この作品も挑戦だと思っていますし、まずはこの夏、走りきれれば」と、デビュー5年目の節目を目前にそう語った。そして、さらに続ける。「今回の作品は王道のラブストーリーではあるんですが、それ以上に引っかかるもの、心に残るものを作っていきたいなと考えています。そのためには、自分の怖い部分や苦手な部分などそういうものを隠さずに出していった方が、面白いものができるのではないかなと思うんです」。
“気弱で優柔不断”。今回演じる主人公・葵の性格は、これまで彼が演じてきたキャラクターとも、彼自身のイメージとも重ならない。この役を演じきることこそ、まさに挑戦――「これまで少女漫画原作の役も多く、何かをかっこつけてやるということは、そんなに抵抗なくできますし、自分の得意とする部分なのかもしれないと思うのですが、逆に人間味がある役を演じることは、苦手な部分かもしれません。それをいかにやりきれるかということが、今回の挑戦です。もし、自分に足りないものがあったとしても、監督やプロデューサーの方々が導いてくださるでしょうし、自分はとにかく挑戦し続けたいと思います」と、新境地への意気込みは十分だ。
成長を実感「4年半を通して、少しずつ少しずつ…変わっていきました」
インタビュー中、今回の役について「挑戦」という言葉を口にしていた福士だが、意外にも「主人公の性格は、昔の自分とすごく似ている」という。「昔は、自分の意見を押し通すとか、自分の意見を言って相手を納得させるとか、全くできないしやりたくもないというタイプでした。自分が相手の意見を受け入れて、それでみんなが平和になるんだったらそっちのほうがいいと思う人間だったんです」。
そんな彼を変えたのは、“俳優という仕事”――「変わり始めたのは、この仕事を始めたばかりの高校生の頃です」。
彼は、デビュー後まもなく「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)で主役に抜擢された。「主演という立場でやらせていただいて、監督やプロデューサーさんと話すときに『どうしたい?』『どうだった?』とか聞かれたり、こうやってインタビューを受けたり、自分の意見をしっかりと伝えなくてはいけない場面が多くなったんです。それで、少しずつ意識が変わっていきました」とその経験は俳優人生に大きな影響を与えているようで、「今までの自分だったら『面白かったです』しか言えなかったでしょうけど、それではいけないなと思いまして。デビューからこの4年半を通して、少しずつ少しずつ…変わっていきました」と、自身の変化を振り返った。
「夢を叶える秘訣」を語る
ドラマでは、“何もない自分”を変えるために奮闘していく主人公の“成長”も見どころのひとつ。うだつのあがらない日々に、七転び八起きしながら変わっていく姿を、今までの殻を破った福士が演じていく。そんな彼に「夢を叶える秘訣」を尋ねてみると、「目標を明確にすることです。そして、その目標が今の場所で叶うものなのか見極めていくことが大事だと思います」と、真っ直ぐな瞳で語った。
「きっと夢を叶えるためには、大きく二通りあると思うんです。一つはその環境を自分のものにする。郷に入れば郷に従えじゃないけれど、そこにいるこの瞬間を楽しめる自分になって、その環境を受け入れる。“やりたいことがあるけどでもこの仕事があるからできない”ではなくて、この仕事を楽しみに変えちゃうんです。それが結構重要なことだと思うんです。そして、もう一つはやりたいことに突っ走っる。それができる環境にいられるのは幸福なことかもしれませんが、これこそ挑戦。やりたいことのために、今の環境を捨ててみるということも、自分が楽しめるのであれば選択肢としてありだと思います」。
役に共感し、自身の成長を実感している福士だからこそ、リアルなメッセージを送ることができる。夏にぴったりのホットなラブストーリーが、もうすぐ始まる。この夏、誰よりもアツい季節を過ごすのは彼自身なのかもしれない。(modelpress編集部)
福士蒼汰 プロフィール
1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年「美咲ナンバーワン」で俳優デビューを果たす。「仮面ライダーフォーゼ」で主演に抜擢。注目を集めた後、2013年放送のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの相手役を演じブレイク。2014年放送の「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系)では、綾瀬はるか演じる主人公の恋人役を演じ話題となった。2015年3月14日には、有村架純とのW主演映画「ストロボ・エッジ」が公開。さらに、出演映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」が10月10日公開。フジテレビ系新月9ドラマ「恋仲」(7月スタート/毎週月曜よる9時~)
出演:福士蒼汰 本田翼 野村周平 太賀 大原櫻子 大友花恋 ・ 市川由衣 山本美月 新川優愛 馬場園梓 前野朋哉 ・ 永井大 吉田羊 小林薫脚本:桑村さや香
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
モデルプレス特別企画「The Test Shoot」vol.9 星乃夢奈――注目の若手女優を活写モデルプレス -
大原優乃「教場」木村拓哉から生徒役への“サプライズ”秘話 集団生活ならではの厳しさ感じる場面も「誰か1人でもずれるとNGに」【モデルプレスインタビュー】モデルプレス -
【南沙良&出口夏希に20の質問】「人生を変える大金を目の前にしたらどうする?」「二人の関係を一言で例えるなら?」映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』モデルプレス -
【K-1大久保琉唯インタビュー】悲願のベルトに向けて 「自然と涙」弱さと向き合い覚悟を決めた瞬間モデルプレス -
鈴木亮平、“前代未聞の一人二役”徹底した役作り 戸田恵梨香と現場で大切にしたこと「戸田さんじゃないとあの役はできなかった」【日曜劇場「リブート」インタビュー】モデルプレス -
モデル・佐藤ありさの現在―ドイツ移住から8年…夫の子育てサポート・家族時間語る「幸せを感じられる瞬間が多くある」【モデルプレスインタビュー】モデルプレス -
鳴海唯、挑戦してみたかった役に「武者震い」“先輩が多い現場”で刺激を受けたこととは【「テミスの不確かな法廷」インタビュー】モデルプレス -
志田未来、“20年ぶり”主演ドラマでの母親役は「全く違う感覚」自身の子役時代を重ねる瞬間も【「未来のムスコ」インタビュー】モデルプレス -
【ミセス大森元貴 独占インタビュー】フェーズ3幕開けの楽曲「lulu.」へ込めた思い「とびきり面白い贅沢をしたい」藤澤涼架&若井滉斗とのやり取り・制作裏話<Vol.2>モデルプレス






