鈴木勤、読モ人気No.1からドン底へ「何度も辞めようと思った」…逆境からの猛リベンジ「生き方を見て」
2015.06.10 18:00
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人気読者モデルで、5人組バンド「THE 774’s GONBEE(ナナシノゴンベエ)」のボーカルとしても活動する鈴木勤(すずき・ごん)が、モデルプレスのインタビューにて秘め続けた想いを告白した。
“人気読者モデル四天王”のひとりに数えられ、原宿の女子高生たちから高い支持率を誇る鈴木。しかしそんな鈴木は過去、人気絶頂とドン底の2つの世界を経験していた。
鈴木はブログから火がつき、アクセス数は3件から半年で300万件へ。雑誌の出演も増え、人気読者モデル投票では2年連続でNo.1を獲得。しかし、軽率な発言やスキャンダルなどが重なり、雑誌などの出演が激減。鈴木にとって苦難のドン底期が訪れたが、地道な活動を経て復活。そんな鈴木を動かし続けたもののひとつが、音楽だった。
6月10日に3rdアルバム「RE:STORY」をリリース。同作は鈴木勤のアピールポイントである“可愛さ”を全て捨てた意欲作となっている。今回のインタビューでは、同作に込めた想いから、ドン底期への本音など、鈴木勤の胸のうちに迫った。
鈴木:ありがとうございます。音楽を初めて2年、右往左往しつつ、やっと自分がやりたい音楽が作れました。素の自分をさらけ出した1枚です。
― アルバムのリード曲「DARK HERO」ですが、「HERO」とせずに“DARK”を付けた理由が気になります。
鈴木:自分はスーパーヒーローになれないからです。もともと読者モデルになりたての頃は、ブログや年齢もあって、2年連続投票ランキングで1位を獲ったりしていました。ぶっちゃけ当時は、自分ひとりがトップで、周りは格下だという気持ちがありました。だけど、うまくいかなくて、他の読者モデルの(藤田)富とか、(大倉)士門とか、(こんどう)ようぢとか、みんながどんどん凄いことになって…。今でこそ四天王と呼ばれていますけど、「もともとボク一人がトップだった」って思うこともあるんです(笑)。それで、スーパーヒーローにはなれないんだって思って、もともと問題も多かった自分に一番ぴったりな言葉が“DARK”HEROだったんです。
― 周りがどんどん人気者になっていくなかで、どんなことを感じていましたか?
鈴木:自分が終わっていく感覚でした。Twitterのフォロワー数も抜かされて、新しく出てきた後輩にも抜かされて、自分に言い訳して…。めっちゃ落ち込みましたよ。本当に悔しかったです。
― どんなことが原因で、抜かされていったと考えていますか?
鈴木:テレビで見ていた方々が近くにいることが当たり前になって、自分の遅刻も増えたり、撮影の時の発言も「まだ終わらないんですか?」って生意気になっていったり…。女性問題の噂も回りだして、軽はずみな発言もすごく多くなっていきました。いろいろなことが積み重なって、信用を失っていったのだと思います。
― そうなんですね。そのような振る舞いになっていったきっかけはあったんですか?
鈴木:普通の高校生だった自分が、ブログのアクセス数も、半年で3件から300万に増えて、周りからもちやほやされて…その時は自分がその状況に追いついてなく、世間から評価される鈴木勤と、自分の中の鈴木勤が全然違っていったのが始まりです。
― それはどのように違っていたのでしょうか?
鈴木:周りからは自分のことを「可愛い」って評価してもらっていたんです。でも、目も八重歯も短い髪型も嫌いで、とにかく自分の顔が好きじゃなかったんです。雑誌などで“可愛さ”を表現するたびに、「おれ、こういう性格じゃないよな」って思っていて。本当はもっとゲスゲスしてるし、すぐに熱くなるし、ウザいんですよ、ボク。無理した自分でいたからこそ、振る舞いにもそれが表れてしまっていたのだと思います。
― それでだんだんと“DARK”な方へ…
鈴木:はい。同時に誰も信用ができなくなっていました。友達に話した内容が2ちゃんねるに書かれていたり、雑誌のスレッドもボクの批判しかなくて…。嫉妬だって思うようにしていたけど、メンタルが追いついてこなくて、当時は本当にヤバかったです。学校のことや住所のことまでも出回って、何かもかも嫌になってしまいました。激太りして、肌が荒れて、雑誌の撮影からも干されて…明らかに「落ちた」という自覚がありました。
鈴木:ずっと自分を支えてくれた仲間がいたんです。とにかく叩かれ続けていた当時、何度も逃げよう、辞めようと思っていました。大学へ行って就職も考えていたんですけど、その時に仲間から「お前は夢を追いかけてる姿が一番カッコイイ」と言われて。こんな自分になっても、背中を押してくれる人の存在がすごくありがたかったです。
― 周りで支えてくれる人の存在が、復活のきっかけとなったんですね。当時と今で、一番変化したことはなんですか?
鈴木:なんというか、これは当たり前のことなんですけど、人の好意に感謝できるようになったんです。今までブログから人気が出て、そこに大人がくっついてきたから「どうせみんな、俺を利用しているだけだろ」っていう考えでしかなかったんです。でも人気がなくなって、ドン底を見た時に、何人もの人が自分を引っ張ってくれた。それでようやく、人に感謝できるようになって、変わることが出来ました、すごく。
鈴木:音楽は本当に素人だったので、新しい気持ちで始められたんです。これがある意味、自分のスタートなので、これから逆境から這い上がる姿を見せていきたいです。音楽がダメだったらもう全てダメだってぐらい真っ向勝負しています。今回のアルバムも自信があります!
― リード曲「DARK HERO」のMVではすっぴんも披露していますよね。
鈴木:実は最初、カラコンも入れてメイクもして、しっかりセットして撮影したんです。でも歌詞では「仮面の下の素顔」と歌っていて、「自分が嘘つきだなぁ。歌っていて気持よくない」って思ったんです。それでコンタクトも外して髪も切って、ノーセットにして「もう一回やり直させて下さい」ってお願いして撮影しました。
― そんな裏話があったんですね。鈴木さんの熱意が伝わってきます!
鈴木:自分が読者モデルになったきっかけや強みだった「可愛い」という部分を全部取っ払いました。今までは、イメージの自分に沿った音楽をしていたので、今回は全く違うジャンルに仕上がりました。音もカッコ良くて、メンバーにも恵まれている、やっと自分が共感したことを全面に出せているので、本当に楽しいです。
― そんな鈴木さんが目指す先は?
鈴木:武道館です。色んな奇跡が積み重なれば行けると信じています。カッコイイものを見せてやります!
鈴木:プラットホームです。ボクの帰ってくる場所ですね。読者モデルっていうのは、ずっと内気で友達もいなかったボクに自信をくれました。なのでこれから、音楽もファッションも演技も、読者モデルに集約できたらと思っています。どんな活動をしていても、「あの人が着ている服がカッコイイ」といわれるような存在に。
― フィールドが変わっても読者モデルというスタンスは変わらないのですね。
鈴木:そうですね。読者モデルがスターになるには、もう一歩先に進まないといけないんです。そのためには、現状を壊さないといけないんです。士門も富もようぢもボクも、みんなで壊して進んでいきたいです。
― みんなでですか?
鈴木:みんなでです。ひとりでは多分ムリだと思います。
― 昔は「自分がトップ」という気持ちがあったと思いますが、今「読モ四天王」と呼ばれることにどう感じていますか?
鈴木:やっぱり嬉しいです。まだ四天王に入ることができるのが。もっと自分は下にいると思っていました。
― それは、他の3人に対して当時とは違った感情を持っているということですか?
鈴木:もちろんです。「すげぇなー」って思うことも沢山あるし、それぞれの良さがあるからここまで上り詰めたのだと思います。クソライバルですけどね(笑)。
鈴木:とりあえず逆境を駆け上がること。それを色んな人に見せて、勇気や元気を与えられる存在になっていきたいです。諦めないとか泥臭いことはダサかったりしますけど、それが読者モデルとモデルの違いだと思うんです。モデルは見た目が評価されますけど、読者モデルはSNSなども含めてライフスタイル全てが評価されると思います。モデルには見た目では勝てないので、読者モデルの地位向上のために、ボクが先陣切って、前に進んでいきたいです。
― 最後になりますが、鈴木さんの考える“夢をかなえる秘訣”は何ですか?
鈴木:人に感謝することだと思います。人に感謝すれば、人が集まってきて、お互いに助けあうことができる。今回はじめて、「Popteen」のメンバーや読者モデルの仲間が、MVをリツイートしてくれたんです。それがすごく嬉しくて、みんなに「ありがとう」って伝えられました。人に感謝するようになると、自分が何をすべきか見えてくるんです。自分の弱さを、他の人が補ってくれます。「弱い自分をさらけ出して、人に感謝すること」、これがボクの“夢を叶える秘訣”です。
― 5年前の考えとは変わっていますか?
鈴木:当時は自分のことしか考えていなかったので、全く違っています。今は人に感謝して、一歩ずつ階段をあがっているところです!
― ありがとうございました。
“読者モデル”鈴木勤は、とにかく自分に客観的だった。過去の振る舞いから一度底を見て、今這い上がっている。そんな経験があるからこそ語れる言葉には、不思議な力が込められていた。過去としっかり向き合い、きちんと理解している。その真摯な姿勢こそが、再び脚光を浴びることのできた秘密なのかもしれない。
そして音楽に熱を注ぐ鈴木の姿は、とても人間臭い。そこには、可愛い“ごんごん”は存在せず、泥臭く、真剣に音楽と向き合う鈴木勤がいる。これからどんな飛躍を遂げるのか、期待したい。(modelpress編集部)
生年月日:1992年4月25日
出身:埼玉県
身長:176cm
血液型:O型
趣味:ランニング、野球(豪速球130km/h)、アニメ(読モ界イチのマンガ通)
“人気男性読者モデルの四天王”と呼ばれるカリスマ男性読モ。原宿を中心として女子中高生支持率No.1の人気を誇る。「Samurai ELO」「Popteen」などのファッション誌やテレビ番組のほか、2013年3月に「774’s GONBEE (ナナシノゴンベエ)」を結成。4月にミニアルバム「NO NAME」でインディーズデビュー。2015年、新メンバー3名を加え「THE 774’s GONBEE」としてリニューアル始動。6月10日に3rdアルバム「RE:STORY」をリリース。
鈴木はブログから火がつき、アクセス数は3件から半年で300万件へ。雑誌の出演も増え、人気読者モデル投票では2年連続でNo.1を獲得。しかし、軽率な発言やスキャンダルなどが重なり、雑誌などの出演が激減。鈴木にとって苦難のドン底期が訪れたが、地道な活動を経て復活。そんな鈴木を動かし続けたもののひとつが、音楽だった。
6月10日に3rdアルバム「RE:STORY」をリリース。同作は鈴木勤のアピールポイントである“可愛さ”を全て捨てた意欲作となっている。今回のインタビューでは、同作に込めた想いから、ドン底期への本音など、鈴木勤の胸のうちに迫った。
人気絶頂からドン底へ「何度も辞めようと思った」
― アルバムの発売、おめでとうございます!鈴木:ありがとうございます。音楽を初めて2年、右往左往しつつ、やっと自分がやりたい音楽が作れました。素の自分をさらけ出した1枚です。
― アルバムのリード曲「DARK HERO」ですが、「HERO」とせずに“DARK”を付けた理由が気になります。
鈴木:自分はスーパーヒーローになれないからです。もともと読者モデルになりたての頃は、ブログや年齢もあって、2年連続投票ランキングで1位を獲ったりしていました。ぶっちゃけ当時は、自分ひとりがトップで、周りは格下だという気持ちがありました。だけど、うまくいかなくて、他の読者モデルの(藤田)富とか、(大倉)士門とか、(こんどう)ようぢとか、みんながどんどん凄いことになって…。今でこそ四天王と呼ばれていますけど、「もともとボク一人がトップだった」って思うこともあるんです(笑)。それで、スーパーヒーローにはなれないんだって思って、もともと問題も多かった自分に一番ぴったりな言葉が“DARK”HEROだったんです。
― 周りがどんどん人気者になっていくなかで、どんなことを感じていましたか?
鈴木:自分が終わっていく感覚でした。Twitterのフォロワー数も抜かされて、新しく出てきた後輩にも抜かされて、自分に言い訳して…。めっちゃ落ち込みましたよ。本当に悔しかったです。
― どんなことが原因で、抜かされていったと考えていますか?
鈴木:テレビで見ていた方々が近くにいることが当たり前になって、自分の遅刻も増えたり、撮影の時の発言も「まだ終わらないんですか?」って生意気になっていったり…。女性問題の噂も回りだして、軽はずみな発言もすごく多くなっていきました。いろいろなことが積み重なって、信用を失っていったのだと思います。
― そうなんですね。そのような振る舞いになっていったきっかけはあったんですか?
鈴木:普通の高校生だった自分が、ブログのアクセス数も、半年で3件から300万に増えて、周りからもちやほやされて…その時は自分がその状況に追いついてなく、世間から評価される鈴木勤と、自分の中の鈴木勤が全然違っていったのが始まりです。
― それはどのように違っていたのでしょうか?
鈴木:周りからは自分のことを「可愛い」って評価してもらっていたんです。でも、目も八重歯も短い髪型も嫌いで、とにかく自分の顔が好きじゃなかったんです。雑誌などで“可愛さ”を表現するたびに、「おれ、こういう性格じゃないよな」って思っていて。本当はもっとゲスゲスしてるし、すぐに熱くなるし、ウザいんですよ、ボク。無理した自分でいたからこそ、振る舞いにもそれが表れてしまっていたのだと思います。
― それでだんだんと“DARK”な方へ…
鈴木:はい。同時に誰も信用ができなくなっていました。友達に話した内容が2ちゃんねるに書かれていたり、雑誌のスレッドもボクの批判しかなくて…。嫉妬だって思うようにしていたけど、メンタルが追いついてこなくて、当時は本当にヤバかったです。学校のことや住所のことまでも出回って、何かもかも嫌になってしまいました。激太りして、肌が荒れて、雑誌の撮影からも干されて…明らかに「落ちた」という自覚がありました。
復活のきっかけ、そして変革した鈴木勤
― それでもなお、芸能活動を続けてこられた理由を教えてください。鈴木:ずっと自分を支えてくれた仲間がいたんです。とにかく叩かれ続けていた当時、何度も逃げよう、辞めようと思っていました。大学へ行って就職も考えていたんですけど、その時に仲間から「お前は夢を追いかけてる姿が一番カッコイイ」と言われて。こんな自分になっても、背中を押してくれる人の存在がすごくありがたかったです。
― 周りで支えてくれる人の存在が、復活のきっかけとなったんですね。当時と今で、一番変化したことはなんですか?
鈴木:なんというか、これは当たり前のことなんですけど、人の好意に感謝できるようになったんです。今までブログから人気が出て、そこに大人がくっついてきたから「どうせみんな、俺を利用しているだけだろ」っていう考えでしかなかったんです。でも人気がなくなって、ドン底を見た時に、何人もの人が自分を引っ張ってくれた。それでようやく、人に感謝できるようになって、変わることが出来ました、すごく。
音楽での表現「真っ向勝負」
― そんななかでスタートした音楽活動ですが、これからどんなことを表現していきたいですか?鈴木:音楽は本当に素人だったので、新しい気持ちで始められたんです。これがある意味、自分のスタートなので、これから逆境から這い上がる姿を見せていきたいです。音楽がダメだったらもう全てダメだってぐらい真っ向勝負しています。今回のアルバムも自信があります!
― リード曲「DARK HERO」のMVではすっぴんも披露していますよね。
鈴木:実は最初、カラコンも入れてメイクもして、しっかりセットして撮影したんです。でも歌詞では「仮面の下の素顔」と歌っていて、「自分が嘘つきだなぁ。歌っていて気持よくない」って思ったんです。それでコンタクトも外して髪も切って、ノーセットにして「もう一回やり直させて下さい」ってお願いして撮影しました。
― そんな裏話があったんですね。鈴木さんの熱意が伝わってきます!
鈴木:自分が読者モデルになったきっかけや強みだった「可愛い」という部分を全部取っ払いました。今までは、イメージの自分に沿った音楽をしていたので、今回は全く違うジャンルに仕上がりました。音もカッコ良くて、メンバーにも恵まれている、やっと自分が共感したことを全面に出せているので、本当に楽しいです。
― そんな鈴木さんが目指す先は?
鈴木:武道館です。色んな奇跡が積み重なれば行けると信じています。カッコイイものを見せてやります!
鈴木勤が見据える読者モデルとは?
― 音楽活動も行う読者モデル。鈴木さんにとって“読者モデル”とは何ですか?鈴木:プラットホームです。ボクの帰ってくる場所ですね。読者モデルっていうのは、ずっと内気で友達もいなかったボクに自信をくれました。なのでこれから、音楽もファッションも演技も、読者モデルに集約できたらと思っています。どんな活動をしていても、「あの人が着ている服がカッコイイ」といわれるような存在に。
― フィールドが変わっても読者モデルというスタンスは変わらないのですね。
鈴木:そうですね。読者モデルがスターになるには、もう一歩先に進まないといけないんです。そのためには、現状を壊さないといけないんです。士門も富もようぢもボクも、みんなで壊して進んでいきたいです。
― みんなでですか?
鈴木:みんなでです。ひとりでは多分ムリだと思います。
― 昔は「自分がトップ」という気持ちがあったと思いますが、今「読モ四天王」と呼ばれることにどう感じていますか?
鈴木:やっぱり嬉しいです。まだ四天王に入ることができるのが。もっと自分は下にいると思っていました。
― それは、他の3人に対して当時とは違った感情を持っているということですか?
鈴木:もちろんです。「すげぇなー」って思うことも沢山あるし、それぞれの良さがあるからここまで上り詰めたのだと思います。クソライバルですけどね(笑)。
弱い自分をさらけ出して、人に感謝すること
― では、これからの夢を教えてください。鈴木:とりあえず逆境を駆け上がること。それを色んな人に見せて、勇気や元気を与えられる存在になっていきたいです。諦めないとか泥臭いことはダサかったりしますけど、それが読者モデルとモデルの違いだと思うんです。モデルは見た目が評価されますけど、読者モデルはSNSなども含めてライフスタイル全てが評価されると思います。モデルには見た目では勝てないので、読者モデルの地位向上のために、ボクが先陣切って、前に進んでいきたいです。
― 最後になりますが、鈴木さんの考える“夢をかなえる秘訣”は何ですか?
鈴木:人に感謝することだと思います。人に感謝すれば、人が集まってきて、お互いに助けあうことができる。今回はじめて、「Popteen」のメンバーや読者モデルの仲間が、MVをリツイートしてくれたんです。それがすごく嬉しくて、みんなに「ありがとう」って伝えられました。人に感謝するようになると、自分が何をすべきか見えてくるんです。自分の弱さを、他の人が補ってくれます。「弱い自分をさらけ出して、人に感謝すること」、これがボクの“夢を叶える秘訣”です。
― 5年前の考えとは変わっていますか?
鈴木:当時は自分のことしか考えていなかったので、全く違っています。今は人に感謝して、一歩ずつ階段をあがっているところです!
― ありがとうございました。
“読者モデル”鈴木勤は、とにかく自分に客観的だった。過去の振る舞いから一度底を見て、今這い上がっている。そんな経験があるからこそ語れる言葉には、不思議な力が込められていた。過去としっかり向き合い、きちんと理解している。その真摯な姿勢こそが、再び脚光を浴びることのできた秘密なのかもしれない。
そして音楽に熱を注ぐ鈴木の姿は、とても人間臭い。そこには、可愛い“ごんごん”は存在せず、泥臭く、真剣に音楽と向き合う鈴木勤がいる。これからどんな飛躍を遂げるのか、期待したい。(modelpress編集部)
鈴木 勤(すずきごん)プロフィール
愛称:ごんごん生年月日:1992年4月25日
出身:埼玉県
身長:176cm
血液型:O型
趣味:ランニング、野球(豪速球130km/h)、アニメ(読モ界イチのマンガ通)
“人気男性読者モデルの四天王”と呼ばれるカリスマ男性読モ。原宿を中心として女子中高生支持率No.1の人気を誇る。「Samurai ELO」「Popteen」などのファッション誌やテレビ番組のほか、2013年3月に「774’s GONBEE (ナナシノゴンベエ)」を結成。4月にミニアルバム「NO NAME」でインディーズデビュー。2015年、新メンバー3名を加え「THE 774’s GONBEE」としてリニューアル始動。6月10日に3rdアルバム「RE:STORY」をリリース。
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