THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)/(左から)時音、Araryo、鈴木勤、木田竜聖、NISHIMU

“読モ四天王”鈴木勤が音楽をやる理由 挫折や逆境を越えて…「クズでも夢を叶えられるんだぞ」

2015.03.18 18:00

“人気男性読者モデルの四天王”と呼ばれるモデルの鈴木勤(すずきごん)が率いるバンド「THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)」が、2015年に新たなメンバー3人を加え、5人となって再始動。モデルプレスは今回、彼らにインタビューを行い、その素顔に迫った。

「Samurai ELO」「Popteen」などのファッション誌でのモデルとして活躍する鈴木は、チャーミングな笑顔を武器に、原宿を中心に女子中高生支持率No.1の人気を誇る。そんな彼は2013年より「774’s GONBEE(ナナシノゴンベエ)」として音楽活動もスタート。2015年からは鈴木、NISHIMUの既存メンバーに、時音、Araryo、木田竜聖ら3人の読者モデルが加入し、新体制となって再始動した。

【鈴木勤にとっての音楽活動とは】

鈴木勤
鈴木勤
鈴木勤
鈴木勤
― 新体制となり、新たなスタートを切りましたね。

鈴木:音楽を2年間やってきて、これまで読モの鈴木勤を見に来て、音楽はおまけみたいな感じがありました。でも新たな体制になって、音楽からメンバーを好きになってもらえる、音楽が先に進んでいくようなカッコイイ楽曲を作っていきたいと思っています。

― バンドが目指すカタチとして、どのようなものを描いていますか?

鈴木:俺達はカッコつけない、常に等身大で在り続けたいと思っています。まだ不器用で下手くそですけど、全力で頑張って、数年後には武道館で「どうだ!これが俺たちだ!」って言えるような、みんなに感動を与えられるバンドになっていたいです。

鈴木勤
鈴木勤
鈴木勤
鈴木勤
― 歌詞からも“等身大”のストレートな想いが伝わってきます。鈴木さんが書いているそうですね。

鈴木:はい。新アルバム「RE:STORY」(6月10日)の表題曲「DARK HERO」は、これまでずっと読者モデルとして頑張っていたんですけど、その中で色んな子に抜かされて、挫折を経験したこともあるんです。その時に抱えていた葛藤などを描いています。歌を通して、経験から思ったことや感じたことなどを、伝えられたらと思っています。

― 今や“人気読モ四天王”と呼ばれる鈴木さんも、挫折を越えて今があるんですね。

鈴木:そうですね。諦めようと思ったことは何度もあります。色々なことを経験していくなかで、世間から批判もあって、蓋を開けてみたら、俺が悪いことになっていた時もたくさんあった。俺は絶対に折れないって言いたいんですけど、折れまくりなんですよ。でも、落ちたら落ちただけ上がるしかないんです。マイナスからのスタートナメんじゃねぇよって(笑)。簡単なゲームほどつまらないものはないと思って、今は逆境を楽しんでいます。

― その「負けない強さ」も鈴木さんの魅力のひとつだと感じます!

鈴木:ありがとうございます。自分自身をうまく伝えるための歌っていうのもあります。世間から見ると「あのチャラい人」「ダメなやつ」ってなるかもしれない。でも一人ひとりと話すことができたら、その全員に好きになってもらえる自信がある。だけどそんなことは出来ないから、音楽で伝えたい。それがバンドをやる理由でもあるので、これから「クズでも夢を叶えられるんだぞ」っていうのを見せてやります!

THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)/(左から)時音、Araryo、鈴木勤、木田竜聖、NISHIMU
THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)/(左から)時音、Araryo、鈴木勤、木田竜聖、NISHIMU
【THE 774’s GONBEE】

― バンドのリーダーは鈴木さんで、音楽のリーダーはNISHIMUさんだそうですね。The 774’s GONBEEは、これからどんな音楽を作っていきますか?

NISHIMU:ストレートに自分らしさを伝えられる楽曲を作っていきたいですね。

― では、バンドとしての目標を教えて下さい。

木田:メジャーから声がかかるようになるまで達して、ラジオやテレビ、それこそ武道館もこなせるような、でかいバンドになりたいです。そのためには楽器の腕を上げて、もっと多くの方に自分たちの音楽を聞いてもらえるよう頑張りたいと思います

NISHIMU
NISHIMU
NISHIMU
NISHIMU
― 今後ライブの回数も多くなってくると思います。ライブ作りにおいてどんなところにこだわっていきたいですか?

時音:僕のスタンスは、来てくれた子を全力で楽しませること。もともと歌が好きで、ずっと一人で歌ってきました。5人になってもそれは変わりません。最初は半分でもいいので、めちゃくちゃ楽しかったって言わせたいですね。

― THE 774’s GONBEEのカッコよさはどんなところですか?

Araryo:素のままでカッコイイところです。飾ったり、カッコつけたりせず、そのままの5人の一体感や空気感こそがこのバンドの特徴かなって思います。

時音
時音
時音
時音

手術をして歌声が変わった

― 鈴木さんはつい先日、扁桃腺切除手術を行ったそうですね。

鈴木:はい、1週間ほど入院していました。扁桃腺切除の手術を経て、いい意味で声が変わってしまったんです。キーが3つくらい上がって、声域が広がりました!

NISHIMU:凄く通る声になって、今までよりも聴きやすい歌声に変わりました。透き通るような歌声ですね。

木田竜聖
木田竜聖
木田竜聖
木田竜聖
― そんな鈴木さんのリーダーぶりは、周りのメンバーから見てどうですか?

木田:モデルの先輩として見ていた時は、可愛い系男子だと思っていたんですが、加入して近くで接していると、本当に熱いものを感じるし、意思が真っ直ぐ。本当に強い人だなって思います。

鈴木:めっちゃ嬉しいですね。仲間からこういう風に言ってもらえると、改めてザナナシとして頑張って行きたいって強く思います。この5人で活動できることに今、とてもワクワクしています。武道館行こうな!

全員:行こう!

Araryo
Araryo
Araryo
Araryo
― では最後に、リーダーの鈴木さんが考える“夢を叶える秘訣”は何だと思いますか?

鈴木:どんなことでも考え方次第だと思っています。俺も最初は、なんとなくモデルから俳優かなって考えていたけど、そんな半端な気持ちじゃダメで、今目の前にあるものをクリアできなければ、別の夢も叶えられない。そして一歩一歩着実に、まずひとつのことを諦めない。今の俺は、音楽というジャンルで夢を叶えていって、5人と、スタッフと、そしてファンやモデルプレスを見ているみんなと、全員を巻き込んで新しい世界を見に行きます!

― 頑張ってください!ありがとうございました。

可愛い系男子を象徴するような、キュートな笑顔で魅了し続ける鈴木勤だが、胸の内では熱い炎を燃やしていた。誌面からは感じられない“芯の強さ”がそこにはあり、彼が口を開くと、辺り一帯はその熱気に包み込まれていった。新メンバーも加わり新たなスタートを切った「The 774's GONBEE」。これからの活躍に期待が高まる。(modelpress編集部)

THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)/(左から)時音、Araryo、鈴木勤、木田竜聖、NISHIMU
THE 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)/(左から)時音、Araryo、鈴木勤、木田竜聖、NISHIMU
■The 774’s GONBEE(ザ ナナシノゴンベエ)

鈴木勤、NISHIMU、木田竜聖、時音、Araryoのイケメン読者モデルで構成されるロックバンド。2013年3月に鈴木を中心に3ピースバンド「774’s GONBEE(ナナシノゴンベエ)」を結成。「原宿系男子によるKawaii Rock!等身大の"ユルLove"メッセージ」をコンセプトに活動。4月にミニアルバム「NO NAME」でインディデビュー。2015年、新メンバー3名を加えた「THE 774’s GONBEE」として再始動した。

■鈴木 勤(すずき・ごん)-ボーカル&ベース
愛称:ごんごん
生年月日:1992年4月25日
出身:埼玉県
身長:176cm
血液型:O型
趣味:ランニング(月100km完走)、野球(豪速球130km/h)、アニメ(読モ界イチのマンガ通)
特技:ベース

“人気男性読者モデルの四天王”と呼ばれるカリスマ男性読モ。原宿を中心として女子中高生支持率No.1の人気を誇る。「Samurai ELO」「Popteen」などのファッション誌やテレビ番組などで活躍。リーダーを務めるバンド「THE 774’s GONBEE」のすべての作詞を手がける。

■NISHIMU(にしむ)-ギター
生年月日:1992年5月18日
身長:167cm
出身地:大阪府
特技:ドラム

■木田竜聖(きだ・たつあき)-DJ&ドラム&ラップ&パーカッション
生年月日:1996年11月11日
出身地:千葉県
身長:178cm
趣味:ダンス
特技:ものまね

■時音(ときね)-ボーカル&キーボード
生年月日:1997年5月3日
出身地:沖縄県
身長:168cm
特技:歌・作詞作曲

■Araryo-ギター&ベース
生年月日:1995年9月25日
出身地:宮崎県
身長:174cm
特技:料理

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