EXILE橘ケンチ、“役者”としての覚悟と“改名”の裏側を語る「待ってても絶対に叶わない」 モデルプレスインタビュー
2015.04.07 08:00
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EXILEのパフォーマー・橘ケンチ(35)が、モデルプレスのインタビューに応じた。18歳からダンスをはじめた彼は、2004年EXILE主演ミュージカル「HEART of GOLD 〜STREET FUTURE OPERA BEAT POPS〜」に出演。これをきっかけに2007年には新生J Soul Brothersとして始動し、2009年にEXILEに加入。さらに、2012年よりTHE SECOND from EXILEとしても活動を開始するなど、パフォーマーとして活躍の幅を広げている。また、俳優としても映画、ドラマ、そして舞台にと、コンスタントに出演し、様々な分野で才能を発揮。4月9日(木)よりスタートする舞台「ドン・ドラキュラ」では、主役のドン・ドラキュラ伯爵を演じる。
同作は、手塚治虫原作の名作を初の舞台化。現代社会に生きるホラー嫌いで美女にはめっぽう弱いドラキュラ伯爵(ケンチ)と、思春期でちょっぴり反抗期だけど父親想いの娘チョコラ(神田愛莉)を通して、人間の本質をあぶり出していくダーク・ファンタジー。脚本・演出は、「ロストデイズ」(フジテレビ)などのドラマ脚本や数多くの舞台作品の手がけてきた徳尾浩司氏が務め、共演には池田鉄洋や原田夏希などの実力派キャストが名を連ねる。
ドラキュラ役のオファーについて「『ついに来たか!』って感じでした」と語ったケンチは、キャスティング、構成、演出から舞台制作に携わり、並々ならぬ想いで挑んでいく。2014年7月には、EXILE新メンバー加入のタイミングで、「表現者として世界に羽ばたくため」に「KENCHI」から「橘ケンチ」へと改名するなど、役者業にかける想いは相当なもの。インタビューでは、覚悟を持って芝居に取り組む“役者・橘ケンチ”の裏側に迫った。
ケンチ:ドラキュラという存在を通して人間の本質をあぶりだすというダークファンタジーになっています。人間の残酷な部分、目をそらしてはいけない部分を、ドラキュラの視点を通して描いています。
― ドラキュラ役ということですが、オファーを受けたときの心境は?
ケンチ:最初役が来たときは「ついに来たか!」って感じでした(笑)。ティム・バートン監督と対談させていただいたときに、「僕を役者として使うなら何役ですか?」って聞いたら「君はバンパイアだね」って言われたこともあるんです。その対談があった数ヶ月後に、このお話がきたのでびっくりしました。
― すごい。ミステリアスな雰囲気が、ケンチさんにぴったりです。
ケンチ:よく言われます(笑)。ちょっとひとクセあるような役が似合うのかもしれないですね。
ケンチ:一般的にみなさんが抱いているドラキュラって、怖くて、美女の血を吸って、恐れられてる存在だと思うんですけど、このドン・ドラキュラってキャラクターはすごく人間っぽいんです。娘のことを誰よりも大事に思ってる普通のお父さんだし、ちょっと3枚目のところもある。しかも、美女に弱いっていう(笑)。舞台に出てくるキャラクターの中でも、内面は一番人間っぽいキャラクターかもしれないなって感じています。なので、見た目や仕草はなるべくドラキュラを意識して、内面的には「良きパパ」というイメージで演じています。
― そこもひとつの見どころですね。実際に演じてみていかがですか?
ケンチ:手応えがすごくあります。実は今回の舞台は、自分でプロデュースさせていただいた部分も多いんです。プロデューサーの松田(誠)さんから、この題材でお話をいただいたときに「ケンチのやりたいようにやろう」って言っていただいて。なので、キャスティングや話の内容、演出の方法など、色々提案させていただきました。僕がこの人と芝居がしたい!と思った役者の方々に集まっていただくことができて、稽古が始まってからは、一人ひとりが本当にハマり役だなと感じています。
― ケンチさんの想いがこもった舞台なんですね。
ケンチ:制作面でアイディア出しをさせてもらったり、プロデューサーさん、脚本家さんと色々話をさせていただいたりしているので、この作品を盛り上げたいって想いがより強くなっています。もちろん、座長ということですごく責任を感じていもいますが、自分としても新たな経験ですし、やりがいはめちゃめちゃありますね。
― 今後は、プロデュース業にも積極的にチャレンジを?
ケンチ:チャンスをいただけるのであれば、やってみたいという気持ちはあります。自分がやりたいエンターテインメントを形にしていくっていう点では、今回すごく勉強させてもらっているので、役者業はもちろん、今回の経験を活かしていきたいですね。
ケンチ:そうですね。新メンバーが漢字表記ということもあり、今までの全員が英語表記ではなくなるということで、「役者をやっていくメンバーはこのタイミングで変えてもいいかもね」って話になったんです。「KENCHI」も愛称のようなものなので、そこで本名にすることも考えたんですけど、やっぱり「KENCHI」として応援していただいていたので、そこは残したいなって。あと、「KENCHI」ってメンバーの「KEIJI」とかとも間違えられやすいんです(笑)。ここは一目瞭然、カタカナで「ケンチ」にしてやろうと。
― そんな経緯が!
ケンチ:そうなんですよ(笑)。苗字は本名でもいいかなとも思ったんですが、僕は「寺辻」なので、海外の方が発音しづらい音だなって。将来的に海外でも表現のお仕事をしたいという夢がありまして、あえて避けました。そこから、「ケンチ」っていうカタカナの三文字に合う苗字を見つけるために、何百個も自分でこう書いて…。その中から、直感でいいな、インパクトあるなって思って「橘ケンチ」に決めました。役者さんの中には漢字とカタカナを組み合わせている方って意外に多いんですよ。
― なるほど。海外進出はひとつの目標なんですね。
ケンチ:いつかは、と思っています。海外で活躍しているアーティストやスポーツ選手の方々にすごく興味があるんです。色んな壁を乗り越えて、世界で闘ってるじゃないですか。それって、すごく強い決意やたくさんの努力とかをされてることなんだろうなって思うし、そういうところから僕はパワーをいただいている。いづれかは自分もそういう存在になれたらという目標が漠然とあるんです。EXILEは「日本を元気に」っていうテーマで活動させていただいているので、日本での活動もしっかりまっとうしつつ、いずれはグローバルに広い視野で表現って仕事に携われればいいなって思っています。
― ケンチさんは語学も堪能ですよね。それは、そういった想いから習得されたんでしょうか?
ケンチ:海外に行きたいなって想いは常々あったので、英語は昔から。もちろん、プライベートで遊びに行きたい、海外をもっと見てみたいって素直な興味とかもありますし、そういうときにも、やっぱり言葉は大事だなぁって思うので。それと同じ感覚で、北京語も勉強しています。3~4年前に一回仕事で中国に行ったことがあって、これから中国が来る!って時期だったんですけど、肌感で「ここの国すげーなー」って感じたんです。みんなのエネルギーがハンパなくて。それを感じたときに、「よし、北京語を習ってみよう」って思って始めたんです。北京語が話せれば、13億人の人と会話できるって。
― すごい…。語学を勉強したいと思っても、なかなか始める第一歩が踏み出せないという人も多いと思います。
ケンチ:元々語学を勉強することが好きなんです。それに何でも飛び込むタイプ。
― 第一歩もそうですが、意志を持って何かを継続するってこともなかなか難しいのかなと。行き詰まったとき、ケンチさんはどうやって乗り越えているんですか?
ケンチ:僕の場合、本を読んで元気をもらうことがあります。あと、歴史上の偉人が残した言葉とか。今ちょうど「竜馬がゆく」を読んでるんですけど、それはすごいパワーをもらいますね。一瞬かもしれないけど、それでまたがんばろうって救われた気持ちになれます。
― ケンチさんが、実際に救われた言葉を教えて下さい!
ケンチ:「何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く」って言葉が好きです。高橋尚子選手が恩師からもらったという言葉なんですが、上手くいっていないときには思い出します。あと、「自分にそっぽ向かれたらおしまい」って言葉も好き。これもアスリートの方の言葉なんですが、自分は自分の体をちゃんとケアして愛してあげないといけないって意味なのかなと。何事も、自分の体が資本じゃないですか。例えば、アスリートの方は、足首が折れたらもう選手としてダメになってしまうかもしれない。だから、自分の身体を借り物だと思って、ちゃんと大事にしてあげようって思えるんだろうなって。僕も30歳になってからは身体も変わってきたので、より一層自分の身体と対峙するようになりました。
ケンチ:努力、ですかね。待ってても絶対に叶わないし、夢を言うことも大事。そして、それに値する自分になっていかなきゃいけないってことは常日頃思っています。もちろん努力をしても、結果が出るのは3年後かもしれないし、10年後かもしれない。要は努力って種まきみたいなものというか、すぐ出る結果って実はそんなに大きくないんじゃないのかなって思うんです。努力を続けて地盤を重ねていく中で、いきなりチャンスが来るってことも、自分の経験上多いですね。今やってることが無駄ってことは絶対ないからこそ、今がんばらなきゃいけないなと思います。
― ありがとうございました!
落ち着いた佇まいが印象的なケンチ。言葉のひとつひとつに彼の想いがずっしりと込められており、そこには確かな重みがある。「夢に値する自分に」――努力はいつか実を結ぶ。それをケンチ自身が体現しているのかもしれない。いつの頃かまいた種は深く根をはり、今作もきっと大輪の花を咲かせるのだろう。(modelpress編集部)
■橘ケンチ プロフィール
2007年11月10日、J Soul Brothersに加入。二代目 J Soul Brothers として活動した後、2009年3月1日EXILEに加入。2012年7月1日より、EXILEと並行してTHE SECOND from EXILEとしても活動する。2014年7月に芸名をKENCHIより橘ケンチに改名。また、俳優業にも積極的で、近年は劇場版「SPEC~結~」(2013年)、ドラマ「スターマン・この星の恋」(2013年7月 期、関西テレビ)、舞台「歌姫」(2014年3月) などに出演。
■舞台「ドン・ドラキュラ」
公演日程:2015年4月9日(木)~4月14日(火)
会場:東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
脚本・演出:徳尾浩司
出演:橘ケンチ(EXILE)、原田夏希、池田鉄洋、神田愛莉ほか
ルーマニアのトランシルヴァニアから、練馬区の住宅街の一角に移り住んだドラキュラ親子。ホラー嫌いで美女には弱いドン・ドラキュラ伯爵と、思春期でちょっぴり反抗期だけど父親想いの娘チョコラ。吸血鬼を信じない現代社会に生きるドラキュラ親子が巻き起こす物語を描き出す。
ドラキュラ役のオファーについて「『ついに来たか!』って感じでした」と語ったケンチは、キャスティング、構成、演出から舞台制作に携わり、並々ならぬ想いで挑んでいく。2014年7月には、EXILE新メンバー加入のタイミングで、「表現者として世界に羽ばたくため」に「KENCHI」から「橘ケンチ」へと改名するなど、役者業にかける想いは相当なもの。インタビューでは、覚悟を持って芝居に取り組む“役者・橘ケンチ”の裏側に迫った。
不朽の名作を初舞台化 ドラキュラ役は「ついに来たかって感じ」
― 手塚治虫先生の名作を初舞台化ということですが、今回の舞台について教えて下さい。ケンチ:ドラキュラという存在を通して人間の本質をあぶりだすというダークファンタジーになっています。人間の残酷な部分、目をそらしてはいけない部分を、ドラキュラの視点を通して描いています。
― ドラキュラ役ということですが、オファーを受けたときの心境は?
ケンチ:最初役が来たときは「ついに来たか!」って感じでした(笑)。ティム・バートン監督と対談させていただいたときに、「僕を役者として使うなら何役ですか?」って聞いたら「君はバンパイアだね」って言われたこともあるんです。その対談があった数ヶ月後に、このお話がきたのでびっくりしました。
― すごい。ミステリアスな雰囲気が、ケンチさんにぴったりです。
ケンチ:よく言われます(笑)。ちょっとひとクセあるような役が似合うのかもしれないですね。
― ドラキュラという特殊な役柄ですが、役作りはどんな風に?
ケンチ:一般的にみなさんが抱いているドラキュラって、怖くて、美女の血を吸って、恐れられてる存在だと思うんですけど、このドン・ドラキュラってキャラクターはすごく人間っぽいんです。娘のことを誰よりも大事に思ってる普通のお父さんだし、ちょっと3枚目のところもある。しかも、美女に弱いっていう(笑)。舞台に出てくるキャラクターの中でも、内面は一番人間っぽいキャラクターかもしれないなって感じています。なので、見た目や仕草はなるべくドラキュラを意識して、内面的には「良きパパ」というイメージで演じています。
― そこもひとつの見どころですね。実際に演じてみていかがですか?
ケンチ:手応えがすごくあります。実は今回の舞台は、自分でプロデュースさせていただいた部分も多いんです。プロデューサーの松田(誠)さんから、この題材でお話をいただいたときに「ケンチのやりたいようにやろう」って言っていただいて。なので、キャスティングや話の内容、演出の方法など、色々提案させていただきました。僕がこの人と芝居がしたい!と思った役者の方々に集まっていただくことができて、稽古が始まってからは、一人ひとりが本当にハマり役だなと感じています。
― ケンチさんの想いがこもった舞台なんですね。
ケンチ:制作面でアイディア出しをさせてもらったり、プロデューサーさん、脚本家さんと色々話をさせていただいたりしているので、この作品を盛り上げたいって想いがより強くなっています。もちろん、座長ということですごく責任を感じていもいますが、自分としても新たな経験ですし、やりがいはめちゃめちゃありますね。
― 今後は、プロデュース業にも積極的にチャレンジを?
ケンチ:チャンスをいただけるのであれば、やってみたいという気持ちはあります。自分がやりたいエンターテインメントを形にしていくっていう点では、今回すごく勉強させてもらっているので、役者業はもちろん、今回の経験を活かしていきたいですね。
改名の裏側を語る 役者としての覚悟と海外進出
― 昨年「KENCHI」から「橘ケンチ」に改名されたのも、役者業に力を入れていくためだとか?
ケンチ:そうですね。新メンバーが漢字表記ということもあり、今までの全員が英語表記ではなくなるということで、「役者をやっていくメンバーはこのタイミングで変えてもいいかもね」って話になったんです。「KENCHI」も愛称のようなものなので、そこで本名にすることも考えたんですけど、やっぱり「KENCHI」として応援していただいていたので、そこは残したいなって。あと、「KENCHI」ってメンバーの「KEIJI」とかとも間違えられやすいんです(笑)。ここは一目瞭然、カタカナで「ケンチ」にしてやろうと。
― そんな経緯が!
ケンチ:そうなんですよ(笑)。苗字は本名でもいいかなとも思ったんですが、僕は「寺辻」なので、海外の方が発音しづらい音だなって。将来的に海外でも表現のお仕事をしたいという夢がありまして、あえて避けました。そこから、「ケンチ」っていうカタカナの三文字に合う苗字を見つけるために、何百個も自分でこう書いて…。その中から、直感でいいな、インパクトあるなって思って「橘ケンチ」に決めました。役者さんの中には漢字とカタカナを組み合わせている方って意外に多いんですよ。
― なるほど。海外進出はひとつの目標なんですね。
ケンチ:いつかは、と思っています。海外で活躍しているアーティストやスポーツ選手の方々にすごく興味があるんです。色んな壁を乗り越えて、世界で闘ってるじゃないですか。それって、すごく強い決意やたくさんの努力とかをされてることなんだろうなって思うし、そういうところから僕はパワーをいただいている。いづれかは自分もそういう存在になれたらという目標が漠然とあるんです。EXILEは「日本を元気に」っていうテーマで活動させていただいているので、日本での活動もしっかりまっとうしつつ、いずれはグローバルに広い視野で表現って仕事に携われればいいなって思っています。
― ケンチさんは語学も堪能ですよね。それは、そういった想いから習得されたんでしょうか?
ケンチ:海外に行きたいなって想いは常々あったので、英語は昔から。もちろん、プライベートで遊びに行きたい、海外をもっと見てみたいって素直な興味とかもありますし、そういうときにも、やっぱり言葉は大事だなぁって思うので。それと同じ感覚で、北京語も勉強しています。3~4年前に一回仕事で中国に行ったことがあって、これから中国が来る!って時期だったんですけど、肌感で「ここの国すげーなー」って感じたんです。みんなのエネルギーがハンパなくて。それを感じたときに、「よし、北京語を習ってみよう」って思って始めたんです。北京語が話せれば、13億人の人と会話できるって。
― すごい…。語学を勉強したいと思っても、なかなか始める第一歩が踏み出せないという人も多いと思います。
ケンチ:元々語学を勉強することが好きなんです。それに何でも飛び込むタイプ。
― 第一歩もそうですが、意志を持って何かを継続するってこともなかなか難しいのかなと。行き詰まったとき、ケンチさんはどうやって乗り越えているんですか?
ケンチ:僕の場合、本を読んで元気をもらうことがあります。あと、歴史上の偉人が残した言葉とか。今ちょうど「竜馬がゆく」を読んでるんですけど、それはすごいパワーをもらいますね。一瞬かもしれないけど、それでまたがんばろうって救われた気持ちになれます。
― ケンチさんが、実際に救われた言葉を教えて下さい!
ケンチ:「何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く」って言葉が好きです。高橋尚子選手が恩師からもらったという言葉なんですが、上手くいっていないときには思い出します。あと、「自分にそっぽ向かれたらおしまい」って言葉も好き。これもアスリートの方の言葉なんですが、自分は自分の体をちゃんとケアして愛してあげないといけないって意味なのかなと。何事も、自分の体が資本じゃないですか。例えば、アスリートの方は、足首が折れたらもう選手としてダメになってしまうかもしれない。だから、自分の身体を借り物だと思って、ちゃんと大事にしてあげようって思えるんだろうなって。僕も30歳になってからは身体も変わってきたので、より一層自分の身体と対峙するようになりました。
“夢を叶える秘訣”「努力、ですかね」
― 素敵な言葉たちですね。では、最後になりますが、数々の夢を叶えてきたケンチさんからモデルプレス読者へ“夢を叶える秘訣”アドバイスをお願いします。
ケンチ:努力、ですかね。待ってても絶対に叶わないし、夢を言うことも大事。そして、それに値する自分になっていかなきゃいけないってことは常日頃思っています。もちろん努力をしても、結果が出るのは3年後かもしれないし、10年後かもしれない。要は努力って種まきみたいなものというか、すぐ出る結果って実はそんなに大きくないんじゃないのかなって思うんです。努力を続けて地盤を重ねていく中で、いきなりチャンスが来るってことも、自分の経験上多いですね。今やってることが無駄ってことは絶対ないからこそ、今がんばらなきゃいけないなと思います。
― ありがとうございました!
落ち着いた佇まいが印象的なケンチ。言葉のひとつひとつに彼の想いがずっしりと込められており、そこには確かな重みがある。「夢に値する自分に」――努力はいつか実を結ぶ。それをケンチ自身が体現しているのかもしれない。いつの頃かまいた種は深く根をはり、今作もきっと大輪の花を咲かせるのだろう。(modelpress編集部)
■橘ケンチ プロフィール
2007年11月10日、J Soul Brothersに加入。二代目 J Soul Brothers として活動した後、2009年3月1日EXILEに加入。2012年7月1日より、EXILEと並行してTHE SECOND from EXILEとしても活動する。2014年7月に芸名をKENCHIより橘ケンチに改名。また、俳優業にも積極的で、近年は劇場版「SPEC~結~」(2013年)、ドラマ「スターマン・この星の恋」(2013年7月 期、関西テレビ)、舞台「歌姫」(2014年3月) などに出演。
■舞台「ドン・ドラキュラ」
公演日程:2015年4月9日(木)~4月14日(火)
会場:東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
脚本・演出:徳尾浩司
出演:橘ケンチ(EXILE)、原田夏希、池田鉄洋、神田愛莉ほか
ルーマニアのトランシルヴァニアから、練馬区の住宅街の一角に移り住んだドラキュラ親子。ホラー嫌いで美女には弱いドン・ドラキュラ伯爵と、思春期でちょっぴり反抗期だけど父親想いの娘チョコラ。吸血鬼を信じない現代社会に生きるドラキュラ親子が巻き起こす物語を描き出す。
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