JO1大平祥生、初の朗読劇への特別な思い 舞台上での号泣を振り返る「涙腺がぶっ壊れてしまった」【モデルプレスインタビュー】
2025.07.27 08:00
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JO1(ジェイオーワン)の大平祥生(おおひら・しょうせい/25)にインタビュー。ドキュメンタリー映画第2弾「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」が公開中。モデルプレスではソロでの活動にフォーカスして深堀り。彼が挑んだソロプロデュース公演「ARTIST」の演出への想いとは。初挑戦した朗読劇「芸人交換日記」で「涙腺ぶっ壊れた」と語る感動の舞台裏。自然体でありながら情熱的な大平の等身大の胸の内に迫った。
JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-
2019年「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ、JO1。2020年のデビューから「Go to the TOP」を掲げ着実に歩みを続けた彼らは、2025年、念願のワールドツアーを初の単独東京ドーム公演を開催した。世界に挑む彼らの5年間の栄光と、旅路の中でメンバー11人が胸に抱いていた想いや葛藤、そして絆を映し出すドキュメンタリー映画第2弾。大平祥生、“攻めた”ソロステージ制作の裏側語る
― 『未完成』の見どころを教えてください。大平:前作(「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」)はコロナ禍が開けて有観客でコンサートをするまでのJO1の軌跡だったんですが、今回は規模が大きくなって、ワールドツアー、アリーナツアー、そしてドームについての内容も入っているので、視覚的にもより濃い内容になっているんじゃないかなと思います。
― グループとしての活動が充実するなかで、今年1月には初の試みとしてソロでのプロデュース公演(「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」)が行われましたね。大平さんがプロデュースしたソロステージ「ARTIST」についてのお話もお聞かせください。
大平:(照れから)やめておきます。…すみません、うそです、お願いします。
― 「Wonderland」がテーマとなっていて、可愛らしい世界観の中で行われましたよね。
大平:攻めましたね。最初は赤いカーテンにただピアノを置いて、ニューヨークにあるアポロシアターのような雰囲気の中、伴奏と歌だけでパフォーマンスしようかと考えていたんですが、急遽映画の「アリス・イン・ワンダーランド」を観て「面白い!」とインスピレーションを受けて、しっかりコンセプトを固めたんです。でも今思ったら攻めすぎたなと思います(笑)。他のメンバーも細かいところまで自分で決めて制作したんですが、社長から「1人だけ規模が違う」と人員やステージセットについて驚かれて、豊凡(許豊凡/INI)も「どうしてあんな感じでできるんだろう」みたいに言ってくれていたらしいです。テーマパークみたいなコンサートをしたいなと思って、本当はメリーゴーランドとかも置きたかったんですよね。
― メイクもこだわっていらっしゃいましたよね。
大平:メイクはいつもと違う華やかな感じにして、ネイルもしたんです。それもワンダーランドみたいな感じで、トランプやハート、クローバー…あとしましま模様や、白と黒のチェック模様もいっぱい入れて作りました。
― ソロステージを経て成長したと感じた部分はどこですか?
大平:1人で人前に立って歌うということはなかなかなくて、僕たちが今まで踏み入れなかった、コンサートを作る準備段階の裏方部分の難しさも勉強できたので、すごくいい機会だったと思います。演出することがもともと好きなので、勉強になりましたし、楽しかったです。
大平祥生、初の朗読劇オファーは「来た瞬間にお返事」
― 5月には、朗読劇「芸人交換日記」にも挑戦されました。朗読劇は初めての挑戦だと思いますが、お話を受けたときはいかがでしたか?大平:大樹さん(佐藤大樹/EXILE/FANTASTICS)からお仕事の連絡をもらったんですが「はい!」と来た瞬間にまずお返事して、その後に朗読劇であることを知って(笑)。大樹さんとは以前から交流あったので、2人で焼肉に行って、どんな役をするとかについて話していって「祥生はこっちの役だと思う」「わかりました。じゃあこっちの役やります」みたいな。
「芸人交換日記」が上演された「BOOK ACT Z」はLDHさんのイベントとしてずっと開催されてきたもので、前の公演を見せていただいてから臨みましたが、すごく楽しかったです。大樹さんと一緒に仕事できることが嬉しいし、憧れのLDHさんの事務所で練習できたことでもモチベーションが上がりました(笑)。
― 佐藤さんともともと交流があったのですね。
大平:お兄さんみたいな感じです。定期的にご飯にも行くのですが、芸歴が長い方なのでいろいろなことを教えてもらって、出会ってから考え方が変わりました。かっこいい存在です。
大平祥生、舞台上での号泣は「涙腺がぶっ壊れてしまった」
― 朗読劇が終わった後に大平さんが涙されていたというファンの方のご感想も拝見しました。大平:そうなんです(笑)。やっぱりLDHさん、大樹さんとお仕事をできたということが大きくて、これまでも「いつか仕事したいね」とスタッフさんも含めて話していたので、こうして夢、目標が叶ったことがすごく嬉しかったです。ステージ上ではあまり泣かないんですが、「PRODUCE 101 JAPAN」のオーディションを受ける以前はLDHさんのスクールで夢を追いかけていたので、今までの思い入れがすごくて溢れちゃいました。作品自体が泣けるものなので、涙腺がぶっ壊れてしまったんです(笑)。
― 反響もたくさんありましたね。
大平:母も2公演来てくれて、2公演とも泣いたらしいです。僕は2公演とも泣く演技が成功するかな、と少し心配していたんですが、感情を乗せることができました。
大平祥生、JO1の目標は「JAMに会いに行く」
― そうしたなかでのJO1さんとしての次の目標を教えてください。大平:まず日本国内のたくさんのJAM(ファンネーム)に会いに行くこと。これは確実にしたいことで、日本国内はもちろん、海外にも活動を広げていっているので、それも続けて頑張っていきたい気持ちが強いです。どこかの地域に絞らず、世界中を飛び回れたら嬉しいです。
大平祥生の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、大平さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。大平:すぐに行動すること。結局は行動力な気がします。何を達成したいか、その人の目標が何かによって変わるとは思いますが、“まずやる”が第一関門で、次に継続。継続することに関しても感情を持たずにただただやる。そしたらどこかで壁にぶち当たるかもしれませんが、まず習慣にすることが大事です。
― 大平さんが習慣にして叶ったことはありますか?
大平:ダンスを始めたこと。何も考えずにずっとダンスを続けたことで、今に至ります。だから、とにかくやってみてください。
大平祥生が悲しみ・怒りを乗り越えたエピソード
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、大平さんのこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」もしくは「怒りを乗り越えたエピソード」を教えてください。大平:僕自身、今もそんなに明るいわけでもないですが、活動したての頃はもっと暗かったこともあって、周りがどんよりして見える時期があったんです。仕事が忙しくてメンバーやスタッフさんの疲れた空気感がそのまま延長されているときに「気まずいな」「空気感嫌だな」と感じてしまったんですが、原因について考えたときに“人間は鏡”ということを知りました。自分が嫌な雰囲気を出していたら相手も嫌な顔になるし、自分が好きだな、と思ったらその人も自分のことを好きでいてくれるはずで、嫌な空気感を作り出しているのは意外と自分かもしれないと気づいたんです。そのときも「暗いな…じゃ明るく接してみようかな」と接し方を変えたら周りも明るくなったので、もし職場とかで嫌な思いをしている方は、ちょっと自分を変えてみたら変わるんじゃないかな、と思います。
あと、悲しみや怒りに直面したときは、「早めに経験できて良かった」「ラッキー!」と考えます。今日の朝も散歩をしていたんですが、工事現場の人が車を運転している人に対してめちゃくちゃキレていて、僕も「めっちゃ怒るやん」と驚いてしまって。こういうときにも、怒られている側の人にとってその瞬間は大変かもしれませんが、「今怒られたら後々楽かもしれない」と、プラスに受け止めたら気持ちが楽になるはずだと考えています。
― ありがとうございました。
大平祥生 取材裏話
カメラマンから「可愛らしいポーズ」をリクエストすると、「可愛すぎますけどいいですか?」と指示をせずともポンポンと可愛らしいポージングを決めており、さすがのアイドル力にスタッフが感動。ちなみに最近の癒しの存在はキャンプとバイクだそう。「地元が田舎というのもあるんですが、バイクに乗って自然が多い所に行くキャンプが好きです。年々趣味がおっさんになっていると思いますね(笑)」。(modelpress編集部)大平祥生プロフィール
生年月日:2000年4月13日血液型:A型
出身:京都府
身長:177cm
【Not Sponsored 記事】
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