乃木坂46田村真佑、加入6周年で“新たな決意”「いつまでも後輩気分ではダメ」継承したい先輩の思いとは【「歩道橋」インタビュー】
2024.12.10 19:00
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乃木坂46が12月11日に37thシングル「歩道橋」をリリース。モデルプレスでは4期生の田村真佑(たむら・まゆ/25)にインタビューを実施し、楽曲を聴いたときの印象や変化するグループへの思い、これまで支えとなった先輩の言葉などを聞いた。
田村真佑「“新体制の乃木坂46”という感じがグッと強まった」
― 最初に「歩道橋」を聴いたときの感想から教えてください。田村:「“the 乃木坂”という雰囲気の楽曲がきたな」と思いました。冬を連想させるような歌詞や「歩道橋」というタイトルも、センターを務める遠藤さくらの雰囲気にすごく合っているなと感じています。
― 11月9日にはYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」の生配信にて初披露もされましたが、反響はいかがですか?
田村:初披露してからすぐに友人から連絡が来て、「すごく良かったよ!」と言ってもらえて嬉しかったです。「オンラインミート&グリート」ではファンの方から「乃木坂っぽくて良いね」「しっとりとした楽曲で素敵だった」とたくさん褒めていただきました!
― 生配信では選抜メンバーとフォーメーションもお披露目され、話題を呼んでいましたね。
田村:「歩道橋」のフォーメーションは2列目に5期生がたくさん入っていて、“新体制の乃木坂46”という感じがグッと強まった気がしています。それに、賀喜遥香は遠藤さくらとシンメ(シンメトリー)になることが多かったのですが、今回は梅(梅澤美波)さんとシンメだったことがすごく新鮮でしたし、また違った良さがあるなと思いました。
田村真佑、先輩の卒業への思いとは
― 最近では3期生の向井葉月さんがグループ卒業を発表しましたが、先輩方が卒業されることへの思いを教えてください。田村:加入してから1期生、2期生さんがどんどんご卒業されていって、3期生さんが1番上の期になって…と色んなことを経験してきて、その分、先輩方が卒業後に色々なところでご活躍されている姿も見てきました。今回向井葉月さんがご卒業されるという決断をされたときはもちろん寂しい気持ちもありましたが、今は新しい道を行く先輩のグループ最後の姿を見届けられることを嬉しく思っています。
― これから4期生としてどのようにグループを引っ張って行きたいと考えていますか?
田村:私たちも加入から6周年を迎えたので、いつまでも後輩気分ではダメだなと思いますし、これから下の期が入ってくるにあたってより“先輩になる”というのを、もう1度しっかり考えていかなきゃいけないなと感じています。先輩方は私たち4期生の不安な気持ちを取り除いてくださったので、それをこれから入ってくる6期生にも繋いでいけるように頑張りたいです。
3期生さんから「1個下の期とは『一緒にグループを引っ張っていく』という感覚がある」と言っていただいたことがあるのですが、私も5期生に対しては“一緒に上がっていこう”という気持ちが強かったので、また1個離れた期の後輩とはどんな感じになるんだろう、というのも今からワクワクしています。
― 6期生の皆さんとはまた違った関係性を築くことができそうですね。4期生同士でもグループや自分たちの将来について話す機会はありますか?
田村:まだ私自身は何も考えてはいないのですが「自分がもし卒業をする立場になったら、4期生とまた何か1つ楽しいことができたら良いな」というのはずっと思っています!加入したばかりの頃は4期生全体での活動が多かったけれど、年々そういった機会が減ってきているので、また同期で何かしたいです。
田村真佑、支えとなった久保史緒里の言葉
― これまで先輩方からたくさん支えてもらったというお話もありましたが、特に印象に残っている言葉があれば教えてください。田村:グループに加入したばかりの頃「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』」に出演させていただいたとき、当時座長を務めていた3期生の久保史緒里さんから掛けていただいた言葉は特に印象に残っています。まだ先輩とあまりお話をしたことがない状態だったのですごく緊張していたのですが、本当に物腰柔らかく接してくださって、不安なときも近くに来て「大丈夫だよ」と声を掛けてくださったり、プライベートでも「ご飯に行こう!」と誘ってくださったりしたことがすごく嬉しくて。不安なことだらけだったので、先輩が寄り添ってくれたことは本当に心強かったなと、今でも思います。
― 素敵な先輩ですね。加入からの6年間には、ほかにもたくさんの壁があったかと思いますが、田村さんは不安や悲しみをどのようにして乗り越えることが多かったのでしょうか?
田村:最初の頃は「全部自分でどうにかしなきゃいけない」という気持ちが強くて、周りに相談をしたり、自分の弱いところを見せたりすることができなかったんですけど、6年やってきて「周りに頼ることは別に悪いことじゃないんだな」とわかりました。誰かに相談することによって自分では考えられなかった答えが出てきたり、“自分では思わなかったけど、周りから見たらこう見えているんだ”という新しい視点を持つことができたりして、問題が解決することもすごくたくさんあったので、恥ずかしがらずに頼ることは大事だと思います。
田村真佑の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、田村さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。前回お聞きしたときは「周りの人と比較しないこと」と話していました。田村:あまり振り返らないことが大事だと思います。もちろん失敗したらモヤモヤすることもありますが、ずっとそのことを考えていると、その先の未来のことが上手くいかないことが多い気がします。反省したり、ダメだったことを直したりすることは必要だけど、思い詰めすぎないことも大切。私自身、ライブで「パフォーマンスをミスしちゃった」と思うことがあるのですが、ずっとそのミスを考えているとその先のパフォーマンスでまたミスをしてしまうことがあるので、終わったことは一旦置いておくことを意識しています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
乃木坂46・37thシングル「歩道橋」
乃木坂46にとって通算37枚目のシングル「歩道橋」。4期生の遠藤さくらがセンターを務める表題曲は、「躊躇いがありながらも意志を持って決断する」がテーマとなっている。11月27日に公開されたミュージックビデオは、雪が降る中でのダンスシーンや、白い吐息を漂わせながらの歌唱シーンなど、冬の情緒がたっぷりと感じられる映像に仕上がった。田村真佑(たむら・まゆ)プロフィール
1999年1月12日生まれ、埼玉県出身。A型、やぎ座、身長は160cm。乃木坂46の4期生。2021年1月発売の26thシングル「僕は僕を好きになる」で初の選抜入り。27thシングル「ごめんねFingers crossed」に収録された4期生楽曲「猫舌カモミールティー」で初のセンターを務めた。
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