乃木坂46弓木奈於、心強さを感じるメンバー2人の存在 相次ぐ先輩の卒業で抱えた不安・プレッシャーと向き合う原動力【「チートデイ」インタビュー後編】
2024.08.23 12:00
views
乃木坂46が、8月21日に36thシングル『チートデイ』をリリース。モデルプレスでは4期生の弓木奈於(ゆみき・なお/25)にインタビューを実施し、山下美月ら先輩の卒業を受けて変化した自身の役割や心強いメンバーの存在、さらにいま叶えたいグループとしての夢を語ってくれた。【インタビュー後編】
弓木奈於、先輩の卒業は「心細かった」悲しみを乗り越えた方法
― 前回のシングルで山下美月さん・阪口珠美さんがご卒業、同期の清宮レイさんもご卒業されましたが、メンバーとしてどのように受け止めていますか?弓木:先輩方をずっと私はファンとして応援してきていて、入ってからもずっと先輩方に甘えっぱなしで。「グループを背負っていくぞ」という気持ちを持たないといけないと分かりつつも、どうしても自分に自信が持てなくて「私がその発言をしていいのか」「私が言って大丈夫かな」と悩んでいました。とにかく目の前にあることを精一杯頑張っていたら、何かグループのためになるのではないかという思いだけでここまで来てしまったので、先輩方がどんどん卒業される状況を目の当たりにすると、どうしても心細くて。先輩方がいたから安心できて、私も一生懸命思い切って勇気を出せる部分もすごく多かったですし、落ち込みやすい性格の私にいつも寄り添ってくださって「弓木はこのままでいいんだよ」と優しい言葉をかけてくださっているから、私が次のお仕事に向けて頑張れていた部分があったので、私自身頼りにしてしまっていた部分をすごく感じています。
でも先輩方の卒業に伴い「自分を変えないと」という意思もとても強くなってきていて、気づかないうちにメンバーから相談事をされたり、トークを回す役割を与えてもらったり、皆さんが少しずつ頼ってくださっているのかなと思える場面も増えてきました。私はまだ一生懸命目の前のことを頑張ることで精一杯かもしれないんですけど、それで誰かの力になっていたり、グループの力になっていたらいいなという気持ちで、私は今も一生懸命頑張っています。
弓木奈於、大切なメンバー2人の存在
― 前回のインタビューでも後輩の皆さんに相談してもらうことが増えたとおっしゃっていましたが、頼られる存在・引っ張っていく存在としてのプレッシャーとはどのように向き合っていますか?弓木:やっぱり後輩も先輩も含めてとても素敵なメンバーしかいなくて、このメンバーに何かをアドバイスできるような行いや姿を見せるために、私はもっと努力しないといけないんだと思っているので、その気持ちが私の原動力にもなっています。
― 素敵な方ばかりのメンバーの皆さんの中で、特に心強い存在はいますか?
弓木:田村真佑と賀喜遥香はプライベートでも常に一緒にいて。リハーサルで会っているのに、次の日にプライベートで一緒にお出かけに行ったり、息抜きする時間を共有したりして、仕事でいっぱいいっぱいになるかもしれないけど、その分2人が発散してくれるという意味で、精神的にも力になってくれています。後輩の活躍も目に見えて感じていますし、先輩方も映画やドラマで主演をされていたり、CMで活躍していらっしゃったり、そういう姿を見ると私ももっと頑張ろうと思います。
弓木奈於が抱く乃木坂46としての夢
― メンバーの皆さんが活動の支えになっているのですね。それでは最後に、いま弓木さんが抱いているグループとしての夢や目標を教えてください。弓木:グループの中にいるとグループの良いところはたくさん分かるんですけど、グループ外の人にもっともっと伝わってほしいこともたくさんあって。ライブでちょっとおちゃらけた部分があったり、メンバー同士のやり取りだったり、多分知らない方がたくさんいると思うので、そういった乃木坂46のお茶目な部分やメンバー愛が強いところなどを、もっと多くの人に見てほしいと思います。これまで大きなステージでライブさせていただくこともとても多かったですが、先輩方が卒業された今でも、また大きなステージに戻ってこれるように頑張りたいと思います。
― 素敵なお話をありがとうございました!
弓木奈於インタビューこぼれ話
インタビュー中も独特のワードセンスや柔らかい雰囲気で、現場をぱっと明るくしてくださった弓木さん。現在選考が進んでいる乃木坂46の6期生について、以前「私のことが好きな人に入ってきてほしい」と話されていたことについて触れると「『私のこと好きな子が入ってきてほしい』と思っているメンバーは口に出さないだけで結構いると思います(笑)」とにっこり。同じく4期生の田村さんとよく話しているようで「私のこと推しメンって言ってくれたらもうすごい可愛がっちゃうよね!」と盛り上がっていることも明かしてくれました。(modelpress編集部)PHOTO:矢沢隆則
乃木坂46・36thシングル「チートデイ」
乃木坂46にとって通算36枚目のシングル『チートデイ』。表題曲は5期生の井上和がセンターを務めており、「ずる」をしてでも会いに行きたい恋する気持ちを歌った、夏らしいアップテンポな楽曲となっている。また、弓木率いる首のラインが美しい新軍団「首ンセス」(弓木、五百城茉央、奥田いろは、川崎桜/※「崎」は正しくは「たつさき」、筒井あやめ)によるユニット曲『君にDitto』も収録されている。弓木奈於(ゆみき・なお)プロフィール
1999年2月3日生まれ、京都府出身。2018年の坂道合同オーディションを経て、2020年に乃木坂46に加入。2022年30thシングル「好きというのはロックだぜ!」で初の選抜入り、2024年35thシングル「チャンスは平等」で初の福神入りを果たした。TBS系「ラヴィット!」出演やFM FUJI「沈黙の金曜日」アシスタントなど、ソロでも幅広く活躍している。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
乃木坂46弓木奈於、井上和との海外MV撮影秘話 全国ツアーで目撃した梅澤美波の新たな一面【「チートデイ」インタビュー前編】モデルプレス
-
乃木坂46弓木奈於、1st写真集撮影後は久保史緒里に相談していた タイトルの決め手は?モデルプレス
-
乃木坂46弓木奈於、久保史緒里との交流で号泣した過去「触っていいのかな」モデルプレス
-
乃木坂46弓木奈於“1つの転機”「ラヴィット!」秘話 落ち込んだ日もMC・川島明の存在が支えに【「天使だったのか」インタビュー】モデルプレス
-
乃木坂46弓木奈於、体作りは白石麻衣を意識 初写真集の裏側・支えとなった言葉明かす【「天使だったのか」インタビュー】モデルプレス
-
乃木坂46弓木奈於「ラヴィット!」出演者に写真集プレゼント 麒麟・川島明は「すごく素敵な優しい方」【天使だったのか】モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
オリラジ藤森慎吾、第1子誕生後の変化&理想の将来像とは?「ガルアワ」舞台裏での交流も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
M!LK曽野舜太、過去の決断が導いた今 「イイじゃん」旋風で見据える目標とは【「低体温男子になつかれました。」インタビュー】モデルプレス
-
M!LK曽野舜太、挑戦重ねたラブコメ撮影秘話 新境地となる初主演作への思い 【「低体温男子になつかれました。」インタビュー】モデルプレス
-
「恋は闇」に「あな番」「真犯人フラグ」キャスト登場?プロデューサーが明かす今後の展開&キーパーソン「かなりハード」【インタビュー後編】モデルプレス
-
「恋は闇」“ホルスの目”の由来とは 1話に隠された重要アイテム・物語を紐解くヒントに迫る「楽しんで推理して頂けたら」【鈴間広枝Pインタビュー前編】モデルプレス
-
「スポ男」総合優勝・山本良幸、番組特化した練習法とは 山田勝己は涙の理由語る【モデルプレス独占インタビュー】モデルプレス
-
「イグナイト」“全員黒スーツ”に込めたメッセージ「チャレンジングな提案だった」間宮祥太朗本人と偶然重なったこととは【スタイリストインタビュー】モデルプレス
-
高橋一生、初共演・井浦新の魅力熱弁「なぜこんなにも惹かれるんだろう」邦画初の全編ヴェネツィアロケ裏話【「岸辺露伴は動かない 懺悔室」インタビュー】モデルプレス
-
【PR】瀬名ちひろ「サツコレ」ソロで凱旋ステージ&初ランウェイ “kawaii EDM”な新曲で魅せる「今までとは違った自分」【インタビュー】株式会社DONUTS