今田美桜、瞳潤ませ語った“家族の話” ブレイクまでの焦りと転機語る<モデルプレスインタビュー>
2019.08.23 21:00
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自身初のスタイルブック『今田美桜スタイルブック イマ』(KADOKAWA)を発売した女優の今田美桜(22)がモデルプレスのインタビューに応じた。
今田の内面に迫った同書。カバンの中身、趣味、メイク、毎日の美容法など初公開の情報が満載で、親しい女優・永野芽郁との対談も実現。また、7ページにわたるロングインタビューでは幼少期から「今」、そして「未来」についてたっぷり語っており、1冊を通じて今田を様々な角度から掘り下げた作品となった。
インタビュー前編では、スタイルブックの反響をはじめ、家族との絆、自身の転機について語ってくれた。
今田:写真集「生命力」の発売記念イベントの時よりもたくさんの方とお会いできました。こうやってお会いできたのは約1年ぶりで、イベントの日は台風予報だったのですが地方から来て頂いたり、また新たにお会い出来た方もたくさん来て頂いたり嬉しかったです。
― スタイルブックでは、私物を公開したり、ロングインタビューに応えたり、“今まで明かしてこなかった今田美桜”がたっぷり収録されています。その一方で、最後には直筆のメッセージで「自分のいろいろをさらけ出すみたいで戸惑いもありました」と綴っています。その“戸惑い”はどのあたりに感じたのでしょうか?
今田:まず、今までほとんど出してこなかった私物を公開したこと。あとは、幼稚園ぐらいの時から今まで、この先についても話したロングインタビュー。自分の過去のことをこんなにも深く、ここまで刻み刻みで話すこともなくて、どういう子どもだったのかを振り返りながら「自分ってこうだったな」と考えながら話していると、ちょっと恥ずかしさもりました。なので、“戸惑い”というよりかは、皆さんにお見せするにあたってのちょっとした“恥ずかしさ”なのかもしれません。
― 永野芽郁さんとの対談では、すごく2人の仲の良さが伝わってきました。ドラマでの共演をキッカケに今でも頻繁に会ってらっしゃるんですよね。
今田:そうです。タイミングがなかなか合わないですけど、行ければ月2回ご飯に行ってます。
― 対談はいかがでしたか?
今田:映画やドラマでしかご一緒したことが無くて、こうやって写真を撮るのが初めてだったのでちょっと恥ずかしさもありました(笑)。話しながらの撮影で楽しかったですし、改めて言ったり聞いたりすることも多くて、より関係が深くなったなって思います。
今田:高校卒業する前の進路を決めるタイミングで、私が両親に「私はこれをしたい」とすごく説得したんです。私がここまで強く説得するのは初めてだったんじゃないのかっていうぐらい強く説得して、それで「22歳まで」というタイムリミットを貰いました。自分自身がやりたいことだったし、“22歳”というリミットがあったからこそ「そこまでは頑張ろう」って胸に決めて、「そこまでにはなんとかしなきゃ」っていう思いがあったからだと思います。
― 思うように進めない時に“焦り”はありましたか?
今田:焦りはありました。福岡県から東京に行ってオーディションを受けてお仕事が決まった時もありましたけど、それが次に繋がるかというとそうでもなくて。それで、またオーディション…という流れだったので、その時は“今”しか考えられなかったというか、とにかくやらなきゃという思いが強くて、それが原動力の1つになったんだと思います。
― そうやって奮闘している姿を見て、ご両親は?
今田:「22歳までね」と約束してからは、その先の進路のことはあまり話したことが無くて、運良く1年後に今の事務所の社長に声をかけて頂いて東京に行くことが決まっても、特に引き止めもせず「いってらっしゃい」と。何なら、上京する日にケンカして出てきました(笑)。
― (笑)。
今田:「22歳まで」の話を、実際に22歳になってからも全く話していなかったので、私は忘れてるんだろうなって思ってたんですけど、今回のスタイルブックで家族についても話しているので「家族の話をさせてもらってます」みたいな感じでLINEを送ったんです。
そうしたら、スタイルブックを買ってくれた父からすごく長い返信が来て、「家族で『美桜らしさが出ててよかったな』って盛り上がりました」という文と、「22歳のタイミングでそういう話をしてなくてごめんね。だけど今はあなたを信じてその道に進ませてよかったって思います」っていう文をくれて、ちょっと泣いちゃったんです。
(話しながら)涙目になってきた、また泣きそう…。だから、こういうスタイルブックの中でロングインタビューという機会をいただいて、自分でも自分のこと振り返り、家族も振り返ることが出来たのですごくありがたい機会でした。
― 家族の中でも大切な1冊になったんですね。
今田:はい!
今田:悔しい思いは今でもあります。福岡で1年いる間にやりたかったことを少しずつ叶えさせてもらっている今、「もっとこうすればよかった…」と結果に対して悔しく思うことはたくさんあります。そういった意味では「やりたいことが出来ない」という昔の悔しさと違う悔しさがあります。
― 今は“悔しさ”というより“反省”なのでしょうか?というか。
今田:「もっとこうしたかったのに」と思うんです。
― では、今までで「これは私にとって大きな“勝ち”だったな」と思うものは?
今田:インタビューにも書いてあるんですけど、『花のち晴れ』でたくさんの方に知って頂いたので、あの作品に出られたことは大きな転機です。1つあげるとしたら『花のち晴れ』です。
今田:行きたい場所で言うと、死ぬまでにモルディブに行きたいです。
― なぜモルディブ?
今田:母と父が新婚旅行で行ったのがモルディブなので、私も両親が行ったところに行ってみたいですし、そもそもめったに行ける場所でもないので行ってみたいです。あとは、ファンの方からのQ&Aでも答えてましたが、子どもが欲しいです。
― ちなみに結婚してお母さんになってもこの仕事は続ける?
今田:その時になってみないと分からないですね。
※インタビュー後編は後日配信予定。『イマ』内のQ&Aコーナーで気になった部分を直撃。なぜ、スマホの待ち受けが“真っ白”なのか?、上京する日の母とのケンカの理由も明らかに。(modelpress編集部)
出身地:福岡県
身長:157cm
血液型:A型
趣味:語学勉強
特技:博多弁の早口言葉
2016年に上京し、「福岡で一番かわいい女の子」として話題に。2018年に放送されたテレビドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の真矢愛莉役でブレイク、その後も「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)、「3年A組―今からみなさんは、人質です―」(日本テレビ系)「セミオトコ」(テレビ朝日系)など話題作に次々と出演、いま最も勢いのある女優として注目が集まる。
インタビュー前編では、スタイルブックの反響をはじめ、家族との絆、自身の転機について語ってくれた。
今田美桜、さらけ出した“恥ずかしさ”
― スタイルブックのリリース後、ファンの方々と交流したイベントもありましたが、反響いかがでしたか?今田:写真集「生命力」の発売記念イベントの時よりもたくさんの方とお会いできました。こうやってお会いできたのは約1年ぶりで、イベントの日は台風予報だったのですが地方から来て頂いたり、また新たにお会い出来た方もたくさん来て頂いたり嬉しかったです。
― スタイルブックでは、私物を公開したり、ロングインタビューに応えたり、“今まで明かしてこなかった今田美桜”がたっぷり収録されています。その一方で、最後には直筆のメッセージで「自分のいろいろをさらけ出すみたいで戸惑いもありました」と綴っています。その“戸惑い”はどのあたりに感じたのでしょうか?
今田:まず、今までほとんど出してこなかった私物を公開したこと。あとは、幼稚園ぐらいの時から今まで、この先についても話したロングインタビュー。自分の過去のことをこんなにも深く、ここまで刻み刻みで話すこともなくて、どういう子どもだったのかを振り返りながら「自分ってこうだったな」と考えながら話していると、ちょっと恥ずかしさもりました。なので、“戸惑い”というよりかは、皆さんにお見せするにあたってのちょっとした“恥ずかしさ”なのかもしれません。
― 永野芽郁さんとの対談では、すごく2人の仲の良さが伝わってきました。ドラマでの共演をキッカケに今でも頻繁に会ってらっしゃるんですよね。
今田:そうです。タイミングがなかなか合わないですけど、行ければ月2回ご飯に行ってます。
― 対談はいかがでしたか?
今田:映画やドラマでしかご一緒したことが無くて、こうやって写真を撮るのが初めてだったのでちょっと恥ずかしさもありました(笑)。話しながらの撮影で楽しかったですし、改めて言ったり聞いたりすることも多くて、より関係が深くなったなって思います。
「泣いちゃった」今田美桜と家族の絆
― ロングインタビューでは、地元・福岡で活動していた高校時代、進路を決めるにあたって「同い年のみんなが大学を卒業する22歳まで、女優としての道に可能性があるか試して、22に歳になったときにもう1回考える」と、いわば“タイムリミット”を両親から頂いたエピソードがありました。実際に卒業してから今の事務所の社長に声をかけてもらうまでの1年間が「人生で最も悩んだ時期」ともありましたが、その1年間諦めなかった、苦しみながらも続けられた原動力は何だったのでしょうか?今田:高校卒業する前の進路を決めるタイミングで、私が両親に「私はこれをしたい」とすごく説得したんです。私がここまで強く説得するのは初めてだったんじゃないのかっていうぐらい強く説得して、それで「22歳まで」というタイムリミットを貰いました。自分自身がやりたいことだったし、“22歳”というリミットがあったからこそ「そこまでは頑張ろう」って胸に決めて、「そこまでにはなんとかしなきゃ」っていう思いがあったからだと思います。
― 思うように進めない時に“焦り”はありましたか?
今田:焦りはありました。福岡県から東京に行ってオーディションを受けてお仕事が決まった時もありましたけど、それが次に繋がるかというとそうでもなくて。それで、またオーディション…という流れだったので、その時は“今”しか考えられなかったというか、とにかくやらなきゃという思いが強くて、それが原動力の1つになったんだと思います。
― そうやって奮闘している姿を見て、ご両親は?
今田:「22歳までね」と約束してからは、その先の進路のことはあまり話したことが無くて、運良く1年後に今の事務所の社長に声をかけて頂いて東京に行くことが決まっても、特に引き止めもせず「いってらっしゃい」と。何なら、上京する日にケンカして出てきました(笑)。
― (笑)。
今田:「22歳まで」の話を、実際に22歳になってからも全く話していなかったので、私は忘れてるんだろうなって思ってたんですけど、今回のスタイルブックで家族についても話しているので「家族の話をさせてもらってます」みたいな感じでLINEを送ったんです。
そうしたら、スタイルブックを買ってくれた父からすごく長い返信が来て、「家族で『美桜らしさが出ててよかったな』って盛り上がりました」という文と、「22歳のタイミングでそういう話をしてなくてごめんね。だけど今はあなたを信じてその道に進ませてよかったって思います」っていう文をくれて、ちょっと泣いちゃったんです。
(話しながら)涙目になってきた、また泣きそう…。だから、こういうスタイルブックの中でロングインタビューという機会をいただいて、自分でも自分のこと振り返り、家族も振り返ることが出来たのですごくありがたい機会でした。
― 家族の中でも大切な1冊になったんですね。
今田:はい!
今田美桜の転機になった「花のち晴れ」
― 今田さんの座右の銘「8勝7敗」という言葉が、1冊の中で度々出てきました。お仕事始めたときから少しずつ積み重ねてきて、1つの「勝ち」につながってきたことについて語っていますが、傍からドラマ・映画・CMと多方面で活躍している今の姿を拝見する限り「負け」はあまり想像が付きませんでした。未だにそうやって「負けた」「悔しい」と感じるときはあるのでしょうか?今田:悔しい思いは今でもあります。福岡で1年いる間にやりたかったことを少しずつ叶えさせてもらっている今、「もっとこうすればよかった…」と結果に対して悔しく思うことはたくさんあります。そういった意味では「やりたいことが出来ない」という昔の悔しさと違う悔しさがあります。
― 今は“悔しさ”というより“反省”なのでしょうか?というか。
今田:「もっとこうしたかったのに」と思うんです。
― では、今までで「これは私にとって大きな“勝ち”だったな」と思うものは?
今田:インタビューにも書いてあるんですけど、『花のち晴れ』でたくさんの方に知って頂いたので、あの作品に出られたことは大きな転機です。1つあげるとしたら『花のち晴れ』です。
今田美桜の行ってみたい場所
― 『イマ』では、未来のことについてもお話していて「こういう女優さんになりたい」「30歳までに結婚したい」などとありましたが、他に今やってみたいこと、究極“死ぬまでにやりたいこと”があれば教えて下さい。今田:行きたい場所で言うと、死ぬまでにモルディブに行きたいです。
― なぜモルディブ?
今田:母と父が新婚旅行で行ったのがモルディブなので、私も両親が行ったところに行ってみたいですし、そもそもめったに行ける場所でもないので行ってみたいです。あとは、ファンの方からのQ&Aでも答えてましたが、子どもが欲しいです。
― ちなみに結婚してお母さんになってもこの仕事は続ける?
今田:その時になってみないと分からないですね。
※インタビュー後編は後日配信予定。『イマ』内のQ&Aコーナーで気になった部分を直撃。なぜ、スマホの待ち受けが“真っ白”なのか?、上京する日の母とのケンカの理由も明らかに。(modelpress編集部)
今田美桜(いまだみお)プロフィール
生年月日:1997年3月5日出身地:福岡県
身長:157cm
血液型:A型
趣味:語学勉強
特技:博多弁の早口言葉
2016年に上京し、「福岡で一番かわいい女の子」として話題に。2018年に放送されたテレビドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の真矢愛莉役でブレイク、その後も「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)、「3年A組―今からみなさんは、人質です―」(日本テレビ系)「セミオトコ」(テレビ朝日系)など話題作に次々と出演、いま最も勢いのある女優として注目が集まる。
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