マーティン・フリーマン主演『レスポンダー夜に堕ちた警官』シーズン2、2月24日（祝・月）より独占日本配信

2025.02.06 18:00

提供：海外ドラマNAVI

『SHERLOCK／シャーロック』のマーティン・フリーマン主演による、緊急通報に対応する夜勤巡査の苦悩と人々の孤独をリアルに描いたハードコア警察ドラマ『レスポンダー　夜に堕ちた警官』。そのシーズン2が、「BS10スターチャンネルEX for Prime Video」（以下「BS10スターチャンネルEX」）にて2月24日（祝・月）より独占日本初配信！　さらに、「BS10スターチャンネル」では3月25日（火）より独占日本初放送となる。

『レスポンダー　夜に堕ちた警官』とは？

元警察官のトニー・シューマッハが脚本を手がけ、マーティン・フリーマンが国際エミー賞主演男優賞を受賞したハードコア警察ドラマ、待望のシーズン2。警察への通報に初期対応する”レスポンダー”の任務にあたる夜勤巡査を描く。

前作から半年後のリヴァプールを舞台に、家族を守るために麻薬取引と関わり、次第に精神的に追い込まれていく警官の苦悩と緊急通報の現場、英国で生きる人々の心の闇をリアルに描く。

『レスポンダー　夜に堕ちた警官』シーズン2あらすじ

リヴァプールの街をパトロールする夜勤巡査のクリスは、ハードな仕事によるストレスの影響で妻と破局し、精神状態は限界。さらにクリスは娘のティリーに会うために昼間の勤務異動も叶わずにいた。

そんなとき、主任警部のデブスから麻薬売人のホジキンを逮捕する代わりに、昼間のオフィス勤務への異動を用意するという取引をもちかけられる。クリスは若手警官のレイチェルと共にホジキンの家に向かうが、ふたりは麻薬の代わりに拳銃を発見。裏世界で組織犯罪を仕切るフラニーの策略により、クリスは犯罪組織に加担するはめに。周囲の人々から助けを求められるクリスはそれに応えようとするが裏目に出て、泥沼にはまっていく。

見どころ

マーティン・フリーマンほか、新人・ベテラン含め実力派俳優の演技に各メディアが大絶賛

『SHERLOCK/シャーロック』『FARGO/ファーゴ』『ホビット』シリーズなど、優しく穏やかでちょっと抜けたイメージのキャラクターを演じることが多かったマーティンが、坊主頭に無精髭で防弾ベストを着用したワイルドな風貌で手荒い警察官を演じたことで新境地を開拓し、国際エミー賞主演男優賞受賞。シーズン2でも引き続き、家族と自分の生活を守るため、麻薬取引を行う組織犯罪に関与することになってしまう主人公の心の闇と苦悩を見事に演じ、「キャリア最高の演技」と高い評価を受けている。

新たに人気俳優のアダム・ナガイティスが、影で麻薬取引を仕切る犯罪組織のリーダー、フラニー役で登場。名優バーナード・ヒル（『埋もれる殺意　～３９年目の真実～』）がクリスの疎遠の父親トム役を演じて脇を固める。2024年5月に逝去したバーナード・ヒルは、本作が遺作となった。本国イギリスでは、ガーディアン紙をはじめとする英メディアが5つ星の高評価を下し、Rotten Tomatoesでは100パーセントという驚異の数字を叩き出した。

リヴァプールが直面するさまざまな社会問題とそれに対応する警官の苦悩

『レスポンダー夜に堕ちた警官』の舞台になるのは、ザ・ビートルズの出身地として世界的に有名な街リヴァプール。この街の犯罪事情が本作の核でもある。警察への通報に初期対応する“レスポンダー”は、毎晩多くの通報を受ける。カウンシルフラット（公営住宅）での迷惑な騒音、街中の喧嘩、家庭内暴力、万引きなど、その内容は種々雑多である。なかでも深刻なのは麻薬問題だ。このような犯罪を取り締まるため、レスポンダーたちは、12時間の夜勤シフトで働く。ストレスで精神が不安定になったり、極限の精神状態のために辞職に追いこまれたりするのは日常茶飯事で、それが警察の腐敗に繋がる遠因にもなっているという状況が描かれている。

機能不全家族が抱える問題と親子関係を描く

シーズン2では、機能不全家族が抱える問題を通しての親子の関係に焦点があてられている。クリス・カーソンは、長らく疎遠になっていた父親トムと再会を果たすが、幼い頃、酒浸りで暴力が絶えなかった父親に対してトラウマを抱える。

また、自分の生活ですらおぼつかなかった青年マーコは、自分の赤ちゃんをひとりで育てることになる状況に追い詰められたことで、人生を建て直すきっかけを得る。このドラマに登場するキャラクターたちに共通するのは「孤立」である。孤独と闘う彼らが、いかにして家族や周囲の人々と繋がり、自分の人生を取り戻していくのか？

単なる警察ドラマの枠に収まらない、秀逸な人間ドラマを描いている。