

『プリズン・ブレイク』ウェントワース・ミラー、同性愛者であることを告白できなかった辛い時期を振り返る
米FOXにて2005年から4シーズンにわたり放送され、2017年にシーズン5が製作された大ヒット脱獄ドラマ『プリズン・ブレイク』。本シリーズで主人公マイケルを演じたウェントワース・ミラーが、同性愛を告白できなかった辛い時期を振り返っていることがわかった。
11月8日(日)にウェントワースは、自身のSNSアカウントに寄せられる肯定的なコメントとそうでないメッセージに対して言及し、その投稿の2日後に、ゲイの俳優として感じていることをInstagramにアップした。
ウェントワースは、自分が同性愛者であることを公表できなかった時期は、自分が自身の"囚人"になったような感覚に捉われていたと綴っている。
「『プリズン・ブレイク』は、スクリーンの中でも外でもチャレンジだった。関係者の誰かが、番組のためにゲイであることを隠すように具体的に僕に何か言ったか?と聞かれたら、答えは"ノー"だ。ハリウッドや、より大きなカルチャー、僕が通った学校から色々言われたり、リスクを冒して罰を受けたり権利や特権を失わないために、ゲイであることを口に出さないようにと家族から言われたか?と質問されたら、その答えは"イエス"だ。ゲイでいることを黙っていると、自分自身の囚人になってしまうとは皮肉だし、まさに"プリズン・ブレイク"だ」と、辛かったときのことを振り返っていた。
またウェントワースは、『プリズン・ブレイク』で演じたマイケルや、米CWのDCスーパーヒーロードラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』で扮したキャプテン・コールドことレナード・スナートについても触れている。
レナードはゲイという設定だったが、いずれのシリ-ズもアクションが満載の男っぽい作品だったため、そのギャップにより、ウェントワースがゲイであることを受け入れられないファンがいることに言及。そのことについて、「彼らはマイケルには夢中になっても、僕には問題を感じるんだ。"罪人を愛すが罪は嫌う"だね」と述べている。
『プリズン・ブレイク』で人気俳優となり、シリーズ出演時にゲイであることを伏せていたためアクション作品への出演オファーが増え、『POSE』や『Looking/ルッキング』といったLGBTQドラマに出演するようなキャリアは築けなかったと綴り、自分の俳優としての道のりを後悔している様子を見せていた。
そんな思いが、その前に投稿した「『プリズン・ブレイク』はもうやらないよ。正式にだ。ストレートのキャラクターは演じたくないんだ。もう物語はすべて語り尽くされたしね(2度も)」という発言に繋がったと考えられそうだ。
そのウェントワースの言葉に対して、シリーズの共演者でマイケルの兄リンカーンを演じたドミニク・パーセルと、サラ・タンクレディ役のサラ・ウェイン・キャリーズが支持するコメントをSNSに投稿していた。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ウェントワース・ミラー
©FAM008/FAMOUS
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