アナウンサーからキャバ嬢に転身の理由初告白 周囲から反対も5ヶ月でNo.1へ「線引きしておけば健全に働ける業界」<モデルプレスインタビュー1回目>
2025.04.16 19:00
「迷ったらワクワクする方を選べ」——アナウンサーからキャバ嬢に転身した桜咲みおが語る、人生を変えた決断と新しい世界で掴んだ成功。SNSが苦手だった彼女が、どうやってNo.1キャバ嬢へと成長したのか。その裏側にある努力と意識の変化とは。【インタビュー全2回の1回目】
アナウンサーから夜の世界へ
― まずはキャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?桜咲:もともとはお昼の仕事をしてたんですよ。業務もハードで責任を伴う仕事だったんですが、手取りで20万円くらい。そこからフリーで働き始めようと決めたんです。
― ちなみにお昼のお仕事は何をされていたんですか?
桜咲:初めて公表するんですが、アナウンサーやリポーターのお仕事をしていました。やりがいのあるお仕事ではありましたが、毎日忙しすぎて体力的にもきつくて。自分らしいライフスタイルで生きていくには今の働き方では難しいし、将来のことを考えるとお金も必要。そこから夜のお仕事を始めようと決めました。キャバクラは昨年の10月から働き始めたので、まだ5ヶ月くらいです。
― キャバクラで働く前は不安や迷いはありませんでしたか?
桜咲:元々人と話すのも好きだし、お酒も好きだったので不安はありませんでしたね。新しいことを始めるのが好きだから、ワクワクした気持ちが大きかったです。
怖いイメージは多少あったんですが、「BARCELONA桃李中洲」のキャストの皆さんは健全に喋って楽しく飲んで稼いでいるなという印象です。自分の中でルールを持って「ここまではやらない」と線引きしておけば健全に働ける業界だなと感じています。
― 入店されて、これまで一番成長したなと感じる瞬間はいつでしたか?
桜咲:働き始めてすぐに、ファッションショーの出場をかけた賞レースがあったんです。その時にすごく頑張ったんですけど、お客様との仲に溝が生まれたりとなかなか上手くいかなくて。そこから吹っ切れて、一度頑張ることをやめたんです。数字を求めることもやめました。そうしたらなぜか売上も上がっていって。私の性格的に無理に頑張りすぎるとダメみたいで、お客様ととにかく楽しく過ごすことが性に合っていたみたいです。
― 辛い経験が、結果的にいい方向へ。
桜咲:そうですね。前回のレースは苦い経験ですが、そこから自分の中の気持ちのスタンスがハッキリしたように思います。売上ももちろん大切ですが、それよりもお客様に楽しんでもらってわたし自身楽しむことを第一に考えるようになってからすごく調子が良くなりました。
「迷ったらワクワクする方へ」
― 今のお仕事はどのような部分にやりがいを感じますか?桜咲:SNSが昔からすごく苦手で、お昼の仕事で使っていたアカウントも半年に1回くらいしか更新していなかったんです。でもバルセロナに入ってからサポートもしてもらい、そこから集客にも大きくつながりました。今ではSNSを見て会いに来てくれる女の子も多くいて、それはすごく嬉しいしやりがいに繋がっていますね。
― 逆にお仕事の悩みはありますか?
桜咲:毎日楽しく働いていますが、強いていうなら体力的な部分ですかね。お仕事柄お酒もたくさん飲むので鹿児島県出身で強いほうではあるのですが、たまに潰れちゃうこともあります(笑)。
― お仕事をする上で特に心掛けているルールはありますか?
桜咲:先ほどのお話とも繋がるのですが、お客様が帰る時に楽しかったという気持ちでいてもらうのが私の中での絶対条件かもしれません。大変なお仕事をされている方も多いので、お客様の頑張るための活力になれるように心がけてます。
― これまでの人生で、ターニングポイントとなった経験などがあれば教えてください。
桜咲:お昼の仕事をしている時に、中々なハードスケジュールだったので体力的にも精神的にもキツくて倒れて運ばれることが何度かあって。周りからは「アナウンサーの仕事は辞めない方がいい」と言われましたが、自分にとっての幸せを考えたときに別の選択肢があってもいいんじゃないかなって思って。それに、一番はその世界でやり切ったと思える自分がいて現状維持の毎日にモヤモヤしていたんですよね。
環境をがらりと変えることにはなりますが、一度きりの人生、どうせならワクワクすることがしたいなって。「迷ったらワクワクする方を選べ」という言葉が好きで私の中ではひとつの指針になっています。
― 人生の中でも大きな変化だったんですね。
桜咲:環境を変えることは大きな不安も伴うし、もちろん怖いことでもあるけど、思い切って飛び込んでみてもいいと思うんです。どう転んでもそこでしか出会えない経験があって、自分の視野や世界が広がるので。
― 今までの経験も決して無駄にはならないですし。
桜咲:そうですね。キャバクラはお客様と話すのが大切なお仕事ですが、アナウンサーの時の経験は無駄になっていないと思います。このお仕事を始めてまだ5ヶ月ですが、何度もNo.1が獲れているのは前職の経験のおかげだと感じています。
桜咲みおの挫折を乗り越えた方法
― みおさんがこれまでの人生の中で挫折や辛いと感じた経験はありますか?桜咲:やっぱり前職を続けるべきか辞めるべきかを悩んだ時期ですね。環境を変えたいけど、辞めてもお金が無い。夜職を始めることに周りの人からの否定的な意見も多かったです。ただこうと決めたらきかない性格なので(笑)心配はされましたが、後悔はしていません。新しい世界に飛び込んだことでお金はもちろんですが経験として得るものも大きかったですし、自分の人生にはプラスになっています。
― ちなみに今の夢は?
桜咲:将来自分がしたいと思ったことを自分で叶えられる力をもつことです。そのために今はお仕事を頑張っています。昔からお洋服が好きなのでいつかは自分でアパレル関係の会社をしたいと思っています。あとはバカみたいな夢なんですけど、いつか温泉旅館を建てて、おばあちゃんになった時に自分の旅館で最後を迎えられたら最高だな〜って(笑)。そういうくだらない夢も含めてしたいことがいっぱいあります。
― すごく素敵な夢だと思います。
桜咲:お昼で働いていた時から感じていましたが、自分のやりたい事をして生きていくには、どうしてもお金も時間も必要になる。将来の可能性を広げて、自分の夢を叶えるために今は頑張っています。
桜咲みおの夢を叶える秘訣
― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、みおさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。桜咲:人の真似をしなくていいと思います。例えば同じ夢で成功している人がいても、もちろん参考にはなりますが、それはその人の成功法なので。まずは自分のことを理解することが一番大事かなと感じます。他人と自分の強みは違うし、自分の得意な分野で勝負した方が勝率は上がるはずなので。例えばキャバクラでも、どういう接客が得意なのか、自分に合っているのか、接客が苦手ならSNSを伸ばす方法もありますし。戦い方は人それぞれかなと。自分の得意なところを突き詰めてあげたら夢も叶いやすいんじゃないかと思います。
― 確かにお金を貯めたいけど話すのが苦手ならキャバクラ以外の選択肢も考えた方がいいですね。
桜咲:誰かが成功した方法で自分も成功できるかと言われたら、そうとも限らない。自分をよく理解した上で、自分にあった方法を探すのが一番の近道だと思います。
― ありがとうございました。
どんな選択にも迷いはつきもの。しかし、桜咲みおは「ワクワクする方を選ぶ」と決め、自分の人生を切り拓いてきた。その芯の強さとしなやかさが、彼女を輝かせているのだろう。過去の経験を無駄にせず、新たな夢に向かって進む彼女の言葉は、読む人の背中をそっと押してくれる。後編では、彼女のプライベートに迫る。(modelpress編集部)
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