

【12/21は冬至】ゆず湯に入るのはなぜ?いつ入るの?正しい楽しみ方を解説
2024.12.19 17:03
1年でいちばん夜が長い日「冬至」。本記事では、冬至の風習として有名なゆず湯についてご紹介します。なぜ入るのか、いつ入るとよいのかなどの解説に加え、生産農家のみなさんへのインタビュー記事を再編集した正しいゆず湯の楽しみ方や、ゆずの選び方もお届けします。
冬至(とうじ)といえばゆず湯。
冬至は、季節を表す二十四節気のひとつです。北半球では、1年のなかで一番太陽が出ている時間が短い日(もっとも夜が長い日)とされています。2024年の冬至は12月21日。冬至は毎年同じ日ではありません。12月21日もしくは22日あたりとされています。冬至の日は天文学に基づいて定められており、地球の公転周期の影響で日にちにずれが生じるそう。
また、“冬至の風物詩といえばゆず湯” が有名です。本記事では、ゆず湯に入る理由や入る日、ゆずの生産農家のみなさんへのインタビュー記事を再編集した正しいゆず湯の楽しみ方や、ゆずの選び方をご紹介します。
ゆず湯に入るのはなぜ?
冬至にゆず湯に入ると、なぜよいとされているのか、理由には諸説あるようです。冬至=湯治、柚子=融通が利く、といった語呂合わせから定着したという考え方のほか、体を清める禊ぎの風習、ゆずの香りによる邪気払い、また、長い年月のかかるゆずの成長になぞらえて「長年の苦労が実る」という願いが込められているという説があります。
単に古くからの言い伝えというだけではなく、本格的に寒くなるこの時期を健康に過ごすための知恵でもあり、現代でも実践する人が多い風習です。
ゆず湯にはいつ入る?
夜がもっとも長い日を「冬至の始まりの日」とし、冬至を一定の「期間」とする考え方もあります。春夏秋冬4つの季節をさらに6つに分け、1年を24等分にしたものが二十四節気。一節気は約15日間とされていることから、2024年の冬至期間は 2024年12月21日〜2025年1月4日となります。
ただし、“行事をする冬至の日” は冬至に入る日を指すため、ゆず湯に入るのは 2024年なら12月21日にしましょう。
ゆず湯の正しい楽しみ方
ゆずの生産農家のみなさんの話によると……。ゆず湯は、湯船にもゆずにも何も手を加えず、ゆずをそのまま浮かべることが大切なんだそう。ゆずの表面に切れ目を入れたり、果汁を絞ったほうが香りが出そうと考えてしまう方もいるかもしれませんが、これはNG。
刺激の強いゆずの成分が湯船に染み出してしまい、皮膚にかゆみが出たり、ピリピリしたりする症状があらわれる可能性があります。とくに、肌がデリケートな方やお子さまは要注意です。
浴槽に何個浮かべる?
一般的なご家庭の浴槽であれば、湯船に浮かべるのは1~2個でOK。お風呂に入る直前に浮かべるだけで、浴室がすぐに柑橘系ならではの香りに包まれ、心地良いバスタイムが楽しめます。
ゆずの選び方と保存方法
黄ゆずの旬でもある12月。ゆず湯用だけでなく、まとめて何個か買って食として楽しむのもおすすめです。おいしいゆずを選ぶポイントは2つ。まずは表面をチェックしましょう。皮に張りがあり、色つやが鮮やかなものがよいです。ヘタの切り口が茶色に変色せず、緑が残っているなら鮮度が高い証。
もうひとつのポイントは、手に取ったときの重さ。見た目より軽く感じるものは避け、ずしりと重たさを感じるものを選ぶのがベストです。
また、ゆずは鮮度が命。できる限り早く使うことが大切です。保存が必要な場合は、新聞紙でふわりと包み、暖房の強い場所を避けて冷暗所へ。冷蔵庫を使うときは、チャック付きのポリ袋などで密封して保存してください。
詳しくはこちら▼
ゆず農家が伝授!香りの良いゆずの見分け方と活用3テクニック
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皮を漬け込んだら待つだけ!自家製「ゆずオイル」の作り方
風習を楽しむ冬至の日
冬至の日は、ゆず湯以外にもするとよいとされていることがあります。たとえば「ん」がつくものを食べるとよいとされており、冬至を代表する食べ物は南瓜(なんきん=かぼちゃ)で、ほかにはれんこんやにんじんなど「冬至の七種」と呼ばれる7種の最強食材があります。運を呼び込む「運盛り」という縁起ものの風習です。
ほかにも来年の計画を立てる、ふくら雀を見るなどさまざまな風習があったり、逆にやらないほうがよいこともあるので、ぜひ当日になる前にチェックしてみてくださいね。
冬至についての詳細はこちら▼
【今年は12/21】冬至にやってはいけないこととは?運がいい人がやっているおすすめの過ごし方も
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