

時短でもちもち「水漬けパスタ」の作り方。メリットや失敗の原因を徹底解説
2023.10.17 05:41
もちもち食感と時短調理の一挙両得、と話題の水漬けパスタ。本記事では水の量はどのくらい?漬け込むのは何時間?などパスタを水に浸す際の基本の手順をはじめ、おすすめの調理法やその味わいについても合わせてご紹介します。
乾燥パスタを水に浸すだけ。水漬けパスタの作り方
乾燥パスタを水に浸してから調理をすると、いつもとは違う仕上がりが楽しめると話題の「水漬けパスタ」。パスタに水を含ませることでどのようなメリットが生まれるのでしょうか? 水漬けパスタのメリット生パスタのようなもちもち食感を楽しめる
ゆで時間が短縮できる
光熱費の節約にもなる
まずあげられるのは、手軽に生パスタのようなもちもち食感を楽しめること。中心部に歯ごたえを残したアルデンテとはまた違った魅力があります。ゆで時間がぐっと短縮できるのも大きなメリット。水に浸しておくのにある程度の時間は必要ですが、実際に調理するときにはあっという間に火が通ります。加熱時間が短くて済むので光熱費の節約にもつながりますよ。
用意するもの
・パスタ・水
・パスタが入る容器
手順
パスタを入れた容器に水を注ぎ入れます。パスタがそのまま入るサイズの容器がない場合はパスタをふたつ折りにして入れてもOK。水の量はパスタの重量の3倍程度が適量です。漬ける時間は3時間からひと晩くらい。長時間漬け置く場合は、傷むのを防ぐためラップをかけて冷蔵庫に入れてください。 ひと晩水漬けしたパスタの様子がこちら。パスタを箸で持ち上げてみて、折れることなくしなやかな状態になっていれば水漬けの完了です。 調理をする前にはザルにあげて、しっかり水気を切るのがおいしく仕上げるポイントです。
電子レンジ対応容器を使うのも便利
電子レンジ対応容器に入れて作る方法もおすすめ。水漬けが完了したら一度水を入れ替えれば、そのまま加熱できるので便利です。加熱時間はパッケージに記載されている時間の8割程度が目安となります。※お使いの電子レンジやオーブンによって加熱時間は異なります。最悪の場合発火のおそれもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。失敗しやすい? 考えられる原因
漬け込み時間が短い
漬け込み時間が短いとパスタの中心まで水分が行き届きません。麺の外側に近い部分と中心部がバランスよくゆであがらず、外側がやわらかくなり過ぎたり硬い芯が残ったりします。水の量が少ない
パスタを漬け込む水の量が少ないと、漬け込んでいる間に表面に麺が露出してしまうことも。水分が吸えていないパスタと充分に水分を含んだパスタが混在していると、ゆであがりの状態がまちまちになってしまいます。ゆで時間が長い
水漬けパスタは中心部分まで水を吸収してやわらかくなっているので、ゆで時間は通常よりも短めにするのが正解。麺の太さや湯の量にもよりますが、1~4分程度が目安です。長くゆでているとあっという間に伸びてしまうので注意しましょう。調理するなら手軽なワンポットパスタがおすすめ
フライパンひとつで仕上げられる「ワンポット(ワンパン)パスタ」なら、大量の湯を沸かす時間や光熱費がさらに節約できますよ。別鍋でゆでないので何より手軽で、やわらかくなり過ぎてしまう失敗もありません。まず具材をフライパンでサッと炒めて、味付けをします。1人分につき150ccほどの水を加えて煮立ってきたらパスタを入れましょう。 2~3分ほど炒めると、初めは白っぽかった麺に徐々に透明感が出ててきます。麺の色がすべて同じになったら火が通ったサイン。あとは余分な水分を飛ばせばOKです。 たくさんのお湯を沸かすことなく、手軽にナポリタンが完成しました。さっそく食感と味わいをチェックしてみましょう。
気になる味は?「まずい」という噂もあるけれど…
水漬けパスタは、アルデンテがお好みの方からすると「少し物足りない感じがする」なんて話もチラホラ聞きますが、やわらかくもっちりとした食感はナポリタンなどの “どこか懐かしさを感じる” 炒めパスタにはぴったり。いろいろな太さのパスタを試してみましたが、太めのパスタなら焼うどん、細めのパスタは焼きそばの食感に通じるものがあるな、と感じました。
水漬けパスタは冷凍もできる
水漬けパスタは冷凍保存もできます。ひとり分ずつ小分けにしてジッパー付き保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて薄く平らにならし、冷凍庫に入れればOK。1ヶ月ほど保存が可能です。解凍方法は?
1%の塩を加えたたっぷりの湯に凍ったままのパスタを入れれば1~2分でゆであがります。ご紹介したワンポットパスタも、凍ったまま直にフライパンに入れての調理が可能です。思い立ったらすぐに作れてあっという間にひと品完成!時間のあるときにまとめて作って冷凍しておけば、忙しいときの時短調理に大活躍しますよ。
おいしさも時短調理も叶う。水漬けパスタを作ろう
生パスタのように、もちもちやわらかな食感が楽しめる水漬けパスタ。水漬けをする時間こそかかりますが、火の前に立つ時間が短くて済むのはうれしいところです。光熱費の節約につながるのも大きなポイント。冷凍も可能なのでストックしておけば何かと重宝します。「気にはなっていたけどまだ試していない」という方は、ご紹介した方法でぜひチャレンジしてみてくださいね。おすすめの記事はこちら▼
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