

麺と具材は別々に炒めるのが正解!「焼きそば」をプロの味に変える7つのポイント
2018.04.30 11:25


でも実は、ちょっとした調理の工夫を加えるだけで、いつもの焼きそばをグンとおいしくすることができるのだ。
今回は、焼きそばをよりおいしく作るために守ってほしい7つのポイントをご紹介。
これらのポイントを取り入れるだけで、驚くほどに味の違いを感じられることだろう。
いつもの焼きそばが「プロの味」に変わる、調理のポイント7つ

麺はそのまま使わず、一度水で洗って表面の油を落とそう。このひと手間で、ぬめりとにおいが落ちるため、麺そのもののおいしさを味わうことができる。

長ネギを入れることで、ソースに負けない風味が加わり、味にメリハリがプラスされる。
炒めすぎると甘みが出すぎてしまうため、少ししんなりする程度まで炒めればOK。

麺はすぐに具材と合わせず、写真のように一度こんがりと焼いておくこと。
麺自体が香ばしく仕上がるので、味がぼやけることなく、最後のひと口までおいしい焼きそばになる。
また、具材も麺に合わせる前に、一度炒めておこう。
麺と具材をいっしょに炒めると、フライパンの温度が上がりきらずに、ベチャッとした食感に仕上がってしまうためだ。

麺を焼く 際は、油に生姜の香りをつけてから焼くようにしよう。
麺一本一本に生姜の風味が加わり、味わい深い仕上がりになる。
紅生姜が焼きそばに添えられているように、焼きそばと生姜はとても相性がよいのだ。

具を炒める際は、ラードを使用するのがオススメ。コクと甘みが加わり、豚のうまみが野菜と合わさって、深みのある味わいに仕上がる。

香ばしく焼いた麺を具材と合わせたら、蓋をして一度蒸し焼き にしよう。
麺は酒蒸しにすることで、外は香ばしく、中はモチモチの理想的な状態に仕上がる。

麺と具の全体に調味料をかけると、味がぼやけてしまいがち。
そのため、最初は麺だけに調味料を絡め、そのあとに全体を混ぜ合わせるのがポイントだ。

7つのポイントを押さえて作ってみよう!
ポイントを押さえたら、さっそく実践!基本的な材料はいつもの焼きそばと変わらないのに、ポイントを守るだけで見違えるほどにおいしくなる。
さらにワンランク、仕上がりのレベルを上げたければ、ソースに「魚粉」を混ぜるのがオススメ。
麺の香ばしさ、野菜の甘み、ソースのコクに魚介の風味が加われば、家庭料理とは思えないようなクオリティの高い一皿になる。

材料 (2人分)
・生姜 … 1かけ・タマネギ … 1/4個
・キャベツ … 1/6個
・長ネギ … 1/8本
・もやし … 1/2袋
・豚バラ薄切り肉 … 120g
・中華蒸し麺 … 2玉
・ゴマ油 … 大さじ1
・ラード … 10g
・酒 … 大さじ1
・[A]醤油 … 大さじ1と1/2
・[A]オイスターソース … 大さじ1
・[A]魚粉(あれば) … 小さじ1/2
・塩、コショウ … 適量
・トッピング(カツオ節、青のり、紅生姜) … 適量
作り方(調理時間:20分)
① タマネギと生姜を薄切りにする。キャベツはざく切りに、長ネギは斜め薄切りにする。もやしはひげを取り除く。豚バラ薄切り肉は5cm幅に切り、塩、コショウで下味をつける。







家庭料理の定番「焼きそば」を格段においしく作るためのポイントを紹介した。
これまでなんとなく作っていたという人にこそ、今回ご紹介したテクニックをぜひ活用して、おいしさの違いを実感していただきたい。
【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり
グルテンフリーレシピや減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。
著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
運営レシピサイト グルテンフリーLIFE:https://glutenfree-life.com/
Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/
【執筆・調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja
Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
この記事の筆者:dressing編集部
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