「タクター」25年春夏セットアップ充実、光沢と透け感も

2024.12.17 11:30

提供：繊研plus

レディスアパレルブランド「タクター」は25年春夏、セットアップを軸に、光沢や透け感のある絞りの生地などをコーディネートで提案する。

前回の秋冬に引き続き、日常でコーディネートしやすいセットアップを軸に企画した。ジャケット、パンツ2型、ワンピース、スカート、ベストの計6種類をハリ・コシのあるタイプライターを使って作った。それぞれベージュ、ブラックの2色。

イチ押しはパンツ。ショート丈とロング丈を企画した。ロングはボリュームたっぷりの生地にタックを寄せ、カーブシルエットに仕上げた。税抜き4万3000円。ショートパンツは、顧客層にはハードルが高いアイテムでもあるが、「ボトムのバリエーションが一つ増えると楽しい」と、提案を強化していく。3万9000円。

セットアップをコーディネートの軸に

ジャケットはコンパクトに仕上げた。襟が着脱できるようになっており、装着する際は先端をジャケットのフロントボタンに付ける仕様。裾は同色の別素材で切り替えた。5万8000円。

ブランド定番の有松絞りのシリーズでは、蜘蛛（くも）絞りを市松柄に配した、〝蜘蛛絞り市松柄〟を取り入れたブラウスとスカートを企画した。光沢と透け感のあるトリコットオーガンディのブラウスは、生地ではなく製品に有松絞りを施すことで、アシンメトリーな立体感を表現した。シルバー、ゴールド、ブラック。3万2000円。

有松絞りを使いアシンメトリーな立体感が特徴のトップ

スカートは、絞りとフレアなシルエットの組み合わせが特徴だ。カジュアルになりすぎない素材の選定を重視し、セットアップのジャケットやパンツに合わせて、きれいなコーディネートで提案する。

繊研plus

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