【オールシーズン使える】素材にこだわる大人女性におすすめレザーバッグ

2021.05.15 09:15

沖縄のアトリエで幅広い革製品を作る「+K（プラスケィ）」。厳選された革の質感を活かしたアイテムは、力強かったり、しなやかだったりと、さまざまな表情を見せてくれます。今回注目したいのは、シンプルながらも個性を放ち、装いのアクセントになってくれそうなバッグの数々です。

素材の質感を活かした、味わいのある革製品

「+K（プラスケィ）」は、沖縄にアトリエを構えるレザーアイテムのブランドです。デザインと製作を手掛ける松岡一也さんを含むたった2人のスタッフが、財布やバッグのほか、ブレスレットなどのアクセサリー、カメラストラップのようなツール、ペットの首輪といった革製品を生み出しています。

こだわって選んだ質の高い革に施す染色や、金具類のヴィンテージ加工もすべてハンドメイド。革そのものを活かしながらも、ヴィンテージやアンティークのような風合いをプラスし、味わいが感じられるものに仕上げています。

ここではさまざまな革の質感を楽しむことができるバッグをご紹介します。

陰影がエレガントな鹿革の巾着型ポシェット

こちらは巾着型のポシェット。「革のカシミア」とも呼ばれる柔らかさと、手に吸い付くような手触りが特徴の鹿革が使われています。細い本革の肩紐を引っ張って閉じると、上部はキュッとスリムになり、下部はふっくらと丸みが引き立つフォルムに。陰影のある立体的な形が引き立ちます。

肩紐は両側に均等に引っ張ればハンドバッグのように持て、片側に引っ張れば肩掛けがしやすい長さに。財布とスマートフォン、鍵が入るほどのサイズ感でサッと手に取って身軽に出かけられます。

カラーは定番として使いやすいチョコと黒の2色展開。黒は、肩紐も同色の黒へ変更することができます（別料金）。

ドローストリングバッグ
カラー:：鹿革チョコ・鹿革黒
12,500円（税込）

抜け感と品をあわせ持つベロアの紙袋風バッグ

続いては、定番の紙袋の形を牛革のベロアで作ったハンドバッグです。革の床面（裏面）を起毛させたベロアは毛足が長めで、ムラや色の濃淡があるように見えるのが味わい深い一品。紙よりもしっかりとした厚みと柔らかな質感があり、ほどよい抜け感と上品さを兼ね備えています。

革紐は本体の内側に手縫いで固定され、強度を上げるため、一部は革が二重になっています。その二重の部分をポケットにしてもらことも可能です（別料金）。

こちらは、ソフトな印象のカラシとグレーの2色から選べます。

紙袋のデザインをベロアで作った革袋
カラー：カラシ・グレー
10,700円（税込）

カラーや質感の異なる革を縫い合わせたトートバッグ

より個性的なアイテムをお探しの方は、こんなアイテムを選んではどうでしょう？異なるカラーや質感の革を、ロウを擦り込んで強度を増した糸で手縫いしたトートバッグです。

写真左は、牛ヌメ革の吟面（表面）を少しだけ起毛させた吟スリオイルレザーのキャメルとサンドベージュを使った2トーンのバッグ。クタッとした柔らかな革のため、新品の状態から、まるで長年使い続けられたアンティークのような風合いをしているのも特徴です。

写真右のバッグには、同じく吟スリオイルレザーの2色と、エンボス加工でカゴの編み目のような立体的な模様を入れた牛革のオイルレザーを組み合わせたもの。大胆なパッチワークのデザインと、くっきりとした縫い目がぐっと目を引きます。

どちらも実際に使っていくと、艶が増して色も濃くなっていく経年変化も楽しめます。

クロスステッチ本革レザートートバッグ／2トーンミックス
26,500円（税込）

パッチワーク本革レザーカゴトートバッグ
58,700円（税込）

革の表情を楽しめるアイテムがほかにも充実

+Kにはほかにもブレスレットや腕時計、財布などさまざまなアイテムがあります。ヴィンテージのような味わい深さがあったり、スタイリッシュでクールな印象だったりと、さりげなくも存在感を放つアイテムばかり。ぜひサイトをのぞいて、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか？
writer / ゆりか　photo / +K

※記事の内容（本文・画像など）に関しては、許諾を得て掲載しております。