「トーガ」 青山旗艦店がオープン 様々な垣根を超える店に
2024.04.04 06:30
提供:繊研plus
「トーガ」は、青山店をオープンした。原宿店に続く都内2店目の旗艦店となる。ブランド設立27年を迎えて客層が広がるなか、「世代や性別などさまざまな垣根を越える店を目指した」という。
場所は表参道とつながるみゆき通り沿いの地下。階段を下るとガラス張りのウィンドーの奥に売り場が広がっている。白を基調にした空間、波打つミラーウォール、コンクリートの床など、フロアごとに異なる素材を使ったクリーンな空間は、自由でモダンなムードが感じられる。07年にオープンした原宿店の無機質なタッチとは違うトーガらしさがある。店内は、渋谷パルコ店に続いて建築家の日埜直彦がデザインした。
商品は全ラインが揃うほか、トーガの世界の背景を伝える試みとして、既存店にはない企画もスタートする。一つは、展示プロジェクト「トーガトライアングル」。三角形の小さな展示スペースで、ローカルコミュニティーと連携しながらエキシビションを企画、発信する。初回は九段下の成山画廊を招いて、画家の長谷川サダオの展覧会を開いている。4月30日まで。
ビンテージストアなどの協力による「コレクターズヴィンテージ」も見どころの一つ。第1弾は日本最大規模の古着卸の「オムニピープルS.A.」と「タオス・バイ・オムニピープルS.A.」の協力で、トーガと親和性の高いアイテムをトーガが買い付け、タオスのリメイク技術を加えた古着コレクションを紹介している。
英国の作家ジュード・ジェルフスのセラミック作品の販売もスタートする。元々デザイナーの古田泰子がファンで、日本初の扱いとなる。女性の体のラインを強調した曲線のフラワーベースなどが揃う。
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