朝ドラ「あんぱん」千尋(中沢元紀)戦地へ「この戦争がなかったら…」心の叫びに視聴者涙「胸が張り裂けそう」「アンパンマンのマーチの歌詞になってる」
2025.06.12 12:18
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女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)の第54話が、6月12日に放送された。柳井嵩(北村匠海)の弟・千尋(中沢元紀)が本音を語るシーンに反響が集まっている。<※ネタバレあり>
今田美桜ヒロイン朝ドラ「あんぱん」
朝ドラ第112作目となる本作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公の朝田のぶを今田、のちにのぶの夫となる柳井嵩を北村匠海が演じる。「あんぱん」千尋(中沢元紀)、嵩(北村匠海)と再会する
嵩が入隊して2年後の昭和19年(1944年)の夏。3年ぶりに再会した千尋は海軍の士官になっていた。千尋は、京都帝国大学の卒業が半年繰り上げになり、自ら海軍予備学生に志願。任務は駆逐艦に乗り、敵の潜水艦に爆雷を投下することだった。5日後、佐世保から南方へ向かう駆逐艦に乗艦する千尋は「もう後戻りはできん」と国や家族を守るために命を捨てて戦う覚悟を決め、自分が亡き父・清(二宮和也)の写真を持つ代わりに、清の古びた手帳をお守りとして嵩に渡した。嵩から「1番したいこと」を聞かれた千尋は、子どもの頃にのぶと3人で遊んだ頃を思い出し「もういっぺんシーソーに乗りたい」「もういっぺんのぶさんに会いたいにゃあ」と本音を漏らす。そして、幼い頃からのぶに想いを寄せていたことを初めて打ち明け、ウジウジして気持ちを伝えられずに他の男に取られた嵩に「兄貴はたっすいがーのアホじゃ!」「わしは生きて帰れたら、もう誰にも遠慮はせん。今度こそのぶさんを捕まえる!」と本音をぶつけた。
さらに、千尋は亡き伯父・寛(竹野内豊)の言葉を思い出しながら「何のために生まれて、何をして生きるがか、わからんまま終わるらあて、そんながは嫌じゃ」と胸の内を漏らす。そして「この戦争がなかったら…わしはもっと法学の道をきわめて、腹を空かせた子どもらあや、虐げられた女性らあを救いたかった。この戦争がなかったら…いっぺんも優しい言葉をかけちゃれんかった母さんに親孝行したかった。この戦争がなかったら…兄貴ともっと何べんも酒を飲んで語り合いたかった!この戦争さえなかったら!愛する国のために死ぬより、愛する人のために生きたい!」と本心を叫び、涙をこらえた。
嵩はそんな千尋を抱きしめ「千尋。生きて帰ってこい。必ず生きて帰れ!生きて帰ってきたら、今度こそ自分の人生を生きろ」と無事を願う。千尋は「兄貴、お元気で」と告げると「柳井千尋少尉、行きます!」と敬礼し、大好きな兄に別れを告げた。
「あんぱん」千尋(中沢元紀)の心の叫びに視聴者涙
いつも嵩や周囲のことを思って自分の本音を見せることが少なかった千尋。戦地へ赴く前、覚悟の中に無念を漏らず千尋の心の叫びに、視聴者からは「胸が張り裂けそう」「絶対生きて帰ってきて」「戦争さえなかったら…考えさせられる」「千尋くんにこんな覚悟をさせてはいけない」「1番の名シーン」「迫真の演技に釘付けになった」と反響が殺到し、X(旧Twitter)では「千尋くん」がトレンド入りした。さらに、千尋が寛の言葉を思い出して語った「わからんまま終わるらあて、そんながは嫌じゃが」という言葉が「アンパンマンのマーチ」の歌詞を彷彿とさせ「寛と千尋の言葉が繋がって『アンパンマンのマーチ』の歌詞になってる」「歌詞の意味を考えさせられる」「これまでと同じ気持ちでは聴けない」「千尋くんのことだったのかな?」といった声も上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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