木戸大聖・山下幸輝・西垣匠・豊田裕大、互いの呼び方&関係性とは?木戸が呼びかけ“4人で練習”も<高額当選しちゃいました>
2024.03.20 19:00
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俳優の木戸大聖、山下幸輝、⻄垣匠、豊田裕大が、都内で開催されたフジテレビのヤングシナリオ大賞受賞作品「高額当選しちゃいました」(3月23日放送)出演者囲み取材に出席。脚本を読んだ感想や役への印象について語った。
木戸大聖主演「高額当選しちゃいました」
1987年に創設されたヤングシナリオ大賞は、テレビドラマで活躍する若手脚本家を募集・育成するために開催されるシナリオ公募。ドラマや映画制作の現場に携わるフジテレビ関係者によって、厳正に審査される。第35回の大賞に輝いた『高額当選しちゃいました』(阿部凌大さん作)は、新城彰(木戸)、今川優人(西垣)、春日司(豊田)、川上潤(山下)という4人の幼なじみが購入した宝くじが高額当選したことを機に巻き起こるドラマを描く。主演を務める木戸は、脚本を読んだ感想を問われると「(宝くじの当選は)誰しも1回は夢見るところ」と話し、「当たること自体は非現実的な感じはするけども、誰しも当たる可能性もあるっていう意味では現実的。“24歳の男の子4人が当たったら”というところは、着眼点としてすごく面白いなあという風に思いました」とコメント。「会話劇でいろんな感情がある」とも話し、「この4人で演じられるっていうのが楽しみだなって、素直に現場に入る前は思いました」と答えた。
さらに、⻄垣は「4人ともみんなすごく個性的なキャラクターというか、みんな目立つ部分があって、夢を追いかけていて。会話劇なのですごく台詞量も多いですし、大変だなと思いながら『頑張ります!』っていう気持ちで読んでいました」と回顧。山下も「とにかく面白いっていう。噛めば噛むほどじゃないですけど、読めば読むほど面白くなって。早く撮影に入りたいと。これを早く(撮影)したい!っていう気持ちでいっぱいで。撮影の始まりというか、読み合わせの時点からすごく楽しい」と笑顔を見せた。
一方の豊田は「最初に読んだときに『自分が7億円当たったら何しようかな?』って、1番最初に思い浮かんで(笑)。『本当にここまで取り合うんだろうか?』とか、台本を読んでいてすごく疑問に思うこともたくさんあった」とコメント。「この4人でちっちゃい頃から生活をしている中での、宝くじが当たってのストーリーっていうのが、すごく『だからこそのストーリー』が描かれていて。そこをどうやって表現できるかなというのが、最初に読んだときの感想です」とも話していた。
木戸大聖・山下幸輝・⻄垣匠・豊田裕大、役への印象は?
また、演じたキャラクターについて聞かれると、木戸は「監督と話していて、この4人の中でリーダー的存在で、それこそシェアハウスを始めたのも彰なんじゃないかっていうところがあって。3人としっかりお芝居するのは今回が初めてだったんですけど、僕が4人の中で1番年上っていうこともあって、そこは活かせるかもなって」と回答。「現場に入る前は、いっぱい会話出来たらなと思ったんですけど、入ってしまえば、そんな必要もないくらい(笑)、4人が本当に一緒に暮らしているんじゃないかっていうくらい、和気あいあいとしていた」と仲の良さを語り、「自然と身構えなくても、彰としてその現場に居れたなっていうのがありました」と笑顔を見せた。山下は「潤はたぶん、この4人の中でいちばんテンションがとにかく高いムードメーカーで。思ったこと・感じたことを口に出すし体に全部出すし。そういう役をあんまり今まではやってこなかったので、個人的には挑戦的な役でした。でも、僕自身はそういうタイプではないので、1回内に秘める・俯瞰的に見るっていうタイプなので、そこのギャップはありましたけど、だからこそ楽しかったです」と自身とは真逆のキャラクターであることを説明。⻄垣は「優人は、すごく居るだけで場が和むというか。柔らかい雰囲気を持っていて。潤とは違って、自分から何かを話すっていうよりも、人の話を聞いている方が楽しいと思えるタイプなのかなと思っています。共通点と言えば、僕も自分からあんまり何かを話したりするタイプではないので。4人で一緒にいるときも1人で本を読んでいたり、そういう時間があったりしたんですけど、それが別に苦じゃないというか。4人の空気感っていうのももちろんあるんですけど、その中で生活できた・お芝居できたっていうのは、優人と繋がったんじゃないかなと思っています」と語った。
豊田は「司は、最初に読んだときはすごく怒っているなという印象だったんですけど(笑)、その怒っている裏側には、冷静な部分もすごくあるし。この4人の中で一番、最後に決断を何か出す・考えるっていったら、司が出すんじゃないかなっていう風な印象がある」とコメント。「もちろん仲間思いではあるんですけど、叱れる時は?る。あと、頭がすごく良いなって」と続け、「言葉数がすごく多いので、それをすごく早口で喋っているような印象を受けました」と最初の印象を明かした。
木戸大聖・山下幸輝・⻄垣匠・豊田裕大、互いの呼び方・関係性は?
その後、「互いにどのように呼び合っているのか」について話が及ぶと、木戸は「僕は全員下の名前で。たまに裕大のことを裕Dって呼んだりしていました」「(自分が)年上だったので、裕大くんって言うのもなあって。あとこの役の設定もあったりしたので、名前で呼んでいましたね」と回答。それぞれの印象については「役のまんま」と言い、山下に関しては「さっき自分と違うって言っていたんですけど、何かのスイッチが入ったときに本当に潤みたいなひょうきんさがあったり」と人柄を紹介した。そして「匠は本を読んでいたり、すごく頭が良いなっていう印象があったので、優人だなって思ったし。裕大はね(笑)。しょっちゅう、べたべたくっついてくるので(笑)、司だなっていう。裕大が最初ご一緒するっていう段階の時に、僕はお会いしていないんですけど、豊田裕大くんが司かなっていう勝手なイメージがあったら、そのイメージ通りだったので」と明かしていた。
山下は「裕大くんは、過去に共演が…3、4、これで5回目なので、これが始まったときにはもう『裕大くん』でしたね。もうタメ口になってて。お2人は『大聖くん』『匠くん』、敬語です。抜けなかったですね」と言い、これに⻄垣は「僕と裕大は同い年なんですけど、こっちと話している時はタメ口なのに、僕のターンで(敬語に)」といじりつつ「言えばよかったね。もういいよって」とフォロー。これに山下は「僕もね、ちゃんと『タメ口でいいですか?』とか(言っておけばよかった)」としつつ、「お兄ちゃんみたいな感じなので。もうお兄ちゃんですよ」と先輩たちとの共演を楽しんだ様子だった。
また、西垣は「僕もみんな下の名前で。大聖もタメ口を許可していただけたので(笑)。本当に仲良く、同級生とか同年代という感じでお話しはしていました」と笑顔。「例えば、1人のシーンがありますってなって、3人残されたり、2人でいなくなっちゃって2人で話したりっていうところがあったんですけど、どのペアになっても本当に、良い意味で遠慮せず。『話した方がいいのかな?』とか、そういうことは全くなくて、本当に過ごしやすかったですね。ただ、裕大と大聖に関しては、本当に2人がずーっとイチャイチャしてた(笑)。壁ドンとか(笑)。それだけじゃないのかな?っていう気持ちはありました(笑)」といじり、これに木戸は「それだけだよ」と笑っていた。
最後に豊田は「名前は、匠ちゃん。最初は大聖さん・木戸くんとか呼んでいたんですけど、いつの間にか大聖になってて」と振り返り、山下については「5回目(の共演)なんですけど、呼び方が安定しなくて(笑)。幸輝。最初は山下くん。あと途中でさ、山Pとか(笑)。なんで急に呼び方変えるの?みたいに言われて。確かに、呼び方変えるのおかしいかとか思って(笑)。幸輝だね。幸輝です」と照れ笑い。
「全員お芝居に対して熱いイメージがあって」と互いの印象を明かした豊田は、プロデューサーや監督を含めた台本の読み合わせを行った後に、木戸の呼びかけで4人で練習したことにも言及。「誰も嫌な顔をしていないというか、寧ろやろうよっていうくらいの意気込みでいて。それが僕はすごく心地いいなって思いました」と振り返っていた。(modelpress編集部)
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