「100万回 言えばよかった」磯山P、最終回の結末に言及 悠依&直木が“口笛”でコミュニケーションを取る理由も解説<インタビュー>
2023.03.17 07:00
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女優の井上真央が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜よる10時~)の最終回が17日に放送される。放送を前に今作を手掛ける磯山晶プロデューサーがモデルプレスらの取材に応じ、最終回の見どころなどについて語った。
本作は、井上が演じる突然恋人を亡くした女性・相馬悠依と、佐藤健演じる事件に巻き込まれ亡くなって魂となってしまった彼氏・鳥野直木、そして松山ケンイチが演じる霊媒の能力がある刑事・魚住譲が、運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうと奮闘するファンタジーラブストーリー。
磯山:やっぱり3人の切ないところと可愛いところと怖いところが共存できる振れ幅の広さ、そして後々じんわり響いてくるセリフもポイントだと思います。7話で言うと、直木から悠依の「無事でいることになんの罪があるんだよ。堂々と幸せでいろよ」と告げるシーンです。悠依は自分だけ難を逃れていることに罪悪感を抱いているので、聞こえないけれど、それを励ましてあげる思いが想像できました。
それと、直木と譲の屋上のシーンは台本を読んだときから“胸熱”な感じがしました。また、悠依のセリフで挙げるとすると「大事な人がいるって残酷ですよね」「他の人よりこの人って順番をつけることだもんね」。ハッとさせられることが多いです。
磯山:直木は見えるカットと見えないカットがあるんです。ある程度ヒキのカットには直木がいなくて、ウエストショットぐらいから映るようになるのですが、4話の橋の上のシーンで、口笛は聴こえてくるけど姿は映らないというのをやってみて、それは上手く切なく映ったと思っています。
― そのシーンは元々直木を映さない予定だったのでしょうか?
磯山:台本上は「いる」と書いてあって、そのまま撮ろうと思ったんですけど、4話では直木の遺体が見つかって、2人一緒にいられなくて、悠依が1人で歩いているけど歩けなくて、しゃがむんです。そこで見える姿で口笛を吹くよりは見えない方が良いかも、と提案したら、皆が乗ってくれたんです。日々いろいろな人の意見を取り入れながらやっています。
磯山:やっぱり直木がものに触れないということは、重力があるものが多分得意じゃないんです。そうなると、一番動かせる万能性があるのは空気だと思っていて、最初から口笛が候補だったんです。安達さんが第4話での平井堅さんver.の「大きな古時計」を直木が吹くシーンを書いてきて、「これはすごい」と思いました。8話からは静電気でもコミュニケーションを取っていて、現実では難しい静電気をドラマでは音と光をつけるだけで意図的に生み出せるのと、悠依が触れたらわかるので、そういった点で選びました。
― マカロニえんぴつさんの「リンジュー・ラヴ」で、作品がより切なくなりますよね。
磯山:本当にバラードver.がギリギリ第4話に間に合って良かったです。原曲も大好きなんですけど、少しポップなので、本当に悲しいときはバラードが良いと思って聞いてみたら作ってくださって、はっとりさんも気に入ってると伺いました。読めば読むほど歌詞が寄り添ってくださるし、「元気でいてね」というところが泣けます。基本的に暗いドラマになりたくないと思っているのでそういうのも全部ひっくるめてありがたいと思っています。
磯山:喋れないことも多いですが(笑)、「奇跡とはなんぞや?」ということです。「絶対ハッピーエンドないじゃん」とSNSでは言われることもあるんですが、そんなに暗い気持ちにはならないで終われるはずと思います。ドラマというと、結婚したところで終わるパターンがありますけど、ピリオドをどこで打つかでハッピーエンドかどうかは変わっていくはずです。結婚したところで結婚がうまくいくかわからないですし(笑)。このドラマのエンディングは私が“ここ”だと考えていますが、それを皆さんもハッピーだと感じてくれたらと思います。
この2人はロスタイムを与えられているので…それこそまず奇跡なんですけど、それがテーマにもなっています。死は突然訪れたけど、別れはちゃんとできたんじゃないかと思うので、何をしてちゃんと別れるかというのが一つのテーマなんです。基本的には「大切な人に今、大切だと言おう」ということを伝えたいですし、悠依や直木、譲が未練や後ろ髪引かれること無く前向きに終われると良いと思います。ピリオドをどこに打つかはご期待ください。
― 最終回について役者の方とお話することもあるのでしょうか?
磯山:現場では「最後僕たちどうなるんですか?」とか話すことも多くて、「こういうことを言いたい」「こうなりたい」とか、この3人はどうなるべきかなどよく喋っています。ストーリーは元々決めていた部分が多いですが、気持ちの面などのディテールは実際の意見を反映させることはありますね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…。
“安達奈緒子脚本”での魅力
― 安達奈緒子さんの脚本の魅力や印象的なセリフについて教えてください。磯山:やっぱり3人の切ないところと可愛いところと怖いところが共存できる振れ幅の広さ、そして後々じんわり響いてくるセリフもポイントだと思います。7話で言うと、直木から悠依の「無事でいることになんの罪があるんだよ。堂々と幸せでいろよ」と告げるシーンです。悠依は自分だけ難を逃れていることに罪悪感を抱いているので、聞こえないけれど、それを励ましてあげる思いが想像できました。
それと、直木と譲の屋上のシーンは台本を読んだときから“胸熱”な感じがしました。また、悠依のセリフで挙げるとすると「大事な人がいるって残酷ですよね」「他の人よりこの人って順番をつけることだもんね」。ハッとさせられることが多いです。
佐藤健“直木”を撮る上でのこだわり
― これまでの放送回で特にこだわったシーンを裏話とともに教えてください。磯山:直木は見えるカットと見えないカットがあるんです。ある程度ヒキのカットには直木がいなくて、ウエストショットぐらいから映るようになるのですが、4話の橋の上のシーンで、口笛は聴こえてくるけど姿は映らないというのをやってみて、それは上手く切なく映ったと思っています。
― そのシーンは元々直木を映さない予定だったのでしょうか?
磯山:台本上は「いる」と書いてあって、そのまま撮ろうと思ったんですけど、4話では直木の遺体が見つかって、2人一緒にいられなくて、悠依が1人で歩いているけど歩けなくて、しゃがむんです。そこで見える姿で口笛を吹くよりは見えない方が良いかも、と提案したら、皆が乗ってくれたんです。日々いろいろな人の意見を取り入れながらやっています。
悠依&直木が“口笛”でコミュニケーションを取る理由
― 悠依と直木のコミュニケーションとして口笛が登場しますが、どういったことがきっかけで口笛が2人のツールになったのでしょうか?磯山:やっぱり直木がものに触れないということは、重力があるものが多分得意じゃないんです。そうなると、一番動かせる万能性があるのは空気だと思っていて、最初から口笛が候補だったんです。安達さんが第4話での平井堅さんver.の「大きな古時計」を直木が吹くシーンを書いてきて、「これはすごい」と思いました。8話からは静電気でもコミュニケーションを取っていて、現実では難しい静電気をドラマでは音と光をつけるだけで意図的に生み出せるのと、悠依が触れたらわかるので、そういった点で選びました。
― マカロニえんぴつさんの「リンジュー・ラヴ」で、作品がより切なくなりますよね。
磯山:本当にバラードver.がギリギリ第4話に間に合って良かったです。原曲も大好きなんですけど、少しポップなので、本当に悲しいときはバラードが良いと思って聞いてみたら作ってくださって、はっとりさんも気に入ってると伺いました。読めば読むほど歌詞が寄り添ってくださるし、「元気でいてね」というところが泣けます。基本的に暗いドラマになりたくないと思っているのでそういうのも全部ひっくるめてありがたいと思っています。
「100万回 言えばよかった」最終回の見どころ
― 最終回の見どころ、注目して欲しいところを教えてください。磯山:喋れないことも多いですが(笑)、「奇跡とはなんぞや?」ということです。「絶対ハッピーエンドないじゃん」とSNSでは言われることもあるんですが、そんなに暗い気持ちにはならないで終われるはずと思います。ドラマというと、結婚したところで終わるパターンがありますけど、ピリオドをどこで打つかでハッピーエンドかどうかは変わっていくはずです。結婚したところで結婚がうまくいくかわからないですし(笑)。このドラマのエンディングは私が“ここ”だと考えていますが、それを皆さんもハッピーだと感じてくれたらと思います。
この2人はロスタイムを与えられているので…それこそまず奇跡なんですけど、それがテーマにもなっています。死は突然訪れたけど、別れはちゃんとできたんじゃないかと思うので、何をしてちゃんと別れるかというのが一つのテーマなんです。基本的には「大切な人に今、大切だと言おう」ということを伝えたいですし、悠依や直木、譲が未練や後ろ髪引かれること無く前向きに終われると良いと思います。ピリオドをどこに打つかはご期待ください。
― 最終回について役者の方とお話することもあるのでしょうか?
磯山:現場では「最後僕たちどうなるんですか?」とか話すことも多くて、「こういうことを言いたい」「こうなりたい」とか、この3人はどうなるべきかなどよく喋っています。ストーリーは元々決めていた部分が多いですが、気持ちの面などのディテールは実際の意見を反映させることはありますね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
「100万回 言えばよかった」最終回あらすじ
直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が明らかとなり、直木を殺害した英介(荒川良々)と多くの犯罪に関与した武藤千代(神野三鈴)が逮捕された。譲(松山ケンイチ)の計らいもあり、悠依(井上真央)と直木は最後の時間を過ごすことができた。だが本当に伝えたいことは伝えられず、別れの時間がきてしまう…。そしてついに直木は悠依と譲の前から姿を消してしまったのだった。直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…。
【Not Sponsored 記事】
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