池田エライザ、2年ぶり地元・福岡へ 壮絶稽古&アクションシーンを回顧<DORONJO/ドロンジョ>
2022.12.16 13:29
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女優の池田エライザが15日、福岡で行われた『「WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」池田エライザ舞台挨拶付き特別試写会』に登壇。壮絶な稽古とアクションシーンを振り返った。
池田エライザ主演「DORONJO/ドロンジョ」
本作は、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」のドロンジョの過去をまったく新しい視点から描いた、タツノコプロ創立60周年記念「DORONJO/ドロンジョ」。主人公の泥川七音(どろかわ・なお)がドロンジョとして悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や壮絶な生きざまを描くダークエンターテインメント。WOWOW連続ドラマ初出演にして初主演を務める池田が主人公の七音、後のドロンジョを演じている。ドロンジョの敵である、後のヤッターマン2号・聖川愛花(ひじりかわ・あいか)を山崎紘菜、後のヤッターマン1号・高岩田ガン(たかいわだ・がん)を金子大地、ドロンボー一味としてドロンジョと行動をともにする後のボヤッキー・飛悟(ひゅーご)を矢本悠馬、後のトンズラー・匠苑(しょーん)を一ノ瀬ワタル、七音の伯父で育ての親・正治(まさはる)を平山祐介、七音の実母・躑躅我鸞(つつじがの・らん)を霧島れいか、七音の実父・詩音(しおん)を近藤芳正、愛花の父親・誠一郎(せいいちろう)を高橋和也、七音が関わるある事件の捜査を担当する刑事・軍沢(ぐんさわ)を古田新太が演じている。
WOWOWがお届けする“令和のドロンジョ”となる本作は、WOWOWオンデマンドにて全11話が配信中だ。
池田エライザ、地元福岡の舞台挨拶に登場
本作の最終回放送・全話配信を記念して、最終話前夜に福岡出身の池田が来福し、福岡の観客を前に舞台挨拶を実施。黒のベアトップドレスにチョーカーを合わせたスタイルで登場した池田は、開口一番、客席に向かって「ただいまー!」と元気に挨拶をした。これに応えるように、場内からも「お帰りー!」のコールが。18歳まで福岡で過ごした池田だが、コロナ禍ということもあり、約2年ぶりの帰省とのこと。現在、福岡市中心部は「天神ビッグバン」と言われる再開発が進んでいるため、「私がよく通っていたお店がなくなっていてびっくりしました!」と驚きを隠せない様子だった。また、会場となったキャナルシティに関しても、家族6人でそれぞれのクリスマスプレゼントを選び、クリスマスツリーの下にみんなで置くというファミリーイベントを毎年行っていたそうで、いまでも帰省するとキャナルシティに足を運ぶと言い、場内は「え?いまでも?」という空気でざわめいていた。
池田エライザ、壮絶な稽古&アクションシーンを振り返る
本作は、コロナ前に企画がスタートしたため、携わっている期間がとても長かったそう。池田は「当初はもっとド派手な内容になる予定だったけれど(情勢が情勢なので)、チームが見る人の気持ちに寄り添いたいと思うようになっていった」と語った。そしてその想いに同調して行っていたボクシングとアクションの稽古について話し始めた池田。「実は…肩の周りの筋肉がムキムキになっちゃった時期がありました。その頃ライブもあったので、ちょっとドレスが似合わないなぁとその時は思いました」と、当時の稽古の壮絶さを明かした。また、ライバルであるヤッターマン2号・聖川役の山崎と戦うシーンでは、互いに力加減を慎重に気を付けながら演じてはいたものの「いざ本番となると力が入っていきましたね」と、ボクシングとアクションの演技に挑んだ充実感を話した。
池田エライザ、撮影で印象に残っていることとは?
本作の見どころのひとつに、キャラクターの心情をとらえ、映像美に反映されていることが挙げられているが、特に印象に残っているシーンとして池田は「ネタバレになるので何も話せない!」と迷いながらも「義足指導の先生方がとてもゆるい空気感を作って下さり、シーンの重さとのギャップがいまでも印象に残っている」と語った。また「WOWOWさん!何ミリまでネタバレしていいんですか?」という場内でのやりとりもあり、文字通りミリ単位の調整の中、心温まるエピソードとなっていた。学生時代は天神・博多で毎日遊んでいたという池田。よく行っていた店や食べていたものなどでひとしきり盛り上がった後に、明日最終回を迎える本作を見ている観客へ「1秒でも、この作品の何かが明日を生きる力になってくれたらと願っています」とメッセージを送った。最後に「また帰ってくるけん!」「見ないと、お仕置きだべ~!」と博多弁とセリフを披露した。(modelpress編集部)
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