松井玲奈 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

「少年のアビス」松井玲奈、狂気の演技に絶賛の声「別格」「トラウマになりそう」

2022.09.30 01:40

俳優の荒木飛羽が主演を務めるMBSドラマ特区枠「少年のアビス」(MBS:毎週木曜24時59分~、tvk:23時~)の第5話が、29日に放送された。女優の松井玲奈の演技力に絶賛の声が集まっている。<※ネタバレあり>


荒木飛羽主演「少年のアビス」

松井玲奈、荒木飛羽、北野日奈子、堀夏喜 (C)モデルプレス
松井玲奈、荒木飛羽、北野日奈子、堀夏喜 (C)モデルプレス
2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載をスタートし、累計発行部数100万部突破中の人気コミックを実写ドラマ化した同作は、閉塞感が漂う田舎町の小さな世界の中で、行き場がない高校2年生の少年・黒瀬令児(荒木)と強烈な個性を放つ登場人物たちの、“心中”から始まるスーサイドラブストーリー。

北野日奈子 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
北野日奈子 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
北野日奈子がアイドルのはずがなぜか田舎町にやってきた青江ナギ役を演じるほか、令児の幼馴染の“チャコ”こと秋山朔子役を本田望結、峰岸玄役を堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、令児の担任・柴沢由里役を松井、令児の母・夕子役を片岡礼子、夕子の同級生でナギの夫の小説家・似非森耕作役を和田聰宏が務めている。


由里、令児からキス拒否される

令児とナギの心中を阻止したことをきっかけに、令児に依存し始める由里。流された令児は、すでに体の関係も持ってしまっていた。

堀夏喜、荒木飛羽 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
堀夏喜、荒木飛羽 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
第5話で、令児は夕子が長年玄の父と体の関係を持っていたことを知り、夕子を介護の必要な祖母、引きこもりの兄とともに今すぐ町から逃がしたいと考える。そこで令児が卒業し大学に進学するとともに自分の貯金をあげると話していた由里に、今すぐその金を貸してほしいと頼み込みに行った。

しかし、由里は「放っておいてあげなさいよ。お母さんにとっては唯一の道楽なんじゃない?」と令児の頼みは聞かなかった。令児はキスしようと近付く由里を払いのけ「もう大丈夫です。先生今までありがとうございました」とその場を去った。

由里、夕子と勝手に面談

荒木飛羽、松井玲奈 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
荒木飛羽、松井玲奈 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
しかし後日、令児は放課後に由里に呼び出される。そこには夕子の姿があり、由里は「お母さん、東京の大学行っていいって!」と満面の笑みで令児に告げる。令児抜きで、彼が東京の大学に進学したいと考えていると夕子に説明したのだった。

自分の考えとは全く違うことを勝手に夕子に説明した由里に怒りが沸く令児。由里は令児が肩を落とし教室を出て行く姿を後ろから見守り、「ふ~り~か~え~れっ」とノリノリで呟く。

振り返った令児に睨みつけられるも「もう、素直じゃないんだから」と微笑むのだった。

由里、恐怖のラストシーン

次に画面に映し出された由里は、「あなた何か勘違いしてない?まず第一に、私はあなたの担任なの。私がやったことが気に入らなかったとしても、連絡はよこしなさい。私はね、本当にあなたを守りたいだけなのよ?家族から、あの母親から。わかってないな~」と令児への想いを率直に語る。しかし、由里の表情のアップから画面が切り替わると、そこに令児はおらず、自宅のドアに向かってただ独り言を発していただけだった。

荒木飛羽、本田望結 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
荒木飛羽、本田望結 「少年のアビス」第5話より(C)峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS
さらにラスト、チャコと令児が休日に2人で寄ったネットカフェを出ると、そこには由里の姿が。満面の笑みで両手を上げ、「迎えに来たよ!黒瀬くん!」と言い放ち幕を閉じた。

松井玲奈の怪演に反響続々

松井玲奈(C)モデルプレス
松井玲奈(C)モデルプレス
令児に拒絶されても決してブレず我が道を行く由里の姿に加え、ドアに向かって大声で独り言を言ったり、休日の令児の居場所を知っていたりと、由里のさらなる狂気じみた一面が明らかになった第5話。

視聴者からは「柴ちゃん先生の狂気さが別格すぎる」「怖すぎてトラウマになりそう」など由里への恐怖をつづったコメントのほか、「松井玲奈さんの怪演ぶりが凄まじい」「この役をここまで演じ切れるのすごい」など難役を見事に演じている松井への絶賛の声も多数寄せられていた。(modelpress編集部)

情報:MBS
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