「少年のアビス」玄（堀夏喜）が語った衝撃事実に視聴者困惑「噓でしょ」「複雑すぎる」

荒木飛羽主演「少年のアビス」

2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載をスタートし、累計発行部数100万部突破中の人気コミックを実写ドラマ化した同作は、閉塞感が漂う田舎町の小さな世界の中で、行き場がない高校2年生の少年・黒瀬令児（荒木）と強烈な個性を放つ登場人物たちの、“心中”から始まるスーサイドラブストーリー。

北野日奈子がアイドルのはずがなぜか田舎町にやってきた青江ナギ役を演じるほか、令児の幼馴染の“チャコ”こと秋山朔子役を本田望結、峰岸玄役を堀、令児の担任・柴沢由里役を松井玲奈、令児の母・夕子役を片岡礼子、夕子の同級生＆ナギの夫で小説家の似非森耕作役を和田聰宏が務めている。

第4話ではチャコが、自分自身も応援していたナギが令児と会っていたこと、さらには2人で心中を試みていたことを知り、令児もチャコが似非森から心中ともとれる誘いを受けていたことを知った。

玄、ナギの素性を知る

令児がナギと親密な関係にあることは察していたが、ナギの素性については知らなかった玄。第5話ではファミレスの前でチャコの姿を見つけ、店内には令児とナギもいることを知る。さらにはチャコからナギがアイドルであることも聞いた。

一方、チャコから令児を心中に誘わないよう忠告を受けたナギは、令児に「心中しないならもう会うこともないね」と別れを告げて1人店を去った。

町を牛耳る建設会社の息子として令児をパシリに使っていた玄は、ナギが去った後、令児に「あの女芸能人なん？ヤったんやろ？すげえやん。どうやった？」と興味津々で聞く。いつもならば作り笑顔を見せる令児だったが、ナギからの言葉が胸に刺さり、冷めきった表情で「うるせぇよ」と返した。

令児・チャコ・玄、幼馴染3人が対峙

ただならぬ様子を察したチャコは、玄に「令くん止めて。令くん死んじゃう！」と頼み込む。

チャコの想像通り令児は橋の欄干を飛び越え死のうとしており、それを見つけた玄が思いっきり体を引っ張り引き戻す。玄に追いついたチャコは「令くんも私も、二度とあの人たち（ナギ＆似非森）に会わない！約束！そして絶対に2人でこの町を出る！」と宣言した。

しかし玄は「町から出る？誰から許可もらった？」と反論。言い返したチャコに「偉くなったなデブ！お前を昔いじめから守ってやったの誰だったよ！？」と怒鳴り、令児が2人の間に入るのだった。

玄、令児に「お前の父親のこと教えてやる」

「玄に話があるから」とチャコを帰らせた令児は、ファミレスでナギから「あなた似非森に似てる」と言われたことから、玄に「俺の父親ってどんな顔してたっけ？最近、男の人に出会って。俺その人に似てるって言われて」と家族を置いて町を出て行った父親について質問。

しかし玄は「その男がお前の父親かもって？そんな都合のいい話あるかよ」と一刀両断し、「てめえの父親は最低の野郎だったよ」と言い放つ。そして、「来いよ、お前の父親のこと教えてやる」と令児をある場所へと連れて行くのだった。

玄が明かした衝撃事実

令児が連れてこられたのは、さびれた古いアパート。2人が車の陰に隠れていると、そこに夕子がやってくる。夕子がノックをした部屋から出てきたのは玄の父親で、夕子は部屋へと入っていった。

よくわからない状況に疑問が浮かぶ令児に、玄は「あそこはお前の母ちゃんとうちの親父のヤリ部屋。お前の母ちゃんさぁ、呼び出されてヤられてんだよ、俺の親父に。もうずーっと何年も、お前のせいで」と説明。さらに「お前の父親の暴力が、お前にばっか向かうようになった時、お前の母ちゃん、うちの親父に相談したんだよ。そしたら親父が、お前の親父にブチギレて町から追い出した。そんであれはその対価だ」と語った。

玄は「お前、町から出られん自分可哀想とか思ってる？1番可哀想なのは、お前の母ちゃんだから」と告げ、令児は衝撃の事実に思わずしゃがみこんでしまう。玄は「令児、俺も町を出られん。でも俺の代になったら、お前んちの問題全部解決してやる。女も紹介してやる。俺に任せとけばいい。お前は俺と死ぬまでこの町で生きる。いいな？」と告げ、令児の頭に優しく手を置くのだった。

玄が語った事実に視聴者も困惑

玄が明かした衝撃の事実には、視聴者からも「噓でしょ…」「令児のお母さんと玄のお父さんって…複雑すぎるだろ…」「どうなってるんだこの町は」など困惑する声が続々。

さらに令児をパシリに使っていた玄が見せた優しさには「どういうこと？」「玄くんが良い人なのか悪い人なのかわからない」「これは玄の本心なの？」などのコメントも寄せられていた。（modelpress編集部）

情報：MBS