(上段左から)松坂桃李、佐藤健、福士蒼汰(下段左から)山田裕貴、高橋文哉、竜星涼(C)モデルプレス

【1月16日はヒーローの日】佐藤健・松坂桃李・山田裕貴・高橋文哉…2023年冬ドラマを彩る“特撮出身俳優”たち

2023.01.16 07:00

2023年冬ドラマが次々とスタートダッシュを切り、豪華キャストや多種多様のストーリーで早くも話題沸騰中。今回モデルプレスでは、1月16日の「ヒーローの日」にちなみ、冬ドラマを彩るテレビ朝日系特撮ドラマ出身の“特撮出身俳優”を厳選して紹介する。

  

「100万回 言えばよかった」佐藤健

佐藤健(C)モデルプレス
平成仮面ライダーシリーズ第8作となる「仮面ライダー電王」(2007年~2008年)の主演を務めた佐藤健。野上良太郎(佐藤)が仮面ライダー電王に変身し、さまざまなイマジンを憑依させながら、歴史を改変するために未来からやってきた侵略者と戦い続けるといったストーリー。各形態ごとに能力や戦い方が変化するほか、口調も憑依したイマジンに依存したものになるため人格の切り替えを要求される難役を、連続ドラマ初主演ながら体当たりな演技と誠実な役作りで見事に好演。

佐藤健(C)モデルプレス
2018年公開の映画「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」で10年ぶりに良太郎としてカムバックした際、「『仮面ライダー電王』は僕にとってほぼゼロから全てを教えて頂いた僕の原点です」と発言していることからも彼にとって大きなターニングポイントとなったことは間違いないだろう。

そして今回、TBS系ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜よる10時~)では初の幽霊役に挑戦。数々のラブストーリーで視聴者を悶絶させてきた佐藤が、新境地を開拓する役柄でどんな化学反応を起こすのか目が離せない。

「ブラッシュアップライフ」松坂桃李

松坂桃李 (C)モデルプレス
松坂桃李は、日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」(毎週日曜よる10時30分~)で、主人公・近藤麻美(安藤サクラ)の元カレ・田邊勝役として出演。これまで幅広いキャラクターを演じ分け、日本アカデミー賞をはじめとする数々の歴史ある俳優賞を受賞してきた。そんな日本を代表する演技派俳優として名を切り刻む松坂のデビュー作となったのが「侍戦隊シンケンジャー」(2009年~2010年)だ。

松坂桃李 (C)モデルプレス
同作は、戦隊シリーズとしては初となる“侍”をモチーフとし、メンバーの中には明確な主従関係があるという異色の構成に。志葉丈瑠/シンケンレッド役として、明るくて熱血なイメージが強い“王道レッド”ではなく、不器用かつクールな役どころで新しいヒーロー像を確立した。

「大奥」福士蒼汰

福士蒼汰 (C)モデルプレス
福士蒼汰は、仮面ライダー生誕40周年記念作品となる「仮面ライダーフォーゼ」(2011年~2012年)でシリーズ史上初の学園ドラマに挑戦。リーゼントヘアなど昭和時代の不良を彷彿させる見た目とは裏腹に正義感が強く、情に脆い主人公・如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼを熱演した。

福士蒼汰(C)モデルプレス
「爽やか」という言葉がぴったり当てはまる彼は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)や少女漫画原作のラブストーリーなど、幾多の作品でお茶の間に親しまれてきた。そして今回出演する同局系総合ドラマ10「大奥」(毎週火曜よる10時~10時45分)の「3代・徳川家光×万里小路有功 編」では、“男女逆転大奥”という難しい題材に抜擢された。

「星降る夜に」千葉雄大

千葉雄大 (C)モデルプレス
17日スタートのテレビ朝日系ドラマ「星降る夜に」(毎週火曜よる9時~)でピュアな10歳差ラブを育んでいく主人公・鈴(吉高由里子)&一星(北村匠海)を傍で見守る一星の親友・佐藤春を演じる千葉雄大。戦隊シリーズ初の“天使”をモチーフにした「天装戦隊ゴセイジャー」(2011年~2012年)では、主演のアラタ / ゴセイレッド役として、俳優デビューを飾った。

千葉雄大 (C)モデルプレス
テレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」(2019年)やNHK総合ドラマ「いいね!光源氏くん」シリーズ(2020~2021年)など、幅のある役柄をこなし新境地を次々と開拓してきた千葉の繊細な表現や手話での芝居にも注目だ。

「女神の教室~リーガル青春白書~」「どうする家康」山田裕貴

山田裕貴(C)モデルプレス
フジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(毎週月曜よる9時~)で変わり者の“判例オタク”・藍井仁役として初回から異彩を放ち視聴者を驚かせた山田裕貴。「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011年~2012年)のジョー・ギブケン/ゴーカイブルー役として、彼もまた戦隊シリーズで芸能界入りを果たした。

山田裕貴(C)モデルプレス
スーパー戦隊シリーズ第35作目を記念した今作では、過去34作のスーパー戦隊とのクロスオーバーを最大の特徴とし、34戦隊が地球を守り続けて来たという世界観を設定。そのため登場するヒーローの数も膨大だったが、他のヒーローに負けず自身のキャラクターをフレッシュに演じた。「話題作に山田裕貴あり」と言っても過言ではないほど、出演が絶えない売れっ子ぶりは演技力の高さはもちろん、彼のヒーローのようなピュアな人柄と熱いハートがあるからこそ。NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜よる8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜よる6時~)にも出演し、キャリアを重ね続け進化を止めない姿に今後も期待がかかる。

「スタンドUPスタート」竜星涼

竜星涼 (C)モデルプレス
「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013年~2014年)で主演を務めた竜星涼。危険にも後先構わず突っ込んでいく大胆不敵かつユニークな性格とカリスマ性、チャレンジ精神で仲間たちを次第に惹きつけていくリーダー・桐生ダイゴ/キョウリュウレッドで視聴者を魅了した。

竜星涼 (C)モデルプレス
TBS系ドラマ「ごめんね青春!」(2014年)、「アンナチュラル」(2018年)、日本テレビ系ドラマ「同期のサクラ」(2019年)など数々の話題作に出演してきた竜星。2022年には連続テレビ小説「ちむどんどん」で徹底した“ダメ男”を見せ、演技力の高さを改めて証明した。18日よりスタートするフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」(毎週水曜よる10時~※初回15分拡大)では、同局の連続ドラマ初主演に。初の投資家役として挑む“人間再生ドラマ”をどのような演技で魅せるのか注目が集まる。

「女神の教室~リーガル青春白書~」高橋文哉

高橋文哉(C)モデルプレス
今最も旬な俳優・高橋文哉は「仮面ライダーゼロワン」(2019年~2020年)で主演に抜擢。飛電或人/仮面ライダーゼロワン/仮面ライダーゼロツー/仮面ライダーアークワンを演じ、“令和初の仮面ライダー”として新時代の幕を開けた。人間とAIロボ「ヒューマギア」の闘いと共存をテーマとし、仕事に対する夢や情熱を描いた今作は、時代に沿った背景と大人も楽しめるストーリーとして人気を獲得。

高橋文哉(C)モデルプレス
この作品で知名度を上昇させた高橋は、2022年4月期まで7クール連続でドラマに出演、そして1クール置いての出演となったTBS系ドラマ「君の花になる」(2022年)では、同作から誕生したボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)のセンターを務め上げ、これまで高橋を知らなかったアイドルファンなど新たな層にリーチ。幅広い役柄で数々の顔を見せてきた高橋が、山田とともに出演する「女神の教室~リーガル青春白書~」ではロースクールの好青年生徒・真中信太郎として爽やかな笑顔を振りまく一方、第1話からブラックな一面を覗かせ、視聴者に強い衝撃を与えた。二面性を感じさせるキャラクターをどのように演じていくのか、注目していきたい。

犬飼貴丈・小宮璃央…実力派俳優も勢ぞろい

犬飼貴丈 (C)モデルプレス
「仮面ライダービルド」(2017年~2018年)でドラマ初主演を務めた犬飼貴丈は、ABCテレビドラマ「ひともんちゃくなら喜んで!」(毎週日曜よる11時55分/テレビ朝日:毎週土曜深夜2時30分~)で矢作穂香とW主演でオフィス改革ラブコメを描く。TBS系ドラマ「-50㎏のシンデレラ」、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「ケイ×ヤクーあぶない相棒ー」、日本テレビ系日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」など2022年の作品だけでもヒーロー、戦国武将、刑事、ヤクザ…と多彩な役柄を演じている犬飼が、今作ではブラック企業の社長として新たな顔を見せる。

前田拳太郎 (C)モデルプレス
山田、高橋とともに「女神の教室~リーガル青春白書~」に出演している前田拳太郎は「仮面ライダーセイバー(増刊号)」(2021年)に引き続き「仮面ライダーリバイス」(同年~2022年)で五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ/仮面ライダージャックリバイス/仮面ライダーリバイス役として木村昴とW主演。「仮面ライダーになりたい」という幼少期の夢を叶えた後も、歩みを進めず成長し続ける。

村井良大 (C)モデルプレス
鶴嶋乃愛とMBSドラマ特区枠「あなたは私におとされたい」(毎週木曜深夜0時59分~/テレビ神奈川:毎週木曜よる11時~)でW主演を務める村井良大は、「仮面ライダーディケイド」(2009年)で小野寺ユウスケ/仮面ライダークウガを演じた。フジテレビ系ドラマ「教場」シリーズ(2020年、2021年)、TBS系ドラマ「インビジブル」(2022年)など話題作に出演するほか、舞台で主役を務めるなど、着実にキャリアを積む実力派俳優だ。

小宮璃央(C)モデルプレス
MBSドラマシャワー「永遠の昨日」(2022年)などの話題作で今注目度が最も高い俳優の1人・小宮璃央は、「魔進戦隊キラメイジャー」(2020年)がドラマ初出演作。加えて、主役の熱田充瑠/キラメイレッド役としてスーパー戦隊シリーズ歴代最年少主演を飾るという偉業を成し遂げた。今期主演を務めるABCテレビドラマ+「アカイリンゴ」(深夜0時25分~/22日スタート、テレビ神奈川:深夜2時30分~/27日スタート)は、“過激すぎてBANされた”性描写の問題作。話題を集めそうな作品と小宮の繊細な演技力で新たな快進撃を予感させる。

佐藤健 (C)モデルプレス
松坂桃李(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
若手俳優の登竜門として数々のスターを生み出してきた特撮テレビドラマ。アクションヒーロとして切り替わる瞬間など、求められることが多いからこそ、様々な学びがあるのかもしれない。また、その後の俳優陣の出演作や系統は全く異なり、己の道を切り拓く姿もデビュー間もない頃から応援しているファンにとって胸を熱くさせることだろう。2023年冬ドラマを彩る彼らの今後の活躍とともに、新たな“特撮出身俳優”にも注目していきたい。(modelpress編集部)
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