Q. 物価高で将来が不安。貯金はあるのに、外食も趣味も楽しめなくなりました【公認心理師がアドバイス】
【公認心理師からのアドバイス】貯金があっても物価高への不安から、過度な節約を続けている方はいませんか? 不安が強過ぎる場合に考えられる心理状態と、不安を和らげるための心の持ち方・考え方をご紹介します。(※画像:Shutterstock.com)
Q. 物価高で不安。貯金していても食費を切り詰め、趣味も楽しめません
Q. 「物価高で、将来が不安でたまりません。同世代に比べて貯金はあるほうだと思いますが、不安が強過ぎて毎日ギリギリまで食費を切り詰めています。お金を使うことに罪悪感があり、最近は趣味も楽しめなくなりました。ストレスがたまって、気持ちが沈んでいます。どうすればよいでしょうか?」
A. 「守る」だけでなく「自分を喜ばせる」お金の使い道を考えてみましょう
将来への不安から、支出を抑えてお金を守ろうとする姿勢は立派です。しかしあまりに自分を追い込み過ぎると、心が疲弊してしまいます。まずは、今の「不安の正体」を整理することから始めましょう。
客観的に見て一定の資産があるにもかかわらず、「お金が全くない」「破産する」と思い込んでしまう状態は、心理学的に「貧困妄想」と呼ばれることがあります。これは真面目で責任感の強い方が、将来への過度な不安から陥りやすい心理状態です。今の生活で食費を極限まで削り、楽しみを一切排除してしまうのは、心身の健康という大切な資産を削っていることにもなりかねません。
お金の不安は過剰なストレスが原因となることも多いので、まずはゆっくり休んで自分を労わりましょう。不安が強すぎる場合には心の専門医を受診すること、カウンセリング受けることをおすすめします。不安を和らげる薬を処方してもらうと、あれほどこだわっていたお金への不安が軽くなるでしょう。カウンセリングを受けると、まず気持ちが落ち着き、現実離れしていた自分の思考を合理的に捉え直すことができます。
それほど強い不安でなければ、以下のような考え方を取り入れてみるとよいでしょう。
・「使うための予算」をあえて決める:毎月一定額を「自由に使う枠」として設定し、その範囲内では罪悪感なく使う練習をしましょう
・メリハリをつけた節約:全てを切り詰めるのではなく、譲れないこだわりにはお金をかけ、それ以外を絞るという「選択と集中」が大切です
・自分を喜ばせる投資:趣味や息抜きは、明日への活力を生むための必要な投資だと捉え直してみてください
お金を「守る」能力はすでに備わっています。これからは、自分や家族を「喜ばせる」ためにお金を使うという視点を少しずつ持つことで、不安との付き合い方が変わっていくのではないでしょうか。ぜひできることから始めてみてください。
公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持つメンタルケア・コンサルタント。ストレスマネジメントやメンタルケアに関する著書・監修多数。カウンセラー、コラムニスト、セミナー講師として活動しながら、現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法について幅広く情報発信を行っている。
執筆者:大美賀 直子(公認心理師)
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